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(短編集)
教場
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教場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全71件 21~40 2/4ページ
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こちらの勘違いで、商品は すでに届いておりました。 申し訳ありませんでした。 | ||||
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数年前に読んだ作品だが、耳の鼓膜のシーンは印象的でそれだけ覚えている。たまにふっとこれを思い出す。 正直、年間で多くの本を読む人からしたら思い出せる本と言うだけでも評価できる本なのだと後からわかることがある。これはそれだと思う。読んだ時は読みやすい文章で積むことなく読み切れ、なお印象に残るシーンがある。そういう本が人生に置いて本当の意味で「読んだ」といえる本なのではないだろうか。 内容については、私は警察関係者でも身内に関係者がいる訳でもないのでリアルだ、リアルじゃないとは言えない。が、本という枠組みの中での話であることは十分念頭に置いて読むべきだと思う。どんなものでも本である自点でリアルとは違うのであるのだから。本はフィクションである。自伝ですら主観的な「事実に基づいた」フィクションであるのだから。ここで現実ではありえないと口にしても不毛な論争だろう。であれば内容が面白いか面白くないかで判断すべきだ。 | ||||
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設定の新しさと短編をかく上手さで読み進められました。短編同士のつながりがあるのでよいというレビューもありましたが、つながり自体が深いわけでなく、伏線が深いわけでないため読みやすさが増している続編や0のほうが読み易かったです。ドラマ化難しそうですがどうつくり上げるかはたのしみです。 | ||||
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木村拓哉が、今度ドラマをすると言うので、読んでみたくなり、読みました。すごく面白くて、ぐいぐい引き込まれて行きました。 今まで、これからも体験する事のない社会の一面が見れて、満足してます。 | ||||
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まだ読み初めだが、木村さんが主演と言うだけで映像が浮かんで読み易いです、楽しみに読みます。 | ||||
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今度テレビのドラマになるということで読んでみましたがとてもおもしろかつたです。つぎのシリーズも読んでみたいですね。 | ||||
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キムタクのドラマになるとの事で再読です いつのまにかエピソード0とエピソード2も出版されていた事にびっくり 初読の時はただただ警察学校こわ〜!っと思っただけでしたが こう物騒な世の中になると ある程度の適性を計るのは必要だなと改めて思う事と 街中にいるおまわりさんって実は凄い人なんだなぁっと感心してしまいます でも・・・やっぱりキムタクではない気がするんだけど とにかく何度読んでも「アリ」の話は忘れられません(若干トラウマ) | ||||
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こんな人間ばかりが、警官になることを志望してると思ってぞっとした。それなりの取材があってのことだろうが、リアリティはあまり感じられない。でも一気に読ませる筆力があって、キャラクターの造形も面白い。 | ||||
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本書は、警察官になるための初期教育を受ける警察学校が舞台である。 このため、一般人には馴染みの薄い語句や規制が多いものの、文中では読者があたかも以前から知っているかのように読ませるように工夫されている。 その理由として、①人物の心情に文章の焦点が当てられていること、②語句に対する説明が短く適当であることが挙げられる。 以上のことから、本書は、異質な舞台と、それを違和感なく楽しめる一冊である。 | ||||
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これは「実態」なのだろうか? 警察組織を描く時は、その上っ面の正義からは乖離されている内面の陰謀や不祥事などを、シリアスに綴った読み物が喜ばれる傾向だ。本作もその王道からは外れてはおらず、真偽はさておき娯楽作品としては一級品であろう。 | ||||
