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死神の浮力
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死神の浮力の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.97pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全139件 21~40 2/7ページ
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前作に引き続きとても面白かった。 千葉の魅力に引き込まれてしまった。 | ||||
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死神の精度に続く、死神エピソード2。 とにかく死神=千葉さんに、あり得ないくらいときめいてしまう。 もし私が死ぬときには、千葉さんにぜひとも来てほしい。 そんな最期の恋を叶えられそうなくらい、カッコいい。 全てをあるべきところに納める手法もお見事。 人生こうだったら、報われるってもの。 | ||||
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本棚整理のため読み直してから仕分け中。高校生以来で読んだりすると、自分の価値観の変化、経験などにより全く違った面白さがあって(ていうか内容を忘れてるので初読に近いのだが)、特に名作と言われる本なんかはその素晴らしさを改めて感じる。 で、伊坂作品も仕分け対象なのだが、初期の作品は本当にイイ。読みながら「うわっ…ここでさっきのアレが!」「うまいっ」と唸ったり笑ったりしんみりしたり、読み応えがある。その中に「死神の精度」も入っており、死がテーマだというのに読後の清涼感、雨上がりの後の虹のような晴ればれ感はなんとも言えない。 それで第二作の「浮力」も分厚くて期待!していたのだが。 読み始めから、重たい空気とスッと入り込めないストーリー。前回とは違う陰湿な雨が降り続いてる… 伊坂作品に共通して出てくる暴力への嫌悪と怒りが今回は主テーマ。 「オーデュボン〜」「アヒルと鴨〜」「重力ピエロ」「グラスホッパー」なんかでもわかりやすい暴力が出てくるが、どれも軽やかに描かれているのでそこまで重さを感じなかった。が、今回は、ずーっと陰湿。 なんとか千葉のチグハグ感で軽さを出そうとしてるのだが、わざとらしく、長編のためくどいのだ。 自転車のシーンも、長い、長い。 初期作品は「あっぱれ!」という爽快な読後感が多いが、最近は「ほら、こういう言い回しとか、伏線、うまいでしょ」的な、もしくは無理してなんとかひねり出した不自然な表現になってきて、残念だな。 というわけで「死神の精度」は☆5つでこの先も何度か読むだろうが、こちらはブック◯フ行きに仕分けされました。 | ||||
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復讐劇なので、とにかく動機となる事件が居た堪れなくて、読んでて辛い。 千葉のマイペースな性格で中和されてはいるが、それでもしんどかった。 前作は、もうちょっとブラックユーモアみたいな要素が強かった気がするが、今回はシリアスな展開です。 宿敵が主人公に執着する理由付けがもうちょっとあれば良かったが、そこは主人公が小説家という設定なので、まぁいいのか。犯人の末路には、ちょっとガッカリ。この辺が減点要素。 死神自体が浮世離れした設定だけど、もうちょっと生々しい末路で良かったな。 あんまり書くとネタバレになりますが。 伊坂幸太郎はマリアビートルやゴールデンスランバー以降、ちょっと読んでなかったけど、最近殺し屋シリーズの続編以降、ちょこちょこ他の新作も読んでます。 初期作ほどではないけど、ホワイトラビットも面白かったし、他の作品も読んでみようかと思います。 | ||||
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図書館で借りて読んで、文庫本を買って読んで、kindleでも買って読んだ。何度読んでもおもしろい。千葉大好き。続編熱烈希望。 | ||||
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死神の精度はとても面白かった。 だが、死神の浮力はそんなに面白くなかった、と思わずにはいられない。 | ||||
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死神『千葉』シリーズ第二弾。 『死神の精度』は死神『千葉』の一人称で語られる連作短編集でしたが、今回は前回同様『千葉』の一人称のパートに加え、『千葉』の調査対象者である「山野辺」による一人称のパートとが交互に進行する長編作品となっています。 殺し屋シリーズの「グラスホッパー」が、殺し屋シリーズ第二弾の「マリアビートル」で質、量ともにパワーアップしましたが、本作死神シリーズでも、読み応えがある分量ながら一気に読ませる筆の巧さで、とても楽しい読書時間が過ごせることは保証します。 そして相変わらずひょうひょうとした『千葉』と、復讐心に燃え切迫感を持つ調査対象者「山野辺」との距離感が、妙な面白みを醸し出しています。 死神が主人公ですので、当然「死」というものも重要なテーマにもなっています。 本書の中で主人公らが交わす会話に次のようなものがあります。 「人間は、その日を摘むこと、日々を楽しむことしかできないんだ。というよりも、それしかできないんだ。なぜなら人間はいつか死ぬから」 「人間は死のことを知っている。そのことを考えないようにしているが、それにしても動物と違い、死ぬことをしっている」 散々使い古された言葉だともいえますが、それでもそのことを死神が主人公の物語で語られると、改めて「死」というものを考えさせられます。 | ||||
