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涼宮ハルヒの憂鬱
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涼宮ハルヒの憂鬱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全225件 181~200 10/12ページ
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終盤の展開をどう読み取ったかで読み手のレベルが分かる。 理解不能のように感じる堅い比喩表現 一見短絡的に見える終盤の着地。 チープな設定の中に落とし込んだ 主人公と同じ視点で日常と非日常を感じる書き方。 どこそこに張り巡らされた古典SFの手法。 著者はかなりのSF小説好きなんだと、うかがい知れる。 本作品はまだ傑作とは言いがたいけど これから先、必ず化けるであろう作家に注目すべし。 | ||||
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急に世界が色あせて感じられた時ってありませんか?思春期、精神が不安定になって起こる感覚だと思いますが、涼宮ハルヒもそんなお年頃の普通の女子高生・・・ではないんです(笑) その脇を固めるメンツも無口でショートカットの長門(綾波に近い)や萌えキャラの朝比奈さんなども「なんだよくいるじゃないか」というようなキャラ・・とは限らない(笑) 日常と非日常が絶妙にミックスされた秀逸な世界観をもとに、キョンのどこか飄々とした語りと突っ込みによって展開されるストーリーはまさに新感覚!一読の価値はあります。 そのほかのメディア展開も盛んで特にアニメは全体的に高い評価を得ています。 ちなみにこれが第一巻で続きが「涼宮ハルヒの溜息」です。 | ||||
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大賞取っていようが売れていようが所詮ライトノベル、たかがライトノベルと期待せずに読んだが おもしろい。 ハマる、というわけでは無いのだが、もう少し眺めていたい気分になる。 | ||||
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ストーリーは、疾風怒濤の思春期ゆえの揺れる魂が引き起こす騒動、散りばめられた超科学の設定、(ライトノベルとしてどうかはともかく、小説としては)いずれもそれほど突飛なものではなく、古今東西の普遍的問題を、割と古典的なSFの手法で、堅実かつ爽やかに描いた秀作と言えるでしょう。 新鮮なところは、(萌え要素や今風の語り口も面白いですが)従来のような事件を引き起こす当事者の一人称視点が無く、常にハルヒは二人称・三人称視点で描かれるところでしょう。奇矯でいて繊細、万能でいて弱いヒロインの多面性が鮮やかです。 残念ながらアニメ版など派生作品を見る機会がありませんが、(短編は兎も角、本巻は)言われているように「質が劣る」という次元の話ではないと思います。ノベルはノベル、アニメはアニメで良作だと思われます。 | ||||
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この作品は、相当しっかり読まないと(特に終盤が)急な展開に感じるかもですが、ハルヒの心情変化の表現を追っていくと整合性の取れたストーリー展開をするため、作品としてのストーリーの内容は相当にしっかりしています。 ライトノベルの読者層との関係で、それを上手く読み取れなかった人が多いため「短絡的」や「唐突」といった表現と共に低い評価を下す人もまた多いです。比喩表現も難しい場合が多い。この作品に低い評価を下している人の理由付けの仕方により、その人の読み手としての能力の高低を簡単に窺い知ることが出来ます。 好みの問題にもよるのでしょうが、個人的には楽しむ事が出来ました。 もしストーリー展開に違和感を覚えたなら、ハルヒの心情変化を追ってもう一度読んでみましょう。キョンの目線で見ているにもかかわらず、至るところに滲み出ているハルヒの心の変化こそが、この作品におけるストーリーそのものなのだと思います。 ちなみに私は、世界観に惹かれて何度か読んでみて、ようやく理解できた様な読み手としての能力が低い側の人間です(笑) | ||||
