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検察側の罪人



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検察側の罪人の評価: 3.89/5点 レビュー 109件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全109件 1~20 1/6ページ
No.109:
(5pt)

日本から冤罪がなくならないのは……。

古い少女絞殺事件の重要参考人が時効の壁に守られて不起訴に。一方、法改正により時効撤廃後に起きた老夫婦刺殺事件の容疑者として再浮上するが、老練検事の下、後輩の若手検事は冤罪の疑いを持つ。
検察側の罪人 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 上 (文春文庫)より
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No.108:
(5pt)

検察の“闇”をえぐり出す。

「疑わしきは罰せず」の刑法原則を無視し「法の正義」を振りかざす老練検事は、新たに現われた容疑者を自ら殺害、捜査方針に拘泥。「10人の真犯人を逃しても1人の冤罪を生んではならない」のは当然。
検察側の罪人 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 下 (文春文庫)より
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No.107:
(4pt)

引き込まれる良質なフィクション

どんどん堕ちていく最上。
正直リアリティはなかったが、関係者のやりとりが目に浮かびやすく、人間ドラマとして引き込まれるものがあった。

主要な登場人物の中で、松倉のクズっぷりが際立っていたが、実際の世の中を見渡すと、この小説の主要人物で1番よくいるのは最上でも、沖野でもなく、松倉みたいな人が多いなんじゃないかと思った。

この小説の結末も、実際の世の中も、やるせないなぁ。
検察側の罪人Amazon書評・レビュー:検察側の罪人より
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No.106:
(4pt)

あんな映画化されてしまったら

最初に原作を読んで、楽しみに映画を見たのに、まったーーーーーーーーーーーく、ねじまげられてて、監督の要素ふんだん、原作との乖離、辟易です。そこにどれだけ人が挟まって金も挟まってこうなっちゃったんだろう。
ほーんと最悪です。
一番好きなシーンが改悪されてて最悪でした。原作は面白かったので、買いは間違いないです。
映画が面白いっていう人、信用できないです。ほんとにいろいろ見てるんですかね。
検察側の罪人 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 上 (文春文庫)より
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No.105:
(5pt)

何が善で、何が悪なのか。深く深く考えさせられる。

読んで一年以上経つけど、ずっと心の奥に残ってる。映画ははっきり言って期待はずれで、原作の深さが全く感じられ無い、娯楽作品っぽい。
同じ作者の火の粉も良かったけど、私的にはこの作品が一番好き。本当に、深い。
検察側の罪人 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 下 (文春文庫)より
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No.104:
(2pt)

強引すぎる

時効になった過去の事件の犯人を
新たに起きた殺人事件の濡れ衣を着せるのが復讐になるの?
その為に証拠を握り潰したり、真犯人を殺して埋めたりってもう滅茶苦茶。
真犯人を捕まえた上で過去の事件の犯人を殺せばよかったんじゃないの?
それに最後の正義はこんなにも歪なのかってのも間抜け、この話に出てくる正義なんて全部個人の自己満足でしかないのに
結局、復讐は達成されることもなくクズの一人勝ちな内容なのでこの評価
検察側の罪人Amazon書評・レビュー:検察側の罪人より
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No.103:
(3pt)

何が正義なのか分からなくなりました。

好きな作家さんだったので購入しました。
が、最初はちょっと退屈で、途中でもう沖野を解放してあげて!苦しくて苦しくてもう止めて!という思いで何ページも飛ばしてしまいました。
下巻は逆にどんどん引き込まれましたが、ずっとどんな事情があっても冤罪はアカンやろと思ってたのに最後の数ページで世の中に放っておいてはいけない人がいるように思えました。
罪を犯しているのに平気で生きてるなんて許せない、そんな風に思ってしまった私は最上と同じ歪んだ正義を持ってしまったのでしょうか。
検察側の罪人 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 上 (文春文庫)より
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No.102:
(4pt)

なし

問題無し
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No.101:
(4pt)

