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(短編集)
空飛ぶ広報室
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空飛ぶ広報室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 61~80 4/9ページ
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ドラマを見て原作を読みたくなり購入しました。 とても良いです。 | ||||
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有川浩の、自衛隊3部作にプラスされる作品だと思います。 自衛隊3部作の中では、「海の底」が一番面白いと思いますが、この「空飛ぶ広報室」は、「海の底」に匹敵するくらいの面白さと、後世の見事さだと思います。有川浩ファンの人もちろん、有川浩を読んだことのない人も、まずこの「空飛ぶ広報室」をお勧めします | ||||
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最高の技術を持つパイロットが集まる自衛隊「ブルーインパルス」に 転属が決まっていたのに、突然突っ込んできたクルマに撥ねられ、 空井はパイロット生命を絶たれてしまった。 広報室に異動した空井は、泣き言も言わず、かといって積極的に取り組む こともせず、淡々と仕事をこなしていた。 ある日、広報室に訪れた帝都TVディレクターのリカに、「戦闘機は人を殺す 機械でしょう。」と言われ、ショックを受ける。 ツッコミがきつく人をひととも思わない強烈なリカは、報道記者として 活躍していたが、そのやり方のせいか次第に行きづまり、記者からディレクター に昇格したが、地味な自衛隊担当に回されクサッていた。 ぞれぞれ挫折した二人が偶然出会い、お互いに気がつかなかった新しい 生き方へのヒントを得て、希望を見出すのだった。 自衛隊ほど男女差が気にされる職場はないかも知れない。 管理部門でなく実戦部隊にいれば、男も女も関係ない。 だからこそ、女であることが気になる。 広報室の柚木(女性)も部下との相性が悪く実戦部隊から広報室に転属、 居直るかのように上官の前でも平気で尻を掻き、オヤジキャラで通している。 どの国の軍隊でもある男女の性差によるトラブルが自衛隊だからこそ、今頃に なってテーマになる。 それとも、日本だからだろうか。 いずれにせよ、自衛隊を理解するに役立つ一冊であることは間違いない。 | ||||
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自衛隊、反目するマスコミからの女性、アクの強い脇キャラ、ラブコミ 良くも悪くも有川要素がギッシリ詰まっています。 自衛隊の広報という特殊な部署に光を当てているので、こういう活動をしてるんだーとか 素直に読める部分もあるのですが なんでしょう・・・ 有川ワールドに入りきれなくて読み進めるのに苦労しました。 | ||||
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自衛隊ものといえば、有川 浩。 その作品の中でも、異色と言える広報を扱った作品。 自衛隊側と一般人側の両方からの視点で描かれていると思う。 自衛隊という組織が持つ苦悩や、 自衛隊員の思いを少しではあるが理解できたように感じる。 (理解できた、というのはおこがましい。特に、最終章を読むと、そう思う。) ストーリー的に無理や齟齬もなく、一気に読めた。 読み手が自衛隊賛美に傾くのは良くないことだが、 皆で話すきっかけになることは良いことだと考える。 私としては、空井と稲葉の恋愛については、 作中で描かれた内容のままが良かったと思う。 最近、集団的自衛権のことが話題となっており、 この作品をきっかけとして、自衛隊についての議論が重ねられると良いと思う。 | ||||
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大変面白く、特に最後の3.11の地震後の件は涙してしまった。 | ||||
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- ネタバレを含みます - ドラマを観て「なかなか面白い」と思い、原作本であるこちらを読みました。 ブルーインパルスに憧れ空自へ入隊、その夢を掴む直前だったパイロットが空を飛ぶ翼を失い、時同じくして、真実を追い求め過ぎる余りに他人を深く傷つけてしまったテレビ局の記者。 本来交わらないであろうどん底の二人が、それぞれの夢の終焉で交わり、お互いに周りを巻き込みつつ、成長しながら新たな夢を見つけていく。 また、空井とリカの恋愛事情も絡めてストーリーが進んでいるのがドラマ版であり、世の中の職種の中では、一般的に「よく分からない、分かり辛い」職業の航空自衛隊を身近に描き、お堅い印象の強い自衛隊を親しみやすく感じられるものだった。 