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棟居刑事の黙示録
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棟居刑事の黙示録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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巧妙に組み立てられた社会派推理だ。 犯人は?動機は?犯行方法は?警察の証拠固めは? といった、推理内容と平行して、一人の初老の男の生き様が描かれる。 男はかつては凄腕の暴力団組長だった。 そのため、とにかく強い。その身のこなしの鮮やかさに目を見張る。 その強い男が、ある女子中学生と親しくなり、彼女を守る。 男にとって、彼女の存在が生き甲斐となり、命懸けで守ろうとする。 しかし、多感な女子中学生と、初老の男との、心理的な別れの日は近い。 男は生き甲斐を失う日に備えて、何をなすのか? 多くの、会社人間の喪失感を描いてきた著者が、初老の男の喪失感の予感を描く。 物語はスリリングだ。 加えて、初老の男の生き様が描かれるのが面白い。 | ||||
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