狂骨の夢

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評判

狂骨の夢の評価:

4.06/5点 レビュー 80件。 A ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.06pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全163件 121〜140 7/9ページ
No.43
(3pt)

混沌は収束せず・・・

首を刎ねても刎ねても舞い戻ってくる復員服の亡霊、金色の髑髏、謎の集団自決、生首事件、その他諸々・・。則を越えた混沌を合理的に収束させる作者の手腕は、前ニ作において多少牽強付会のきらいは感じさせながらも、卓越したエンターテインメント・ノヴェルを構築していた。 が、本作においては、相容れないと思われる事象が一点に収束していくに従い、唯々諾々と首肯できぬ不自然さに陥り、読後感は釈然としないものであった。特に何度首を刎ねられても蘇生する亡霊の種明かしは、正直稚拙。そんなことせえへんやろ~と突っ込むことしきり。それでも退屈させずに一気に読ませる所は流石と言えなくも無いが。キャラクターの造型が完成を見たのは本作の収穫。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.42
(3pt)

混沌は収束せず・・・

首を刎ねても刎ねても舞い戻ってくる復員服の亡霊、金色の髑髏、謎の集団自決、生首事件、その他諸々・・。則を越えた混沌を合理的に収束させる作者の手腕は、前ニ作において多少牽強付会のきらいは感じさせながらも、卓越したエンターテインメント・ノヴェルを構築していた。 が、本作においては、相容れないと思われる事象が一点に収束していくに従い、唯々諾々と首肯できぬ不自然さに陥り、読後感は釈然としないものであった。特に何度首を刎ねられても蘇生する亡霊の種明かしは、正直稚拙。そんなことせえへんやろ~と突っ込むことしきり。それでも退屈させずに一気に読ませる所は流石と言えなくも無いが。キャラクターの造型が完成を見たのは本作の収穫。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.41
(4pt)

上手い

 相変わらず上手いわ。騙されました。 ますます分厚くなっちゃって。四度殺したとかいう話で、もう導入部から絶妙です。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.40
(4pt)

上手い

 相変わらず上手いわ。騙されました。 ますます分厚くなっちゃって。四度殺したとかいう話で、もう導入部から絶妙です。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.39
(4pt)

力作ですが・・・

ノベルス版に大幅な加筆がなされ、さらに読み応え十分な内容になっています。ですが、前作『魍魎の匣』に比べるとやや納得がいかない気がします。本作では宗教と心理学が柱になっているのですが、それだけに「こんなのあり?!」という展開に・・・(特に終盤が)とはいえ、京極さん独特のキレはあいかわらず健在です。そして毎度のことながら、読んでいて色々と考えさせられたり、勉強になったりということも多々ありましたので、『星4つ』という結果になりました。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.38
(4pt)

力作ですが・・・

ノベルス版に大幅な加筆がなされ、さらに読み応え十分な内容になっています。ですが、前作『魍魎の匣』に比べるとやや納得がいかない気がします。本作では宗教と心理学が柱になっているのですが、それだけに「こんなのあり?!」という展開に・・・(特に終盤が)とはいえ、京極さん独特のキレはあいかわらず健在です。そして毎度のことながら、読んでいて色々と考えさせられたり、勉強になったりということも多々ありましたので、『星4つ』という結果になりました。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.37
(4pt)

名作

 人気の京極堂シリーズの3作目を分冊化したものがこの作品。金色髑髏をめぐり繰り広げられる様々な事件を、憑き物落としで古本屋の中禅寺秋彦が解決します。一見漢字も多く硬い文章ですが、慣れれば読みやすくなり味わいも出てきます。狐饂飩や狸蕎麦を漢字で書くような本です。 分冊化ということで3冊セットでどうぞ。コレなら電車でも読めるでしょう。シリーズの最初、映画化された姑獲鳥の夏から読むことをオススメします。
分冊文庫版 狂骨の夢 上 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 狂骨の夢 上 (講談社文庫)より
4062751569
No.36
(4pt)

