死は見る者の目に宿る
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
死は見る者の目に宿るの総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある歌詞を元にした、6人の死者を出した猟奇殺人から、16年。 同じ歌詞の2番目から始まった連続殺人。 16年前、検事として犯人を死刑に送り込んだライリー。 今は、敏腕弁護士として成功を収めた彼の苦悩の始まりであった。 過去の事件の人物達と、彼を取り巻く人たちが 複雑に絡み合って行くストーリーです。 過去の殺人は無罪だったのか? ただの模倣反なのか? このあたりは、よくあるパターンですが、伏線的な部分が あちらこちらに見え隠れしていて、最後まで読んだ後に 「あー、そうだったんだ」と、スッキリしました。 話も複雑に絡まっているように見えて、元を正せば 凄く単純なことだったのも。 精神的な病というものの怖さは、充分に伝わり とても面白く、そして怖かった。 この作者のほかの作品も、読みたいと思わせてくれました。 唯、一つ。 登場人物の名前が、似ていて…。 ライリー(主人公)と、 ライトナー(刑事)とか キャシー・ベントリー(主なる被害者)と、 キャロリン・ペンドリー(キャスター)とか…。 日本語のカタカナになると、字体が似ているので 慣れるまでは、え?どっちだっけ?と、手が止まり、読みにくかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
’89年6月、地方の伝統あるマンズベリー美術大学の講堂の地下室で6体の女性の惨殺死体が発見された。犯人はその日のうちに逮捕される。彼はある歌の歌詞どおりに犯行を重ねていた。有罪となった彼は’97年に処刑される。 しかし、事件から16年経った’05年6月に、当時とそっくりな連続殺人が起こる。今度は2番の歌詞どおりの犯行だ。模倣犯の仕業か、それとも前の事件の犯人は無実で真犯人は別にいたのか、それなら誰が何のために長い年月を隔てて殺人を再開したのか。当時の事件に携わった検事補で、いまは弁護士に転身して成功を収めているライリーは悩む。 事件の真相は最初の事件の6番目の被害者の身辺にあるとにらんだライリーは、再び事件の渦中へと入り込んでゆく。ところが彼女にまつわる意外な事実が明らかになるにつれ、真相に近づくどころか謎は深まるばかりで、最後まで落ち着く先は見えない。 物語は、ライリーを中心に、今度の事件の捜査官マクダーモット、そして容疑者レオと、それぞれの抱える問題や葛藤を絡ませながら、一人称、三人称を交えた視点で、時には過去へとさかのぼりながら、短い章立てでテンポよくサスペンスフルに進んでゆく。 本書は、センセーショナルな猟奇事件に加え、数々の謎、そして登場人物たちの人間ドラマと、盛りだくさんの内容を含んだ、緊迫感あふれるミステリーである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大学の講堂内でそれぞれ異なる方法で殺害された6人の女性の遺体が発見された。その中に資産家ハーランド・ベントリーの娘キャシーが含まれていた。郡検察局検事補のポールと刑事ライトナーは当日のうちに容疑者を逮捕。容疑者の自宅から凶器等を押収した。8年後、容疑者の死刑執行。事件から16年後、ハーランドの弁護士として活躍していたポールは新たな連続殺人に巻き込まれていく。 ストーリーとしては前半にマンズベリー殺人事件、その後は弁護士ポール、刑事マクダーモット、容疑者レオの視点から進んでいく。やがて浮上する疑惑と新事実、何故キャシーは殺されたのか?ポールを巻き込むレオの目的とは? 総合的には面白かった。主要登場人物達が抱える問題や葛藤があり、哀愁漂うラストも良かった。ただ、ハッピーエンド派には納得いかないかも。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|