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(短編集)

満願



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【この小説が収録されている参考書籍】
満願
満願 (新潮文庫)

満願の評価: 3.82/5点 レビュー 329件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.82pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全221件 81~100 5/12ページ
No.141:
(5pt)

全て 面白い。

テレビで見て
原作を読みたいと
思いました
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No.140:
(5pt)

一番守りたいものとは

本当に欲しいものを得ようとしたり守りたいものを守ろうとするとき、常識以外の方法を取ると、こんな風になってしまうのかも。
何が幸せで何が正解かはさておいて、自分にとって一番重要なものを強く意識していると、行動も変わるのだと思う。

中身のぎっしり詰まった短編集。
通勤や移動のお供に。最高にもやもやしてください!
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No.139:
(4pt)

粒ぞろいの素晴らしい短編集

短編を書くのがとても上手な作家さんだと思います。

『儚い羊たちの祝宴 』が見事な短編集だったので期待して読みました。
"祝宴"ではフフッと笑ってしまうような独特の読後感がありました。"満願"では途中まではそのようなユーモア性を感じなかったんですが、5番目の「関守」で、あの独特のブラックユーモアが炸裂しました。楽しかったです!

それぞれの作品が、趣の異なる雰囲気なのも面白いところだと思います。
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No.138:
(5pt)

趣向の凝った上質の推理短編集

いずれの短編もやや幻想的な推理小説。どこかで読んだような既読感がない、独創的な設定のものばかりで、著者の想像力の豊かさには驚かされました。人間や人生の機微にも触れた上質の作品群に感じました。
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No.137:
(5pt)

関守が個人的には好き

願えば願うほどに、他者から見れば狂気のように歪んでいく末路だが、その当人は純粋にその願いを研ぎ澄ませていく。
どれも、ただただささやかな願いだったのだろう。
本来であれば、叶えようとも思わない些細な願い。

面白いのは間違いないです。
だんだんとこちらの心情をドロドロと黒く侵食していく感覚がとても良いです。

ただ、一つ忘れられない。
関守のお話。
ホラーのような語り口が好みでした。
彼女の目が笑ってる姿が、心の中に張り付いて、忘れられそうにないです。
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No.136:
(5pt)

NHKのドラマで触発されて

NHKで先日放送されたドラマに触発されて購入しました。知らない作家さんだったので、面白さに感動しました。特に『夜警』は秀逸だと思います。短編で読み易いしお勧めです。
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No.135:
(5pt)

不気味な雰囲気に入り込む

始めて、著者の作品を、読んだが、なかなか、雰囲気が面白い、サスペンスを、書く、短編どれも、おもしろいが、特に、やはり、表h題作の、満願が、面白い。
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No.134:
(5pt)

完璧な短編集

NHKのドラマで3年ぶりに再読。
最近の低レベレの三流このミスと比較すると、抑制的な文体で、緊張感ある完璧な短編集だと感じた。3年前は全く感じなかったけど、この作家、若いが、腕利きの名手だ。
夜の夜長に超お薦め。
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No.133:
(5pt)

柘榴だけで星5つ

本書は、「そのうち読むつもり」だった。
もしドラマ化が無かったら、数多の「そのうち読むつもり」と同様に読まずじまいだったと思う。
原作&映像。
当方、このパターンにすこぶる弱い。
原作で物語を純粋に楽しむ。
そして配役含め、映像に思いを馳せる。
満を持して映像を楽しむ。
当方同様の方、多いのではないだろうか。

余談はさておき、とにかく柘榴が図抜けている。
他が駄作でも(もちろん駄作ではないが)、柘榴だけで星5つ。
推察だが今回ドラマ化にあたり3篇選ばれたが、柘榴は最初に外されたのではないか。
NHKで放送するには、あまりにエッジが効きすぎている。

ちなみに村田沙耶香著のベストセラー「コンビニ人間」も、映像化されない。
これも毛色は違うがエッジが効いており、大人の事情で映像化されづらい作品だろう。
映像化を期待する気持ちとは裏腹に、読むことでしか味わえない世界が存在するのも
何だかうれしいものだ。

最後に、本書のタイトルにもなっている満願に出て来る「賛の墨痕が雄壮闊達」が
妙に気になった。
街で無作為に20歳以上の100人にインタヴューし、「賛の墨痕が雄壮闊達」の意味を
説明してくださいとお願いしたら、いったい何人が正確に答えられるのだろうか。
当方アホなので、ここで読むのを一旦やめて調べてしまった。

ちなみに、自画自賛の賛はここから来ているらしい。
これを誰かにどや顔で説明したら、「おまえは武田鉄矢かっ!」と突っ込まれるのがオチ
なので止めましょう。
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No.132:
(4pt)

見た目の数以上の物語がそこに

全六篇,連作ではない短編集なのですが,どれも人の悪意や愚行,過ちなどを覗かせ,
その末に待つ絡みつくようなイヤな読後感に,苦々しきも引き込まれるのが印象的です.
ただ,それらは彼らにとっては紛れもない願いであり,信念であり,守るべきものであり,
正しいとは何なのか,合間合間の何気ないやり取りも含め,鈍い痛みが胸の奥をえぐります.

それでいて,ミステリの要素が全てを締めくくる様子には,心地の良さを覚えるほどで,
表立った謎や,それを解こうとする作風とは異なるのですが,小さな点をいくつも繋いで,
思いも寄らない姿を浮かび上がらせる各話の終盤には,驚き,そしてやるせなさを覚えます.

