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夜は短し歩けよ乙女
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	夜は短し歩けよ乙女の評価:
	
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
		※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
		未読の方はご注意ください
	
	全439件 61~80 4/22ページ
	
	
	
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| 同じ出来事を違った立場からの話にするというのが新鮮な感じがしました | ||||
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| とてもよかった。人生史上最高の小説。登場人物のキャラの良さ、ユーモアの緻密さ、言葉選び。どれをとっても完璧でした。 | ||||
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| はじめは「何?これ?!」と本を置いてしまいそうになりましたが、読み進めていくうちに登場人物皆が愛おしくなり、独特な世界が心地よくなりました。 | ||||
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| 素晴らしい恋愛小説だ。技法的には、マジックリアリズムあるいはシュールリアリズムというべきだろうか。京大「詭弁論部」OBの老人たちと楽しく夜を過ごす京大一年生の「黒髪の乙女」と、京大三年生のサークルの「先輩」の二人が主人公。日常の出来事と心境を交互に日記のように書いていき、春から冬にかけての一年間が、春の夜の酒飲み会、夏の古本市、晩秋の京大大学祭、クリスマスイブ前後の風邪猛威の苦境という、春夏秋冬の京大と京都が描かれる。天然ボケ少女の「乙女」と、過剰な自己反省ばかりの屈折した旧制高校生的キャラの「先輩」、この二人の主人公の人物造形が絶妙で、ついに二人の間に恋が生まれる。 本作の魅力は、ありそうもない奇妙な人たちの只中にぶち込まれた天然ボケ少女が、臆することなく心を開き、その屈折した奇妙な人々と肯定的な関係を作っていくところにある。そしてそのことが彼女のアイデンティティになってゆく。おそらく本当の意味での「愛されキャラ」とは、この「黒髪の乙女」のような女性を言うのだろう。また「先輩」も、「自分は軟派ではなく硬派」だと言い張る旧制高校生的キャラで、とても滑稽なのだが、しかし彼もまた、他者に対して臆せずに心を開いてゆくところが、「黒髪の乙女」と共通している。現代の京大の一年生と三年生に、そんな女子と男子がいるだろうか? ふつう考えるといそうもないけれど、いや、いるかもしれない、きっといるだろうと思わせるところが、シュールに造形された京大と京都という人間関係の空間性なのだ。 そもそも恋愛の核心は、その出会い自体を二人が喜びと感じるという点にある。これは九鬼周造の『いきの構造』や『偶然性の問題』が明らかにしたことであるが、九鬼もまた京都で祇園に入り浸っていた祝祭気分に溢れるオヤジである。恋の本性は、まったき偶然であるその出会いを、当事者が必然と感じるパラドックスにある。『夜は短し歩けよ乙女』の本当の主題は「出会い」であり、あっと驚くようなどんな出会いも、それが肯定的なものとして、出会った者どうしのアイデンティティになっていく。「黒髪の乙女」が作中で繰り返し口にするのが「縁」という語であり、最後は、彼女の生まれて初めてのデートで、今出川通の喫茶店「進々堂」(実在するのだ) で「先輩」と会う。進々堂のドアを開けて彼に近づく彼女の言葉で、物語は終わる。「かくして先輩のそばへ歩み寄りながら、私は小さく呟いたのです。こうして出会ったのも、何かの御縁」  | ||||
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| 先輩の紳士振ろうとする態度が最高よかった。 「人事を尽くして天命を待て」 間違いないですね。  | ||||
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| キャンパス、京都の街、走ってる乗り物 全てを思い出させてくれました。 これに近い人たち、いますよ〜  | ||||
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| 特になし | ||||
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| 私の好みではありませんでした。 本じたいはきれいでした。  | ||||
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| 独特な世界観、想像力をかきたてられる情景描写、京都を舞台に繰り広げられるドタバタラブコメ。人を選ぶ本かなとは思ったが、私個人的にはとても面白かった。 李白さんと黒髪の乙女の飲み比べに始まり、古本市での先輩の奔走、学園祭の青春闇市呼ばわりにはついつい笑ってしまい、最後の京都に風邪が流行る章は一気に駆け抜けていく感じは読了後、爽快感がありました。文学的にバカバカしいことを繰り広げている雰囲気はまさに大学生に読んで欲しい作品だなという印象です。  | ||||
