自来也忍法帖
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自来也忍法帖の総合評価:
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中古本なので経年劣化を覚悟してましたので、状態がきれいでよかったです。本の内容は、時代ものにミステリーを織り込んでしまったので、どっちつかずになったのが少し残念でした。 | ||||
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50人以上の子供がいた11代将軍家斉治世下の忍法帖。 本当に子作りが好きだったんですね、この将軍。 主要人物のひとりも家斉の子供です。 ヒーロー自来也、ヒロイン鞠姫、それに敵のボスと、中心になるキャラクターがいてストーリーがしっかりした痛快エンターテインメントです。 忍法精水波。 放出しつくして死んじゃうなんて、くノ一忍法帖にも忍法筒涸らしという似たのがありましたが、いやぁ、本当に忍法って素晴らしいですね。 | ||||
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ハリーポッターの魔法で全て解決じゃないんだから。ラストのシーン、ここまで忍法が万能だと興ざめしてしまう。忍者同士の戦闘に忍法を使うのは良いけど、謎解きには使わない方が良いのかなぁ、と感じた。 | ||||
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忍法帖には「忍法八犬伝」や「風来忍法帖」「銀河忍法帖」など、お姫さまが主人公のファンタジー・タイプが何本かある。本作もその一篇で、主人公は藤堂藩の鞠姫。 忍法帖のお姫さまキャラクターはとても素敵だが、一人の美人女優が役名を変えていろいろな忍法帖に出演しているようなもので、結局みな同じだ。鞠姫も例に漏れない。 もちろん風太郎は意図的にそのように造形している。忍法帖の本当の主役は物語そのものであり、ストーリーを躍動させるために登場人物、特に創作キャラを極端に類型的かつ軽量に作って動かしやすくしている。 本作は伊賀・服部家の末裔が領地回復を目指して藤堂藩をのっとろうと暗躍するお家騒動のストーリーで、そこへ将軍家斉の第33子!、オシで精薄という徳川石五郎が鞠姫の婿として押し付けられ、甲賀忍者の家来を伴ってやってくる。忍法対決としては伊賀くノ一 vs 鞠姫+謎の白頭巾「自来也」の構図だ。 非常に軽いのりの講談調ファンタジーであり、白頭巾に白羽二重着流しの自来也(背中に七代目団十郎の自来也首絵入り!)を派手に登場させるなど、昔日の東映時代劇を思わせる展開。爽やかに勧善懲悪で終わらせており、江戸忍法帖に近い雰囲気だ(しかしもちろん、忍法対決の描写は子供向けではない)。 自来也の正体は? という興味で引っ張るわけだが、ネタは最初から割れている。それでも明るく軽快にテンポよく展開していくので面白く読める。読後に何の感慨も残らないところがいい。 なるほどという、知ったかぶりのネタになる要素もない。「自来也」は、明代にその名の怪盗がいたという中国の小説をもとに、感和亭鬼武が文化三年に読本(よみほん)「自来也説話」を書き、それが歌舞伎狂言に脚色され人気となった ぐらいか。 | ||||
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山田風太郎さんの忍法モノ、とにかく面白いです。 凄惨な場面が多いのに、テンポや展開の良さにグイグイ 引き込まれていきます。 子供の頃に 伊賀の影丸 とか 仮面の忍者赤影 に親しんだ世代 なので、忍者の話はワクワクします。でも、この話は映像化 したらR18ですかね。 以前 映画化された時に原作を読んだら、映画以上に面白く、 これは凄い作家さんだと思いました。TVの時代劇は無くなって いきますが、“これぞ痛快時代劇“ って感じです。 | ||||
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