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くノ一忍法帖
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【この小説が収録されている参考書籍】
くノ一忍法帖の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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たまたま人に紹介されて読んでみたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。 いわゆる"奇譚"のジャンルになると思うのですが、エロシーンも含め、大人のおとぎ話です。ネット配信でアニメ化してほしい笑 | ||||
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いやはや、なんとも凄い忍法帖です。真田幸村のくノ一が、豊臣秀頼の子を身ごもった、事から始まり、あとはジェットコースターが次から、次へと、押し寄せてくるの楽しく読む、一気読み必至の傑作である。 | ||||
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千姫と秀頼の子をめぐってくノ一忍者と男の忍者が秘術を駆使しての戦いを展開します。 | ||||
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信濃くノ一VS伊賀忍者。 凄い攻防戦だ。子を宿しながら戦うくノ一に、次ぐ次に新手の男忍者が現れる。その術が凄い。もはや怪獣映画の攻撃に近い。この荒唐無稽なアイディアがたまらない。 | ||||
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人からお勧めされて購入しました。時代小説は難しそうなイメージがありましたが外連味たっぷりのエンタメとして楽しく読めました! | ||||
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思春期にこの本に出合ってからすっかり「くノ一」に魅せられてしまった。 風太郎の忍法帖の中では「忍法魔界転生」の次に記憶に残る「忍法筒涸らし」。 似たような忍法に『自来也忍法帖』の「忍法精水波」があるけど、あっちはなんかダラダラという感じで嫌だけど、「筒涸らし」はこれだったら死んでもいいからぜひともという感じで取りつかれてしまう。 すでにくノ一は絶えてしまったけれど、ニホンオオカミのようにもしかしたらどこかにひっそりと命脈を保っているんじゃないかと、追い求めるのは男のロマンス。 くノ一、わが愛。 青春。 | ||||
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山田風太郎の入門書として甲賀忍法帖を先に読みました。 その忍法の多彩さや展開の 速さに引き込まれ、続いてこちらのくノ一忍法帖を読んでいます。 あと半分弱。 ここまでのくノ一忍法帖は、ほとんど男女の絡みに限定された忍法であることから、 凄まじく多彩な忍法の応酬を楽しめた甲賀忍法帖からは、なんというかちょっと スケールダウンします。 また、くノ一が主役とはいえ、甲賀忍法帖に登場する男忍者が 屈強だったので、あまりにも弱く感じ、そんなばずのない油断が多くてがっかり度があ ります。 後半盛り返しても前半の評価は消えないので星4つといたします。 | ||||
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濃厚な味わいを堪能できる長篇忍法帖の第4作。 物語は、大阪城落城にあたって、豊臣の血を伝えるため忍法によって秀頼の子を身ごもった真田のくノ一5人と、これを抹殺しようとする伊賀忍者5人の戦いを軸に展開する。千姫対家康の代理戦争でもある。 忍者は奇想天外な得意技を披露しつつ、パターン通り相討ちでひと組ずつ死んでいくのだが、胎児が焦点であるだけに戦いの様相は生々しくも限りなくグロテスク。とても映像作品にはできないレベルだが、風太郎のカラフルで絵画的な描写は、それを不思議に妖しくも美しいイメージに変えてしまう。 物語は中盤から意外な方向へと急展開し、中だるみを感じさせないまま緊張感あふれる終盤へとなだれ込んで、ラスト一行の衝撃的なファイナルストライクで幕を閉じる。 大坂の陣~豊臣滅亡、千姫帰還~家康の大御所政治と死~由井正雪事件という史実の狭間にこの奇想天外な物語を組み込み、綺麗につなげていく風太郎の構想力には驚くしかない。奔放極まりない内容と展開にもかかわらず、全体の整合性はきっちりと構築され、物語に破綻が見えないのは不思議なほどだ。 風太郎作品の特徴が遺憾なく発揮され、これぞ伝奇時代小説というべき傑作に仕上がっている。 | ||||
