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狙撃の理由
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狙撃の理由の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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原著1988年刊、原題 Wolf Time。 ここに描かれる事件は、ここ数年流行りの「忖度」殺人未遂です。 旧友である現ミネソタ州知事ウェスタガードが次期大統領候補指名に名乗りをあげようとするある冬、森で隠遁生活を送っていたフレッチャーは何者かの銃撃をうけ、瀕死の重傷を負います。銃撃者を捜すフレッチャーの前には、朧気ながらもその選挙の利益にあずかろうと ウェスタガードの先回りをしてまで手柄をたてておこうとする権力への寄生虫たちの姿が見えてきます。まさかその中に自分の家族もいようとは! 聞くだに虫唾の奔る汚いエゴが陰湿な火花を散らす、ダーティーな一篇。似たような話は、日本の政界・財界にもごろごろしているのだろうか。ほのめかし⇔忖度、唆し⇔梯子外し、提灯持ち⇔裏切り・・・。 私にとって決して好みではない汚い話ではありますが、その私を読み切らせてしまうストーリー・テリング、おそるべし。 | ||||
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