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夜は短し歩けよ乙女



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【この小説が収録されている参考書籍】
夜は短し歩けよ乙女
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)

夜は短し歩けよ乙女の評価: 3.87/5点 レビュー 613件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.87pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全439件 141~160 8/22ページ
No.299:
(5pt)

挿絵がいい

新しくなった装丁の挿絵がいいです。京都に住んだことはないけど、学生時代に京都によく行っていたので、土地勘があるとより楽しめます。電車のくだりや詭弁論部は独特のユルさがあって好きです。京都本はたくさんありますが、ガイド本よりもこういう創作物がいいガイドになるのではないでしょうか。
夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)Amazon書評・レビュー:夜は短し歩けよ乙女 (角川文庫)より
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No.298:
(5pt)

笑いまくります

電車で読みながら笑ってる自分のことすら自覚できないので外出先での読書には要注意です。
四季を通して李白氏を元凶としたとことん現実ではあり得ないドタバタギャグ連発ですがきちんとオチもあり素敵な本です。
むしろここまで現実離れした方が潔いかもです。たまにはこういうトンでもない、和風不思議の国のアリスみたいな本もいいと思います。
あと漫画を好んで読む人にも読みやすいかもしれません。
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No.297:
(4pt)

老い先 短し 遊べよ おやじ

普段、ほとんど小説を読まない、所謂“おっさん”と呼ばれる部類に属しているものです。
ある日、妻がくすくすと楽しそうに読んでいたので、尋ねてみると「あなたの地元(京都)を舞台にしたお話で、映画にもなるのよ」とのこと。
 なんとなく読み始めてみたのですが、“先輩”と“黒髪の乙女”、二人を取り巻く不思議な人々と世界観が、とても魅力的なお話でした。
 地元には久しく帰っていなかったのですが、読んでいると脳裏に浮かぶ景色、距離感、空気感までもが、まさに京都の町並みそのもので、懐かしくなってしまいました。
 いきおい、映画も見て来ました。年齢の所為にしたくはないのですが、上映時間の関係もあるのでしょう、テンポが速く、小説と設定が多少異なる部分もあってか、脳内処理が追いつかない内に終幕となってしまいました。妻は「平行世界なのよ」と解説にもならない解説を述べながら、とても楽しそうに鑑賞しておりました。
 すっかり森見氏の世界観に興味をもってしまった私は、氏の作品を最初から読むべく、古本市に出向いたのでした。
 そこで出会ったのが、デビュー作「太陽の塔」と佐山尚一の「熱帯」の2冊です。
 「熱帯」は森見氏の作品ではないのですが、油とり紙のようなものに包まれた不思議な装丁とともに丁寧に袋詰めされており、“黒髪の乙女”似の売り子さんが満面の笑みで「森見さんに興味があるなら無料で差し上げます。ただし、森見さんの作品を全て読み終わるまで、決して開封(詮索も)しないことを約束して下さいね」と、不思議な条件とともに頂きました。
 これも何かのご縁と思い、まずは子供の頃から思い出深い岡本太郎作「太陽の塔」が、その後に続く作品たちが、森見氏によってどんなオモチロイことを起こしてくれるのか、今からワクワクしてしまいます。
なむなむ。
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No.296:
(4pt)

幸せな大学生活

森見登美彦さんの作品は面白い。最初に読んだのはこの文庫本だった。
京都を舞台にした作風で、”夜は短し歩けよ乙女”は作者が卒業した京都大学の学園祭を中心に渦巻く恋愛模様を描いている。洒落た台詞や流れるようなドタバタ劇。そしてユニークなキャラクター達が魅力的に動いていく。ただし、ストーリー自体は割合普通なのでセンスが合わなければ読みにくいだろう。
京都という町をオシャレでコミカルに書いている本作を読めば、魅力溢れる古都へ行きたくなる。そして、こんな大学生活おくれたらなとワクワクさせてくれるだろう。
京都の大学へ行きたい高校生にオススメだ。
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No.295:
(5pt)

いつの間にか・・・

読み始めてからすぐに引き込まれてしまい
あっという間に読み終えてしまいました。
黒髪の女性の登場に独りでドキドキしてしまい、
そのドキドキ感がずっと続く感じです。
これは友人にもススメたい一冊です。
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No.294:
(5pt)

初森見作品!