人を裁くことの難しさ

近しい者が理不尽に殺された時、その人は理性的に行動できるかということを考えさせる作品でした。
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No.100:
(5pt)

法執行部も裏社会もまた人間

これをダーティと捉えるのか安っぽい正義と捉えるのかは読者さんの基準によるのでしょう。ただ法執行部はじめ治安サイド、対する裏社会も人間のグループに過ぎません。表だから「 神 」、裏だから「 鬼悪魔 」的な二次元の考えで我々日本人は世の中を定義する民族ではないという事です。だからこそ今までうまくやって来れたという側面があると思うのです。神でもない人が人を裁けばうまくいく時も間違える時もあるんでしょうね、時効の殺人犯を忘れられない者たちが、許せない者たちが別件で追い込み死に追いやる。重くも自分を型作っていく良い意味で考える機会をくれる小説です。
検察側の罪人 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 上 (文春文庫)より
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No.99:
(4pt)

映画視聴済み

映画版とはうらはらにかなり丁寧に検察の仕事やその流れについて説明されています

映画版と小説版はよく似た別の話ぐらいの気持ちで鑑賞した方が双方を楽しめるかもしれません
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No.98:
(5pt)

大満足です。

素早く到着。状態の完璧でした。
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No.97:
(4pt)

度の過ぎた懲罰感情

度の過ぎた懲罰感情から道を踏み外していく検事を描いている。
そもそも動機が理解できないという向きがあるようだが、そもそもミステリーで描かれる『数十年前の因縁による殺人(犯罪)』なんてもんは現実にはほぼ皆無なわけで理解できないのが普通だろう。
現実の殺人や犯罪なんていうのはもっと近視眼的なものだ。
今作の読みどころは苛烈な取り調べ描写、必死で救ってやった冤罪被害者が結局くそだったというリアリティ。
後味の悪さが良い。
犯人検事が道を踏み外すきっかけとなった友人議員の自殺はとってつけたような感があり、もうちょい良いきっかけがなかったのかなとは思った。
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No.96:
(3pt)

映画との違いを楽しむ

映画を先に観ました。映画はまあまあよかったです。アイドル映画と評する方もいらっしゃる様ですが、結構好きです。原田監督は役所広司主演の日本のいちばん長い日、樹木希林と役所広司のわが母の記の監督なんですね。結構幅広いけど、良いものを作ると言う感じを受けます。
この小説を読んで、かなり忠実に映像化したのだなと最初は思っていましたが、だんだんと映画とは結構違うんだなと気付かされましう。そこには、監督の考えが大きく出ているのではないかと思います。
取り調べの録画とか、回想シーンで由季がいつも歌っていた唄とか、殺され方とか、インパール戦の話とか。
大好きな東野圭吾原作の映画作品では、映画と同じぐらい面白い作品(容疑者Xの献身、麒麟の翼、祈りの幕が降りる時、夜明けの街で、手紙、真夏の方手式など)と、映画の方が面白くないもの(幻夜、白夜行、ブルータスの心臓、マスカレードホテル、疾風ロンドなど)が多いですが、これは逆に映画の方が良いところもあって面白いと思いました。
検察側の罪人 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 上 (文春文庫)より
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No.95:
(5pt)

評価が低くて驚きました

面白かったです。
リアリティがないって意見がありましたが小説って普通そうですよね。
星5は高いですが星1が多くそんなに悪い作品ではないのであえてつけさせてもらいました。
検察側の罪人 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 上 (文春文庫)より
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No.94:
(5pt)

最上の行動はなんら不自然ではない

最上の行動原理が不可解…というレビューをよく目にするが、そうでもないと思う。
前半部分、最上の旧友たちのキャラと、各々の考え方や性格が割と丁寧に描かれていて、きちんと読んでいれば最上がどういう人間かよくわかる。旧友は皆、今の最上を沈着冷静、ある種非道な奴、とまで言うが
それはあくまで表面上のことでしかない。
簡単に言うと真面目で堅実な男だからこそ、ああいった行動をとったと言える。
「●の入手方法が雑、すぐバレる」という点も、まさに最上の人間性を表している。
彼が
「彼は冷静なエリート検事でなければいけない、常に隙のない男なはずだ」そういう先入観を持っている読者側に問題がある。

