■スポンサードリンク
(短編集)
空飛ぶ広報室
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
空飛ぶ広報室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 121~140 7/9ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自衛隊とは?一緒に勉強したいった感じ。読み終わったとき、丁度、テレビ放映。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
直木賞候補ということもあり期待して読んだのですが、期待外れでした。 自衛隊三部作や関連作品を読んでいるせいか、新たな驚きは感じられませんでした。 それらの作品を読んでいない、私の友人はこの本を絶賛してましたので、そういう方なら楽しめると思います。 そして楽しめたならば、更に自衛隊三部作などを読まれることもお勧めします。 作品としては、自衛隊広報の立場と目的や、メディアの報道姿勢にまで言及しているところなどは大変勉強になりました。 でも、エンターテイメントとしては(私は本当に有川さんのファンなんですが)この作品は残念でした。 むず痒いほどのラブコメ路線にも踏み込むかと思わせて踏み込まず、人物描写も深まらず、ストーリーにも特に盛り上がりもなく、中途半端感が残りました。 あとがきを見ると、モデルとなった実在の人物がおられるようなので、そこらへんにも何らかの配慮があったのかもしれませんが・・・ 三部作やクジラの彼、ラブコメ今昔などの自衛隊を題材にした作品を超えるものではありません。 よく言えば集大成とも言えるかもしれませんが、悪く言えばただの焼き直しです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
海外赴任をすると不思議にスッと入ってくるのが、 ・自分の国は自分で守ること。 ・国旗、国歌を大切にすること。 この2点です。 日本でこれらを言うと、たとえ仲の良い友達であっても、「お前右翼か!」「右寄りだ!」と、 露骨な、そして嫌悪感丸出しの言葉が返って来ることが、少なからずあります。 日本以外の国では極々普通のことが日本では何故か間違っている様な言われ方をします。 本書は題材が自衛隊であるだけに評価は分かれると思いましたが意外に平均が★4つには驚きました。 日本人もグローバルスタンダードを身に着けて来たということでしょうか? それとも自衛隊に偏見を持たない読者しか読まないからでしょうか? 小生自身も夢目前で空井二尉と同じ体験をしてしまい、結局一般の会社員に成りましたが、 残念ながら定年間近の今日に至っても、ズルズルと過去を引きずっており、全く割り切れておりません。 それは、きっと、ガッキーの様な「稲ぴょん」がいなかったからかも知れません(笑)。 この本は、仕事の進め方、仕事仲間、そしてお客との自分の拘り方は、一体どうあるべきか? 等を教えてくれている気がします。 この本が近々ドラマ化されますが、マスコミがマスゴミと酷評されることも多い今日ですが、 どのようなドラマになるかが楽しみです。 自衛隊をあまりにも恰好良く描き過ぎると、国民を右傾化させる意図を持った右翼ドラマだと、厳しく批判されるんでしょうね。 反日感情猛々しい隣国を持つ日本国民はグローバルスタンダードをキープすることが大切です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自衛隊の広報に役立つ内容。 これを読んで、自衛隊に入りたい若者が増えると思う。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有川作品ではお馴染みの自衛隊モノですが、有川さんからの我々読者に向けた強いメッセージが感じられました。『自衛隊員も生身の人間なんだよ。何かとても無機質なものとしか捉えられてないけど、ちゃんと知る努力をするべきだし関心もたなきゃ。』って。公僕という言葉が先行して誤解して、見下してる世論の風潮に警鐘を鳴らしてます。公務員へは職業差別が許されるそんな国になってほしくありません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
航空自衛隊広報室の活動を、自衛隊側からと、 それを取材する民間放送局記者の目でとらえている。 そこに筆者得意のラブコメが入り、明るいが、少し軽い感じになっていた。 最後に3.11後の自衛隊のことが書かれて やっとシリアスになった感じがする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めたら、いつの間にか自分もその場に居る様な感じで、大満足の内容でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーの面白さもさることながら、仕事や人生に対する姿勢について、あらためていろいろ考えさせられた作品でした。 戦争はもちろんのこと、震災等の自然災害においても、有事に際しては個を顧みず、公のために取り組み続ける自衛隊の方々にあらためて尊敬の念を感じました。 作品中では、言われてみればなるほどと思うが、普段はなかなか気付かない自衛隊の国民に対する様々な思いをよく教えてくれています。 残念なことですが、核実験をさもうれしげに行う国や、事あるごとに日本の領地、資源、資金を奪おうとする国、国民へ日本人に対する異常なまでの憎悪を教え込む国等、我々の周囲は危険に満ち溢れています。 