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魔天忍法帖
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【この小説が収録されている参考書籍】
魔天忍法帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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綺麗な状態でした。 | ||||
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一気読みで読了。掌編ではないので、時間が有ると、有るだけ読んじゃう状態。作者には珍しくSFで言う所のパラレルワールド物である。よって歴史、時代劇好きには、不評かもしれない。山田風太郎の時代小説(明治物も含めて)ってそもそも「主人公が時空を超えない」パラレルワールドなのではないか。「全ての小説がそうではないか、」と云う気もするが、まあ難しい事は今は置いといて(そうでもないか).敢えてパラレルワールドで無くても良かったのでは、と思う。例によって忍者がバンバン死ぬ。小説だから許されるトンデモシーンが続出。忍法帖の中では、笑の割合が多め。伊賀忍者の聖地鍔隠れの里が出てくるが、頭領の百地丹波には唖然とさせられた。全く非道い(笑)! | ||||
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「GQ Japan」誌1995年3月号の特集記事において、山田風太郎はABC3段階で主な自作を自己採点し、この『魔天忍法帖』はCランクと低く評価した。 しかし、3段階に入らない大駄作として『忍法相伝73』『忍法創世記』を挙げていたので、Cランクが「著者自身も認める大駄作」だと言い切るべきではないだろう。 別のインタビュー記事で作者は「自分としては『笑い陰陽師』がいちばん出来がいいと思っているんだけれども、誰もそういってくれない」と言っておられたし、作者の評価と読者の評価が食い違っていたとしても、何の不思議も無い。 まぁたしかに、この作品には、忍法者同士の派手なチーム戦も無ければ、主人公と敵対する強烈なキャラもいない。そうした点で、他の忍法帖より物足りないと感じる人もおられるだろう。 だが、山田風太郎の作品を、すべて一種のナンセンス・ギャグだと考えた場合(たとえば『甲賀忍法帖』での薬師寺天膳の死に様も、笑えるでしょ?)、この作品は、まさにバカバカしくて笑える作品であり、その意味では忍法帖のなかでも上位に属する。 しかも、ナンセンス・ギャグでありながら、時代に翻弄されるばかりで決して歴史の主役たり得ない者たちの悲哀がキチンと伝わってくる内容になっているのには、やはりいつもながらの山田風太郎作品だと、感心させられた。 | ||||
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他のレビューであまり評価されていなかったので、期待していなかったのですが、ページをめくるたびに面白さに惹かれていきました。「面白さ」という点では風太郎の忍法帖ものでも5本の指にはいるかもしれません。風太郎の描く戦国歴史のトンデモ世界にはまってしまいました。ただし、史実に基づいた歴史物好きな人にはあまりお薦めはできないですが。 | ||||
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