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結論は楽しめました。 本城の人物像が山野辺目線だったので本当はどういう人間だったのかが消化不良でした。 死神を楽しめれば音楽好きや雨設定が出てきますが本編にもう少し絡むと前作好きなので良かったかなと思いました。 アイスピックは良いけど自転車は… エピローグは好きです。 | ||||
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千葉さんを見ると、これくらい物事に動じない人間でいられたら、と思います。そういう意味で、手本にしています。最後に明かされた「キャンペーン」の想定外な効用。「彼ら」のやる事は、自然災害と同じで、人智の及ばない恐ろしさがあります。伊坂さん、怖い人かも。 | ||||
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相変わらずの物語の展開、死神のキャラに引き込まれる。 前作から結構時間がたったことを感じさせない。 ぶれていない作品。 ただ、最後の最後に流れが変わって引いた。 | ||||
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久々に伊坂幸太郎読みました。10年くらい前にハマってました。 井坂ワールド健在って感じではありますが、なんか、以前感じていたさわやかな読後感が無かったんですよね。 面白くないという意味ではないのですが。 | ||||
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よくこんなストーリーを思い付きますねえ。まさに伊坂ワールド。余人にはなかなか追い付けません。 オチもよかった。ちょっとSFホラーっぽいけど。胸がすきますよね。 あと、人物造形も見事と言う他ありません。千葉ちゃんなんて、みんな好きになっちゃうのでは? | ||||
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辛口のレビューが多くて驚きました。 前作の「精度」も好きでしたが、わたしはこちらの方が好きです。 伊坂さんらしい 良い作品だと思います。 子どもを思う気持ち、描写に涙し読みながらも、千葉さんのちぐはぐな返答に笑い、充分に楽しませてもらいました。 子どもを犯罪で亡くすという辛い設定にも関わらず、読み終えたときには心が温まる。 さすが伊坂幸太郎! | ||||
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大好きなシリーズ。ワクワクしました。死を見つめることができる一冊。 | ||||
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復讐心は人がもつ感情のなかでも特にドロドロとした感情であり、暴力は人が行う行為のなかでもとりわけ忌まわしいものです。 しかしそれが伊坂幸太郎にかかるとちょっときつめの炭酸水みたいに、痛みを伴う不思議な爽やかさになるのですが、これはなんか普通…… なぜだろうとしばらく考えたのですが、どうやらこの話は語り手を担当したのが復讐する本人だったというのがポイントみたいです。 もちろん死神も語りますが半分は本人。 それゆえ犯人への憎しみの感情や無念さや子どもへの愛が作中で繰り返し描写される、それがくどいと感じてしまったようです。 他の作品は復讐主の身近な人とか、巻き込まれた赤の他人とか、そういう本人以外の視点や言動から、被害者の無念さや復讐主の憎しみ・奪われた人への愛情が、泣きたくなるような優しさと世界中に澱のように沈殿した悲しみにくるまれて描写されていたのに、今回は本人、しかも親なのであまりにダイレクトでした。 私は伊坂幸太郎には重力ピエロとか、そっちの書き方のほうが好きです。 ちゃんと裁かれなかったの犯罪者に容赦がないのは、相変わらずでした。 | ||||
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ミュージック好きな死神という設定は好きですが、今作はダラダラしていて先を読みたくなる展開ではありませんでした。 | ||||
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伊坂作品は一貫性がなく、いひょうをつくものばかりですが、これは死神シリーズ2段ということで、少し事前データが 頭にありました。ひょうひょうとした死神のふと見せる人間性はおもしろい。第3段、4段とでるといいなと期待しています。 | ||||
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文章が下手な人間が、一生懸命本を作ったといった感じの本。 つまらんので買わなかった。 | ||||
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死神の精度が楽しくて、その続編ということで 期待通りでした。怒り悲しみ笑いありという感じです。 言葉の言い回しや千葉さんの天然ぶりが笑えます。 2度読み確定ですね。 | ||||
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全体にダラダラしてます。それぞれのエビソードもなんかとってつけた感じ。 娘を殺された夫婦の復讐の話ですが死神が協力してしまったらなんでもアリになってしまいます。 憎むべき「本城」についてもキャラが薄すぎます。こういう話って敵に対して、憎しみが沸かないとはまれないです。 | ||||
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