そのようなあらゆる危険が日本に降りかからないよう、常に心身を鍛え、国内からの心ない誹謗中傷にも耐え続け、国防に携わってくださる自衛隊の皆さんに対する風向きが少しでも良い方向に向いてくれたらと感じました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これまで、有川さんの本は何百冊と読んできたが最高だった 自衛官に対しての社会的圧力や変な理想像が多い昨今身内に自衛官を抱えている人間としてはとても嬉しかった 右翼の方が思う理想自衛官、左翼の方が思う理想自衛官ではなくあくまで人間として 物語の中には自衛隊に対する理不尽な事がたくさん書いてある 自分も、親が自衛官で教師にいびられたりもした。 下の方が書いてあるが戦闘機や戦車は人殺しの道具ではない、国民を守る道具だ 自衛官の方がすべて殺人願望があるような言い方をしないでほしい この本はあくまで自衛官を「人間」として描いています これを読めば遠くにあった自衛隊という組織や自衛官という人間がもっと近くに感じられると思います | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
稲葉リカと空井の恋に発展するのかと思いましたが、面白く読めました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み進めながら、ノンフィクションではないかと思うほどリアルだった。 きっと、作者の自衛隊への丹念な取材で登場人物が生き生きと描写されているからなんだろうなと思う。 この本を読んで、自分も自衛隊というものをまるでわかっていなかったと発見しました。 戦闘機や機関銃が大好きな同級生が語る世界=戦争=自衛隊になっていたかも。 小説ではあるけれど、自衛隊の本質を少しわかったかも。 東日本大震災のあと 様々な形で取り上げられた自衛隊の活躍だけど、その時のコメントはやはり「当然のこと」とあくまで謙虚に言っていたのを思い出しました。 空井とリカのその後が気になるので、続編がでたらうれしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物全員にきちんと決着がついて、ちょっと予定調和ではあるけど安心して楽しめました。でも、あの室長は完璧超人過ぎたので、どこかで落として欲しかった気も。 最後の章、私も当時、災害対策的な仕事をして、今でも当時のことを人に語ろうとすると、話中の松島基地の広報班長と同じ状態になってしまうのですが、あとがきで実際に多くの自衛官の方が同様だと知り、自分だけではないことがわかり、少し救われた気持ちになりました。 揚げ足取りで申し訳ないけど、「剣突」の誤用が気になったので星はみっつです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前知識で刷り込まれていた以上に面白かったですよ。通勤中読みましたが、降りそびれそうになりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
広報室という特殊な切り口から、自衛官の世界を描き切った。ちょっとかっこよすぎるかもね。 読後感はとてもいい。 3.11と自衛隊の関わりについて、エピローグもあとがきも清潔感いっぱいな文章だ。 私はどちらかというと、自衛隊に対してアレルギーがある方である。しかし本作は良かった。 ついでにいうと、私は「図書館戦争」シリーズを楽しめなかった少数派である。 しかし本作は良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
爆発的ヒット『図書館戦争』の著者、有川浩が贈る 著者自身のメイン取材対象の自衛隊の広報部にスポットを 当てた作品『空飛ぶ広報室』 作品内では自衛隊という国が管轄する組織の特殊性と、 そこにを働く人々が描かれている。 自衛隊は税金でまかなわれている。日常的な接触のない。 という特殊性の高さが一般国民の目から見ると その特殊性をさらに高めている。 一般の目から見ると、そこに働いている人々である自衛官自体が 特別な存在として見えている。 しかし、この作品内では自衛官たちは民間の会社で働いている会社員と なんら変わらない普通の人々としてほほえましく描かれている。 自衛隊というと、戦車・戦艦・戦闘機や銃やミサイルなどの武器をまず連想してしまう。 しかし、自衛隊の武器を装備していると言うことは、自衛隊の一つの面でしかない。 自衛隊を組織しているのは、そこで働く「普通の人」である。 でも、私たちから見ると特殊性を感じるのはなぜだろう? その答えを著者は、あとがきに書いている。 抜粋しておこう。 『あの日の松島』を書くために、松島基地を訪ねました。防衛省の航空幕僚監部広報室にも再び訪れました。 取材の途中で「すみません」と謝りながら涙ぐむ人が何人もいました。「悲しいわけじゃないんですけど、大丈夫なんですけど、何でか急にこうなっちゃうんです」と。 悲しくないわけがなかったろうと思います。大丈夫だったわけがないだろうと思います。彼らが未だにふとした拍子に涙するのは、一番大変なときに一番大変なところへ、私たちの代わりに駆けつけてくれるからです。 私たちの代わりに被災地に手を差し伸べてくれるからです。 一番悲しみの溢れる場所へ赴いて、彼らはその地の悲しみに立ち会うのです。 しかし、彼らは決して当事者のような顔をしません。立ち会っているだけだから悲しむ資格はないと自分の涙を詫びるのです。 (途中略) 自衛隊をモデルに今までいろんな物語を書いてきましたが、今回ほど平時と有事の彼らの落差を思い知らされたことはありません。 ごく普通の楽しい人たちです。私たちと何ら変わりありません。しかし、有事に対する覚悟があるという一点だけが違います。 その覚悟に私たちの日常が支えられていることを、ずっと覚えていたいと思います。 (あとがきより抜粋) この「有事に対する覚悟」というのは、自衛官をはじめ 警察官・消防官などの公務員にも当てはまるだろう。 公務員になる人って、民間にはない「有事の覚悟」ってものを 持って平時を過ごしていると思うと安心して私たちの日常を預けられますね。 (ここに皮肉を込めていることも悪しからず…) では、ひとつ線で繋がった動画をひとつ。 [...] | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
