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夜は短し歩けよ乙女
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夜は短し歩けよ乙女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全430件 121~140 7/22ページ
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奥手妄想男子と天然女子の恋愛話。すれ違い具合が絶妙です。文体が古めかしいのが味。おかしな登場人物たちと繰り広げられる話は酔ったときに見る幻想のよう。一話ずつ読みました。 | ||||
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非日常だけれど、臨場感があって風を感じるような作品でした。ワクワクして、まったりもできる、新感覚な話。 読後感もさわやかだけど、もう少し読んでいたかったと思わせられました。 | ||||
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はじめは独特の節回しに辟易としてしまいましたが、気がついたら夢と現実の狭間にあるような森見ワールドにすっかりハマりこんでしまいました。いろんな不思議なことが起こりますが、読んでいてそれこそ、ふくふくとした気持ちになります。 | ||||
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書名は知っていたので何年か前にどこかの空港で買って飛行機で飲みながら読む。 なんという世界だと、今ひとつ入り込めなかったまま、しかも4話のうち第1話で終えていた。そこに先日、たまたまアニメで四畳半を見た。なーるほど、こういうことだったのか、とはまり、四畳半から読んで、こちらを読み返す。なーるほどなーるほど。森見氏は実にうまいじゃないか、私が言う必要もないけれど、これはオススメであった、と高校生息子にもススめるところである。京都に行きたくなりますなあ。 | ||||
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「恋愛小説」と言い切っておられるかたがたの言葉を間に受けてはいけません。書評を書きなれていらっしゃるかたは、ひとつの切り口としてあえて言い切っておられるのです。恋愛はこの物語においては一要素にすぎません。 逆に「新感覚文学」と言い切っておられるかたがたの言葉を間に受けてはいけません。書評を書きなれていらっしゃるかたは、ひとつの切り口としてあえて言い切っておられるのです。新感覚はこの物語においては一視点にすぎません。 あるいは、「ファンタジー」だ、と言い切っておられるかたがたの言葉も間に受けてはいけません。書評を書きなれていらっしゃるかたは、ひとつの切り口としてあえて言い切っておられるのです。ファンタジーはこの物語においては一側面にすぎません。 またあるいは、「京都の町の案内図」と言い切っておられるかたがたの言葉もまた間に受けてはいけません。書評を書きなれていらっしゃるかたは、ひとつの……云々。そして四番目の案内図についてはこの物語において小粋な洒落にほかなりません。 「ではこの物語はいったいなんであるのか!」 ……とか森見さんなら、お書きになりそうですね。 本当はどの書評も的確です。恋愛小説であり新感覚文学でありファンタジーであり京都観光案内板です。 このように森見作品とは、読者相手に言葉と妄想の海を不遜に闊歩しながら逃げ、「わーいつかまえてごらん」と追いかけっこを強要するような、徹底的に無遠慮な文学なのです。お怒りになるのもごもっともです。 みなさんのレビューを読んでみると、絶賛の一方で、怒り心頭、怒髪天を衝きこれを駁撃するかのごとく、本を投げたりイケナイ言葉を投げたりして憂いておられるかたが見受けられます。こころから同情申し上げます。どちらの書評もまた的確です。 私はといえば徹底的に前者です。 面白い。何度読んでも面白い。 おそらく恋愛小説を求めていらっしゃるかたが、この作品を手にとって、しかもこのポップな装丁に惹かれて足をとめたのだとしたら、ご覧になっても「わーい、こんな作品を探していたんだ!!」とはならないような気がします。 また文章でつまずかれるかたが多いのも納得できます。印象的には魚石行書体って感じがしますよね。あるいは古印体。でも本当は慣れ親しんだ明朝体なんですよ、きっと。 またあるいは世界観は、森見作品という世界観でできあがってしまっているので、「ファンタジー」とか「なんとかリアリズム」とかシールをぺとんと貼って分類するのは無粋かもしれません。逆に「ノンフィクション」と信じて読むくらいの、心の余裕と洒落っ気がほしいものです。 最後に地図かどうかですが、それは方向音痴かそうじゃないかという非常に個人的な特性にも左右されるところですので、あえてここでは申しません。 ……なんてふざけたことを書いていると、きっと怒るかたと愉しんでくださるかたとにわかれるのだと思います。 愉しんでくださった貴方は、きっとこの作品も愉しんで読むことができるかたなのだと思います。 森見さんの作品の魅力にはまるかどうかは、すべて一貫してそこがわかれ道のように思います。 貴方はどちらですか? | ||||