さて、それを踏まえての小説版はというと、正直ちょっとライトである。軽いのである。 何がライトで軽いのかというと、文章が軽い。いや、そもそもこれが今時のベストセラーと呼ばれる冊子の文体なのかもしれないけれど・・・。 内容も軽く、そして結局、何を伝えたかったのかが分からない。 事故で飛べなくなったパイロットと、色々あってやりたい仕事から外されてしまったテレビ局員。どん底にいる二人が出会って、ちょっぴり成長して、震災が来て、距離が離れた先に何かあるのかと思ったけれど、特に何もないふわーっとした関係のまま終わる。話の着地点も、ふわーっとしたままぽつりと終わっている。 さらに、震災の話も申し訳ないけれど中途半端で、ドラマ版ではそこそこ伝わってきたのに、小説版の方は、実際に宮城で被災している自分からすると、さまぁ~ずの三村さんばりに「だからなんだよ!」とつっこんであげたい気持ちになりました。 一番つっこんであげたい部分は、空井がリカに出した「F-2が流された」と知らせるメール。いやあ、私もあの日海沿いにいた家族にメールしましたけど、顔文字なんて入れる余裕なかったですし、ましてやあれだけパイロットとして大事に思っていた戦闘機が目の前でざんざか流されてしまったのに、そんなメール送りますかね?というか、送れますかね? 実際、松島基地にいた隊員が、津波が引いた後、基地内を撮影して歩く映像がYOUTUBEにUPされていますけど、流された戦闘機を撮影している隊員が、本当に辛そうな呻き声を上げているのを見ると、小説版のすっとぼけたメールは、おどけているにしてもちょっとないんじゃないかなって思いました。 ドラマも面白かったし、地元の松島基地が舞台なので巻末の「あの日の松島」を読みたくて、まず初めにそこから読みましたが、そこで前出の「だからなんだよ!」に繋がる訳ですが・・・。 また、自衛隊の用語が、ただざくざくと並べられており、著者が自衛隊がお好きなのは構わないけれど、マニアの自分からすると「だから(略)」という感想になってしまう訳で・・・。 取材した事を、見たまま聞いたまま、ただざくっと並べるのではなく、もう少し丁寧に深く書き込む事は出来なかったのかなと。 現実的にあり得ない設定だからこそ、登場人物を書き込んでストーリーを納得させて欲しかった。 結局、自衛隊の装備の事も、自衛隊員の事も全体的に軽くてぼやけた印象のまま。 もちろん、ドラマ版も時折つっこみたくなる部分はありましたが、空井とリカの恋愛物と自衛官の人間臭さを押しだすという軸がしっかりしていたので、最後まで見ていました。 小説版は、震災の扱い方やストーリーの着地点だけでも、もうちょっと何とかならなかったんですかね。 その辺りがとても残念に思いました。 | ||||
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テレビドラマが先で、きゅんきゅんしながら観ました。原作の方が、現場の重みを感じることができ、2回楽しんだ感じです。 | ||||
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ドラマも良かったんですが本はまた格別ですな〜 影響されやすいのですぐに去年の入間の航空祭に行って、 今年は浜松に行きます!! | ||||
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これは自衛隊という特殊な環境を舞台にした話だが、そこで挫折し、悩み・もがきながら登場人物たちが成長してゆく姿は、他の職種の話と何ら変わりない。 個人的には、空井や稲葉よりも、超男社会の職場で懸命に働く柚木に最も共感した。 私は知的労働に従事しているが、同じ職場に女性は1割未満。 そこで、柚木と似たような経験をした。 悔しかった。本当に悔しかった。 だから、柚木の悔しさや想いに強く共感できた。 数少ない同僚の女性たちは、現状に嫌気が差して職場を去るか、憤りを覚えながら女を捨て、男のように振る舞い頑に気を張りながら働くようになる。―舐められないように。女性として見られないように。 柚木のようにおっさん化はしていないが、いつもパンツ姿で心に硬い鎧を身にまとい、タフに働くその姿からは、女性の柔らかさは感じられない。 私は女性であることを否定したくないし、ありのまま、のびのびと楽しく働きたい。 鷺坂のような上司がいてくれたら、どんなに救われたか。 日本の企業やあらゆる組織のトップの人達が、鷺坂のように考えられるようになれば、どんなに良いだろう。 自衛隊は主に肉体労働の、超体育会系の組織であるだろうと想像する。 そのような厳しい環境に自ら飛び込み、男性と平等に働く道を選んだ女性たちには心から感服します。 書き下ろしの『あの日の松島』は、自衛隊員たちの心がとてもリアルに描かれていたと思う。 女性隊員たちへの差し入れメッセージには涙があふれました。 物語の中にこのようなエピソードを盛り込んでくれた著者に感謝です。 日本ではまだまだ働く女性の立場は弱く、働き易い環境が整っていないのが現状ですから。 | ||||
