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ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時
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ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.45pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全103件 41~60 3/6ページ
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不器用な2人が非常に良いエンディングを迎えたと思ったところに、ちょっと暗雲が… 次巻以降で本当のハッピーエンドを迎えて欲しい。 (しかしこのお母さん怖いなー。もう殆どエスパーです。) | ||||
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とても面白かったです。次巻が楽しみです。このシリーズは、外れがないですね。 | ||||
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登場人物の魅力に加えて、全体の文章が洗練されてきてます。誰が読んでも楽しめる作品と思います。 | ||||
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鎌倉の古書店を題材にした作品 最初のうちは、ラノベのような無駄な記述があったのですが さすがに5巻にもなるとこなれてとても良い作品になりましたね この巻は、若いけど豊富な古書の知識のある古書店主、栞子さんに 不器用な大輔が告白したつづきになります。 構成は3話構成で、次巻につながるエピローグという構成なのですが、 目次にも書いてない断章がはさめてありそれがそれぞれの話をつなげるような ニクイ構成になっています。 1話目は古書に関係した月刊誌彷書月刊をめぐる物語 2話目は誰でも知っていそうで知らなかったブラックジャックをめぐる話 3話目は寺山修司の「われに5月を」を題材にした作品になっています。 この巻に関してはすべての話がよくできていて私は好きです。 手塚治虫と寺山修司はかれらの背景まで調べて作品に 組み込まれていて、単なる読み物以上な広がりを感じました。 少し足踏みみたいな感じはするのですが、長く読んでいたい 私としてはとてもうれしい内容でした。お勧めです | ||||
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古書店に「彷書月刊」のバックナンバーをまとめて売りに来る年配の女性がいた。しかもその女性は、 1~2週間経つと買い戻しに来るらしい。あちこちの古書店でこんな不思議な行動を繰り返す女性の 真意は?「彷書月刊」を含む5編を収録。 相変わらず本にまつわる謎解きは興味深い。今回は手塚治虫や寺山修司が取り上げられていて、 とても懐かしい気持ちになった。手塚作品の「ブラックジャック」をもう一度じっくり読みなおしてみたく なった。でも、それ以上に興味深いのは、大輔と栞子のことだ。お互いに好意を持っていることは 分かるのだが、はたしてこれからどうなるのか?作者がふたりの関係をどうするつもりなのか? また、栞子と彼女の母親の関係も気になる。栞子の中にある母親と似た部分・・・。母親と同じ道を 歩むのだけは避けてほしいと思う。終わり方も衝撃的だった。不穏な空気が漂い始めている。 すべての謎や心配が次の作品ではすっきりと解決するのか、非常に気がもめるところだ。 今回の作品も、読み手を充分に楽しませてくれた。とても面白い作品だと思う。最後に、ひとつだけ忠告を。このシリーズは絶対に1から順番に読んでください。決して途中から読まないように(*^.^*) | ||||
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本の知識はすごいと思いますが 知らない本が多く、それも古書店だから古い本が多いので、ついていけない感じに…。 最初のころは、本の内容より栞子さんのキャラや、推理がよかったので読んでたんですけど…。 | ||||
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シリーズの5作目。 栞子と大輔の関係については、 本作のラストの時点では非常に良かったと思う。 素直に喜べた。 本作のメインである、本に関する事柄の謎解きに関しても 受け入れやすい内容になっている。 本作に出てくるブラックジャックについては、 良く知っているので興味深く読めた。 母親との関係がどの方向に進むのかが、非常に気になる。 | ||||
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あとがきに、物語は終盤に入ったとあります。できるだけ続けてほしいものです。 | ||||
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当初は発売前であったにもかかわらず思ったより早く着いた。内容も楽しめた | ||||