確かに電車の中でノベルズ版絡新婦の理読むのは辛いけど分冊文庫化ってのは

人気の京極堂シリーズです。金色髑髏をめぐる複雑な事件が起こり、
京極堂が秘密を開示といういつもの展開。ですがやはりそこは京極氏の
作品。一筋縄ではいかない深みのある作品に仕上がっていると思いま
す。一見文章は硬いですが、物語の推進力が半端ではないので、あっと
いう間に読めてしまいます。初心者にもオススメですがやはり一作目の
姑獲鳥の夏から順番に読んでほしいです。
分冊文庫版 狂骨の夢 下 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 狂骨の夢 下 (講談社文庫)より
4062751585
No.35
(4pt)

分冊?

人気の京極堂シリーズの三作目を分冊文庫化した作品です。金色の髑
髏をめぐり複雑に絡み合った事件が終盤で解きほぐされる件はもう夢中
になって読んでいました。分冊文庫化の意味が分からないので星は4つ
です。内容はファンでもあるし言うことありません。
分冊文庫版 狂骨の夢 中 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 分冊文庫版 狂骨の夢 中 (講談社文庫)より
4062751577
No.34
(5pt)

その女、朱美

 京極堂シリーズの中では、いささか反響が薄めの印象を受けるが、登場人物の書き込みに深さが増し、心理描写が細やかになって読み応えのある作品に仕上がっている。 特に「いさま屋と出会った朱美」が魅力的。いい女だなぁ、と女の眼から見ても思った。枯れたいさま屋でなくてもほれ込むこと確実。(ちなみに彼女は「塗り仏」でも活躍し、いい女っぷりを見せている) 今作でも残虐な殺人事件は起こされるわけだが、そのいきさつがあまりにも悲しい行き違いによるものであり、また「魍魎」に比べて筆から凄惨さの色を薄めているように思われ、後に不快な嫌みが残らない。  「宇田川朱美」の沈む髑髏の夢の描写は秀逸だった。この夢から始まって、次第に壊れてゆく彼女の姿は痛ましく、また切ない。 後半に至って知らされる、ある宗教の存在が彼女の業の原点であると明らかになって、その悲しさがいよいよ募る。 望んだわけでもないのに、彼女の人生のこの帰結は一体誰の罪か。 大願を果たしえず死を選んだ女たちにもその哀しみはかぶる。 が、多くのやりきれない悲しみを包み込んでエンディングは奇妙に清々しい。「朱美」という女に描き出された不可思議な違和感に気づいた読者ならば、この終結はある程度予想がつくと思われるが、京極堂の手際はいつもながら鮮やか。麻の如く乱れた糸を解きほぐし、一人ずつ「落として」ゆく筆さばきはさすがと言える。若干強引な点もいつものことであるが、基本的に京極堂シリーズは謎解きが眼目ではないので良しとする。 なお、この作品を読むに当たって、軽く精神分析関連の本、及び古事記神代記はさらっておいた方がいいと思う。まるきり知識がないと、入り口で取っ付きが悪くてせっかくの本文を楽しめない恐れがあるかと。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.33
(5pt)

その女、朱美

 京極堂シリーズの中では、いささか反響が薄めの印象を受けるが、登場人物の書き込みに深さが増し、心理描写が細やかになって読み応えのある作品に仕上がっている。 特に「いさま屋と出会った朱美」が魅力的。いい女だなぁ、と女の眼から見ても思った。枯れたいさま屋でなくてもほれ込むこと確実。(ちなみに彼女は「塗り仏」でも活躍し、いい女っぷりを見せている) 今作でも残虐な殺人事件は起こされるわけだが、そのいきさつがあまりにも悲しい行き違いによるものであり、また「魍魎」に比べて筆から凄惨さの色を薄めているように思われ、後に不快な嫌みが残らない。  「宇田川朱美」の沈む髑髏の夢の描写は秀逸だった。この夢から始まって、次第に壊れてゆく彼女の姿は痛ましく、また切ない。 後半に至って知らされる、ある宗教の存在が彼女の業の原点であると明らかになって、その悲しさがいよいよ募る。 望んだわけでもないのに、彼女の人生のこの帰結は一体誰の罪か。 大願を果たしえず死を選んだ女たちにもその哀しみはかぶる。 が、多くのやりきれない悲しみを包み込んでエンディングは奇妙に清々しい。「朱美」という女に描き出された不可思議な違和感に気づいた読者ならば、この終結はある程度予想がつくと思われるが、京極堂の手際はいつもながら鮮やか。麻の如く乱れた糸を解きほぐし、一人ずつ「落として」ゆく筆さばきはさすがと言える。若干強引な点もいつものことであるが、基本的に京極堂シリーズは謎解きが眼目ではないので良しとする。 なお、この作品を読むに当たって、軽く精神分析関連の本、及び古事記神代記はさらっておいた方がいいと思う。まるきり知識がないと、入り口で取っ付きが悪くてせっかくの本文を楽しめない恐れがあるかと。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.32
(4pt)