とても面白かったです。小説を読んでいるのにアニメを見ているかのように映像が頭の中に浮かんできてわくわくしました。「先輩」と「黒髪の乙女」のお二方が愛おしくてたまりません!
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No.293:
(5pt)

全世界の非リア大学生におくる一冊

当方、あまり小説などは読まないのですが、近日公開する映画のパンフレットを見てこの作品に興味を持ち、Kindle版を購入。
とても面白く、一気に読んでしまいました!
映画も絶対見に行きます!
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No.292:
(5pt)

脇役も超個性的な恋愛どたばたファンタジー小説

四畳半神話体系を読んだ後に、読ませてもらいました。面白い!!登場人物が個性的におのおの好き勝手に動いてて、一回では整理できないこともありますが、2回目からは、もう夢中で読み耽りました。樋口師匠最高です!!四畳半で小津だけが目撃した樋口師匠の秘密も明らかになり、「四畳半神話体系」と読み合わせるのもオススメです。
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No.291:
(5pt)

京都で巻き起こる摩訶不思議な恋愛ファンタジー

確かに序盤は辛かった。
良く分からないまま登場人物が次々と出て、みんな好き放題動く。
何年か前に読んだときは、最初の数十ページで断念しました。

しかし改めて読んでみると面白い。
章が進むに連れおもしろくなる。
特に学園祭以降は、もう止まらない。

劇場版が楽しみでしょうがありません。
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No.290:
(4pt)

夜行お試し版を読んで

夜行お試し版を読んで、作者の作風が気になり、今回この「夜は短し歩けよ乙女」にたどり着きました。

よくよくネットで見ると映画化が決定していて読む側にも力が入ります。

文体も面白く、映画でのセリフ回しに注目したいところです。

只今上の娘も読んでいる最中ですが、面白い!ってことになれば久しぶりに親子で映画、なんてことになりますね。

おっ、これは娘と水入らずで、帰りに美味しい物でも食べに行くチャンス。

え?かみさんも星野源の声優っぷりを聞きたくて、一緒に行くと言い出した・・・。

かみさんの場合は映画より飯に惹かれての参戦だよねぇ。
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No.289:
(5pt)

唯一無二の森見ワールド

すごく好きでした。
この本だけでなく森見さんの作品に通ずる「良いところ」を私なりに述べます。
【①現実とファンタジーを結びつける技巧が素晴らしい。】
登場人物の生きざまや次々と起こる珍事件はしっかり浮世離れしているのに、それらの舞台は全て京都の実在する場所であり、大学であり、またあくまで核にあるのは意中の人に恋い焦がれる思いを1ミリも伝えることのできない根性無しの男の気持ちである。
「明日は我が身」と言わんばかりに私たちの平行線上の世界で起きている。
そしてこれがこの小説の好き嫌いを分けている点でもあると思います。
森見さんの場合、ファンタジーの色合いが「主人公に未来透視能力がある」とかそんなレベルではなく完全に凡人には思いつかない奇想天外摩訶不思議な濃度を持っており、それを容赦なく私たちの現実世界にぶっこんでくるので、読者はびっくりしてしまい、
現実なら現実、ファンタジーならファンタジー、ハッキリしてくれ!共感できない!と思われるのではないでしょうか。
そのどっちでもない、新しいジャンルだと思って読みましょう。
こんなに2つを両立させて書ける人はそう居ないのでは。森見さんでしか出来ない読書体験がある、と思っています。
【②作者自身の文学への愛を感じる。】
序章数ページ読めば誰もが分かってしまう、この恐るべき文学愛。
特にこの「夜は短し歩けよ乙女」は古本市を舞台にした第2章でそれをありありと感じさせられますね。
「人は引き出しのないところからアイデアを生み出すことはできない」と言います。
人並みならぬ語彙力も、「おどもだちパンチ」「偽電気ブラン」など意味不明と言われる発想の数々も、すべては彼の読書歴のどこかに原点があると思います。
かくして作者に敬意を持ちながら読めるので、数年経ってまた読みたいと思える特別な一冊になります。
【③猛烈に京都に行きたくなる。】
私は中学の修学旅行の1度しか京都に行ったことがありません。当時の記憶もほとんどありません。
そんな私にもはや旅行を通り越して京都に住みたいと思わせるほどの類まれなる観光大使力。
特にこの本は4章が四季の移ろいに沿って進むので、春夏秋冬どこをとっても魅力的な京の町がひとたび心を掴んだら離しません。
京都が分からない人は、出てくる場所をGoogle画像検索しながら読むのもいいと思います。
「先斗町」「下鴨納涼古本まつり」は今年絶対に足を踏み入れるべしと心に決めております。
【④底抜けに暖かい気持ちになる。】
小説に何を求めるかは人それぞれですが、日常生活では得られないようなささやかな幸せを感じたい人にはもってこいの一冊。
ルビが振ってないと読めないような単語を使うと思ったら随所で「ふくふくと笑う」とか「もりもり食べる」とか読者を癒すことを忘れないところ。
終盤で変にシリアスねじ込むとかは決してなく、読者が求める展開をちゃんと分かっていて、納得のいく結末におさめてくれるところ。なのに魅力的なところ。
巻末で羽海野チカさんがイラストを添えてコメントしていたのはピッタリな組み合わせだなあと思いました。
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No.288:
(4pt)