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とてもよく調べて書いたんだろうとは思いますが、実際の警察学校はこの小説の100倍陰湿で腐った人種の宝庫です。特に教官についてですがこんなにマトモではなくもっと我儘で自己中心的です。この小説だと生徒の優秀さをそれなりに認めたりしていますが、実際の警察組織は自分の頭で考えるような人間は組織を乱すととらえ徹底的に叩きます。また生徒が教官に対して胸倉をつかむシーンがありますがあんなことをしたらあの組織では三日以内に辞めることになるでしょう。生徒は教官のどんな我儘に対しても正しいと信じ込むレベルまで洗脳されるため小説のように自分の頭での判断が出来なくなります。自分も警察組織に入るまでは辞める奴は根性のない奴だと馬鹿にしていましたが入ってみて、まさかこれほど正義と真逆の事をしているとは思いもしません出した。また身内に警察官が居ない人間は確実に標的にされる組織です。これから警察に入ろうとしているひとでこの本を読む人もいるかと思いますが、警察については2chやネットに書いていることは全て本当です。そんなこと無いだろうとかここまでひどく無いとか思うかもしれません(事実自分もそうでした)があの書き込みは希望ある若者の人生を潰さないよう考え書いてくれているもので全て事実です。こういった小説が出ることはとても良いことで是非警察官を志す子供がいる親に読んでほしいと思います。ちなみに自分はそれなりの一般企業に転職しましたが皆良い奴で順調?に出世もしています。 | ||||
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今日の、体罰厳禁、パワハラ告発の風潮とはまるで逆の設定。いわゆる暴力的な昭和の時代から、今日は「暴力」が構造的に忌避される今。ハートウォーミングな世界に感動するのも良いだろうが、逆説的な血も凍る人間関係を抉ってみるのもエンタメとしてはありだと思う。 おそらくは架空の、血も凍るような、規則と嫉妬が支配する「警察学校」を舞台にした連作短編。思わずカポーティの作品を想起した。人物描写がどこまでも冷徹で、人の醜い部分を淡々と記述している。主人公の風間公親教官が、全てを見通した上で、巧妙かつ暴力的に学生たちを領導していく。洗脳と独裁者の誕生なのだろうか、それとも真の教育者なのだろうか? | ||||
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警察学校の学生と風間教官の奇妙な関係をまとめた小説。 よく警察学校は独特の世界であると聞くことはあるが、この小説はその噂を地で行くような内容。 もちろんフィクションではあるのだろうが、どこまでフィクションなのかは分からなかった。 それを踏まえて読んでも、十分ハラハラする内容だった。 決してくどくなく、それでいて恐怖や不安、葛藤といった心情が見事に表現されている。 長編のようで短編のように書かれているので、読みやすく分かりやすい。 結末も綺麗にまとまっているので、楽しく読むことが出来た。 | ||||
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警察官の友人から、本当に厳しいとは聞いていましたが、そんな言葉では全く分かっていなかったことがわかりました。 この本が良書として有名な意味が、読んで納得できました。 | ||||
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妹にすすめられ購入してみました。 続きが気になり、夜更かし。。 | ||||
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2-3年前に、新しいジャンルの警察小説ということで非常に話題になった作品を今手に取る。横山秀夫がなかなか新作を出してくれない 中、今、安藤能明の作品がその隙間を埋めてくれているが、この「教場」も大きな意味では同じようなジャンル、あるいは、警察学校という 新たな背景で描かれた、非常に面白い警察ミステリーである。刑事ものイーコール警察小説と言われたころから見ると、横山が切り開いた 「警務もの」、そして、今長岡弘樹が開発しつつあるこの「警察学校もの」も警察の中では、今まで陽が当たらなかったが、今後興味深い ネタを与えてくれる場を提供したことでも、大いに意義がある。6話に亘るエピソードで、第98期短期警察学校での生徒たちと、それを 指導する教官が描かれる。何人かの教官が言うように、警察学校とは警官を育てること以上に、不向きなものを振るい落とす場であり、 それに耐えながら育つ生徒と、極めて人間臭く、脱落する人間、あるいは犯罪まで犯す生徒たちが登場する。作者は、巧みなプロットを 準備するが、一方、それぞれ6話にわたる幕切れはやや唐突感を以て終わらせ、次のエピソードでまたそういった人物を登場させ、 種明かしやエピローグを簡単に披露するという構成にしている。これが巧い。主人公は、碧眼の教官風間公親である。何を考えているか 分かりにくい男だが、状況や人間分析力に殊更優れている。10人近い警官の卵たちが登場するが、それぞれ癖もあるし、何か人に 言えない過去も背負っている。ここまで人間を掘り下げて描く筆力もすごいと思う。どんどん、新作を出してほしい作家である。 | ||||