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パイロットとしての夢が途絶えた空井。報道局から外されたリカ。 ある意味同じ境遇にいる二人を主人公に、 空自広報室を舞台に繰り広げられる6つに亘る連作短編集。 有川作品らしいほのぼの感・爽やかさに加えて、 自衛隊の存在やマスコミのあり方と、 社会に問題提起する内容も盛り込まれた良作小説になっている。 特に、東日本大震災のために発売を延期して、追記された最終章。 この小説にとっては不可欠なものだったと感じる。 自衛隊に対する見方が自身変わったとともに、 改めて震災というものを風化させてはいけないと猛省した。 | ||||
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仕事で読まなきゃいけない羽目になった為 仕方なく読み始めましたが、 ストーリーと主人公が幼すぎること、 文章がウケ狙いなのがウザイこと、 で、30分程度で時間の無駄と判断。 後輩に読むのを押し付けました。 好きな人は好きなんだろうなぁと思う作家さんでした。 | ||||
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TVも面白かった。最近各団体がこぞってTV化されており、続編ができても良いのでは。 | ||||
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リーズナブルな価格で、購入できました。 tvのドラマを思い出しながら、読ませてもらいました。 | ||||
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不慮の事故でパイロットの夢が絶たれた空井大祐と 報道記者からニュース番組のディレクターに移動させられた稲葉リカ。 お互いが傷つけあい、認め合いながらも、ぞれぞれが置かれた環境で成長していく物語です。 自衛隊の隊員さんの「志」にただただ感服するばかり。 自分たちの職業が世間一般からどのように思われているのか理解しながらも、それでも有事には救助にかけつけてくれる。 普段は私達と変わらない普通の人達なのに、命をかけて国と国民を守る覚悟で生きている。 彼らへの意識を改めなきゃと強く思いましたね。 有川さんにはどうしても激甘な会話やシチュエーションを期待しちゃうけど今回はそれは控えめ。 あー、この2人、将来的にはどうなるんだろう。気になるな〜。 | ||||
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ドラマを見ていて、とても原作読みたくなって購入しました。 有川浩さんの本は大好きです。 自衛隊という近くて遠い存在の話が楽しかった。 | ||||
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元々、空自の大ファンでドラマを見て原作が気になり購入しました。 有川浩さんにハマりそうです。 | ||||
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TVを見て買いました。頭の中に入っている動画と本とで、場面が再現されて、大変良かったです。 | ||||
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ドラマが面白かったので原作を読んでみました。 ほぼドラマ通りで面白かったです。 航空自衛隊を身近に感じることが出来ました。 | ||||
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不慮の交通事故でパイロット資格を剥奪され、航空幕僚監部広報室に異動になった空井。 記者を目指しながら猪突猛進で働きながら、ディレクターに配置転換させられた稲葉。 自衛官とテレビマンという違った文化を持つ2人がそれぞれを知り、知ってもらうために奮闘する。 TVドラマにもなった本作品。刊行された時から気にはなっていたのですが、TVドラマになると聞くと読みたくなくなるワタクシ。 TVドラマも無事完結し、ちょっと時間が空いて、ようやく読んでみる気になりました。 やっぱり最終章の「あの日の松島」がとんでもなく良いです。 東日本大震災での自衛隊の活動を「稲葉に見てきてもらった」と著者が言うように、自衛官を普通の人として誇張もなく描いています。 全体的にはTVドラマ版も良い出来(原作を読んでみるとオリジナルのエピソードもあるのですが違和感なかったですよね)ですが、原作自体の力強さを改めて感じます。 有川浩さんにしてはラブコメ要素はかなり抑えめ。 稲葉さんの取材具合に有川さんの取材もこんな感じなんだろうなと妄想しつつ楽しく読ませて頂きました。 | ||||
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