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絶対城先輩の妖怪学講座
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絶対城先輩の妖怪学講座の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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せっかく妖怪学として、面白いのに礼音の先輩に対する恋愛感情の表現が邪魔です。 男女を主役にしている以上、恋愛に発展するのは目に見えてたんですが、早すぎだし、ウザイです。 | ||||
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うまく言葉が見つからない。的をしぼっていないのと、周囲との会話が苦手だった。 | ||||
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妖怪で小説といえば大家がいるわけで、そちらから流れてくるととても中途半端に感じる。深みがないというか……。文章もいまいち。「~な先輩である」みたいな言い回しが多くて目立つし、心理描写と地の文が混ざってもいる。それから、キャラクターが「変人」に描かれているけど、それが「無理矢理」のように思えて、そこにも違和感を感じる。 | ||||
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もう少し合気道に活躍してほしかった気も…。 まぁ、2巻に進みます。 | ||||
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お話は最近よく見る妖怪とのほっこり、じんわり系でなかったので(それはそれで好きなのですが)新鮮でおもしろかったです。 ただ前でどなたかも言ってらっしゃる様にヒロインの「わたし」がすごく気になりました。そんなに主張しなくても、、、ってくらい「わたし」のオンパレードです(笑) 続刊も気になるところですがそこが気になりなかなか手が出ません。 | ||||
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思いっきり妖怪が出てくるのを期待して買ったので、拍子抜けというか残念で、1冊まだ全部読み切れていません。 | ||||
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内容は面白いんです。キャラクターも好きです。 唯一どうしても読みにくかったのは、「あたしは〜した」「あたしを〜た」とあたし、あたしを連発すること。 礼音の一人称で語られているのだからなくてもわかります。 翻訳が下手くそな海外小説みたいです。 | ||||
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久し振りのワクワク感があってとても良かった!絶対城先輩、ユーレイさん枡さんいいキャラ | ||||
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『詭弁学派、四ツ谷先輩の怪談。』とキャラとか設定とかいろいろ似ていてデジャブを感じる。 | ||||
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他の方が言われているように、 確かに作者の妖怪に対する知識、解釈等にはなるほどと思う部分が多々あります。 構成としてはオーソドックスなイケメン無口な探偵肌の主人公にハブられ気質な女子大生のコンビ+αという形になります。少々辟易してきた組み合わせではありますが、このレーベルの他の作者の方の作品も似たようなものが多々あるので取り立ててマイナスにする必要はないでしょう。 個人的に違和感を感じたのは主に最終章。 これも他の方が指摘されてる通りですが、とても駆け足でバタバタしています。 この巻だけで完結させるように頑張ったのでしょうが、 ここは出す出さないは別として次巻へ繋げるような曖昧な部分は多少なりとも残して余韻を楽しませるように演出してもよかったのではないのかなと思います。(あと、正直少しこじつけが過ぎる部分があるなと・・・せっかく現実に即して作っていたのに最後はこれじゃ完全にファンタジーだよと突っ込まざるを得ないです・・・私の勝手な思い込みですが) 嫌いではないですが、私は最後に興ざめしてしまったので☆3とさせて頂きます。 | ||||
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妖怪博士な先輩と女子っぽくない女子大生のエセ妖怪事件簿、楽しんで読めました。 どことなく別先生の百鬼夜行シリーズの主人公を彷彿とさせる妖怪語りでしたが、 こちらはかなりライトな雰囲気で、「妖怪」という単語が想起させるような 非現実感や暗々しさは一切ありません。 私は妖怪にはそんなに興味が無かったので、語り部分はだいたい流し読みしてたのですが、 最後の方のぬらりひょんの辺りは結構引きこまれて読んでました。 あれくらい荒唐無稽な方が、予備知識なしの読者としては楽しめる気がします。 ユーレイちゃんは女子っぽくない見た目&性格なのに、内面は割と恋愛脳でした(笑) これまでそういうことが無かった分、大学では…!という心づもりらしいですが、 本気でそう思うならまず服装を見直すべきだと思う。 絶対城先輩とのやり取りは好きですが、妖怪語りの部分とかはちょっと単調に感じました。 恋愛脳のおかげかほんのりニヤニヤできるシーンもあるようなないような。 絶対城先輩は普通に無愛想なツンデレで好みでした。 先輩の商売に関しては、最初はちょっともやっとしましたが、 お金目当てじゃないってことなので、必要経費だけのことと思えば納得できるかな。 キャラが気に入った身としては今後の展開が大いに気になるので、続巻希望です。 次巻があれば、イラストでお出かけ時の先輩のビジュアルが見たいです。 | ||||