買いです。

失礼な話ですが、ずいぶん前に買って積ん読になったままであったのを、映像化されると知って手に取りました。
1日も早く読まなければいけなかったと悔やまれてなりません。
ただ、自分に京都についての造詣がもっとあれば、地名であったり建物の名であったりの現実的な要素と、ファンタジー的な要素との対比を、深く鮮やかに想起できたはずで、すこし勿体ないような気もしました。
それと、「韋駄天こたつ」、学園祭、古本屋の奥に入り組む迷路、「樋口さん」等が、「うる星やつら」の「ビューティフル・ドリーマー」であったり、「李白さん」の三階建の乗り物の現れ方は、つげ義春さんの「ねじ式」の機関車であったりの変奏のような印象を受けたのですが、そういった方面にさほど知識があるわけでなく、森見登美彦さんの作品を読むのも初めてですし、オマージュ的な楽しみ方をするべきなのか、ところどころで戸惑いました。
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No.287:
(5pt)

幻想的な日常でした

言葉の言い回しから、登場人物の癖っぷり、全てが素敵で後半はニヤニヤが止まりませんでした。
こんな言い回しができる人になりたいです…
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No.286:
(4pt)

軽快なテンポで読める楽しい作品

多分文体で好みが分かれるだろうなと思うが、私には楽しく、最後まで軽快なテンポであっという間に読めた。一緒に京都の街を闊歩してるような気分になる、読後感も爽快な一冊。
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No.285:
(5pt)

めっちゃオモロイ!!

軽やかな口調と難解な言葉、奇抜な発送と読者を引き込むストーリー展開。そして部隊は京都どローカルのハートウォーミングなお話!!! まさに森見登美彦ワールド全開の一切でした! 超面白かったです!!
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No.284:
(4pt)

アニメ映画を文章にしたような面白さがあります。

和風ファンタジーといえばよいのでしょうか。
京都という実際の街を舞台にしていながら、お話はとても幻想的。
最初は独特の文章を世界観に馴染めず、途中読むのを中断して何ヶ月もたってからまた読み進めました。
後半になると先が気になって仕方なくなりました。
そして、読み終わった後、世界観にどっぷりはまった状態でまた前半を読み返したくなる。そんなお話でした。
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No.283:
(5pt)

とてもおもしろい作品です!

とてもおもしろかった。
初めは硬派で読みにくい感じかなと思ったが読み進めて行くうちに世界にのめり込んでしまって、気にならなくなった。森見さんの本を他にも読みたいと思う。
夜は短し歩けよ乙女Amazon書評・レビュー:夜は短し歩けよ乙女より
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No.282:
(5pt)

行きすぎない

SFチックなところもありながら、心情にはリアリティがある。
さらに言えば先輩にはだいたいの男は共感せざるを得ない。
私は男だが,なんなら先輩のほうが乙女だ、女々しい。限りなく女々しい。
ただ現実の男は好きな女の前では女々しいものだ。
この物語の肝は見る人によって違うが、私は先輩の精神的童貞感卒業日記であることだと思う。
しかし、まだ童貞の諸君(私含め)。
さぞかし心を痛めるお話だよこれは。
他人事じゃないぞこれは
途中まで最高にもどかしい童貞物語だったのに。
さいごはなんだい
結果報われた恋じゃん。
だいたいリアルではこういうの報われんもんだ。
外堀を埋めるって発想誰でもあって、でもいくら埋めたって無駄だったってことなんてザラだ。
もてない男はそういうはずだ。
助けてくれ
童貞にはつらい
でも面白いから
ゆるそう。
おやすみ
リア充
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No.281:
(5pt)

出会えてよかった!楽しめました。

映画になるという話を聞き、読んでみました。
森見先生の本は初めてだったのと、レビューなどでも文体が独特で読み進みにくい、ということで読み切れるか心配でしたが、
思いっきり楽しめました。
確かに独特の文体で時間もかかりましたが、その言葉の選び方、出てくるキャラクターの面白さ、どっぷりハマることができました。
黒髪の乙女の純真無垢な天真爛漫な様子、本当に魅力的でした。
映画版も是非見てみたいです。

この作品でもっと森見先生の作品を読んでみたくなりました。
夜は短し歩けよ乙女Amazon書評・レビュー:夜は短し歩けよ乙女より
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No.280:
(5pt)

映画化が楽しみ。

四畳半よりは短かった。私の偏屈さが和らいでその分を黒髪の乙女が補完している。
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