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(短編集)
空飛ぶ広報室
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空飛ぶ広報室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全165件 21~40 2/9ページ
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図書館戦争と同じで、セリフが続くと発言者が誰か分からなくなるのはそのまま。松島に行く前で中途半端に終わったなと思うもその後はやはり圧巻か。まあこれは震災の力を借りているからとも言える。 松島を非難した覚えもあり、弁護の談も分かるが、それでも十人助けられたかもしれないのを一人を惜しんだ、みたいな感覚は残るだろうか。震災は戦争では無いが、幾ばくかの犠牲は避けられないとしても、真珠湾で燃料タンクを壊滅させていたり、レイテ沖で艦隊を反転してしまったり、とトップの判断がその後をどう変えたかはそうなってみないと分からない。 松島前では、空井に「僕が会いたいんです」とかを言わせた辺りがクライマックスかな。冒頭の壁に当たっての人生の立て直し辺りは下手な自己開発書よりは断然良いのかもしれない。 | ||||
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ドラマを見直していて、原作が気になり、手に取りましたが、その分厚さはなんのその。あっという間にどんどん読めてしまいました! きっとドラマを見ていたからでしょうか。 それでも設定や登場人物の背景が少々違いましたので、それもまた楽しく読み進めました! セリフは、キャストの皆さんの声で聞こえてくるようでにやけてしまうところも…汗 また、あまり身近ではないけれども、自衛隊の方々に守られているのをこの本の中からも感じて理解を深められたと思います。 | ||||
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あまりにも無知すぎるヒロインにイライラ。 作者が自衛隊が好きなのはわかりますが、それを伝えたいがあまりに、自衛隊に偏見を持った人を作者の偏見で描いてあるようで、キャラに共感できませんでした。 いくらなんでもメディア関係の方(それも自分なりに勉強した人が)自衛隊の陸軍なんて言い回しをするでしょうか? 興醒めです。 | ||||
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後半から涙目、ラストは泣きました。 有川さんの小説は、ほんとうに良くできていています。しかも、内容はどれも楽しくほろっとするものばかりで、とても気に入っています。 この小説は、自衛隊を焦点にあてて書かれたフィクションですが、ノンフィクションといっても良いくらいの内容でないかと思います。 特に、最後の地震の時の話は、真実とほぼ同じではないでしょうか。 実際、あのときの自衛隊の献身的な行動ほど感動させられたものはなかったです。 こういった小説によって、戦争と自衛隊をすぐに結びつける単純思考が少しでもなくなってほしいと祈っています。 | ||||
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本編の素晴しさは他の方のレビューに任せます。 私が書きたいのは最後の解説が素晴しかったことです。 本作の登場人物のモデルになった方で作品が作られていく過程、 有川さんのこの作品への姿勢などを書かれていて最後に読むに相応しい解説でした。 多くの小説は最後に書評家と言われる方の作品を評してる風の自分の知識のひけらかしだったり、 個人ブログレベルの下らない解説が多いですが、 本作品の解説のように本編の余韻を楽しませてくれる解説が増えてくれることを願います。 | ||||
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『図書館戦争』は結構面白いと思えたのですが・・・。 まず個人的に好きでも嫌いでもない自衛隊なんですが、他の方も仰っているように 作者の自衛隊愛が暴走しすぎて、何だか逆に不愉快な気分になりました。 もう少しライトな表現だったら、おお、自衛隊って素晴らしいんだなと思えたかも 知れませんが、商品をごり押しされるほど、逆に購買意欲が無くなっていく感じでです。 頼んでもいないのに過大広告過ぎて、胡散臭いというか・・・。 それが無かったとしても、何か文章を読んでるとイライラしてくるんですよ。 何と言うか、言い回しがねちっこい。結局どういうことが言いたいのか、含みを 持たせ過ぎてよく分からないというか、すっきりしないです。 もっと普通に書けば良いのに、特に人物描写の部分とか、この人は一見こんな感じだけど 実は食えない奴なんです、と言いたいだけのことを回り回った言い回しをわざわざ するのが、ちょっと自分には合わないです。 あと主人公以外の人物設定の説明が長すぎて、主人公の背景が薄いです。図書館戦争 くらいの長編だったら良かったのかも知れませんが・・・。結局主人公ってどんな性格 なのかよく分かりませんでした。 | ||||