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現実では絶対にありえないであろう 忍術がめじろ押しのまさにエンターテイメント小説です。 しかもほとんどの忍術はお色気満載。 人によっては鼻血が出てしまうかも!? 秀頼の落とし胤を始末するために くノ一を追うものたちの作品です。 もちろん相手も後世をかけての戦いですので 一筋縄ではいかない強敵ばかりです。 そのためには命を落とすのさえ厭いません。 (体を張った忍術多数) その中でとりわけすごい敵は くノ一ではないのですが 男顔負けの豪傑がいます。 こんな女はこう言う作品にしかいないでしょう。 しかも伊賀忍者の超級忍術を 見事に破る豪傑ぶり。 きっと唖然とするでしょう。 ただし… この作品はすこぶるエログロ。 終盤の場面は人によっては 具合が悪くなりそうです。 少なくても食事中のついでに 読むことのなきよう。 | ||||
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大阪の役に勝利した家康は、豊臣家の滅亡と幼い時に人質同然に秀頼に嫁がせた孫の千姫の帰還に満悦していた。しかしいまや千姫は徳川家ではなく豊臣家の人間だった。千姫は侍女の中に秀頼の胤を宿したくノ一をしのばせ、豊臣家の存続を図る。それを知った家康は伊賀忍者にくノ一の抹殺を命じる。ここに、くノ一と伊賀忍者、5vs5の死闘が始まる。 というわけで、もちろんこの作品の肝はくノ一達と伊賀忍者の度肝を抜く荒唐無稽の忍法合戦だ。 しかしそれを成立させているのは家康や千姫、阿福などの物語を織りなす実在する登場人物ではないだろうか。 人質同然に敵方の豊臣に嫁がされ、嫁がせた張本人の家康に夫を殺されるという悲劇を味あわせた徳川へ恨みの苛烈さとともに、その徳川家への甘えも見せる千姫の心理。 肉親さえ道具にし、殺しさえしてでも徳川家の繁栄を守ってきたがゆえに、その最後の被害者たる孫・千姫への愛情に振り回される老境へ入った家康の心理。 その心理は、無いとはわかっていてもありえたかもしれないという説得力を持っている。それはこの荒唐無稽な作品の説得力にもつながっている。 また、史実へのリンクが絶妙。 途中からどうしてこの登場人物出てきたんだろうと思っていたら、すべては史実とのつなぎの強度を上げるため。そのおかげで最後の一文には完全にうならされてしまった。 | ||||
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奇抜な設定で常に読者を楽しませてくれる作者のエロティック路線作品。最後のオチは良く考えてあるが、基本的に秀頼の子を孕んだ「くノ一」が繰り出す、奇想天外なワザが読み所。 レヴューで書いても良いのか不明だが書いてしまうと、相手の男の精を吸い取るとか、男を「***」で包んでしまうとか、腹の中の胎児をくノ一から別のくノ一へ念力移動するとか、本当に良くこんな事考えるなぁ〜というワザばかり。だが、こうした描写で読者を楽しませる点に作者の真骨頂があるのだ。脱線するが、本作はAV化されて、くノ一の一人として若き日の水野真紀が出ている。今となっては手に入らない幻のお宝だ。 文壇に媚びず、読者へ面白い作品を提供する事に生涯を掛けた作者のエロティック路線の傑作。 | ||||
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豊臣家のご落胤を宿したくノ一と伊賀忍者の争いは、言わずもがな女vs男の闘いです。 女性の性が虐げられがちな社会の中で、ここまで女性の「性」の強さを謳う作品は他に無いのではないでしょうか。 過剰なエンターテイメント性の裏には、戦国の男社会に一矢報いようとする千姫と妖婦たちの執念があります。 その結末はまさに壮絶、圧巻の他ありません。同じ女性として拍手を送りたい。 風太郎作品を語る上でも、決して外すことのできない一作です。 | ||||
