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深紅の碑文
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【この小説が収録されている参考書籍】
深紅の碑文の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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一定の面白さはある。ただ、海上民と陸上民の紛争と仲裁を丁寧に描きすぎて、SFとしてのダイナミズムを失ってしまっている。 獣船の変異体、殺戮知性体など、異世界らしい小道具やツールがことごとく封印されたままだった。 リ・クリティシャス以後の世界をしっかり描こうと真面目になりすぎた感じ。空白があってもいいから、SF的なツールを活躍させてほしかった。ルーシィーを中心人物にしたエピソードとか…。 まあしかし、読みごたえはあった。青澄、ザフィール、オクトープスそしてチャム。キャラクターの実在感は確かなものだった。 | ||||
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2013年12月上梓。 華龍の宮の続編的(少し設定がかわっているせいで姉妹編と言うらしい)なお話。 あれよあれよと言う間に作品世界に引込まれるストーリー展開が見事です。 | ||||
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組織の内側視点の話が、とても興味深く面白く語られます。 詰め込み過ぎで未消化な感じもしましたが、楽しめました。 話は、まだ終わって無いのではないかという楽しみもあります。 厳密な繋がりは求めないので、書き継いで欲しい世界設定です。 | ||||
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日本SF大賞にも輝いた傑作「華竜の宮」を凌駕するという宣伝文句に惹かれ手にしたが…。まずSFとしての所謂「センスオブワンダー」については、(基本的設定を引き継いだというマイナス面を割り引いたとしても)前作が遥かに上回っている。核融合エンジンによる恒星間宇宙船(陳腐!)や遺伝子工学による「救世の子」(同じく!)など、SF的にはむしろ前作からの後退感も否めない。或いは作者が書きたかったのは最早「SF」などではなかったのかも知れないが、「一般」の小説として見た場合、人物造形やストーリー自体のリアリティの弱さは如何ともしがたい。何しろメインの登場人物の一方が「道具」で、もう一方が「野獣」なのだから、感情移入すら儘ならない。<見えない十人>が裏で世界を支配するとか、「海賊」でしかないラブカが全世界のパワーバランスに大きな影響を及ぼすとか、やや荒唐無稽な設定も気になる。挙句、<大異変>が(本作中では)訪れなかったのは、まるで「来る来る詐欺」では?まあ、稀にみる力作であることは否定しないが…。 | ||||
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