ハピネス

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評判

ハピネスの評価:

3.45/5点 レビュー 128件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.45pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全251件 41〜60 3/13ページ
No.211
(3pt)

人間関係のイヤさ。

桐野夏生さんの本です。
タワマンに住むママ友の話ですね。
主人公は賃貸のタワマンに住む有紗だが、ママ友たちが、自分をハブっているのでは、という思いがある。でも、ママ友たちは切れない。
この有紗、実は夫がアメリカに行ったままになっていて、夫婦の危機でもある。
しかし、ママ友たちにそのことを相談できるはずもなく、子どもの花奈も、ちょっと情緒不安定なところもあったりする。
そういう感じで、ママ友たちとの、濃密な人間関係での苦しみみたいなのが語られていきます。
キツそうですよね。
こういう、人間関係の微妙なマウンティングだの、そういうのを書かせたら、桐野夏生はキレキレですね。
次から次へと事件がおこり、飽きずに読んでしまいました。

こういう悩み(人間関係の悩み)で、本気で悩んでいる人は、たぶん、もっと悩んでしまうので、おすすめできませんが、
野次馬的に、ママ友たちの確執だのを楽しむ人には、楽しく読めると思います。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.210
(5pt)

素晴らしい作品です。

素晴らしい構成力がある作品と感じました。背伸びして精一杯の有紗、余裕のいぶママ。美雨ママに真恋ママ芽玖ママ。実在するであろう登場人物がさもありなんという行動をとって、自然にストーリーが流れています。
現代のママの姿を見事に表現してくれて見事な作品ですね。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.209
(5pt)

ロマンスと打算の中空

タワマン居住という一つの成功譚を達成した女たちの次なるターゲットは、有名幼稚園という定型らしいが、主人公3人がそれぞれにその幸福そうな定型からスピンオウトしていく。その様が、生々しく、桐野流疾走感で痛快。痛みを伴って、喪失するものがあり、その一方で達成されるものがある。特に会話部分は、見事なぶっとび感で、会話の一言で、驚くような真実、いわくこの人の書くものは「人生劇場」です。しかも、それぞれの人々の心に沿った「劇場」になっていて、終わり方が温かい。大好きな作家です。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.208
(5pt)

ロマンスと打算の中空

タワマン居住という一つの成功譚を達成した女たちの次なるターゲットは、有名幼稚園という定型らしいが、主人公3人がそれぞれにその幸福そうな定型からスピンオウトしていく。その様が、生々しく、桐野流疾走感で痛快。痛みを伴って、喪失するものがあり、その一方で達成されるものがある。特に会話部分は、見事なぶっとび感で、会話の一言で、驚くような真実、いわくこの人の書くものは「人生劇場」です。しかも、それぞれの人々の心に沿った「劇場」になっていて、終わり方が温かい。大好きな作家です。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.207
(5pt)

主人公に共感できた

面白い作品でした。主人公の心理描写が丁寧で引き込まれて一気に読みました。都心のタワーマンションに住む子育て世代の女性は共感できる点があると思います。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.206
(4pt)

読後感よし!

彼女の小説からはしばらく遠ざかっていた。
たぶん『残虐記』の後あたりからだと思う。
毎回買うのだが、どうも気が進まなくて積読になっていた。

ミロシリーズが、『灰の眠り水の夢』の頃とは大きく隔たって、見るに堪えない展開になって行ったからかもしれない。

だから『東京島』とか『ナニカアル』とか、買ってあるのだけれど手が伸びないで来た。

久しぶりに読んでみようかなと思ったのは、なぜだかよくわからない。
店頭で手に取ってみて、なぜかそんな気持ちになった。

読んだ感想は、これが良いのである。
あのミロシリーズの最後の頃の後味の悪さがない。
タワーマンション族の女性(お受験ママ)たちの心理には辟易とするのだけれども、ストーリーに救いがあって一気に一日で読んでしまった。

おかげで原稿はまったく手つかずなので、ひと眠りして夜中にやるしかない。

でも、これを読んで積読も読んでみようかと思った。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.205
(5pt)

主人公に共感できた

面白い作品でした。主人公の心理描写が丁寧で引き込まれて一気に読みました。都心のタワーマンションに住む子育て世代の女性は共感できる点があると思います。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.204
(4pt)

読後感よし!

