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絶対城先輩の妖怪学講座
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絶対城先輩の妖怪学講座の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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もう少し合気道に活躍してほしかった気も…。 まぁ、2巻に進みます。 | ||||
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久し振りのワクワク感があってとても良かった!絶対城先輩、ユーレイさん枡さんいいキャラ | ||||
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妖怪博士な先輩と女子っぽくない女子大生のエセ妖怪事件簿、楽しんで読めました。 どことなく別先生の百鬼夜行シリーズの主人公を彷彿とさせる妖怪語りでしたが、 こちらはかなりライトな雰囲気で、「妖怪」という単語が想起させるような 非現実感や暗々しさは一切ありません。 私は妖怪にはそんなに興味が無かったので、語り部分はだいたい流し読みしてたのですが、 最後の方のぬらりひょんの辺りは結構引きこまれて読んでました。 あれくらい荒唐無稽な方が、予備知識なしの読者としては楽しめる気がします。 ユーレイちゃんは女子っぽくない見た目&性格なのに、内面は割と恋愛脳でした(笑) これまでそういうことが無かった分、大学では…!という心づもりらしいですが、 本気でそう思うならまず服装を見直すべきだと思う。 絶対城先輩とのやり取りは好きですが、妖怪語りの部分とかはちょっと単調に感じました。 恋愛脳のおかげかほんのりニヤニヤできるシーンもあるようなないような。 絶対城先輩は普通に無愛想なツンデレで好みでした。 先輩の商売に関しては、最初はちょっともやっとしましたが、 お金目当てじゃないってことなので、必要経費だけのことと思えば納得できるかな。 キャラが気に入った身としては今後の展開が大いに気になるので、続巻希望です。 次巻があれば、イラストでお出かけ時の先輩のビジュアルが見たいです。 | ||||
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まつろわぬ弱者への眼差しを持つ衒学百物語。 『妖怪とは、その背後に連綿と続く歴史を抱え、実在と認識の間に立ち上るもの。素人が付け焼刃の知識ででっちあげると、必ずボロが出る』 このセリフを痛快に感じる衒学趣味の読者向け。逆にほのぼの妖怪ストーリーに癒されようと手に取ったら合わないだろう。 サプライズにしようとしている部分の多い作りなので、ジャンルを概説するだけでも興を削ぎそうだ。 以下まとめて【ネタばれ注意】。 前半は、事件の相談に対し、深い文献知識を駆使して妖怪のしわざと唱え、現実的な真相を表沙汰にしないまま関係者を納得させて収めてしまう二重解決ものである。巷説百物語に近い。 一方後半は怪異ありで、現実的な推理小説として読んでくると放り出しそうになる。カーじゃあるまいし。が、実はごく序盤から伏線が明々白々に示されていて、これはこれで筋が通る。 このように前半後半で毛色が異なるが、一貫して見られるのは、まつろわぬ弱者への愛。踏み散らされる弱い立場の味方をする旗幟が鮮明だ。そもそも妖怪とは、正史に残れなかった神や民が形を変えて語り継がれた存在。支配に組み敷かれた弱い者を見落とさない眼差しが元々ある。 記紀の神話化された記述から読み解ける迫害の話が置かれることで、後半の事件が妙なリアリティを持って立ち上がる。あとがきで念押しされる通り牽強で作られたフィクションだが、空想の産物と読み流すのでは不十分。従わない民を妖怪扱いして滅ぼした実際の古代史を下敷きに、近現代の事件へ語り換えてみせているのだ。多数派が平気で少数派を踏み潰すと、いや、平気ではない善人だからこそ良心と折り合いつけるために「あいつらは潰していい」と見なす思考回路を開発すると指摘する、人間のさがを衝いた話だ。 これは何も強引な読みではなく、ある章の犯人の扱いを見るに、多分に意識的に描き込まれている。絶対城が妖怪のせいにして事を収めるのは、妖怪譚を流布しつつ依頼料と口止め料を両取りするためと露悪的に表明されるが、それだけではない。真相が明らかになれば適切な裁きを上回った弾圧を免れない、立場の弱い者を守る手段だ。 強者の横暴を静かに告発する仕置ミステリ。世間や政治の空気がかなり乱暴になっている今こそ、読まれてほしい。 | ||||
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内容はありがちな、依頼人の悩みを解決する、というもの。 しかし、作者の妖怪についての知識量はかなりのものであり、それを活かした設定は突飛でも無理の無いように組み立てられている。 伏線もうまく張られており、引き込まれるような文章で読みやすい。 妖怪好き、または作者の峰守ひろかず先生の作品、特に『ほうかご百物語』が好きな方にはぜひとも読んでいただきたい作品だ。 | ||||
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