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前巻の長編から、今回は再び短編集に戻っている。 しかし、栞子と大輔の恋愛という要素も絡めて物語は進行しているので、連作短編集と言った方が正解だろう。 作者は元々本格推理作家にも負けない技巧的な手法を用いているが、今回は各短篇の終わりに「断章」としてごく短い章を設けている。 この「断章」では、それまでの展開をひっくり返すのだが、このどんでん返しが読んでいて実に心地いいのである。 柔道で言えば、完璧な一本背負いを食らった感じだろうか。 それでいて、遊びが少なく、読後感のあまりよくなかった4巻とは異なり、以前のまったりした読後感も戻ってきた。 全5巻のなかで、これまでの最高傑作ではないかと思う。 とはいえ、まったりした運びではあるが、話は確実に結末に向けて進んでいる。 栞子と大輔の恋、栞子と母との関係など、今後の展開に向けた布石はしっかりと打ってある。 あとは、美味しんぼのような延々父子対決を繰り返すというワンパターンに嵌ることなく、きれいに完結してくれれば言うことはない。 いまから6巻の発売が待ち遠しい。 | ||||
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大輔と栞子さんの関係も進展を見せて、続きで読んでいる身としてはさらに続きが読みたいです。 続編にも期待しています。 | ||||
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世に本好きや古書好きを自認する方はたくさんおられると おもいますので、本書のような物語を提供するにあたって は、とても神経を使うだろうなと想像します。 キーとなる本の出版事情や裏話が物語の重要なベースとな っているので、本書で扱われている手塚治虫もそうですが いいかげんなことはかけないし、かといって誰もが知って いるような裏話では本当の意味での本好きには失望されて しまう。かといって、あまりに学術的なテキストクリティ ークを展開したのでは、ペダンチックになってしまう。 栞子さんのキャラクタや、ほんわかとした雰囲気をそこね ない程度の適当なバランスをとるのがとても大変だろうな と感じます。 今のところこのバランスは成功していると思います。 古書特有の独特の「匂い」や「手触り」、画一的な新刊書 店とはすこし趣の異なるそれぞれの店が持つ独特の棚づく り。そこに現れている店主の嗜好というか、過去の厖大な 書籍に対する独自のシンタクス。 具体的には描かれてないですがそういう空気を感じさて、 快くちょっと甘目の物語に身をゆだねられる。 眉間にしわをよせるような読書体験(格闘)とは縁遠い類 のものではありますが、これもまた読書の快楽だろうとい っていいのでしょう。 本書に登場する貸本屋は(私は大阪府下でしたが)、70 代後半まではごく少なかったですがまだあって利用してい ていました。 | ||||
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北鎌倉にある小さな古書店の店主・栞子さんと、アルバイト店員・大輔。この二人が主人公の古書ミステリー第5弾です。物語は第4弾の直後の2011年5月に設定されています。 突然現れた実母から衝撃的な誘いを受けた栞子さん。そして大輔は思いのたけを告白したものの、栞子さんからははっきりとした返答を得ることができずにいます。そんな二人をゆっくりと待つことなく、古書をめぐる謎の数々が次々と持ち込まれます。 今回の事件の中心に据えられるのは次の三冊です。 『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎) 手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店) 寺山修司『われに五月を』(作品社) 特に『ブラック・ジャック』をめぐる謎解きには目をひかれました。私も秋田書店の『ブラック・ジャック』を全巻そろえているつもりでしたが、刊行年によってはある作品が収録されていない巻があるのだとか。私の『ブラック・ジャック』は今、遠く離れた実家の書棚にあるのですぐには確かめるすべがありませんが、それはもちろん初版本ではないので、“その作品”が抜け落ちている版であるにちがいありません。 3つの謎を解き終わった時に感じるのは、人は誤解によって傷つき、その誤解を晴らす機会を逸することで取り返しのつかない時間を無為に過ごしてしまいかねないことです。ほんのいっとき勇気をもって、相手に意を尽くして事を説けば、もっと豊かで温もりある人生を歩めたかもしれないのに。わずかに気後れすることで生まれてしまったホコロビを、繕うことができずにいる悲しみに思いが至ります。 その気おくれを取り戻そうとする志田の次の言葉が胸に迫ります。 「若い奴らと違って、俺たちのような年寄りにはもう十分な時間がない――くっついたり離れたり、怒ったり笑ったりする時間が」(96頁) そしてもうひとつ、本好きにはたまらない、心くすぐる言葉を引き写しておきたいと思います。 「作り話だからこそ、託せる思いもあるんです。もしこの世界にあるものが現実だけだったら、物語というものが存在しなかったら、わたしたちの人生はあまりにも貧しすぎる……現実を実り多いものにするために、わたしたちは物語を読むんです」(186頁) 作者のあとがきによれば、「物語は折り返し地点を過ぎて終盤に入っています」。そして6巻目はもっと短い間隔でお届けしたいと考えてくれているのだとか。 「引き続きお付き合いいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします」(307頁)。 もちろんです。 | ||||