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| ちょうど大学の頃に話題になってたのを思い出して読みました。 まさに学生時代を過ごした辺りが舞台だったのもあり、ものすごく懐かしくて無性に京都に行きたくなりました(笑) 最初は世界観にとまどい、読み進めるのが遅かったのですが、慣れてくるとわくわくして気がついたら夢中になってました。 個性的なキャラクターばかりでおもしろい♪ 少しじれったくて、ときに心があったかくなる物語でした(*^^*) 他のお話もよんでみたい!  | ||||
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| 書き方は、ものすごく屈折してひねくれた感じだった。 これは、初心者にはむずかしいと思う。 ただ、内容は飴のようにドロッとした、 甘ったるい恋愛モノでおもしろかった。  | ||||
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| 他にはない、語り口。まじ卍。緋鯉になろうかな。 | ||||
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| 学生時代を思い出した。何気ない一人暮らしのアパート生活や、行きつけになる飲み屋や呑み比べ、友達、先輩、後輩、お世話になる社会人、サークル活動、学園祭、地元から離れての恋心。出来事はこれでもかというほどデフォルメしてあり、たいへん楽しめた。京都に遊びにいくようになったのは社会人になってからだが、土地勘があるので余計に楽しめた。京都の学生たちは、古都の中できっとこの本のような自由闊達破天荒な日々を送っているのだろう。実にうらやましい。2006年の本だが大正~昭和チックな感じのする1冊でした。 | ||||
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| 森見先生の書く文章にはリズムがある。そのリズムが演出する世界観、人物すべてが心地好い。主人公、ヒロイン、樋口氏、李白翁、魅力的な人々が、妄想現実入り乱れて躍動する。何度でも読み返したくなる一冊。 | ||||
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| 一癖も二癖もある登場人物が大勢出てきます。というか癖しかありません笑 かなりコメディ感の強いお話です。森見登美彦さん独特のリズム感のある文章とファンタジーさも入り混じっています。好きです笑  | ||||
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| 箱庭的な世界観とマンガチックなドタバタコメディが見事に融合して、独特な魅力を醸している小説ですね! 古典文学に関する知識があるほど楽しめると思います。  | ||||
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| 最初の一章は面白さをさほど感じず…読むのをやめようかなと思って他の本に手を出したりしてましたが、やはり気になって先を読んでみたところ、読む手が止まらない! 現実離れした世界観と現実的な先輩の恋の話。 その組み合わせがなんとも言えない心地よさで、あっという間に読み終わっていました。 是非この本は最後まで読んでもらいたいです。三章に入るあたりから読む手が止まらないと思います。  | ||||
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| 読み始めは文章の独特な流れに疲れを感じたのですが読み進めるうちに著者の世界にどっぷりハマっていました。学園祭の辺りになるとあまりのバカバカしさに抱腹絶倒しました。こんな馬鹿げた本書けるのもやっぱり京大生(既卒)やなあと思いました。東大生には書けない本です。京都に住んだことがある私にとって懐かしい地名やお店の名前が出てきたのも楽しかったです。 | ||||
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| あまり本は読まないのですが、物語のテンポがよく飽きることなく読めました。 私は、学園祭の話が特に面白かったです。韋駄天コタツや偏屈王、大きなはりこの招き猫など最初はどうでもいいと思っていたものが、後々大きく関係してくるので、そのつど、驚いていました。 ファンタジーらしいシーンもたくさんあり楽しかったです。  | ||||
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| 四畳半神話大系をアニメで見た後に小説を読んで、二つのメディアをまたがった表現が面白かったので こちらもアニメを観てからの小説。 大学一年生のころの先輩方との会話やお酒を飲むところの雰囲気を思い出しました。 羽貫さんとかゲリラ演劇で知り合った紀子さんとか、女の先輩の描き方もあーなんかいそう、優しくて豪快な。 樋口くんはめちゃめちゃだけどこういう先輩いたわ。 古本市の雰囲気いいねえ。 主人公がお酒にめっぽう強いのがうらやましい。  | ||||
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