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(短編集)
教場
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教場の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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警察学校で起こる事件を風間教官が解決するミステリー短編集。学校内の裏切りや暴力などが描かれるが、比較的ハードウォーミングな内容にまとまっている。 場面やキャラがあまり変わり映えしないので、少し単調。 | ||||
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想像していたストーリーとちょっと違いました。警察学校での学生同士のトラブルや校則違反がメインの話です。半年の学校生活を1冊にまとめるには,あまりにも分量が多いとは思いますが,描写が荒い気がしました。空気感があまり伝わってきません。仲間をおとしめる悪巧みではなく日常のルーティン。自分が知りたいのはそこなんだけどなあ,もっと日々の現実をくわしく書いてもらえないかなという感じです。 | ||||
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教場シリーズを購入済でしたが、ドラマ化による帯封付を目的に購入しました。 ただ、5冊余りの教場シリーズはビニール等の梱包はなく、現物ダンボールに裸のぶち込みで届きました。 案の定、輸送の途中で揺れたり等の衝撃のせいで表紙や本文のページの角が折れたりと損傷がありました。 本に対する労りのない包装内容にがっかりです。 これなら、他の本専用のサイトか店頭で注文した方がよいかと思われます。 | ||||
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警察学校が舞台 本作における真の主人公は、生徒ではなく一人の教官で、彼についての情報は非常に少ないが、とても魅力的な人物だ。そして文章もとても簡潔。 ただ、実際の警察学校がどうなのかは全くわからないが、この作品では、学校の生活はかなり苛烈で残酷だ。 古今東西、軍隊を代表とする規律の厳しい集団生活で行われてきた連帯責任や密告制度。「現場では危険が待っているのだから、厳しいのは当たり前」という建前で許されてきた集団生活での悪しき慣習。そして本作においても、落ちこぼれそうな人間や油断した人間たちが、懲罰を恐れるあまり嘘に嘘を重ねて、周りを巻き込んで大きな悲劇につながる、という流れの連作で、個人的には嫌悪感を抱いた。 ただ、作者の他の作品も読んでみようか、と思わせるに十分なレベルではあった。 | ||||
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本を読むとキムタクの偉大さが分かる。 | ||||
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プレゼント用 良かったとの回答 | ||||
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警官は正義の機関しゃなく、国の暴力器官。 事後にしか動かず、幻想は持たない事だと気づかされた。 | ||||
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(実際の警察の組織体質はどうだかわからないが) 警察小説等によく出てくる、小説上の組織的隠蔽は 警察組織に入ってからで身に付けるものではなく、 警察官になる前の教場で最初に刷り込まれたものだ というのがよくわかる小説。 | ||||
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"2013年ミステリーベスト1位""すべてが伏線。一行も読み逃すな"と帯にあり、ハードルが否応なくあがってしまう。横山秀夫の名が帯にあり、氏の本だと思って買ってしまった。氏はコメントが出しているだけ。 警察学校あるクラスの学生達を、章毎に主人公を変えて描いていて、それぞれを見ると6話の短編小説集と呼んでもいいと思う。 読んでみると、登場人物がちょっとキチガイなのとか、指導教官が完璧すぎるとか、いろいろ突っ込みどころはたくさんありるんだけど、一番は伏線が細かすぎて、日を置いて読むとついていけない。え、そんなこと言ってたっけ?とかってことが結構ある。一気読みしないといけない本。けど、最後の6話は好きだなぁといえる。警察学校の日記は事実しか書いちゃいけなくて、事実と異なることを即放校というのを巧みに使った一話。 この第6話がなければ星は2つか。 | ||||
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警察学校で起こる生徒たちの各エピソードに教官が絡むという小説。警察学校の内情が垣間見れて、興味深かった。刑事ものの小説だから、事件が起きるかと思ってたけど、そういう類いでもなかった。第二弾が出てるから、それも読んでみますか。 | ||||
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宣伝文句が良くない。 「すべてが伏線。一行も見逃すな。」 これに釣られて読み始めたら後悔するかも。 内容は、やりすぎ?突拍子もなさすぎて感情移入出来ないし、短編集なので人物像が浮かんできた頃には読み終わってしまう感じ。 すべてが伏線だという割にはもやもやが残った。区切り良くサクサク読めるので移動中にはいいです | ||||
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私は、特に帯やキャッチコピーに触れることなく、警察学校を舞台にしたミステリーなのかな、と思い手に取りました。結果的にはミステリーではなく、警察学校の個性的な教習生のエピソードを軸に、観察眼鋭い教員がいつのまにか嘘やごまかしを暴いていくといった内容でした。おそらく警察学校では、エピソードに近い、いじめや特殊事情を持つ教習生もいるかといるのでしょうが、ノンフィクションにしては、ちょっと見せ場がなかったように思います。特に、宣伝に煽らなければ、たんたんと読める感じでしょうか。。 | ||||