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学園ラブコメなんてのは嫌いなのだがアニメがおもしろかったので読んでみた。SF的要素を含むと知った後、その辺に期待して読んだ感想は 物足りなかった。もっと驚くような展開があると思っていたらすんなり終わってしまった。ラストシーンも微妙。バトルシーンは展開的には驚いたが、何でもアリなので生死の緊迫感はない(アニメはよかったけど)。キャラの細かい掘り下げもなく、おもしろい設定も説明で終わった感じ。まあ、続き物なので導入という意味ではよかったのかもしれないけど。 ただ、「クビキリサイクル」並の手を加えまくったエンターテイメントを期待してたので肩透かしを食らった感じだった。この巻しか読んでいないからか?それともライトノベルだからあえて内容をこの程度にとどめているのか?そういう意味では確かにライトだったが。 しかし、最初の印象に戻ってラブコメだと思って読んでみると、おもしろい。話もわかりやすいし、何よりラストシーンが印象を増す。 自分が一番気に入っていた部分、アニメでは斬新だった(本になるとそれが普通なのだが)キョンの一人語りも、やはりよかった。 なんだかんだ言っても楽しめた一冊ではある。 | ||||
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スニーカー大賞受賞との事で、読んでみたが非常に面白かったです。 難しい比喩表現が分からない人や、最後のオチに至るまでの過程が読み取れなかった人(唐突なオチと評価を下している方は、明らかに読み取れていない)、またはSF設定が好きでない人にとっては、恐らく平均以下の評価しか頂けなかっただろうとは思います。 何より確定していない世界観が面白かったです。 一人称視点として語られるため、この世界での「事実」は8巻まで刊行されているにも関わらず、全て登場人物による「仮定」と主人公による「推測」にすぎず、この世界では本当に時間に連続性は無いのか?ハルヒとは何なのか?世界が出来たのはいつなのか?全てが定義されていない以上、矛盾もまた存在しないわけです。そもそも登場人物間での主張や定義付けが食い違っていたりしますしね。 本を読まない人向けというレビューをよく見ましたが、それなりの読解力がないと楽しむのは難しいと思います。(内容を読み取れず、矛盾とか展開が唐突だと感じてしまう可能性がある、という意味です。) 何にせよ、SF設定が好きであればお勧めできます。一人の意識が世界を左右する中、宇宙人や未来人、超能力者や一般人が何とかしようと右往左往する、そんなハルヒワールドをどうぞお楽しみ下さい。 | ||||
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主食は早川SFですが、何の抵抗もなく読める。現在進行形の学生よりも「学生時代はどんな事でも楽しかったしバカもよくやった。あの頃にもっと色々やっとけば良かったかなぁ」と思ってる、対象よりもちょっと年齢高めの人で、SF好きな人にはベストな作品ではないでしょうか? といってもガチガチのハードSFではなく、あくまでラノベですが。 最後のオチも、学園物の王道っぽくて良かったです。現実は厳しいんだから、物語の中ぐらい短絡的な部分があっても良いのでは? 最後に、スタートレック好きな人もはまるかも? いつの間にか非日常なことに巻き込まれ、それを解決し元の日常に戻ってくる。ある意味似てます。ハルヒって自覚のない“Q”みたい…。 なんだかんだ書きましたが、おすすめです。 | ||||
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一見すると個性的なキャラのドタバタ学園ラブコメのようなありがちな作品です ヒロインが望んだことがおき、主要メンバーは未来人や超能力者、宇宙人とイロモノ揃いです が、 この作品は日常と非日常の隣接した生活をうまく表現しています これは日常から非日常に身を投じるような少年漫画的なものではなく、日常の中で、非日常を体験しつつも、必ず日常に帰ってきます 日常と非日常のギャップがこの作品の魅力でしょう 主人公はあくまで一般人で特別な能力もなく、正義の味方でもありません。世界も平和です。 ですが、周辺の人物と関わる事により 日常が崩壊したかのように非日常を体験して行きます しかし 日常に帰ると当然の要に元と変わりない世界がまっています またこの作品は初めから最後まで主人公の視点で進められ、モノローグも主人公の思考です。裏で起こっていることや、ヒロインたちの思考などを隠すことによって先の展開を読ませなくさせており、読者は主人公と同じ条件で読み進むことによって、日常と非日常を楽しめるようになっています 一見チープですが意味のある設定、下手に見えるテキストでも巧いシナリオ 硬くない文章のおかげでラノベの長所である読み易さもあります ただイラストやテキストで馬鹿にして読むとそういった点は気づかないかもしれません またイラスト担当は人気原画家のいとうのいぢなので、そっちが好きな人もどうぞ | ||||