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最初は、ドラマを見て原作が読みたくなり購入しました。 期待通りの秀作ですね(^^♪ | ||||
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ドラマも面白かったけど、文字から想像する人物像もまたいい!ドラマ見た後で原作読むと、野木亜紀子さんの脚本能力の高さがすごくわかる! | ||||
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素晴らしい作品です。ぜひ一度読んでいただきたいそんな作品です。 しっかりとした取材の元作られている作品で、 面白さもあり、感動もあり、心に響いてくるものが多かった。 しかも、モデルになって人がいるというのは驚きました。 ラブコメの濃度はやや薄目ですが、このような日常のようなものを描いた作品も良かったです。 何故か一部マスコミの批判の対象となることの多い、自衛隊ですが、 働いているのは人であり、ロボットではない 日本を本当に守ってくれている人たちに感謝しかないです。 ぜひとも、皆さんに読んでほしい。そんな作品です。 | ||||
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地域がなじみのある地域で、知ってる地名もいっぱい出てきたので、つい行ってみたくなりましたね。 お話も良かったです。 | ||||
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ドラマを観て気に入ったので本を手に取りました。 う~ん、文章が軽いというか、事実を羅列しているだけというか・・・ 少なくともじっくり味わう本ではないです。 | ||||
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「僕たち(自衛隊)の活動が国民の安心になるように(マスメディアは)伝えてほしいんです」458頁。 主人公のこの言葉が、この書籍のすべてを語っています。ほかの方の書評にあるように「自衛隊のことを ポジティブに書く勇気に感動」するような世の中にしてはいけないと、つくづく思わされました。 | ||||
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不幸な事故でパイロットの道を絶たれた自衛官と記者から配置換えになった女性ディレクター. 夢を失った2人が次につかみとるものは? 「自衛隊広報部」という,一般人には,自衛隊にそんな部署があったのか?!という 自衛官たちの仕事ぶりがテーマである. 法的な制約や世間からの批判という逆風の中で,自衛隊を知ってもらうための 広報部の活動がやや漫画的ではあるが,活き活きと描かれ, 内容によらず,困難に立ち向かって仕事に向かう姿のカッコよさが感じられる. 主人公2人が逆境から立ち直っていくプロセスがもう一つのテーマとなっている. 青臭いところもなきにしもあらずだが, こういう小説を読むと,人生もそう悪くないという気になってくる. ただ,ドラマ版を観てから,小説を読んだので, ドラマでうまく強調されていたキャラクターの個性が少し薄く感じられた. ストーリーはほぼ同じなので,どちらかを選べと言われたら,ドラマを薦める. | ||||
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有川浩の引き付ける文章や飽きさせない展開で、一気に読みました。 本当に面白かった。 また、身近で遠い空自のこともよくわかり、為になりました。 | ||||
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ブック・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、ドラマ化された本なので、読まれた方は多いと思いますが・・・ 亡父が陸自だったこともあり、自衛隊”裏方”や”立ち位置”が、リアルな心に刺さるセリフで表現されていて(T_T) 思わず笑い、知らずに涙が出てて。 また、解説はモデルになった主人公の上司。 最後の章の”あの日の松島”。リアルだし、当時報道されなかったことが多く記述されてます。ま、私が大泣きしたことは想像しやすいと思います(笑) | ||||