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古風な言葉づかいに慣れるまで、物語の展開についていくのがやっと、という感じでしたが、気付けば不思議な世界観に引き込まれていました。 | ||||
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今まで読んだことのないような小説でした。 現実離れしたファンタジーかな? まあまあ面白かったです。星3.5ってところ。 | ||||
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赤毛のアン的なお話の終わりが神は天に在り世は全て事も無しって感じの話ってなんて言うんでしょうか?とにかくクライマックスで伏線を次々回収して大団円!の楽しいお話でした。 少し気になったのが、私と黒髪の乙女のプロローグでお話が進みますが、一人称の文にあまり違いがなくて、今どっちの独白か読み違えることがたまにあった事です。”二足歩行のロボットのステップ”がどっちの独白にも詳細な描写や説明無しに出てくる所など、アレ?と思う所も少しあります。 が、最後まで読んだらそんなの気にするの馬鹿らしいって思える素敵なお話でした。 黒髪の乙女は天然風ですが自分を俯瞰的に見てて自分らしくて親切なカワイコちゃんで、私がぞっこんなのも納得。 とにかくおすすめです。特に女子に。 なんて素敵なお話でしょう! | ||||
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読み終わるのが惜しくて、ちびちびと読み、 最終ページも数ヶ月ストップして別の章を読んでおりました。 映画も観ていないのに、読むごとに風景が 浮かんでしまって、止められませんでした。 古本市や夜の先斗町(私の想像でしかありませんが)、 文化祭に劇。その他。 全てが映像を伴ってきたのが不思議です。 「太陽の塔」や「四畳半神話体系」にも繋がるものを 見たような気がします。 どれもが面白いです。 1話 1話 が楽しくて、小説というより 最早四コマ漫画の域です。 すごく楽しい時間をありがとうございました。 これからもたびたび読み返したいと思います。 | ||||
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主人公に共感しながらもチョットイライラさせられながら一気に読める周作です。 | ||||
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面白かったよと聞いていたけれど、まだ読んでいなかったこちらを、アニメ映画化されたというニュースをきっかけにやっと読みました。 私にはとても面白かったです。 まず、これはファンタジー作品だということ。 これを頭に入れておいた方がいい。 森見さんの独特な、古典のような、落語のような?言いまわしに、初めは戸惑い、読みにくかったのですが、読んでいくうちに、その落語のような軽快なリズムに 惹きこまれ、とても面白く楽しくなりました。その言いまわしで語られる、気になる乙女になんとか近づきたい大学生の先輩と、そんなことはつゆ知らず黒髪の乙女の好奇心によって出逢っていく人たち。 どんどん出てくるキャラクター達にも、とっても愛着が湧いてくる。 主人公の妄想世界と現実世界がうまく混ざって、そして舞台が『京都』ということ。これが妖しくて愉快で、ファンタジーなんだけれども、京都ならありえそう‼︎ 京都なら起こるかもしれない‼︎と、 妙に納得してしまう。 その妖艶な世界は私は少し、ジブリアニメの 『千と千尋の神隠し』を連想しました。 でもこちらは映像ではなく、京都の街から発展して、オリジナルな世界を紙の上に作り上げてしまった森見さんが、ただただすごいなぁ!と。 星野源さんが先輩役の声ということで、アニメ映画化も話題となりましたが、 こちらの原作を読んでいなく、映画だけ見た人には、全く意味が解らないだろうな…といった流れでした。 時間が短すぎる。 この物語のめぐり巡ってゆく楽しさ、面白さは、あの短い時間では伝えられない‼︎ 声優さんたち長セリフお疲れ様。と言いたくなった。 なので、源さんファンから映画だけ見た方には、ぜひこちらの原作を読んでいただきたい。 自分の頭の中に、あの京都の妖しいけど愛しい世界を作り上げてほしい! 羽海野チカさんも頭の中にあの世界がぐるぐるしてたようで、文庫解説にはそのご本人のイメージの楽しい絵が。 それもまたこの作品の余韻に浸れて、楽しい。 最後に。 原作とアニメ映画は、全く違う作品だ…と 思った方が良いかと。。 | ||||
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新しくなった装丁の挿絵がいいです。京都に住んだことはないけど、学生時代に京都によく行っていたので、土地勘があるとより楽しめます。電車のくだりや詭弁論部は独特のユルさがあって好きです。京都本はたくさんありますが、ガイド本よりもこういう創作物がいいガイドになるのではないでしょうか。 | ||||