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まつろわぬ弱者への眼差しを持つ衒学百物語。 『妖怪とは、その背後に連綿と続く歴史を抱え、実在と認識の間に立ち上るもの。素人が付け焼刃の知識ででっちあげると、必ずボロが出る』 このセリフを痛快に感じる衒学趣味の読者向け。逆にほのぼの妖怪ストーリーに癒されようと手に取ったら合わないだろう。 サプライズにしようとしている部分の多い作りなので、ジャンルを概説するだけでも興を削ぎそうだ。 以下まとめて【ネタばれ注意】。 前半は、事件の相談に対し、深い文献知識を駆使して妖怪のしわざと唱え、現実的な真相を表沙汰にしないまま関係者を納得させて収めてしまう二重解決ものである。巷説百物語に近い。 一方後半は怪異ありで、現実的な推理小説として読んでくると放り出しそうになる。カーじゃあるまいし。が、実はごく序盤から伏線が明々白々に示されていて、これはこれで筋が通る。 このように前半後半で毛色が異なるが、一貫して見られるのは、まつろわぬ弱者への愛。踏み散らされる弱い立場の味方をする旗幟が鮮明だ。そもそも妖怪とは、正史に残れなかった神や民が形を変えて語り継がれた存在。支配に組み敷かれた弱い者を見落とさない眼差しが元々ある。 記紀の神話化された記述から読み解ける迫害の話が置かれることで、後半の事件が妙なリアリティを持って立ち上がる。あとがきで念押しされる通り牽強で作られたフィクションだが、空想の産物と読み流すのでは不十分。従わない民を妖怪扱いして滅ぼした実際の古代史を下敷きに、近現代の事件へ語り換えてみせているのだ。多数派が平気で少数派を踏み潰すと、いや、平気ではない善人だからこそ良心と折り合いつけるために「あいつらは潰していい」と見なす思考回路を開発すると指摘する、人間のさがを衝いた話だ。 これは何も強引な読みではなく、ある章の犯人の扱いを見るに、多分に意識的に描き込まれている。絶対城が妖怪のせいにして事を収めるのは、妖怪譚を流布しつつ依頼料と口止め料を両取りするためと露悪的に表明されるが、それだけではない。真相が明らかになれば適切な裁きを上回った弾圧を免れない、立場の弱い者を守る手段だ。 強者の横暴を静かに告発する仕置ミステリ。世間や政治の空気がかなり乱暴になっている今こそ、読まれてほしい。 | ||||
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電撃文庫の方では結構な数の本を出しておられる作者だと言う事ですが、手を出すのは今回が初めてです 物語は地方都市に存在する私立の総合大学・東勢大学に田舎から出てきた少女・湯ノ山礼音がインチキ除霊術の お先棒を担がされる所から始まります。彼女に指示を出していたのは文学部四号館四階四十四番資料室に根城を構える 黒ネクタイに黒羽織という異装の怪人・絶対城。何故彼女は嫌々ながらも絶対城の手伝いをしているのか… 電撃文庫で10冊以上続いたシリーズを完結させた中堅クラスの作家さんだけあって文章自体はほぼ完成されてます 少なくとも読んでいてストレスを感じるような部分は無かったかと。ただし、ノリの方は完全にラノベ調というか 電撃文庫そのままなのでメディアワークス文庫にもう少し別のノリを求める方にとっては好みが分かれるかな? 妖怪学という独自の学問を究めんと大学に根城を構えつつ、オカルトを騙って不埒な行いをしようとする連中や 勝手に怯えている阿呆には異様なまでに豊富なオカルトの知識で痛い目に遭わせたり小銭を巻き上げる一方で そこに自分なりの学者・研究者としての美学と矜持を反映させる絶対城のキャラクターは中々面白かった 絶対城に助けられた事でユーレイと仇名を付けられた上、文句を言いながらも手伝わされる礼音も可愛い この辺りのキャラクターの立て方も書き慣れている、という印象を受けました その一方で短編を中心にした構成はもう少し工夫が欲しかった。特に最終章が恐ろしく掛け足というかドタバタ感が酷い 確かに伏線の放り投げは頂けないが、回収すれば良いと言う物でもないかと。「根暗出垂」の正体とぬらりひょんの関係は 良く考えたものだと感心するが、その他の伏線や設定も一気にガチャガチャと明かしてしまうので乱暴な印象を受けた 特に絶対城の過去や織田の正体まで明かす必要があったんだろうか? 細かい不満は多少残ったが、文章はこなれているしキャラクターも立っているのでエンターテイメント作品として 楽しめるだけのポテンシャルは持っている作品。妖怪に関する蘊蓄や独自解釈を楽しみたいと言う方にはお薦めできます | ||||
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内容はありがちな、依頼人の悩みを解決する、というもの。 しかし、作者の妖怪についての知識量はかなりのものであり、それを活かした設定は突飛でも無理の無いように組み立てられている。 伏線もうまく張られており、引き込まれるような文章で読みやすい。 妖怪好き、または作者の峰守ひろかず先生の作品、特に『ほうかご百物語』が好きな方にはぜひとも読んでいただきたい作品だ。 | ||||
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