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(短編集)
空飛ぶ広報室
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空飛ぶ広報室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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作品そのものについてではありませんが。 購入した新品文庫のカバーがボロボロでした。 今まで、こんなひどい商品が送られてきたことはありませんでした。 返品/交換の意思はありませんが、とても悲しい気持ちです。 | ||||
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あまりにも無知すぎるヒロインにイライラ。 作者が自衛隊が好きなのはわかりますが、それを伝えたいがあまりに、自衛隊に偏見を持った人を作者の偏見で描いてあるようで、キャラに共感できませんでした。 いくらなんでもメディア関係の方(それも自分なりに勉強した人が)自衛隊の陸軍なんて言い回しをするでしょうか? 興醒めです。 | ||||
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『図書館戦争』は結構面白いと思えたのですが・・・。 まず個人的に好きでも嫌いでもない自衛隊なんですが、他の方も仰っているように 作者の自衛隊愛が暴走しすぎて、何だか逆に不愉快な気分になりました。 もう少しライトな表現だったら、おお、自衛隊って素晴らしいんだなと思えたかも 知れませんが、商品をごり押しされるほど、逆に購買意欲が無くなっていく感じでです。 頼んでもいないのに過大広告過ぎて、胡散臭いというか・・・。 それが無かったとしても、何か文章を読んでるとイライラしてくるんですよ。 何と言うか、言い回しがねちっこい。結局どういうことが言いたいのか、含みを 持たせ過ぎてよく分からないというか、すっきりしないです。 もっと普通に書けば良いのに、特に人物描写の部分とか、この人は一見こんな感じだけど 実は食えない奴なんです、と言いたいだけのことを回り回った言い回しをわざわざ するのが、ちょっと自分には合わないです。 あと主人公以外の人物設定の説明が長すぎて、主人公の背景が薄いです。図書館戦争 くらいの長編だったら良かったのかも知れませんが・・・。結局主人公ってどんな性格 なのかよく分かりませんでした。 | ||||
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ドラマを観て気に入ったので本を手に取りました。 う~ん、文章が軽いというか、事実を羅列しているだけというか・・・ 少なくともじっくり味わう本ではないです。 | ||||
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どなたかも書いておられましたが、図書館戦争を読んだあとだったので展開が読めすぎて、以前に読んだことあったかな?と思うほど。 著者の自衛隊への並々ならぬ熱意が暴走しちゃったかんじです。要所要所に筆者の思いというか、影が見えて興ざめ、物語に入り込めない。もう少し冷静に書いたものが読んで見たいです。でも、この筆者は書くときは突っ走り型だと以前どこかで言っておられたので無理かなあ。 | ||||
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説明では綺麗で何の問題もないとのことだったが、届いた本を見てがっくり、、、。 カバーは裂けているし、本を開くとひどい背割れのページが3箇所もあった。 面倒くさいから返品もしないし、返金も要らないが、二度とここから買わないようにする。 | ||||
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文庫本とあったにも関わらず、ハードカバーが届きました。そちらのお店では、ハードカバーが文庫本なのでしょうか?持ち歩くのに文庫本が良かったので、残念です。 | ||||