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AランクとBランクの中間位に位置する作品ではないでしょうか? そもそも秀頼の胤を宿したくノ一が、追撃してくる家康の忍を迎撃しながらその任をまっとうするといった設定自体が無茶な話。 しかも家康の放った忍の術が奇天裂(流石は作者。よくもこんな事考えるはと思います。)、ハチャメチャぶりはシリーズ随一かも。 あいかわらず、ラストは流石。 (読者を驚かせる事に心血を注いでいるとしか思えない結末を用意してくれています。後日譚があったら読みたい位です。) 「柳生」「甲賀」「風来」といった出来の良い作品があるので先ずは本作からとは言いませんが、外せない一作ではあると思います。 | ||||
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「くの一忍法帖」のあらすじですが。 「大阪夏の陣、落城前夜に救出された千姫とその侍女たち。智将真田幸村はそのなかに秀頼の落とし胤を身ごもる五人の女忍者を潜ませていた。それを知った家康は、「子が生まれる前に始末せよ」と密命を伊賀忍者に下す。子を宿しながら迎え撃つ、くの一、五人衆に鬼気迫る!」 要約すると妊婦たち戦う戦う戦うです。妊婦だって戦います、そして容赦なく死にます。うへえ。でてくる術がすごいんですよー。「吸壺の術」「蛇まといの秘法」「忍法筒枯らし」とか。全部エロ。「吸壺の術」はその名のとおりヤッてる最中に男の精を吸い尽くす術です。蛇まといの術は……ええそうです、あなたが想像したそれが正解です。忍法筒枯らしはおそろしい術です。でてくる術でてくる術全部そんなかんじ。伊賀の男忍者の中で「美男子というより凄味のある男前」とか描写されて私の心をときめかせてくれた鼓隼人なんて女の影を犯して実体にまで超絶的な快感を与える忍法の使い手ですよ。他にも弥勒菩薩並べて裸の女の幻覚見せて男を骨抜きにするくの一とか女陰から泡吹いて敵を赤ん坊がえりさせるくの一とか、なんだこれギャグ!?ギャグなのか!?とツッコミながらそれでも面白くて次へ次へとページをめくり…… 隼人の最期とか凄まじい。子宮で男を食うファムファタールお由比。 | ||||
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徳川に滅ぼされた豊臣方のくノ一忍者と伊賀忍の戦い。 豊臣の子種を受けたくの一という設定がすでに悶絶。 臨月が近くなる終盤では、腹の大きなくノ一が子を守り戦い抜くのである。 激突する忍者達の忍法合戦は自然「淫法」合戦となり、んなあほなという技が百出。 が、それを「ホルモンの関係によるものであろう」といった風に、たかが一文で片づける潔さ。 そして突飛なあまり、これで十分に説得されてしまう楽しさ。 物語の勢いがあるからこそ、そのような突っかかりは足下の石ころほどにもならず、ただただ次のページを繰るしかなくなる。 物語の最終的なまとまりを含め、完成度が高い。 | ||||
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千姫の侍女で信濃忍法を操るくノ一達と、家康の放った伊賀忍者達の死闘が繰り広げられます。 次から次へ、色仕掛けの奇想天外な忍法が現れ、速い展開で話がすすみ面白く読みました。 ただ、妊婦達が主役で、陰惨な死に方をするのは、切なかったです。 | ||||
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戦闘参加女子がほぼすべて妊婦という作品、それがこれだ。 力で勝つのではなく、魅力で殺し、奸計で騙す、そして勝利は子をのこすこと。 まさしくこれこそ女の戦いだ。 フェミニストからすれば「女を子供を産むものとしてみている」 と、反発するかもしれないが、子を産めるのは女だけの能力であり、それを妨害にも負けず達成するのは女ならではの勝利なのだ。そんなこともあってか、女性人気も高い本作。 アダルト映画のイメージは捨てて、高貴で女性賛歌に満ちたこの作品を 女性にこそ読んでほしい。 | ||||
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くノ一忍法帖は山田風太郎氏の忍法帖シリーズの一つであり、 高い評価を受けている。この本の特徴は、その名の通り伊賀忍者を 相手に戦うくノ一たちの活躍だろう。戦闘にはくノ一ならではの 忍術が登場し、これまでの忍法帖とは異なる戦いが繰り広げられる反面、 性的な技ばっかりという欠点もある。結構陰惨な話が多く、同じくノ一との戦いなら「忍法八犬伝」の方が面白いかもしれない。 また、この本では歴史上の出来事とくノ一たちの戦いを結びつけたため、 今回の話があたかも歴史の裏で起こったような錯覚を受ける。これも 読んでいくうちの楽しみである。 | ||||
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