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最終的な結末がどうなるのかは非常に気になるのだがこの巻は少し物足りない。結末がついたと思われた笠井の再登場は特にその思いが強い。笠井という人物の純粋性は-本物を燃やした-と信じていればこそ、読者の共感を呼ぶと思うのだが・・・ | ||||
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安定のおもしろさでした! 最初ミスリードに引っかかってしまって、もう一度読み直してやっと納得・・・ 二人の関係も進展しているみたいで、次巻が楽しみ! 改めて本っておもしろいなーと再認識です 最近少し本を読む時間が減りつつあったけれど、読書の時間をちゃんと取ろうと思います | ||||
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枚巻楽しみに読んでいます。今回も前評判に違わぬ引き込まれる内容で満足しました。 途中からだと良さが半減してしまうので、ぜひ1巻から読むことをお勧めします。 | ||||
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今回は読んだことがある手塚治虫や寺山修司が出てきて、話がとても身近に感じられました。 またまた知らなかったことがたくさん出てきました。手塚治虫にも人気が下降していた時期があったんだ、とか手塚治虫が「単行本を一種類読んだだけではわからない」とか…あまり書くとまずいでしょうからこの辺にしておきますが、とにかく栞子さんに教えてもらうことばかりです。 以前はほのかな甘い香りが漂う静かな展開でしたが、今回はいつものように静かではありますが、だんだん甘い香りが強くなってきています。 だんだん終章が近付いている事がはっきりしてくる展開でした。個人的には、最後はハッピーエンドを希望するものの、作品全体としてはあまり甘ったるくなりすぎない方がこの作品らしくて良いんじゃないかという、わがままな感想をもちました。 それにしても、智恵子さんにまつわる事柄が、謎すぎます。どうやってすっきりさせるんでしょう…続きが待ち遠しいです。 | ||||
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しばらく発行に間があったので、よもや月9ショック?などと邪推してしましましたが、作品のクオリティを上げるための準備だったようで安心しました。前回の引き続きのような人間関係や変わらぬ古書に対する著者の資料監修と作品に対する愛情が感じられる良作だと思いました。そして、最後によもやの展開。ああ、著者は最初からこのお話の幕引きの方向性まで計算されていたのだと、改めて思いました。もう折り返し地点は過ぎ、これから佳境というか終着地点へお話しは向かっていくようです。また次刊を楽しみに、一巻から読み返してしまいました。 | ||||
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ついに大輔が告白この後いったいどうなっちゃうの? そんな感じで終わった四巻ですが、栞子の答えはさてさてどうなるのか 大輔の存在をどこか疎ましく思いながらも消えた(様にみえた)母親の存在も気になりますよね 気になる人間関係はもちろんありますが、古書にまつわる探偵業的な事も継続して続いています 栞子の親友の女性も登場。そのさっぱりした性格にちょっとびっくり 今回の事件の中にブラックジャックがあるのが驚きでした そういえば前も漫画を扱ったことがあったとは思ったのですが 手塚後期の作品ということもあった古書というよりも今なお読んでいる人間がたくさんいると思うので 親しみを持つと同時に、手塚のなみなみならぬ努力を知りました 今回意外だったのが、これまでのような大輔の一人称ではないこと これはこれで面白いですね そしてエピローグとんでもない展開で幕引きます 次巻が待ち遠しい | ||||
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栞子と大輔との恋のゆくえが焦点のひとつになっている。作品は4巻をのぞく以前の作品のように短編が組み合わされたものになっている。しかし、全体を通して栞子の母親の陰を感じさせる点が以前とは大きく異なる。また、章と章の間に断章というものを挿入しているのも新しい試み。手塚治虫の「ブラックジャック」の章が本作では一番のお気に入り。 | ||||
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