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(短編集)
空飛ぶ広報室
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空飛ぶ広報室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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夢破れた若者が、違う目的を得て立ち直っていく。同僚はみんないい人。ちょっと恋バナもからむ。そんなわけで若い方にはいいかもしれません。50過ぎのオジサンは読むのが遅すぎました。 ただし最終章は圧巻でした。作者自身のあとがきによると、この本の発売直前に東日本大震災が起き、そのことに触れずには本を出せないと思い、被災地の自衛隊を取材したとのこと。物語の登場人物は出ているものの、これは取材で 得た隊員の生の声をそのまま登場人物に語らせている(と思う)。詳細はあえて書きませんが、真に迫るものがありました。 このあたりご興味のある方は『兵士は起つ…自衛隊史上最大の作戦(杉山 隆男 著)もお勧めです。 | ||||
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有川浩さんの作品は好きで、ほとんど読んでいますが、この作品は「嫌いではないけど、普通」くらい。 有川さんの作品は、いつもぐいぐい先を読み進めていましたが、これは長く感じてしまいました。 ヒロインとも言える女性ディレクターに、いまひとつ共感できなかったからかな。 ただ、仕事でもなんでも、結局は「人と人との関係」から始まるのだなと思いました。 | ||||
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最高の技術を持つパイロットが集まる自衛隊「ブルーインパルス」に 転属が決まっていたのに、突然突っ込んできたクルマに撥ねられ、 空井はパイロット生命を絶たれてしまった。 広報室に異動した空井は、泣き言も言わず、かといって積極的に取り組む こともせず、淡々と仕事をこなしていた。 ある日、広報室に訪れた帝都TVディレクターのリカに、「戦闘機は人を殺す 機械でしょう。」と言われ、ショックを受ける。 ツッコミがきつく人をひととも思わない強烈なリカは、報道記者として 活躍していたが、そのやり方のせいか次第に行きづまり、記者からディレクター に昇格したが、地味な自衛隊担当に回されクサッていた。 ぞれぞれ挫折した二人が偶然出会い、お互いに気がつかなかった新しい 生き方へのヒントを得て、希望を見出すのだった。 自衛隊ほど男女差が気にされる職場はないかも知れない。 管理部門でなく実戦部隊にいれば、男も女も関係ない。 だからこそ、女であることが気になる。 広報室の柚木(女性)も部下との相性が悪く実戦部隊から広報室に転属、 居直るかのように上官の前でも平気で尻を掻き、オヤジキャラで通している。 どの国の軍隊でもある男女の性差によるトラブルが自衛隊だからこそ、今頃に なってテーマになる。 それとも、日本だからだろうか。 いずれにせよ、自衛隊を理解するに役立つ一冊であることは間違いない。 | ||||
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自衛隊、反目するマスコミからの女性、アクの強い脇キャラ、ラブコミ 良くも悪くも有川要素がギッシリ詰まっています。 自衛隊の広報という特殊な部署に光を当てているので、こういう活動をしてるんだーとか 素直に読める部分もあるのですが なんでしょう・・・ 有川ワールドに入りきれなくて読み進めるのに苦労しました。 | ||||
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TVを見て買いました。頭の中に入っている動画と本とで、場面が再現されて、大変良かったです。 | ||||
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キャラクターがわかりやすく、文章も軽い感じで、漫画のような印象を受けました。 読みやすいと言えばいいのかもしれませんが、正味4時間で読み終えてしまうとお金がもったいない気がします。 文庫化まで待つのが良いか。 しかし、ラブコメ要素が他作品より薄いのが、良いさじ加減かと思います。 | ||||
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自衛隊とは?一緒に勉強したいった感じ。読み終わったとき、丁度、テレビ放映。 | ||||
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登場人物全員にきちんと決着がついて、ちょっと予定調和ではあるけど安心して楽しめました。でも、あの室長は完璧超人過ぎたので、どこかで落として欲しかった気も。 最後の章、私も当時、災害対策的な仕事をして、今でも当時のことを人に語ろうとすると、話中の松島基地の広報班長と同じ状態になってしまうのですが、あとがきで実際に多くの自衛官の方が同様だと知り、自分だけではないことがわかり、少し救われた気持ちになりました。 揚げ足取りで申し訳ないけど、「剣突」の誤用が気になったので星はみっつです。 | ||||
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有川さんの作品はすべて読んでいて、自衛隊ネタの作品も好きだが、今作は 自衛隊への思い入れが悪い意味で強すぎて、正直ひいた。 『自衛隊で働く普通の人』を描いたらしいが、あまりにもいい人達すぎるし、 これまでと比べるとキャラクターがうすっぺらい。 身内に自衛官がいるが、シンパシィは感じられなかった。 潜在的なアンチ自衛隊のリカがあまりにもあっさり、自衛隊全体に 対してスタンスを変えちゃったのも、白けてしまった。 否定的な目線も残しつつ、読者に選択の余地を与える作品であって ほしかった。それをしちゃうと自営隊からNG出されちゃうからかも しれないけど…。せっかく視点は面白い話なのに、残念。 自分が書いておもしろいものを書くのか、読者がおもしろいと感じるものを 書くのか、今後の彼女の作品が気になる。 『あの日の松島』は小作だし内容も十分ではないが、淡々と描かれていて、 本編よりもずっと、ぐっときた。 この本はあのエピローグのために購入したと思えば、悪くない買い物だ。 | ||||
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有川流恋愛ストーリーとしては、もうひとつ感が否めません。 広報マン、広報室の有り様は、自衛隊と言えどもごく一般的なんだな、という印象です。公的機関の広報は、ほぼどこもこんなもんです。 エピローグに付された松島についての部分をもう少し拡充して欲しかった。現時点で、これについて書けるのは有川浩しかいないのですから。 何年か前の正月番組で、キムタクがブルーインパルスに搭乗して、さんまと大騒ぎしていたシーンを思い出しました。 | ||||
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