グレイシー・アレン殺人事件

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グレイシー・アレン殺人事件の評価:

2.33/5点 レビュー 3件。 - ランク

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平均点2.33pt

Amazonレビュー一覧

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全3件 1〜3 1/1ページ
No.3
(3pt)

東京創元社、早く新訳を出せ!

2010年の「僧正殺人事件」から始まる創元推理文庫の新訳プロジェクトであるが、以来2018年にやっと3冊目の「カナリア殺人事件」が出たのが今のところ最後。社は何十年計画で全12作を切り替えるつもりなんだろう??
 と関係なさそうな話から始めましたのは、日暮雅通氏による新訳で特に会話言葉が現代的になり、作品世界が身近に感じられることから、他の11作とはモードの異なる本作が新訳になればどう印象が変わるのか、興味深々だからなのです。少々おつむの弱い天然少女グレイシー・アレン(香水工場の女工という設定)が、ギャングが跋扈する犯罪事件の渦中でのんきにボーイフレンドとのあれこれを語り、プロのギャングを面食らわせ、ヴァンスに手がかりを提供するというドタバタ喜劇風の展開なのですが、旧訳ではこのさじ加減がどうも中途半端に感じられてしまうのです。特に肝心なグレイシーの会話口調がどうにもぎこちない。日暮さんにはTVのバラエティー番組をよく見てもらって、天然で売る女性タレントの話し方をよく聞いてもらって、訳業に生かしてもらいたいものです。
 ヴァン・ダインの構想力、文章力がそこまで喜劇に徹しきれなかったとみることも可能ですが、他の11作で常に明快で作品に合った話法を駆使してきた彼ですから、ここでも立派に目的を果たしたものと思いたい。新訳でそのぎこちなさを解消したら、作品の出来不出来は別として、楽しい読み物として大化けするかもしれないそ、と期待したいのであります。 以上!
グレイシー・アレン殺人事件 (創元推理文庫 103-11) Amazon書評・レビュー: グレイシー・アレン殺人事件 (創元推理文庫 103-11)より
4488103111
No.2
(3pt)

贔屓作家の異色の一作

もし、「贔屓の作家の異色の1冊」というベストテンの催しがあるのなら、私は迷わずこの作に投票します。
主要な舞台となるカフェ・ダムダニエル、ステンドグラスから差し込む緑色の光、グレイシー・アレンがまき散らす香水の香り、ギャング団の首領’ふくろう’オウエンとヴァンスの(わかったようなわからぬような)禅問答、と、いつものヴァン・ダインのキビキビした筋運びとは一味違った、不思議の国に紛れ込んだアリスのような気持ちになる異色作です。
グレイシー・アレン殺人事件 (創元推理文庫 103-11) Amazon書評・レビュー: グレイシー・アレン殺人事件 (創元推理文庫 103-11)より
4488103111
No.1
(3pt)

映画の原作

ヴァン・ダインは作品のタイトルに6文字からなる単語+マーダーケースで統一しています
唯一の例外が映画の原作のこの作品です
当時の有名女優の名前がタイトルになっています
それ以外に特筆すべきところはありません
グレイシー・アレン殺人事件 (創元推理文庫 103-11) Amazon書評・レビュー: グレイシー・アレン殺人事件 (創元推理文庫 103-11)より
4488103111