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君の名残を
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【この小説が収録されている参考書籍】
君の名残をの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.94pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全46件 1~20 1/3ページ
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初めてこの本を読んだのは中学生の時。 壮大なストーリーはもとより、その根底に流れる死生観に大いに影響を受けました。 主人公達を始め、登場人物の誰もがそれぞれの人生を懸命に生きている。その姿に圧倒されました。 装いも新たになったこの本を手に出来て嬉しいです。 | ||||
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読みやすい文章で、登場人物達の感情にしっかりと温度が感じられた。 全ての謎が解けた時、薄々気付いていたとは言え、しばらく涙が止まらなかった。 歴史に詳しい人も、あくまで小説、ファンタジーとして素直に読めばとても楽しめる小説だと思う。 もう一度、次は義経側の視点でも読んでみようかな。 | ||||
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面白いです。まだ読み途中ですが、下巻も買います!源平の歴史の見方が変わりました。 | ||||
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前に一度、知人から借りて読みました。またどうしても読みたくなり、新品は購入出来ず中古も見当たらず…こちらで、購入させて、いただき本日とても綺麗な状態で届きましたのでご連絡致しました。ありがとうございました。感謝しています。 | ||||
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タイムループ?ってラノベみたいな展開なので、「そういう物なのかな」と思い読んでみたら、意外にものすごく深くて面白かったです。 歴史の流れを変えずに、未来人の2人の存在を際立たせる...。 物語の構図が本当に素晴らしかったです。 生きることとは、死ぬということとは、人を愛するということとは、など本当に考えさせられ、本当に涙が出るほど感動しました。 出会えてよかったと思える作品です。 芥川賞並の作品です。 作者の他の作品も読んでみたいと思いました。 | ||||
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読み応えがありました。知ってそうで知らなかった歴史を知ることもできたし その中で主要人物が実は。。。という面白い設定もあるし物語としては かなり切ない内容でとても心に残る話でした。 | ||||
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恋愛要素少なめの小説。 歴史に詳しくない私には似たような名前の登場人物が多く、少し難しかったが、歴史上の人物を勉強したくなった。 ラストは切ないが捨てずにまた読みたいと思う。 二度目、三度目の方が理解できて面白いかも。 | ||||
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夢中です!寝るのも惜しい。 同じ作家の「雪の夜話」を最初に読みました。 もっと読みたくて、本屋さんで探したが無く、あ、アマゾンさんだ~って気が付いて注文させていただきました。 先を読み進みたく、また結末に近づくのが怖いというか・・・。 上下二冊になっていますが、二冊なのが残念です。 | ||||
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タイトル買いしました。 はっきり言って歴史が、特に日本史が大の苦手科目です。 それが良かったのかもしれません。 素直に登場人物の気持ちに寄り添えた気がします。 時代小説ではなく人の生きざまを見た気がします。 不勉強を悔やみ、この時代の日本史を勉強して読み直し、二度面白かったです。 歴史オタクの方が読んだら幻滅するかもしれないですが、細かい事は気にせず、ファンタジーだと割り切って読むのをお勧めします。 | ||||
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あまたあるタイムスリップ小説の中では最高傑作に値すると断言したい。まず小説の形としても優れており、文章を楽しみながら読むことができる。読み通すのにそれなりに時間も手間もかかるが、この手の作品に良くある至極軽いタッチの作風とは別世界だ。また、登場人物は単に剣道の腕が優れているというだけの高校生であり、この手の作品の主人公にお約束の圧倒的な軍事力や軍事知識があるわけではない。普通の高校生が時代の無慈悲なまでの荒波の中で自分の立ち位置を意識し、必死に生き抜いていく姿に感情移入してしまえば、もうラストまで読むことを止めることができなくなる。血涙を流すような艱難辛苦の果てに彼らが掴んだものは、自分の命を十全に燃やし尽くした充足感ではなっかったか。読後に流す涙には、彼らの壮絶な生き様に感動すると同時に、ぬるま湯のような日常にどっぷりと浸りながら不満たらたら生きている自分に対する情けなさから来る悔恨の情も少なからず混ざっている。 歴史の修正のためにタイムスリップが起きるという設定はよくあるものではあるが、その主人公たちの生き抜いていく様の描写で圧倒的な迫力があるという点でこの作品は、これからも末永く読み継がれていくに違いない。ご都合主義で歴史に対する敬意のかけらも無く、なんともぬるい進行の今年の大河ドラマ「江」なんかより、よっぽど深い感動を味わえる。難しいとは思うが、どこか映像化してくれないだろうか。 | ||||
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40歳をこえたおっちゃんです。この本に出会ったのは、まだ30代でしたが・・・電車の中で、涙をこらえるのに必死でした。 もう、装丁がぼろぼろになって、落ちてしまうほど読みました。中学生の娘にも勧めたところ、ものすごく気に入ってくれて、大変うれしかったです。結局、娘用と、自分用にもう3冊(単行本と文庫上下2セット)を買ってしまいました。合計5冊か・・・今まで、何度も読む本はありましたが、こんなに同じ本を買ったのは初めてです。(ホーガンの「星を継ぐもの」シリーズは20回は読んだでしょうか。) 少し、突っ込みを入れたくなる人もあると思いますが、多少のことには目をつぶって楽しんで欲しいです。 | ||||