京極堂、後半登場。

3作目。この頃は、よくもまあこんな長くて濃密な話をこんな矢継ぎ早に書けるもんだ、と驚いていた覚えがあります。今回、これまでで一番ミステリ度が高いような気がします。ある意味オーソドックスといえそうなトリックも使われてますし。この部分は、多分ミステリ慣れしている人なら大筋は看破できるんじゃないでしょうか。それと関口巽の一人称でなく、三人称で語られているのも今作が初めて。なんか愈々関口は危うくなってきた感がありますが。はい。『姑獲鳥の夏』を除けば、このシリーズでは奇跡のような薄さですな。でも事件のややこしさ具合は多分最強。体調のいいときに是非。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.31
(4pt)

京極堂、後半登場。

3作目。この頃は、よくもまあこんな長くて濃密な話をこんな矢継ぎ早に書けるもんだ、と驚いていた覚えがあります。今回、これまでで一番ミステリ度が高いような気がします。ある意味オーソドックスといえそうなトリックも使われてますし。この部分は、多分ミステリ慣れしている人なら大筋は看破できるんじゃないでしょうか。それと関口巽の一人称でなく、三人称で語られているのも今作が初めて。なんか愈々関口は危うくなってきた感がありますが。はい。『姑獲鳥の夏』を除けば、このシリーズでは奇跡のような薄さですな。でも事件のややこしさ具合は多分最強。体調のいいときに是非。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.30
(3pt)

このシリーズの栞、大好きです。

読後、一寸ばかりシンミリしてしまった。それは、この事件に係わり、そして亡くなってしまった人達の人生を思ったが故だと思います。物語は、展開・構成がチョット複雑だったからかなぁ~、発生・発覚していく其々の出来事が読中に上手くリンクせず、のめり込みづらかった。でも最後はそれらを収束させてしまう筆者の手腕には流石と思わせられた。やはりこのシリーズは順番に読まなければいけないですね、前作のネタあかしは無いですが、以前にチョコッと出てきた登場人物が本編にはしっかり渦中に嵌ってますし。明日から4作目に取組みます。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.29
(3pt)

このシリーズの栞、大好きです。

読後、一寸ばかりシンミリしてしまった。それは、この事件に係わり、そして亡くなってしまった人達の人生を思ったが故だと思います。物語は、展開・構成がチョット複雑だったからかなぁ~、発生・発覚していく其々の出来事が読中に上手くリンクせず、のめり込みづらかった。でも最後はそれらを収束させてしまう筆者の手腕には流石と思わせられた。やはりこのシリーズは順番に読まなければいけないですね、前作のネタあかしは無いですが、以前にチョコッと出てきた登場人物が本編にはしっかり渦中に嵌ってますし。明日から4作目に取組みます。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.28
(4pt)

