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恐怖の谷
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【この小説が収録されている参考書籍】
恐怖の谷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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英国のちょっと田舎のダグラス邸でダグラスが顔を散弾銃で撃たれて殺害された。ある男(モリアーティ?)からの暗号文でホームズにダグラスの危機を伝えていたが、間に合わなかった。そしていつものようにホームズは捜査し犯人を特定する。なお、この作品は二部構成になっており、前半はダグラス殺害事件を解決するもので、後半はダグラスの過去(これが事件と関係する)の物語となっている。ダグラスが殺害される理由は第一部では分からなかったが、第二部を読むと事件の真相が分かる構成だ。犯罪というのは刹那的なものではなく、過去も含めて長い期間にわたって関連してくるものであることが分かる。個人的には納得できないことなどあるが、これは個人的にホームズの長編作品が自分に合わないだけだろう。 | ||||
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シャーロック・ホームズのシリーズは後半程、あんまりな感じになる。本格ミステリーがお好きな方にはお勧めしません。 | ||||
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昔の文庫本の方が趣があって、読んでいて違和感がない気がしました。 若い人は、こちらの方が良いのでしょうか? まぁ、ずいぶん雰囲気は変わってしまいましたが、またホームズ作品が読めてうれしいです。 | ||||
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本書は、4編あるホームズものの長編のうち、 最終作にあたります。 物語は2部構成。 第1部で事件の発生から解決が描かれ、 第2部で事件の背景となった事柄が 描かれていくという展開です。 第1長編の「緋色の研究」と 第2長編の「四つの署名」も 同じ形式で描かれています。 第1部については、 ホームズが手に入れた暗号文を解読していく幕開けから、 バールストン館での惨劇の発生、 事件の捜査、意外な結末と、 テンポよく進んでいき、 よく出来た推理小説という印象を受けました。 一種の密室状態という殺人事件の謎や、 意外な犯人の正体など、 推理小説の面白さが詰まっています。 ちなみに本作品は、 不可能犯罪ミステリの巨匠、 ディクスン・カーが賞賛したとのことで、 そうした視点でみると、 なかなか興味深い仕上がりとなっていると思います。 それに比べ、第2部は、正直なところ、 あまり楽しめませんでした。 アメリカに舞台を移し、 第1部の事件の背景を描くというものですが、 ほとんど第1部とは別の物語といってよく、 ミステリ的要素もあまりありません。 あえていうなら、犯罪小説といったところでしょうか。 ホームズが登場するのも、 最後の数ページしかなく、 ホームズものと呼ぶことはできないのではないでしょうか。 第1部と第2部の評価を総合し、★3つとしました。 | ||||
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