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アニメ放送時には130万部の売上だったらしいですがね。アニメ効果大ですね。 で、アニメは見ることができないので(驚異的な作画らしいですが) 原作を読みましたが、「憂鬱」は、それほど悪い出来ではないです。 オチが唐突な感じはありますがね。 現在5巻にあたる「暴走」まで読みましたが、一押しは4巻の「消失」です。 巻によって、話が前後したりしますが、お手軽に読める上、既刊全巻そろえても、文庫ですので、なんとかそろえることができます。 ただ、女性には受けが悪いかもしれません。非日常SF系学園ものですのでね。 若い男向けという感じはしますね。男性キャラは、約二名しかでてきませんしね。 続刊とあわせて読むのがよいと思います。一人称書きですが、面白いですよ。 | ||||
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アニメが話題になっていたので、アニメを見る前に原作チェックしようと思い読みました。 どうせラノベだろうと完璧に「なめてかかって」いたのですが完璧にやられました。 これは本格的なSF小説です! そして最初から最後にいたる流れの中で、ハルヒのキョンに対する心の変化が完璧に描かれていて本当に素晴らしい。 読んだ後は絶対にハルヒとキョンが大好きになります!! | ||||
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先頃漫画化、更にはアニメ化もした作品の原作ですが、第8回スニーカー大賞の大賞受賞作なのですから、さもありなんと言うところです。 「ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上」 高校入学時の自己紹介で上のような尋常ならざるセリフを吐いた女子高生、涼宮ハルヒと、そんな彼女に振り回される主人公、通称キョンの尋常ならざる日々を描いたこの作品。主人公以外の主要キャラクターが実は普通じゃないのですが、ハルヒ自身はそのことに全く気付かないものだから、平凡に見える毎日にイライラして仕方が無く、不思議なこと、『普通』でないこと探しに熱を入れるわけです。 流石にハルヒも世の中で常識とされているものを否定しているわけではなく、根底ではそれらを受け入れているのですが、『平凡』や『その他大勢』という枠の中に埋没してしまうのを恐れる余り、宇宙人などの不思議を追い求め、奇行を繰り広げてしまうのです。そこら辺が程度の差はどうあれ、私自身も共感する所があるわけでして。皆さんはどうでしょうか? | ||||
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アニメを見てこの本を知ったのですが、なかなかおもしろい。 主人公の一言一言に意味があり、伏線の使い方も抜群にうまい。 また涼宮ハルヒの発言から一般常識が欠如しているように見せておいて、 実は現実的な考え方も持ち合わせており、その間におかれている心のせいで 思い悩んでいるという意外な一面も。 例の事件も(あくまで主観的な考えですが)どんな性格であっても一人の 少女であるという一面から起きたんじゃないかと。 この少女であるという一面は続編でもわかるので読んでみると いいのではないでしょうか。 終盤の展開も、何回も読み直していると気付く伏線も多いので、 何度も読み直してみるとなお面白みが深まると思いますよ。 | ||||
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涼宮ハルヒ作品の原点である第一巻目 私がこの本を手にしたときはまだ高校生だった 最近ハルヒのアニメが始まったが この本の内容はアニメの第2話から 重なっていく 内容はハルヒの過去起こした事件のことや 朝比奈・長門・小泉の役割 キョンがハルヒに巻き込まれながらも 惹かれていく様を描いている(やれやれ) アニメを見て原作が知りたいとおもった人 アニメを見ていて設定が若干わからない人 原作読みて!とおもった人たちは この本をまずは読んでほしい 蛇足 アニメ第一話(0話?)のミクルビームを見たい人は 涼宮ハルヒの溜息を購入せよ 馬鹿らしく見えて複線がいっぱいだぞ | ||||