彼女の小説からはしばらく遠ざかっていた。
たぶん『残虐記』の後あたりからだと思う。
毎回買うのだが、どうも気が進まなくて積読になっていた。

ミロシリーズが、『灰の眠り水の夢』の頃とは大きく隔たって、見るに堪えない展開になって行ったからかもしれない。

だから『東京島』とか『ナニカアル』とか、買ってあるのだけれど手が伸びないで来た。

久しぶりに読んでみようかなと思ったのは、なぜだかよくわからない。
店頭で手に取ってみて、なぜかそんな気持ちになった。

読んだ感想は、これが良いのである。
あのミロシリーズの最後の頃の後味の悪さがない。
タワーマンション族の女性(お受験ママ)たちの心理には辟易とするのだけれども、ストーリーに救いがあって一気に一日で読んでしまった。

おかげで原稿はまったく手つかずなので、ひと眠りして夜中にやるしかない。

でも、これを読んで積読も読んでみようかと思った。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.203
(4pt)

やはり最後はそうきたか

タワマンに住むママ友達を巡る話と聞いて、正直腰が引けていた。読んでみると、やはり桐野特有の終わり方である。
不運に押され気味の主人公に対し、反対軸の立場にある者が、ある時は華やかに、ある時は強靭に対峙してくる。それが最後には立場が反対になり、読者は軽いカタルシスを感じることが出来る。勿論、最後まで引っ張ってゆくのが桐野の筆力であり、そこにこそ魅力がある。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.202
(4pt)

やはり最後はそうきたか

タワマンに住むママ友達を巡る話と聞いて、正直腰が引けていた。読んでみると、やはり桐野特有の終わり方である。
不運に押され気味の主人公に対し、反対軸の立場にある者が、ある時は華やかに、ある時は強靭に対峙してくる。それが最後には立場が反対になり、読者は軽いカタルシスを感じることが出来る。勿論、最後まで引っ張ってゆくのが桐野の筆力であり、そこにこそ魅力がある。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.201
(3pt)

?からのスタートだったが

主人公(有紗)の最初の印象と途中からの印象が全く違うのに、
その変化を説明できる事由が見当たらず困惑しました。
程度の差はあるが、出てくる人全員の人物像が何となく中途半端
というかはっきりしません。

そして物語も終盤に差し掛かってはっとしました。
わざとこうしているのではないか、と。

他の方のレビューにある通り、もちろん桐野さんには他に
比べ物にならないくらい良い本が沢山あるとは思います。

けれど、これはこれでいいのでは、と最後には感じさせて
しまうのが桐野さんのすごいところです。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.200
(3pt)

?からのスタートだったが

主人公(有紗)の最初の印象と途中からの印象が全く違うのに、
その変化を説明できる事由が見当たらず困惑しました。
程度の差はあるが、出てくる人全員の人物像が何となく中途半端
というかはっきりしません。

そして物語も終盤に差し掛かってはっとしました。
わざとこうしているのではないか、と。

他の方のレビューにある通り、もちろん桐野さんには他に
比べ物にならないくらい良い本が沢山あるとは思います。

けれど、これはこれでいいのでは、と最後には感じさせて
しまうのが桐野さんのすごいところです。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.199
(5pt)

あの桐野夏生とあのvery

あの「桐野夏生」があの雑誌「very」に連載した小説ということで興味をもって手に取りました。いつもの桐野夏生節でばっさりといったら雑誌読者の価値観と真っ向対立となるのではと戦々恐々としながら読み始めたのですが、いい意味で裏切られました。多分にご都合主義のところはあるとは思いますが、タイトルにあるようにこの小説の本当のテーマというか、最初にむけられた読者と、作家がずっと抱え続けている問題意識の絶妙なバランスをとった形になったのではないかと感じました。桐野夏生の職業作家としてのうまさに唸らせた一冊でした。桐野夏生に腰が引けるひとにも読みやすい作品ではないでしょうか。ただ、女性雑誌の連載ということでブランド名等にこめられたメッセージを読み解くことに興味がない人にはつまらないかもしれません。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.198
(5pt)

あの桐野夏生とあのvery

あの「桐野夏生」があの雑誌「very」に連載した小説ということで興味をもって手に取りました。いつもの桐野夏生節でばっさりといったら雑誌読者の価値観と真っ向対立となるのではと戦々恐々としながら読み始めたのですが、いい意味で裏切られました。多分にご都合主義のところはあるとは思いますが、タイトルにあるようにこの小説の本当のテーマというか、最初にむけられた読者と、作家がずっと抱え続けている問題意識の絶妙なバランスをとった形になったのではないかと感じました。桐野夏生の職業作家としてのうまさに唸らせた一冊でした。桐野夏生に腰が引けるひとにも読みやすい作品ではないでしょうか。ただ、女性雑誌の連載ということでブランド名等にこめられたメッセージを読み解くことに興味がない人にはつまらないかもしれません。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.197
(1pt)

これまでの桐野夏生ではない

ミステリーではなくても桐野夏生だからと期待して読んでみたものの、これはいただけない。
ストーリーも登場人物も薄っぺらい印象で、雑誌連載時から話題となる理由がわからない。
続編まで出ているので、新たな読者層を得たのでしょうが、これ以降の桐野夏生作品を読もうとは思いません。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.196
(1pt)