沖野と最上の対比によって、さも沖野は正義感溢れるの人間臭い男のように書かれているが、
最上こそ、まさに「人間臭い」男だったのだと思う。
2人はとても似ている。
文句なしに面白い小説だったが、私がとても好きなのは白川という人権派弁護士の描き方だ。
白馬の騎士なんて呼び名で颯爽と登場するこの爺さん、もう胡散臭さがダダ漏れである。
正義ともっともかけ離れた人間だ。誰をモデルにしているかはなんとなく……色々顔が浮かんだ。
白川にとっては松倉でさえ道具のひとつに過ぎない。
そして、忘れてはいけない諏訪部の存在。
なんともいえない味のある男だ。彼の登場回数が少ないことがちょっと寂しいくらいに。
真の正義とは何か、というより「何をもって勝利とするか」を考えさせられるお話だった。
ラスト、沖野の叫喚に思わず涙がこぼれ、前川の涙に癒された。
検察側の罪人Amazon書評・レビュー:検察側の罪人より
4163824502
No.93:
(5pt)

読み応えのある秀作

読み応えがあり秀逸である。
主人公の若手検事・沖野、その上司の最上などの人物造形も彫が深く、闇のブローカーや容疑者などの癖のある登場人物の描写も過不足なくメリハリがきいている。

警察小説は世にあまたあり、警察の独特な世界はそれなりにイメージできるが、検察物はそれよりも少なく、なんとなく漠然としていたが、そのあたりも説得力があった。

こうしたところがしっかりと描かれていると、ストーリーが多少無理筋でも違和感を感じさせない、という典型かもしれない。
というか、無理筋なストーリーを違和感なく成立させるために、描きこんだというべきだろう。そして、その目論見は成功している。

この作家の作品では、『火の粉』『犯人に告ぐ』『殺気!』『クローズドノート』『犯罪小説家』『銀色の絆』を読んできた(ひょっとしたら覚えてないだけでもっと読んでいるかもしれないw)。

守備範囲は広く、ミステリー系やサスペンスものからほのぼの系まであって、それなりに読ませてくれる。
が、『犯罪小説家』はひどかったという記憶しかない。
質の点で波があるのかとも思ったが、こうして並べてみると、それ以外にはがっかりした作品はなかったとも感じられ、やはり力のあるいい作家だと再認識した。
検察側の罪人Amazon書評・レビュー:検察側の罪人より
4163824502
No.92:
(4pt)

ミステリーとしての完成形。

犯人に告ぐ、が初めての作品。ミステリーとして完成形ともいえる。タイトルにもインパクトがあり、ドキドキしながら読み進められる。リアルと非リアルの狭間を絶妙に描いており、惹き付けられた。また手にしたい作家さん。
検察側の罪人Amazon書評・レビュー:検察側の罪人より
4163824502
No.91:
(5pt)

巡り合わせの妙

否定的な意見として最上の行動が現実的にはありえないというのが見受けられますが、私はそうは思わなかったですね。積年の無念感、オレがやらねば誰がやるというという気持を焚き付ける偶然の巡り合わせ。検事=正義の執行者だという奢りもあるでしょう。そしてタイムリミットが迫るなか今やらなければ二度とチャンスはないという焦り。冷静な立場からの決め付けで作品の評価を下すのは勿体ないと思います。
検察側の罪人 下 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 下 (文春文庫)より
4167907852
No.90:
(5pt)

事前チェック本

キムタクの大フアンで映画を見て買いました。映画を見る前に読みたかったです。
検察側の罪人 上 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:検察側の罪人 上 (文春文庫)より
4167907844

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