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電車で読みながら笑ってる自分のことすら自覚できないので外出先での読書には要注意です。 四季を通して李白氏を元凶としたとことん現実ではあり得ないドタバタギャグ連発ですがきちんとオチもあり素敵な本です。 むしろここまで現実離れした方が潔いかもです。たまにはこういうトンでもない、和風不思議の国のアリスみたいな本もいいと思います。 あと漫画を好んで読む人にも読みやすいかもしれません。 | ||||
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普段、ほとんど小説を読まない、所謂“おっさん”と呼ばれる部類に属しているものです。 ある日、妻がくすくすと楽しそうに読んでいたので、尋ねてみると「あなたの地元(京都)を舞台にしたお話で、映画にもなるのよ」とのこと。 なんとなく読み始めてみたのですが、“先輩”と“黒髪の乙女”、二人を取り巻く不思議な人々と世界観が、とても魅力的なお話でした。 地元には久しく帰っていなかったのですが、読んでいると脳裏に浮かぶ景色、距離感、空気感までもが、まさに京都の町並みそのもので、懐かしくなってしまいました。 いきおい、映画も見て来ました。年齢の所為にしたくはないのですが、上映時間の関係もあるのでしょう、テンポが速く、小説と設定が多少異なる部分もあってか、脳内処理が追いつかない内に終幕となってしまいました。妻は「平行世界なのよ」と解説にもならない解説を述べながら、とても楽しそうに鑑賞しておりました。 すっかり森見氏の世界観に興味をもってしまった私は、氏の作品を最初から読むべく、古本市に出向いたのでした。 そこで出会ったのが、デビュー作「太陽の塔」と佐山尚一の「熱帯」の2冊です。 「熱帯」は森見氏の作品ではないのですが、油とり紙のようなものに包まれた不思議な装丁とともに丁寧に袋詰めされており、“黒髪の乙女”似の売り子さんが満面の笑みで「森見さんに興味があるなら無料で差し上げます。ただし、森見さんの作品を全て読み終わるまで、決して開封(詮索も)しないことを約束して下さいね」と、不思議な条件とともに頂きました。 これも何かのご縁と思い、まずは子供の頃から思い出深い岡本太郎作「太陽の塔」が、その後に続く作品たちが、森見氏によってどんなオモチロイことを起こしてくれるのか、今からワクワクしてしまいます。 なむなむ。 | ||||
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森見登美彦さんの作品は面白い。最初に読んだのはこの文庫本だった。 京都を舞台にした作風で、”夜は短し歩けよ乙女”は作者が卒業した京都大学の学園祭を中心に渦巻く恋愛模様を描いている。洒落た台詞や流れるようなドタバタ劇。そしてユニークなキャラクター達が魅力的に動いていく。ただし、ストーリー自体は割合普通なのでセンスが合わなければ読みにくいだろう。 京都という町をオシャレでコミカルに書いている本作を読めば、魅力溢れる古都へ行きたくなる。そして、こんな大学生活おくれたらなとワクワクさせてくれるだろう。 京都の大学へ行きたい高校生にオススメだ。 | ||||
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読み始めてからすぐに引き込まれてしまい あっという間に読み終えてしまいました。 黒髪の女性の登場に独りでドキドキしてしまい、 そのドキドキ感がずっと続く感じです。 これは友人にもススメたい一冊です。 | ||||
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とても面白かったです。小説を読んでいるのにアニメを見ているかのように映像が頭の中に浮かんできてわくわくしました。「先輩」と「黒髪の乙女」のお二方が愛おしくてたまりません! | ||||
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当方、あまり小説などは読まないのですが、近日公開する映画のパンフレットを見てこの作品に興味を持ち、Kindle版を購入。 とても面白く、一気に読んでしまいました! 映画も絶対見に行きます! | ||||
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四畳半神話体系を読んだ後に、読ませてもらいました。面白い!!登場人物が個性的におのおの好き勝手に動いてて、一回では整理できないこともありますが、2回目からは、もう夢中で読み耽りました。樋口師匠最高です!!四畳半で小津だけが目撃した樋口師匠の秘密も明らかになり、「四畳半神話体系」と読み合わせるのもオススメです。 | ||||
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確かに序盤は辛かった。 良く分からないまま登場人物が次々と出て、みんな好き放題動く。 何年か前に読んだときは、最初の数十ページで断念しました。 しかし改めて読んでみると面白い。 章が進むに連れおもしろくなる。 特に学園祭以降は、もう止まらない。 劇場版が楽しみでしょうがありません。 | ||||
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