これまでの桐野夏生ではない

ミステリーではなくても桐野夏生だからと期待して読んでみたものの、これはいただけない。
ストーリーも登場人物も薄っぺらい印象で、雑誌連載時から話題となる理由がわからない。
続編まで出ているので、新たな読者層を得たのでしょうが、これ以降の桐野夏生作品を読もうとは思いません。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.195
(1pt)

主人公にイラつきます。

登場人物の心の描写がいまいちであり、だいぶ薄い話しでした。
主人公の有紗ちゃまは夫との関係で自分は被害者と思い、自身の虚栄心をみたすために、義父母からも仕送りをもらいながらタワマンに住み、自身は無職で有名幼稚園を受験させたいと夢見る乙女ちゃん…
この理解不能な主人公にとにかく、イラつきます。
不倫中のお友達の洋子さまも、最初から最後まで脳内お花畑状態…
もう少し深く切り込んだ内容を期待していましたが、イマイチでした。
続編のロンリネスがもう少し深堀りされているのかな?ロンリネスに期待したいです。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.194
(4pt)

暗い未来も予感させる結末が桐野夏生らしい

桐野夏生らしくない、林真理子的な題材。
そんなレビューも多く、たしかに林真理子版も読んでみたいなと思いました。
そして、桐生さんにしては惜しい作品だなと感じたのは事実です。
描かれている世界のスケールに対してではありません。
「迷っている」など、セリフの言い回しに不自然さがあることや、各登場人物の人間性がややとっちらかっており、それがリアルさの描写なのか描ききれていないのかわからないことなどです。
例えば「いぶママ」は、もっと魅力的に描いてくれてもよかったな、と。

ですが、ぐいぐい読ませる筆力はさすがですし、時間とお金を返せとは全く思いません。
そして、桐野夏生らしさもありました。

【以下、ネタバレを含みます】
 
 

前向きにやり直すことを決意したとはいえ分不相応な家賃のタワマンを出ない主人公の甘さ、エレベーターでときおり会う階下の男性とこの先なにかありそうな気配といった不穏さのあるハッピーエンドは、桐野夏生ならではだと思います。
また、下町育ちで格下扱いの洋子が実は経済的にはいちばん裕福であるらしいという設定も、林真理子ではありえない、もしくは全面に押し出してくるところではないでしょうか(時計や靴だけはハンパなく高いとか、いぶパパは洋子の財産狙いだとか)。
ハピネス (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: ハピネス (光文社文庫)より
433477234X
No.193
(1pt)

主人公にイラつきます。

登場人物の心の描写がいまいちであり、だいぶ薄い話しでした。
主人公の有紗ちゃまは夫との関係で自分は被害者と思い、自身の虚栄心をみたすために、義父母からも仕送りをもらいながらタワマンに住み、自身は無職で有名幼稚園を受験させたいと夢見る乙女ちゃん…
この理解不能な主人公にとにかく、イラつきます。
不倫中のお友達の洋子さまも、最初から最後まで脳内お花畑状態…
もう少し深く切り込んだ内容を期待していましたが、イマイチでした。
続編のロンリネスがもう少し深堀りされているのかな?ロンリネスに期待したいです。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692
No.192
(4pt)

暗い未来も予感させる結末が桐野夏生らしい

桐野夏生らしくない、林真理子的な題材。
そんなレビューも多く、たしかに林真理子版も読んでみたいなと思いました。
そして、桐生さんにしては惜しい作品だなと感じたのは事実です。
描かれている世界のスケールに対してではありません。
「迷っている」など、セリフの言い回しに不自然さがあることや、各登場人物の人間性がややとっちらかっており、それがリアルさの描写なのか描ききれていないのかわからないことなどです。
例えば「いぶママ」は、もっと魅力的に描いてくれてもよかったな、と。

ですが、ぐいぐい読ませる筆力はさすがですし、時間とお金を返せとは全く思いません。
そして、桐野夏生らしさもありました。

【以下、ネタバレを含みます】
 
 

前向きにやり直すことを決意したとはいえ分不相応な家賃のタワマンを出ない主人公の甘さ、エレベーターでときおり会う階下の男性とこの先なにかありそうな気配といった不穏さのあるハッピーエンドは、桐野夏生ならではだと思います。
また、下町育ちで格下扱いの洋子が実は経済的にはいちばん裕福であるらしいという設定も、林真理子ではありえない、もしくは全面に押し出してくるところではないでしょうか(時計や靴だけはハンパなく高いとか、いぶパパは洋子の財産狙いだとか)。
ハピネス Amazon書評・レビュー: ハピネスより
4334928692