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読者が登場人物になじむ前に、もう作者の世界観ができあがっていて、なんだかついていけない感じがしました。 取材先に噛みつくように取材する記者とか、あれだけの挫折を味わいながら、ひょうひょうと次の職務についている自衛官とか、なんだかあり得ない設定なのではないかと・・。 こういう設定にするなら、ずっと嫌々ながら仕事をして、どうしてそういう態度なのかというのをもっと最後の方にネタバラシするとか・・・そっちの方が読者としては、この登場人物に興味がわきます。 あと、説明もないのに自衛隊に関する新たな言葉が出てきたりとか・・・作者に置いてけぼりをくってるカンジがぬぐえませんでした。 途中で読むのをやめたけど、自衛隊の説明で興味をわく部分もあったので星2つで! | ||||
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著者の「阪急電車」という作品には誠に感銘しました。映画も見ましたが、活字が映像に勝っていました。「図書館戦争」シリーズはその発想に、驚き感心しました。良い意味での優れた「大衆小説」の書ける作家と、有川浩のファンになりました。 しかし、この作品はいけません。登場人物の配置と性格描写は完全に「図書館戦争」と同じパターンとしか思えません。組織を航空自衛隊の広報室に持って来ただけのことです。しかも「図書館」の方にはSF的な創造性がありましたが、この作品は広報室を調査し、結果的にはそれを通して自衛隊に対して賞賛を送る形になっています。そこには「図書館」には見られた皮肉と批判性が欠如してしまっています。 加えて著者が得意のラブコメに徹しているわけでもない。なんだか、中途半端な作品に仕上がっているとしか思えないのです。 ファンとしては、有川作品に対しては初めて厳しい評価しかつけられないのが残念です。 | ||||
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- ネタバレを含みます - ドラマを観て「なかなか面白い」と思い、原作本であるこちらを読みました。 ブルーインパルスに憧れ空自へ入隊、その夢を掴む直前だったパイロットが空を飛ぶ翼を失い、時同じくして、真実を追い求め過ぎる余りに他人を深く傷つけてしまったテレビ局の記者。 本来交わらないであろうどん底の二人が、それぞれの夢の終焉で交わり、お互いに周りを巻き込みつつ、成長しながら新たな夢を見つけていく。 また、空井とリカの恋愛事情も絡めてストーリーが進んでいるのがドラマ版であり、世の中の職種の中では、一般的に「よく分からない、分かり辛い」職業の航空自衛隊を身近に描き、お堅い印象の強い自衛隊を親しみやすく感じられるものだった。 さて、それを踏まえての小説版はというと、正直ちょっとライトである。軽いのである。 何がライトで軽いのかというと、文章が軽い。いや、そもそもこれが今時のベストセラーと呼ばれる冊子の文体なのかもしれないけれど・・・。 内容も軽く、そして結局、何を伝えたかったのかが分からない。 事故で飛べなくなったパイロットと、色々あってやりたい仕事から外されてしまったテレビ局員。どん底にいる二人が出会って、ちょっぴり成長して、震災が来て、距離が離れた先に何かあるのかと思ったけれど、特に何もないふわーっとした関係のまま終わる。話の着地点も、ふわーっとしたままぽつりと終わっている。 さらに、震災の話も申し訳ないけれど中途半端で、ドラマ版ではそこそこ伝わってきたのに、小説版の方は、実際に宮城で被災している自分からすると、さまぁ~ずの三村さんばりに「だからなんだよ!」とつっこんであげたい気持ちになりました。 一番つっこんであげたい部分は、空井がリカに出した「F-2が流された」と知らせるメール。いやあ、私もあの日海沿いにいた家族にメールしましたけど、顔文字なんて入れる余裕なかったですし、ましてやあれだけパイロットとして大事に思っていた戦闘機が目の前でざんざか流されてしまったのに、そんなメール送りますかね?というか、送れますかね? 実際、松島基地にいた隊員が、津波が引いた後、基地内を撮影して歩く映像がYOUTUBEにUPされていますけど、流された戦闘機を撮影している隊員が、本当に辛そうな呻き声を上げているのを見ると、小説版のすっとぼけたメールは、おどけているにしてもちょっとないんじゃないかなって思いました。 ドラマも面白かったし、地元の松島基地が舞台なので巻末の「あの日の松島」を読みたくて、まず初めにそこから読みましたが、そこで前出の「だからなんだよ!」に繋がる訳ですが・・・。 また、自衛隊の用語が、ただざくざくと並べられており、著者が自衛隊がお好きなのは構わないけれど、マニアの自分からすると「だから(略)」という感想になってしまう訳で・・・。 取材した事を、見たまま聞いたまま、ただざくっと並べるのではなく、もう少し丁寧に深く書き込む事は出来なかったのかなと。 現実的にあり得ない設定だからこそ、登場人物を書き込んでストーリーを納得させて欲しかった。 結局、自衛隊の装備の事も、自衛隊員の事も全体的に軽くてぼやけた印象のまま。 もちろん、ドラマ版も時折つっこみたくなる部分はありましたが、空井とリカの恋愛物と自衛官の人間臭さを押しだすという軸がしっかりしていたので、最後まで見ていました。 小説版は、震災の扱い方やストーリーの着地点だけでも、もうちょっと何とかならなかったんですかね。 その辺りがとても残念に思いました。 | ||||