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幸運にも、私は帯なしの物を借りて読んだので皆様のミステリーを期待して…という肩透かしは避けられました 私も最近、「白砂」の帯にやられて哀しい思いをしたことがあります… 出版業界も、電子書籍の勢いに押されてなりふり構わず売上を伸ばそうとしているようですね… 哀しいことです さて、本書籍ですが私はなかなか楽しめました 少々読後感が悪かったり一部現実離れしているところもありましたがある程度の質はあると思っております 短編で構成されていましたので、もう少し景色の違う話を盛り込んでも良かったのかもしれません 緩急つける、といったところでしょうか もっと鋭いキレ味で、心を抉り取るような作品を期待します その際は、出版社様方余計な帯など不要でございます | ||||
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警察小説が好きである。 ただし、「新宿鮫」よりは「制服捜査」、本命は横山秀夫の一連の作品。そういう私が本書を手に取ったきっかけは、しかしやはり帯の横山秀夫氏の「脱帽」のコメントが大きかった。 確かに伏線が多い。 そしてそれらはしっかり回収されている。 短編が一編一編積み重ねられて一冊の本になっている、そういう印象で、まっとうな長編を期待して読むと、肩透かしを食う可能性がある。 警察学校を舞台としたミステリは読んだことがなかった。 司法警察職員と司法巡査の違いが気になるような「本格的な警察小説ファン」であれば、本書はかなり興味深く読めるかもしれない。その面は期待を裏切らない。だが、冗長な面すら感じるほどに警察内部を描いた横山秀夫「64」のような物語は、ここにはない。一種、偏屈で偏執的な登場人物たちが織り成す、一風変わった連作だと捉えたほうがいいと思う。 読後感はすこぶる「悪い」。 これは褒め言葉なので勘違いしないでほしい。 こうした小説は、それこそ横山秀夫の短編に多かった。「動機」「逆転の夏」「深追い」。 編集者はそうしたテイストを著者に求めたのではないだろうか。 が、謎めいた教官・風間の雰囲気は、横山作品には存在しないものだった。 私は、一編目の「主役」である、宮坂を軸にして、警察学校に巣食う巨大な何かと風間が対峙する構図を想像していたが、それはたやすく裏切られることになる。それをよしとするか、しないかは、読んでみてからの判断ということにして、私の☆は4つ。 続編は未読だが、横山秀夫の後継者は目指すべきではない作家だと感じた。まったく雰囲気が違うからである。 「第三の時効」「半落ち」と、横山作品での長編にも、本書のように短編を積み重ねて一本の物語に結ばれるものがあるが、それを本書に求めてはいけない。逆に私が「惜しい」と感じたのは、全編がそれぞれで完結し、最終話でしっかり各登場人物の「その後」が回収されているのは手練れだと思われたが、大団円へまっすぐ収束した感がないからである。 余談ながら。 本書は、運転免許の更新をするために、運転免許試験場の待合室で読んでいた。 そうした意味では、「警察臭」の強い場所だっただけに、読後感も多少違ったものになっているかもしれない。 | ||||
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著者の作品は読んだことなかったのですが、たまたま暇つぶしで読む本を書店で探しててなんとなく購入しました。 他のレビューにもあるとおり、生徒たちの行動の突拍子のなさはちょっと信じられませんが、主人公である風間は、警察に向いてない生徒であれば本人にやる気があっても辞めさせようとしたり、逆に見どころのある生徒は本人が辞めたがたっても導いたりと、風変りな教育方針をするところが面白いです。 生徒の素質を見抜く裏付けとして、どんな些細な変化も見落とさない観察眼を持っておりこの切れ味が爽快感あります。 それと、警察官の職質のテクニックなど、随所にでてくる専門知識は、警察小説好きにはいいアクセントになったと思います。 まぁそれでも舞台が警察学校ではなく、学級崩壊したような教室であればもっと評価はかわったかもしれませんね。 個人的には十分面白くて、久々に寝る間も惜しんで読みました。続編も即購入です。 | ||||
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半分位まで読んだ時、ガックリきた。 その時点であまり面白くなかったという事もあるけど、この作品が多くの人に読まれることで、警察官になろうというひとの数が減ってしまうのではないかという危惧感を覚えたからだ。 だけど、終わりに近づくにつれて自分の認識が間違っているということに気づかされた。 この作品を多くの人が読むことで、もしかしたら警察官になろうとする人の数は減るかもしれない。 だけど、世の中にとって必要とされる、"真の警察官"の数は間違いなく増えるだろうと、そして警察官だけではなく、世の中に必要とされる社会人の数も増える、そんな事を読み終えて感じた。 社会人になる前の中高生、そしてその保護者や周りの大人の方に読んでもらい、語り合ってもらいたい。 | ||||
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