航空自衛隊広報部という実在する部署を舞台に、自衛隊の裏方を描くドラマ。 まずは、こういう部署があったことに驚き、マスメディアや一般人の自衛隊への認識に納得し、知識のない一方的な見方に反省もした。 ただ、素材は面白いのに、文章が間延びしてしまってエンタメ性が薄くなり、形としては「県庁おもてなし課」に似ているのに面白さが減ったのは残念。 しかし、書き下ろして付け足した「松島」の部分があることで、物語が随分引き締まった気がする。 最後の章があるから★4と言ってもいい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
自衛隊広報室を舞台にした作品 この作者の有川さんは確か1作ぐらいは読んだような記憶があるのですが あまり記憶に残っていません。すみません この作品は、子供の頃からの夢だったブルーインパルスの隊員にあと 数日で、車にひかれ、夢を絶たれた広報部員を中心に話しが進みます。 構成は、本編6つと、1つのエキストラからなりたっています。 1つめは、勇猛果敢・支離滅裂で、まずは自衛隊広報室ってなにを している場所なのかを説明している内容から始まります。 2つめは、はじめてのきかくしょで、まったく初めてな主人公が 企画書を書き、その企画書が結局は没になる話になっています。 ここで、キーになるテレビ局の美人ディレクターも心にキズがあるのが あるのが後々の伏線になっています。 3つめは、夏の日のフェスタということで他の企画で主人公以外の チームの他のメンバーの説明を兼ねての内容になっています。 4つめは、要の人々ということで、広報室の紅一点、残念な美女の 話になっています。ここからというか、不器用な生き様が 心を打つ内容になっています。 5つめは、神風のち逆風で、入隊を促すCFを作る際に神風のような奇跡が 起こること、そしてその内容がねつ造ではないかという逆風が起こる内容に なっています。 6つめは、空飛ぶ広報室として、ブルーインパルスにアイドルグループを 乗せるという大型企画でいろいろなものを締めくくっています。 最後に、あの日の松山ということで、3月11日の「あの日」の 松山についての作品になっています。 (すみませんうまくようやくできなくて) 460ページもの長編で、且つ自衛隊という地味な素材なのに しっかりした取材と、そしてうまく絡み合う人間模様が 読み手をぐいぐい引っ張る作品になっています。 また最後の作品も、単なるおまけな作品ではなく必然性を感じる作品に なっています。 小説なので基本的にはフィクションなのですが、自衛隊を調べ上げた 内容を基に作っているこの作品、とても地に足がついた良い作品で 目頭があつくなりました おすすめです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私がこの作者と出会ったのは中学一年生の時。 読めば読むほど深く、心温まるそんな作者が見つめ続けてきた自衛隊。 本来ならこれは去年2011年の夏に発売される予定でしたが、東日本大震災のことも踏まえ、今年の2012年8月に発売されました。 「あの日の松島」では被災者としての彼等の立場と自衛官としての立場がよく描かれています。 マスコミには一時的に自衛隊が持ち上げられ、いかに彼等が過酷な状況を強いられていることのみが印象深かったのですが、この本ではそんな彼等の想いが伝わってきます。 自分たちに肩入れしてくれる代わりに僕たちの活動が国民の安心になるように伝えてほしい。 この文面だけで、胸が鷲掴みにされました。 彼等の清廉なまでの志と、それを懸命に伝えようとする有川さんの心意気。 マスメディアや雑誌の影響は計り知れないけれども、そこに伝えたい何かがある。 この本を買って良かったと、私はそう思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
有川さんの本は割と好きでしたし、自衛隊ものも何冊か読みましたが、これはどうしても受け入れがたい本でした。 最悪な出逢い方をしてしまった二人がいい関係に…とか、変わってしまったと思っていた関係が元に戻った…とか、有川さん流の「いい話」が続きますが、先が読めすぎてなんとなく食傷気味。 それに加えて最後の大震災のこと。そして作者本人のあとがき。 吐き気を覚えるほどの拒否反応がでました。 震災の被災者は、このようなフィクションの話の中でこんなふうに震災を描かれるのを受け入れられるほど、まだ立ち直っていません。 その場にもいなかったのに。取材をしただけなのに。よく物語の中に簡単に組み込めるものだと悲しくなりました。 実態を伝えたい。そんな思いはドキュメンタリーで事足りますから、こんな風に架空の世界で読者に押し付けないでください。 面白かったと言って読んでいらっしゃるのは震災で被災された方や身内を亡くされた方にもいらっしゃるのでしょうか? 私はもう彼女の本を二度と読みたくないと思うほどの衝撃を受けました。 「県庁おもてなし課」など面白い視点と筆力をお持ちの方と思っていただけに残念です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
産経新聞の書評をみてすぐにAmazonへ。自衛隊を良ぉ〜く取材されている力作でした。 主人公が号泣する場面ではもらい泣きしてしまいました。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!