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この圧倒的なテンポの良さ。さすがである。 映像を見ながら文章に起こしたような会話が、とても上手い。 キャラクターの書き分けも出来ていて、 するすると頭に映像が思い浮かべられついつい読む手が進む。 有川作品の中では1作品としては長い部類に入ると思いますが1日で読了です。 有川作品では定番となってきた自衛隊がテーマ。 文芸において、私は右も左も語るのは好きではないけど、 有川浩はいつも自衛隊を肯定的に描いており 自衛隊という存在自体に世間では否定的な人もいることを わかった上で本作品は書かれている。 有川作品のように自衛隊をテーマにしようとするなら その取材が必要で、その取材の窓口となるのが 本作品の題材ともなっている広報室である。 これまで幾度となく自衛隊と関わってきた有川浩だからこそのテーマ選び。 TBSでドラマ化されたのは知っていたけど、当時観てはいませんでした。 有川浩は小説家だけど、脚本も完璧に書けると思うので、 ご自分で台本書いた方がいいんじゃないかと思う。 舞台作品の脚本書いていらっしゃるのは知ってるけど ま、いくら筆が早い作家さんでもこんだけ作品が映像化されれば 全部いちいち書いてられないか。 ところで、有川作品って大好きだけど 有川浩ってすごく完璧主義で、まっすぐな性格で、清く正しい人のイメージで 作品は好きだけど、絶対友達にはなれないと思う。 筋の通った人だろうから、 きっとみんな仕事したいって思える作家だと想像してる。 ただ、ダメな人間を甘やかしてくれる程優しくはないだろうなって。 ところどころ、こんな頑なで疲れないのかなぁとは思う。 有川作品にはよく「言質を取る」っていう言葉が出てくる。 言葉に真剣に向き合ってる作家という仕事ならではなのはわかるけど 普段の生活でこの言葉使ってる人に会ったことない。 理詰めで攻めて、自分に有利な事を相手に言わせたり、 いつもそんなこと考えながらしゃべってるのかなって思う。 交渉の場でもないのに会話のイニシアチブを気にする必要あるのかな。 「えー私そんなこと言ってたっけ?」みたいな曖昧さや、だらしなさを きっと彼女には許してもらえないだろうなぁ。 すごく気ぃ使いーそうなので鬱病などにはホント気を付けて欲しい。 ファンなので。いつまでも楽しい作品を待っているので。 | ||||
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どなたかも書いておられましたが、図書館戦争を読んだあとだったので展開が読めすぎて、以前に読んだことあったかな?と思うほど。 著者の自衛隊への並々ならぬ熱意が暴走しちゃったかんじです。要所要所に筆者の思いというか、影が見えて興ざめ、物語に入り込めない。もう少し冷静に書いたものが読んで見たいです。でも、この筆者は書くときは突っ走り型だと以前どこかで言っておられたので無理かなあ。 | ||||
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それでも、あちこちで涙腺が緩んで困りました。 ドラマの配役がイメージされてしまうのは、良い面も悪い面もありますが、本作に関してはキャスティングがドンピシャなので、ドラマを観てから読んだほうが楽しいかもしれません。 自衛隊にも色々な人がいるのだろうとは思いますが、災害のときの黙々と働いている姿を見ると、頭が下がります。そんな自衛隊員への餞の一冊です。 有川作品の中でも、代表作になると思いました。 | ||||
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電車で通勤中に、面白すぎて笑いがおになってしました。有川さんの取材力は素晴らしいですねー | ||||
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最近の震災に対する救助活動で自衛隊の必要性が認識されつつあるとは言え、 やはり自衛隊と言う存在に対する世間の目は厳しいんだな、と本書を読んで 改めて認識しました。本当、自衛隊にだけは何を言っても許される的な論調って あるよな、と読みながら思いました。 決して自分は右翼と言う訳では無いのですが、そういった視線を受けることを覚悟して 任官し、日々業務に当たっている自衛官の存在にポジティブに光を当てるという意味で 本書の持つ意義は大きいと思う。 また、有川さん自身がこの本を書くことで自衛隊嫌いの左翼から攻撃される事も覚悟で 書かれていると思うので、その勇気にも感服しました。 この本を一人でも多くの人が手に取り、自衛隊及び自衛官に対する誤解や偏見が少しでも 減ることを願って止みません。 下記は当時の吉田茂首相が第一回の防衛大学卒業式で卒業生に向かって送ったスピーチですが、この本を 読んでこのスピーチの事を思い出しました。当時から今に至るまで本当に自衛官は報われないですよね…。 「君達は自衛隊在職中、決して国民から感謝されたり、歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。 きっと非難とか叱咤ばかりの一生かもしれない。御苦労だと思う。 しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡の時とか、 災害派遣の時とか、国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。 言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが国民や日本は幸せなのだ。 どうか、耐えてもらいたい。」 | ||||
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