死は見る者の目に宿る



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    初公開日(参考)2008年02月
    分類

    長編小説

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    死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)

    2008年02月01日 死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)

    マンズベリー大学の講堂で、6人の女性の残虐な死体が発見された。6人はいずれもある歌の歌詞どおりの方法で殺されていた。警察が捕らえた男から自白を引き出した検事補ライリーは有罪判決を勝ち取り、男は処刑された。しかし、16年後そっくりな殺人が起きる。誤審か?あるいは模倣犯か?弁護士となったライリーは再び事件の渦中へと入り込んでいく…。従来のシリアル・キラーものとは一線を画すMWA賞作家、会心の一作。 (「BOOK」データベースより)




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    ※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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    No.3:
    (4pt)

    最後まで飽きません

    ある歌詞を元にした、6人の死者を出した猟奇殺人から、16年。
    同じ歌詞の2番目から始まった連続殺人。

    16年前、検事として犯人を死刑に送り込んだライリー。
    今は、敏腕弁護士として成功を収めた彼の苦悩の始まりであった。

    過去の事件の人物達と、彼を取り巻く人たちが
    複雑に絡み合って行くストーリーです。

    過去の殺人は無罪だったのか?
    ただの模倣反なのか?

    このあたりは、よくあるパターンですが、伏線的な部分が
    あちらこちらに見え隠れしていて、最後まで読んだ後に
    「あー、そうだったんだ」と、スッキリしました。

    話も複雑に絡まっているように見えて、元を正せば
    凄く単純なことだったのも。

    精神的な病というものの怖さは、充分に伝わり
    とても面白く、そして怖かった。
    この作者のほかの作品も、読みたいと思わせてくれました。

    唯、一つ。
    登場人物の名前が、似ていて…。
    ライリー(主人公)と、
    ライトナー(刑事)とか
    キャシー・ベントリー(主なる被害者)と、
    キャロリン・ペンドリー(キャスター)とか…。
    日本語のカタカナになると、字体が似ているので
    慣れるまでは、え?どっちだっけ?と、手が止まり、読みにくかったです。
    死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
    4270101601
    No.2:
    (3pt)

    技巧を尽くし、数々の謎に満ちた緊迫感あふれるミステリー

    ’89年6月、地方の伝統あるマンズベリー美術大学の講堂の地下室で6体の女性の惨殺死体が発見された。犯人はその日のうちに逮捕される。彼はある歌の歌詞どおりに犯行を重ねていた。有罪となった彼は’97年に処刑される。

    しかし、事件から16年経った’05年6月に、当時とそっくりな連続殺人が起こる。今度は2番の歌詞どおりの犯行だ。模倣犯の仕業か、それとも前の事件の犯人は無実で真犯人は別にいたのか、それなら誰が何のために長い年月を隔てて殺人を再開したのか。当時の事件に携わった検事補で、いまは弁護士に転身して成功を収めているライリーは悩む。

    事件の真相は最初の事件の6番目の被害者の身辺にあるとにらんだライリーは、再び事件の渦中へと入り込んでゆく。ところが彼女にまつわる意外な事実が明らかになるにつれ、真相に近づくどころか謎は深まるばかりで、最後まで落ち着く先は見えない。

    物語は、ライリーを中心に、今度の事件の捜査官マクダーモット、そして容疑者レオと、それぞれの抱える問題や葛藤を絡ませながら、一人称、三人称を交えた視点で、時には過去へとさかのぼりながら、短い章立てでテンポよくサスペンスフルに進んでゆく。

    本書は、センセーショナルな猟奇事件に加え、数々の謎、そして登場人物たちの人間ドラマと、盛りだくさんの内容を含んだ、緊迫感あふれるミステリーである。
    死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
    4270101601
    No.1:
    (4pt)

    法の裁きと償い

    大学の講堂内でそれぞれ異なる方法で殺害された6人の女性の遺体が発見された。その中に資産家ハーランド・ベントリーの娘キャシーが含まれていた。郡検察局検事補のポールと刑事ライトナーは当日のうちに容疑者を逮捕。容疑者の自宅から凶器等を押収した。8年後、容疑者の死刑執行。事件から16年後、ハーランドの弁護士として活躍していたポールは新たな連続殺人に巻き込まれていく。
    ストーリーとしては前半にマンズベリー殺人事件、その後は弁護士ポール、刑事マクダーモット、容疑者レオの視点から進んでいく。やがて浮上する疑惑と新事実、何故キャシーは殺されたのか?ポールを巻き込むレオの目的とは?
    総合的には面白かった。主要登場人物達が抱える問題や葛藤があり、哀愁漂うラストも良かった。ただ、ハッピーエンド派には納得いかないかも。
    死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)Amazon書評・レビュー:死は見る者の目に宿る (ランダムハウス講談社文庫)より
    4270101601



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