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死は見る者の目に宿る



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【この小説が収録されている参考書籍】
死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)

死は見る者の目に宿るの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

最後まで飽きません

ある歌詞を元にした、6人の死者を出した猟奇殺人から、16年。
同じ歌詞の2番目から始まった連続殺人。

16年前、検事として犯人を死刑に送り込んだライリー。
今は、敏腕弁護士として成功を収めた彼の苦悩の始まりであった。

過去の事件の人物達と、彼を取り巻く人たちが
複雑に絡み合って行くストーリーです。

過去の殺人は無罪だったのか?
ただの模倣反なのか?

このあたりは、よくあるパターンですが、伏線的な部分が
あちらこちらに見え隠れしていて、最後まで読んだ後に
「あー、そうだったんだ」と、スッキリしました。

話も複雑に絡まっているように見えて、元を正せば
凄く単純なことだったのも。

精神的な病というものの怖さは、充分に伝わり
とても面白く、そして怖かった。
この作者のほかの作品も、読みたいと思わせてくれました。

唯、一つ。
登場人物の名前が、似ていて…。
ライリー(主人公)と、
ライトナー(刑事)とか
キャシー・ベントリー(主なる被害者)と、
キャロリン・ペンドリー(キャスター)とか…。
日本語のカタカナになると、字体が似ているので
慣れるまでは、え?どっちだっけ?と、手が止まり、読みにくかったです。
死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
4270101601
No.1:
(4pt)

法の裁きと償い

大学の講堂内でそれぞれ異なる方法で殺害された6人の女性の遺体が発見された。その中に資産家ハーランド・ベントリーの娘キャシーが含まれていた。郡検察局検事補のポールと刑事ライトナーは当日のうちに容疑者を逮捕。容疑者の自宅から凶器等を押収した。8年後、容疑者の死刑執行。事件から16年後、ハーランドの弁護士として活躍していたポールは新たな連続殺人に巻き込まれていく。
ストーリーとしては前半にマンズベリー殺人事件、その後は弁護士ポール、刑事マクダーモット、容疑者レオの視点から進んでいく。やがて浮上する疑惑と新事実、何故キャシーは殺されたのか?ポールを巻き込むレオの目的とは?
総合的には面白かった。主要登場人物達が抱える問題や葛藤があり、哀愁漂うラストも良かった。ただ、ハッピーエンド派には納得いかないかも。
死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
4270101601

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