高水準のままマンネリ気味

京極堂こと中善寺秋彦が探偵役を務める長編推理第3作。相変わらず、論理だけでは解けない作品であり、本格推理としての定石を欠いている。本作の真相に到達するには、常人にはまったく太刀打ちのできない知識を要し、私にはまったく推理の刃が立たなかった。また、血みどろの陰惨さも相変わらず、関口巽の愚かさも相変わらずである(本作では木場修の愚かさも際だつ)。つまり、これだけの力作に対して不謹慎かとは思うが、3作目にして若干mannerismに陥っている印象をもった。精神分析学を絡めたのも、作品を論理づけたのではなく、理屈っぽく見せただけに終わり、むしろ興を削いだ。それでも、複雑な謎が順に解き明かされる様は見事であり、読了してのモヤモヤ感は本作が一番少い。これまでと同じく、推理小説というより、ミステリとして読みたい。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.27
(4pt)

高水準のままマンネリ気味

京極堂こと中善寺秋彦が探偵役を務める長編推理第3作。相変わらず、論理だけでは解けない作品であり、本格推理としての定石を欠いている。本作の真相に到達するには、常人にはまったく太刀打ちのできない知識を要し、私にはまったく推理の刃が立たなかった。また、血みどろの陰惨さも相変わらず、関口巽の愚かさも相変わらずである(本作では木場修の愚かさも際だつ)。つまり、これだけの力作に対して不謹慎かとは思うが、3作目にして若干mannerismに陥っている印象をもった。精神分析学を絡めたのも、作品を論理づけたのではなく、理屈っぽく見せただけに終わり、むしろ興を削いだ。それでも、複雑な謎が順に解き明かされる様は見事であり、読了してのモヤモヤ感は本作が一番少い。これまでと同じく、推理小説というより、ミステリとして読みたい。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.26
(3pt)

早く出てこい 中善寺

 タイトル通りの感想を読みながらずっと思っていました。この偏屈な陰陽師京極堂のファンにとってはじれったい事この上ない。 座敷から出てくる事はまずないと思われていた若き隠居の京極堂が、京都までお目当ての本を買いに行ったと聞いて驚く登場人物と読者の顔が目に浮かぶようです。 謎が謎を呼び謎だらけに陥ったいつもの面々がやっぱり最後に集合し助けを求めるのは陰陽師京極堂。 夢のような白昼夢のような髑髏の幻想に囚われた人々の憑き物を落とすのはやっぱり京極堂です。 今までの京極堂シリーズの中ではいまいちな感想ですが、なかなか骨太な意外な展開が待っています。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449
No.25
(3pt)

早く出てこい 中善寺

 タイトル通りの感想を読みながらずっと思っていました。この偏屈な陰陽師京極堂のファンにとってはじれったい事この上ない。 座敷から出てくる事はまずないと思われていた若き隠居の京極堂が、京都までお目当ての本を買いに行ったと聞いて驚く登場人物と読者の顔が目に浮かぶようです。 謎が謎を呼び謎だらけに陥ったいつもの面々がやっぱり最後に集合し助けを求めるのは陰陽師京極堂。 夢のような白昼夢のような髑髏の幻想に囚われた人々の憑き物を落とすのはやっぱり京極堂です。 今までの京極堂シリーズの中ではいまいちな感想ですが、なかなか骨太な意外な展開が待っています。
文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 文庫版 狂骨の夢 (講談社文庫)より
4062649616
No.24
(5pt)

感動

なんだか色んな物が奥歯に詰まったまま取れなくなった状態でしたが、あっというまに取れました。そうか、これが詰め物がとれたのか。さておき、私としては非常に興味深い題材でした。心理学やら宗教やらにとても興味を持っていた私は楽しく、かつ飽きずに読めました。鉄鼠も楽しく読めました。ぐっちゃぐちゃになった部屋を片付けるのかとわくわくしていたら棚をたくさん買ってきて其処に全部ぴったり嵌めた時の満足感もさもあり。(わけわからん)ただ、ミナカタ様の骨集めの存在自体が曖昧になっていましたが、其れをすっきりさせたい方は「巷説百物語」を「後巷説百物語」まで読むこと。スッキリー!とは言わないでもちょっと霧が晴れたような感覚にはなれます。「巷説百物語」自体の断片がちらちら京極堂シリーズに現れるので、読んでおくと楽しいかもしれませんよ。
狂骨の夢 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 狂骨の夢 (講談社ノベルス)より
4061818449