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文庫の帯に惹かれて買いました。 警察学校ってほんとにこんな感じなんですかね? 作者の取材力は分かりませんが、登場人物があまりに極端に書かれすぎる気がします。 生徒の特殊能力や行動と、k教官の神出鬼没感が半端なくて、ミステリーというよりはホラー的な要素が見られます。 近々パート2が刊行されるみたいですが、期待しない方が良いと思います。 。 。 。 。 | ||||
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1エピソードごとはそこそこだけど、1冊通しての何かがあればもっと良かったですね。 | ||||
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この作者の本を初めて読みました。 かなり辛辣な意見が多いのもわかります。 然しながら、「人間(特に若者)の知性・理性が狂い・退化した架空(であって 欲しい)世界における警察学校を舞台にした小説」と割り切れば、十分及第点 であるとの感想です。高村氏、横山氏とも異なる独自の世界観を、ぶれること なく今後も貫かれればよろしいかと。 全体を支配する重い雰囲気や章を跨いだ伏線など、初読はかなり楽しめました。 ただし、皆さんが指摘しているとおり、学校生の異常かつ稚拙な行動に無理が あるので、再読するとかなり空虚な内容に思えてしまうのが残念です。 あと、「すべてが伏線。一行も読み逃すな。」...の惹句は頂けませんね。 続編がまもなく刊行されるようですが、多くの読者が批判しているのですから、 出版社の反省および違う切り口の宣伝に期待します。 | ||||
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警察学校を舞台に繰り広げられる幾つかのストーリーが連絡短編集となっています。 警察学校の実態がこれほどまでに陰湿で大変なものなのかどうかは分かりませんが、過酷ともいうべき環境が描かれます。そこに諸々と屈折した癖のある生徒たちが色々な事件を起こし、それを不気味な教官がおさめていくというのが、各短編に共通した話となっているようです。 背表紙に書いてあるような「全てが伏線」というほどの印象は感じませんでしたし、派手な宣伝文句で煽る帯ほどには凄みを感じませんでした。また、正直なところ、リアルなのか現実とかけ離れているのか判断がつきかねるところでしたが、全編を通して緊張感漂う独特の世界観のようなものがあり、その中でちょっと不気味ながら興味深い教官がクールに立ち回る様はなかなか興味深くて、話としては素直に面白かったです。 | ||||
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警察学校を舞台にしたミステリー。 生徒同士の確執や、生徒と教官のやりとりが、 ミステリーに仕上がっています。 本書はなんといっても、風間教官でしょう。 義眼の風間教官と新入生たちのやりとりは、 緊張感たっぷりです。 凄惨な現場や取るに足らない派出所の騒動など、 千差万別な事件を経験してきた風間教官は、 その経験と同じくらい、警察学校の新入生や卒業生を、 目の当たりにしてきたのでしょう。 そうした風間教官の、 これまでの警察官人生に思いをめぐらせたくなる、 魅力的なキャラクターです。 また、ミステリーとしての要素も十分なので、 事件や騒動の顛末も楽しめます。 しいて読む前の注意点を挙げてると 本書は場面転換が頻繁なので、 短編のような印象を持つ方もいるかもしれません。 短編が得意ではない、嫌いだ、そうした方へは、 立ち読みをすすめさせてください。 本の中の舞台は、通して警察学校であり、 主人公はその学校の“生徒”という意味で、 一貫してはいますが、 物語や事件はいくつかあるので、ご注意ください。 本の閉じ方というか、物語りの終わり方のようなものは、 個人的に好きですが、読後感がやや物足りないです。 読書の箸休めのような感じ。 また、ミステリーの要素が楽しめないと 読者にとって本書の評価は、 さらに低いものへなると思われます。 加えて、 2014年12月末時点で、 文庫本は発売されていないようです。 そうした理由で、マイナス2,5。 個人的はそれなりに楽しめたので、 僭越ながら、 星の数は、3つとさせていただきました。 | ||||
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【ややネタバレ】 警察学校での物語(短編)。 最初はやけにブラックなオチがつくので、こういう路線なのかと思って読み進めると、後半なんかさわやかな物語になってくる。 そのアンバランスが私にはイマイチでした。 最後はきれいにまとめたけど、エピソードが展開せずに空中に消えていくのが多いので、(あえてエラそうに言わせていただきますが)もうちょっとなんとかできたんじゃないかと思う。 ひとつひとつの短編は面白く読めるんだけど、読後感が不完全満足でした。 | ||||
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これって犯罪だよね…の話が続き、 仮にも警察官を目指した人間が、こうも簡単にやっちゃうわけ?…とは感じましたが、 それだけ警察学校の環境が、精神的に追い詰められる特殊なものだということでしょうか。 そういった違和感もありましたが、 警察学校という舞台がわりと目新しいことと 風間教官のキャラクターにひかれて おもしろく読めました。 ただ、人間ドラマというか、物語としてはそう新しい感じはなく、 横山秀夫の「臨場」をはじめとする短編集とか、 柳広司の「ジョーカーゲーム」などとイメージがかぶるような気がしました。 | ||||
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と思えるような人物とエピソードばかりが出てきて、途中ちょっとげんなりしました。 警察学校を舞台にした小説は初めて読んだので、教練の内容などは面白く感じたのですが、疑い・裏切り・保身の行動→報復→退校のパターン部分はイヤ~な気分になりました…。 こんな奴らが警官になったら市民の迷惑だ!って感じで…。 進むにつれて、明るめの内容になって行ったので、読後感は悪くなかったのですが、2度読みたいと思える物語ではありませんでした。 | ||||
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