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仕事で読まなきゃいけない羽目になった為 仕方なく読み始めましたが、 ストーリーと主人公が幼すぎること、 文章がウケ狙いなのがウザイこと、 で、30分程度で時間の無駄と判断。 後輩に読むのを押し付けました。 好きな人は好きなんだろうなぁと思う作家さんでした。 | ||||
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ドラマが意外に面白かったので、つい原作本を購入したが、登場人物に関するエピソードなど、ドラマの方が断然面白い。自衛隊について啓蒙する事が本作を書いた目的なのだろう、恋愛に関してはおざなりな描写に留まっている。しかし、30歳手前の男女が頭なでなでし合って泣いてるのは、正直キモチワルイです。 | ||||
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主人公の空井は『不慮の事故』でパイロットの資格を失うのですが、そもそも信号待ちで事故に遭う事自体が戦闘機乗りとしては『注意力散漫』で失格と言えます。 近づいて来るトラックのエンジン音やタイヤと路面の摩擦音、風を切る音など危険を知らせる『サイン』は幾つかあり、しかも戦闘機のパイロットは周囲を注意深く監視する習性が染み付いていないと『空戦』では生き残れません! 自分に危険が及ぶ物体が接近しているのに、全く気づかない鈍い神経の持ち主には不向きな仕事が戦闘機乗りでしょう。 ですから主人公の『なんで俺が』という気持ちには同意も同情もできません。 『大空のサムライ』や『永遠の0』を読めば寧ろそんなパイロットが戦闘機乗りの資格を失うのは、ある意味『幸運』で、この作品の主人公よりも比べ物にもならない位、遥かに優れたパイロット達が幾人も生き残れなかった非常に厳しい現実があります。 | ||||
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直木賞候補ということもあり期待して読んだのですが、期待外れでした。 自衛隊三部作や関連作品を読んでいるせいか、新たな驚きは感じられませんでした。 それらの作品を読んでいない、私の友人はこの本を絶賛してましたので、そういう方なら楽しめると思います。 そして楽しめたならば、更に自衛隊三部作などを読まれることもお勧めします。 作品としては、自衛隊広報の立場と目的や、メディアの報道姿勢にまで言及しているところなどは大変勉強になりました。 でも、エンターテイメントとしては(私は本当に有川さんのファンなんですが)この作品は残念でした。 むず痒いほどのラブコメ路線にも踏み込むかと思わせて踏み込まず、人物描写も深まらず、ストーリーにも特に盛り上がりもなく、中途半端感が残りました。 あとがきを見ると、モデルとなった実在の人物がおられるようなので、そこらへんにも何らかの配慮があったのかもしれませんが・・・ 三部作やクジラの彼、ラブコメ今昔などの自衛隊を題材にした作品を超えるものではありません。 よく言えば集大成とも言えるかもしれませんが、悪く言えばただの焼き直しです。 | ||||
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有川さんの本は割と好きでしたし、自衛隊ものも何冊か読みましたが、これはどうしても受け入れがたい本でした。 最悪な出逢い方をしてしまった二人がいい関係に…とか、変わってしまったと思っていた関係が元に戻った…とか、有川さん流の「いい話」が続きますが、先が読めすぎてなんとなく食傷気味。 それに加えて最後の大震災のこと。そして作者本人のあとがき。 吐き気を覚えるほどの拒否反応がでました。 震災の被災者は、このようなフィクションの話の中でこんなふうに震災を描かれるのを受け入れられるほど、まだ立ち直っていません。 その場にもいなかったのに。取材をしただけなのに。よく物語の中に簡単に組み込めるものだと悲しくなりました。 実態を伝えたい。そんな思いはドキュメンタリーで事足りますから、こんな風に架空の世界で読者に押し付けないでください。 面白かったと言って読んでいらっしゃるのは震災で被災された方や身内を亡くされた方にもいらっしゃるのでしょうか? 私はもう彼女の本を二度と読みたくないと思うほどの衝撃を受けました。 「県庁おもてなし課」など面白い視点と筆力をお持ちの方と思っていただけに残念です。 | ||||