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今時の高校生がタイムスリップしてあそこまで違和感なく存在できるか、という点が気にならない方なら楽しめると思います。 自然すぎて不自然だなぁと思いつつ読み進めていくとグイグイと読んでしまいます。 時々読み返して最後は泣いてしまいます。 実写でやったらどんな風になるのかなぁなんて考えてしまいます。 この本はまだじっくり楽しみたい作品です。 | ||||
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おもしろい、おもしろいの一言。本屋で、本当に偶然にタイトルが目に飛び込んできて買いました。読後、このタイトルは胸にしみます。 日本史はどうも興味が持てなくて、史上の出来事も、人物も点でしかなく、つながりや広がりが全くない私なのですが、いやいやストーリーが面白いこと。この年末に本を抱えて昼も夜も読み続けました。作者の創造が各種資料の情報をつないでいるところが、小説なんですよね、教科書とは違う。 読後すぐ司馬遼太郎の「義経」を読み、登場人物の描き方がかなり違いながらも、かえって朝倉氏の用意周到な想像力に感心しました。これから「平家物語」に手を出すところです。そのうち鎌倉も木曽もじっくり味わいながら歩いてみたい。 | ||||
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大河ドラマを見ているよう、本が心の中に映像を描いていく。読んでいると、自分も様々な登場人物に変わる。 この本の凄い所は、現代と過去を繋げる事により、800年と言う遠い過去を身近な物にしてまう浅倉卓弥さんのテクニックだ。高校生の時に読んだらどう感じたんだろう。もしかしたら、日本史がとても好きになっていたんではないかな、と思う。 | ||||
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話は、歴史ものなのか、SFなのか、ファンタジーなのか、分類は難しいのですが、とにかく、切なくて、泣かされました。一気に読ませる筆力はさすがだと思います。 作者の次回作を期待しています。 | ||||
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雷鳴に導かれ、時を越える友恵、武蔵、志郎の3人。 剣道が得意な女子高生は、 木曾義仲と出逢い、友恵を削ぎ落として巴になります。 友恵に言葉にならない思いを抱いてきた男子高校生は、 乱世に翻弄される子らと出逢い別れ、源義経の一の家来に。 そして、志郎。 作中では多くを語られませんが、彼こそ時代の「本命」です。 流転する時の中で、多くの宝物を手に入れる3人。 やがては手の中からこぼれ落ちてしまう宝物。 魅力的だったのは木曾義仲。 突然の出逢いにも関わらず、友恵を受け入れ、強い思いで結ばれます。 源氏の一角として、京へ先駆ける彼ですが、 慣れない大軍の統率、政治に磨り減りボロボロになっていきます。 そして、後白河法皇との対決。 皇室の権威を前に悩み苦しむ彼に、友恵がかける言葉とは。 京の朝廷、律令体制に対する鎌倉の「革命」。 時の激流の中、敵味方に別れ、刃すら向け合う友恵と武蔵。 3人は現代に帰ることができるのか。 実現していく予言、避けられぬ運命、止められぬ時の流れ。 ラストまで読み終えた後、 誰かの名残が心を温めるはずです。 | ||||
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時間移動と歴史小説を組み合わせた作品。 主人公たちが時間移動をした理由にもっと説得力が欲しかった感は否めない。 諸行無常を考えずにはいられなかった。 悪い買い物ではなかった、素直にそう思う。 | ||||
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確かに突然現代の高校生の言葉がそのまま通じたりとか、設定に無理がある部分もあるが、そこはドラえもんのホンヤクコンニャクでも使ったのだと軽く流して、登場人物達の心の動きを心で感じて下さい。久々にグッと来た。タイムスリップした登場人物達がトレンディードラマばりに絡まない距離感が正解だったと思う。 | ||||
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23ヶ月くらい前に一度単行本のほうでレビュー書きました。 それから実に10回以上は読み直し、言い回しのひとつひとつまでほとんど 覚えてしまったくらいにこの本のファンになってます。 歴史物&タイムスリップという小さな括りではこの本の味を語りつくせません。 自分でもなぜ、こんなに何度も読みたくなるのか、何に惹かれるのか ・・・それが徐々に自分なりに理解できたことがありました。 これは一言でいうと物理的な身体の生死という枠組みを越えた 愛の物語であって、つまりは魂の物語なのではないか、と。 主人公である巴、そして義仲や武蔵との深い結びつき、時の代理人とも いえる阿修羅その後覚明、時の使者となる四郎つまり後の北条義時・・ こういう独自の構想によって、下巻の裏表紙にもあるように 「平家物語」を慟哭のロマンスへ変えていると感じます。 長野県木曾郡日義村に「義仲館」というのがあるのを知り、矢も盾もたまらず かけつけました。 歴史として残されている展示物を、この本に出てくる巴や義仲を思い浮かべ ながら食い入るように眺めました。 最初に読んでから、今に至るまで感動が衰えません。 深読みすると著者の筆力がいかにすごいか、それを支える構想がいかに緻密に ドラマチックに考えられているか今更ながら驚かされます。 | ||||
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簡単に言ってしまえば、戦国自衛隊などのタイムパラドックスものです。 現代の若者(友恵・武蔵・史郎)が、平安時代末期にタイムスリップし、それぞれ巴御前(木曽義仲の妻)、武蔵坊弁慶、北条義時(鎌倉幕府の二代目執権)になり、自らの力で運命を変えて行こうとしますが、時の流れには逆らえず、役割を終えると言うストーリーです。 木曽義仲が源義経に討たれるシーン、巴の最後のシーンがとても印象的です。 | ||||
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