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「ハルヒたん激萌ぇぇぇぇぇぇぇ!」 と、世界の中心で萌ぇを叫ぶぺけぺけな自分の感情は置いといて、 本の評価をします(注:内容は他の方に任せて、アニメ版と原作 の比較をします)。 ぶっちゃけ、アニメと全くかわりません。 あ、逆か。 原作の本書をアニメは「まんま」再現しています。 ただ、話の順番はアニメ構成の問題なのか、大きく違います。 ですので、この一巻を読むだけで、アニメの恐らくかなり先の ストーリーまで分かってしまいます。 なので、アニメで全てをみたい方は、TVシリーズが終わるのを 待ってから原作を読んだ方が良いです。 で、原作を読むメリット・デメリットは、 メ:ストーリーの細かい所まで良く分かる デ:上記のアニメとの順番の違いと、ノリの良いOP・ED・音楽 &好きな声優さんの声がきけない(笑 まぁ、安いので、既存の全巻集めてもアニメDVD2巻分で賄える と思います。 ではDVDのメリット、デメリットは、 メ:キャラの細かい動きがよく分かる お色気シーンがみられる!(笑 デ:高い! って、とこです。 私ならどうするかと言うと、既に1巻読んで先のストーリー を知ってしまったので・・・ 両方買いですっっ!!!<アホ まぁ、正直な所、TVシリーズを全部見終わって、原作を読みたく なったら読み、それでも熱が冷めないならDVDを買うというの一番 賢いと思います。 蛇足になりますが、データベース系の知識をお持ちの方は、本書の 中盤で思わず苦笑してしまうシーンがあります。 情報統合XXXが何で(以下、ネタバレなので自粛) | ||||
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友達が1人も居ない引きこもりの私ですが。 この小説を読んでいる時は辛い現実を忘れる事が出来ます。 SOS団に入って仲間達と楽しく過ごしている気分になれます。 僕達の現実はここにある。 | ||||
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この本を原作にしたアニメーションが面白かったため、 購入してみました。 ヒロインの涼宮ハルヒが中心となってストーリーが展開し、 それを常に主人公キョンの視点で描写しています。 ハルヒと、彼女を取り巻く世界が、ひたすら破天荒な 内容を繰り広げているにもかかわらず、 それを冷静に対処してしまうキョン。 この流れが意外とテンポが良く、 普段から本を読み慣れていない方でもスラスラと読める作品です。 挿絵が気に入った、もしくはアニメが気に入っている、 もしくはこれから見る予定だけど、 本はあまり得意ではないという方には オススメできる作品だと思います。 | ||||
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キャラの唐突さや、細かい描写の軽さは目立つが、ハイテンションな展開とそれを許容可能とした世界観の構築がすばらしい。 少なくとも「セカイ」に対して作者なりの設定を決めて挑むあたりは充分フェアであるし、範囲が狭い分破綻もしていない。 複線だらけの展開でもあるので、何が起こるかを待っているうちに話がどんどん進んでしまうという不満もあるだろうが、一巻として、導入としてみれば問題の無い出来。 | ||||
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オチを見るまで良くできた深夜アニメのようだと眺めていたのですが、最後の最後で谷川流先生の人生観が出てきて素晴らしいと感じたので星を5つにしてみました。定常宇宙論の解釈はともかく、「自分が主役だこの人生」ってな主張は大いにアリだと思います。やはり自分から一歩前に出ることが、世界を変えていく基本ですよね。 ともあれ、とかくオレサマな人たちに気押されがちなヲタク系青少年たちに、これからも良い影響を与えつづける作家さんになってもらいたいと思います。 こんなもんでどうでしょう? | ||||
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表紙やライトノベルというジャンルから パッと見、萌えとかヲタクとか、学園ドタバタみたいなものを連想しそうだけれど、実は全然違う。 設定もありがちなようで今までに無い、文章が独特で味がある(文学好きな人には駄文に見えてしまう?)、どのキャラも立っている。 荒い部分は多いですが、それ以上に個性が光っている気がします。 この内容ならゴールデンタイムでアニメ化しても長続きするんじゃないかと思うほどでした。 なんというか、色々な部分でバランスが取れた作品かと思います。 シリーズを通してヲチが、ちらほらと解ってしまうような部分も多いのですが、それでも楽しめます。 続編を読んでSOS団の変化を楽しむべし! 続編を読めば、もっとハマれる、ということで星4つにしときます。 | ||||
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