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全体に中途半端な印象。自衛隊の本質に迫ったわけでもなく、小説としての面白さもなく、 少女漫画レベルのストーリーで、なんだかTVドラマ化とかするのを狙っているかのような内容。 この著者ならではの内容を期待したのでガッカリです。 ☆5つとか沢山あって、びっくりしました。 | ||||
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460ページと長めの本だったのですが、物語が厚みがなく拍子抜けしました。性格付けもいつものパターンでしかない。「○○なのは、余談である」という表現方法もワンパターンでちょっとうんざり。 自衛隊の広報を舞台にした彼女の本は他に2冊位あったと思う。基本それと変わらない・・・数日かけてやっと読破した本としては、残念 | ||||
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面白い作品でした。が、有川さんのいつもの甘酸っぱい恋愛の話を望んでいる方には向いていない作品だと思います。 【元・戦闘機Pmeetsどん詰まりの美人テレビD】この言葉を見て自分は「今回はどんな恋愛を見せてくれるんだろう」とワクワクしていたのですが、恋愛要素は低いです。というかほとんどありません。 自衛隊に対して負のイメージを持っているテレビディレクターが元パイロットで現広報所属の人と取材で接するうちに自衛隊に対する考え方を改めていく、という人の成長を見せるお話のように感じました。 ■個人的に微妙だった点 ●他人に対して攻撃的なヒロインが、物語が始まってすぐに改心してどこにでもいるような礼儀のいい女性になってしまい、あまりキャラクターがでていませんでした。 ●書き下ろしの話は震災のことに触れた内容となっており、作者のメッセージが強く出ています。が、最後の最後に急に重い話になって終わったため読み終わったあとの気持ちはあまりよくありませんでした。良いか悪いかは意見が分かれると思いますが、最後の書き下ろしがこの作品を【純粋にお話を楽しめる本】ではなくしてしまっています。 ●有川さんの自衛隊関係の話はだいたいそうなのですが、一般の(あまり軍事関係に詳しくない)人にはわかりにくい単語が多発します。色々と説明はされているのですがそれでも分かりにくいです(ただしいつも通りといえばいつも通りなので、この方の自衛隊関係の話を苦痛に感じない方なら問題ありません)。 ●これは自分が無知なせいかもしれませんが、難しい漢字がルビなしで何度も登場して読みづらいです。(一応わからない単語などは辞書で調べながら読んでいるのですが、読み方がどうにもわからないものは調べようがなくたまに文章の意味がわからなくなりました) ●物語が大きな事件などおこらないままあっさりと終わっており、ちょっとだけあった恋愛要素も中途半端なままだったので「終わった!」という感覚があまり感じられませんでした。 ●視点がころころと変わるせいで、主役のふたりが影が薄くなっている部分があります(主役二人に強い個性が無かったせいもあるかもしれません)。 460ページと長めの本だったのですが、物語が厚みがなく拍子抜けしました。 上にも書いてますが特に事件らしい事件も起きないので、盛り上がりも感じません。 面白くなかったわけではありませんが、人に「面白かった! 貸すから読んでみなよ」とお勧めするような内容でもなかったかなと。 | ||||
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それでも自衛隊は武器を使う訓練をして、かつそれを使用することを期待されている組織だろうと思う。エンタメに別に難しい議論はいらないけれど、それでも前作までは「生物」に向けて武器を使用することの葛藤らしきものがあった。あるいは食うか食われるかの認識が。そうした葛藤があればエピローグももう少しふくらみが出たろうに、今回はそうした部分のないのっぺらぼうの登場人物ばかり。性格付けもいつものパターンでしかない。(取材の結果とすれば怖いけれど)達者なぶん、余計にたちの悪いプロパガンダになってしまった。 | ||||
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