また,彼らに抱く様々な思いは,少し見方を変えればぐるりとひっくり返りそうでもあり,
最初に抱く感情とはまた違う,六つという見た目以上の物語がそこにあるように映りました.
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No.131:
(4pt)

良く出来た短編集だけれど

2014年のミステリーベストテンで、見事第一位を獲得した短編集です。

確かに面白いのですが、所詮は短編の寄せ集め。それぞれのエピソードに関連はありません。

第一位の作品がそんなんでいいのかなあと。長編だけに限って欲しいというのが、個人的な希望です。
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No.130:
(4pt)

世にも奇妙な物語のような、奇妙な手触りの掌編たち

登場人物たちの捩じくれた心理と優れたプロットの組み立て。著者の語りは名手と言って良い。
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No.129:
(5pt)

後味が悪い!面白い!なんだこれ!?

帯のコピーは以下のとおり。
「磨かれた文体、完璧な技巧。至高のエンターテイメント!」

……前二つはその通りだけど、これを「至高のエンターテイメント」とは、
ずいぶん皮肉が利いているじゃあありませんか新潮社さん。

もうね、後味が悪い話ばっかり。
ミステリだから謎は解けるんだけど、解けても解けなくてもどっちでもいい、
何なら解けないほうがよかったよ、と思うような後味の悪さ。
そんなのが、「至高のエンターテイメント」?w

ところが。これが面白いんである。クセになっちゃうのである。
しかも変わり者だけが楽しめるわけじゃなく、「驚異の3冠」なのである。
みんなが、こういう話を好きなのである。。。理由はわからないけどスゴイ。なんだこれ。
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No.128:
(4pt)

万灯、バングラデシュを舞台にした凄まじいストーリー。

万灯、一般に知られてないバングラデシュを舞台とした驚くほどアクティブな作品、
バングラデシュに赴任した商社マンは、困難なミッションを苦労しながらも次第に成果を見いだす。現地独特の風習や伝統に悩まさながら。
そうした中で仲間に犠牲者も出て、次第に極限状態に追い込まれる主人公はミッション達成のため、倫理観の枠を外してしまう企業戦士は、正気を失っていく、
そして、辛うじて正気を保って、仕事を辞した人間がそうした秘密を漏らす危険性に気づいた後の行動が凄まじい。
トム・クルーズのスパイ映画のような展開に唖然。

まあ、この一編だけでもこの本買う価値あると思いました。
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No.127:
(4pt)

ラスト1ページが素晴らしい!

6つの作品からなる短編集。どの作品もラスト1ページで、アッと言ってしまう。

面白かった順に並べるならば、以下の通り。
1.関守。ほぼホラー小説なのだが、本当にゾッとする。
2.万東。最初のプロットからこのオチは思いつかなかった。切ない企業戦士の話。
3.満願。「酒に強いのも不幸だが、女房が立派なのはなお悪い」この言葉に尽きる。
4.夜警。天命が下ったと言っても過言ではない。
5.死人宿。結局、目先のことに囚われすぎて、本質が見えていなかったと言いたいのだろうか。
6.柘榴。この思いは理解できなかった。
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No.126:
(4pt)

まぁまぁ、、、でも繰り返し読みたいものではない。

ここの評判がよかったのと、賞をとっているということで期待して購入。

「夜警」と「万灯」はおもしろかった。伏線がきいてたし、最後にはっとさせられた。

それ以外は期待外れだったかなー。でも文章は読みやすいし、構成もしっかり練られてるから、退屈ではない。
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No.125:
(4pt)

おもしろかった

この作家さんの本は初めてでしたが短編で飽きずに面白く読めました。すこしドロドロ感がきつい短編も。汗。
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No.124:
(4pt)

それぞれに味がある

短編集というと、面白いが物足りないと常に思うことが多いのですが、これは中々の読み応えでした。
中では死人宿と関守が好きですが、他も味があり外れがない作品集です。
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No.123:
(4pt)

ジャケ買い

短編ミステリー6本から構成されている本書。総じて言えることは「他人の心は分からない」だと思います。えっ!!そこ?!という、心理的どんでん返しが、6本全てで楽しめます。
個人的には当初、タイトルの「満願」の本来の意味が分からず、漢字からして「怖い」と思い、その怖さを払しょくするためにジャケ買いした一冊でした。
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No.122:
(4pt)

いわゆる奇妙な味のミステリというべきか

米澤穂信の短編集である。山本周五郎賞受賞との帯紙の文庫装丁がめだっている。

米澤というと、どうしても青春ミステリのイメージが強いのだが、これは全く違う雰囲気の作品である。いわゆる奇妙な味のミステリというべきか、微妙な感じの読後感がずっしりと残るというものである。

全部で6編、それぞれが違う味付け。個人的な好みは冒頭「夜警」、怪しい怪しいと思って読んでいるとやっぱり大変怪しいことになり…という話。そして「万燈」。タイトルの納得感はともかくとして、微妙にコミカルなストーリがどういうミステリになるのかと思って読んでいると、これがどんどんと闇の世界に堕ちていき、そしてそして…という恐ろしい話なのである。そして表題作「満願」。昭和か大正かという雰囲気をかもす書生さん小説風の物語が進んでいくのだが、最後の最後であっと驚く思惑が…というもの。

どれもなかなか読ませます。楽しめました。
満願 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:満願 (新潮文庫)より
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