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夜は短し歩けよ乙女
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夜は短し歩けよ乙女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全430件 41~60 3/22ページ
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先輩(男性)と片思いの彼女とのすれ違いの話ですが、風変わりな人、馬鹿馬鹿しい出来事が次々出てきて、学園祭の章はとにかく笑えます。現実と架空とギャグと恋愛が混じった印象の残るお話です。 結構前に書かれた本ですが、コロナで街から人がいなくなった時と同じような場面が描かれているのは驚きました。先輩の話が古く硬派な文章で書かれていて少し読みにくかったので星は4つとしました。 unlimitedの対象となっていなかったら読むことのなかった本だと思います。 | ||||
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すごく今更感があるがKindle Unlimitedだったので読んでみた。 京都大学周りの世界観。これはこれで面白い。京大っぽい(笑) 先輩と黒髪の乙女の視点で交互に書かれている様はわかり合えない感がいいねえ。 個人的にはパンツ総番長と紀子さんが最高。 なんとジャンルはラブ・ストーリー・・・。そうか、そうだったんだ。 主人公の「先輩」と「黒髪の乙女」は本名がないのだけど全然違和感ない。なんというか、人というのはビジュアルがわかって関係性がわかっていたらそれと認識ができるものなのねという事を感じた。「先輩」と「黒髪の乙女」が登場人物たちとであうことで関係性が出来ていく、世界が広がっていく感じがする。 異世界トリップ的に楽しめる小説だった。 | ||||
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その中間位の半現実が交差しながら幻想的な和の空間を堪能出来る。 舞台が現実の京都であったり、後半コロナのような災いが旋風したりどこかリアルに引戻されるところもあり読んでいて面白い。 突然出てくる偏屈王も韋駄天こたつも微妙に物語の中で交差してゆくのも面白い。 またこの著者の本を読んでみたいと思いました。 | ||||
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ファンタジーな要素もあるし、古風な日本感もあるし、読んだことのない文体と、面白かったです 他の作品も読んでみましょう | ||||
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摩訶不思議で奇想天外な物語が広がっている。読み終えた時心が温まるような気分になる。現実に疲れた人におすすめの作品だ。 | ||||
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京大は個性豊かで変わった学生が多いと聞きますが、この本も非現実とも現実ともとれる様な世界観が広がっています。受験勉強に疲れた時に心を洗ってくれる、リフレッシュアイテムです。 | ||||
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この本を買うのは2回目。1回目は当時京大生とお付き合いしていた頃。理系の彼が何を考えているのか全くわからず、ほとほと困り果てていたときにこの本を手にとったことを今でも思い出す。 先輩の乙女に対する恋のこじらせ具合にただただ爆笑する一方、恋とは一体何?という哲学的な問いに対しても応えてくれている作品だと思う。そして先輩にここまで想ってもらえる乙女が羨ましい!笑 現実と妄想を繰り返していくうちに、最後には先輩が一歩進めてよかった。 この本を14年ぶりに読んで、思い出のつまった京都が懐かしく、また戻れない日々を思い出して胸がいっぱいになる。 | ||||
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独特だけど、どこか懐かしい世界観。水木しげる的というか、高橋留美子的というか。 | ||||
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京都市内のシチュエーションがよく活かされているのと、とてもユニークな展開が、大変面白い! | ||||
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中程でググッと掴まれます。面白く、楽しい時間でした。 | ||||
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読書初心者です。「読書初心者 オススメ」で検索すると必ず出てきます。 とても面白く一気読み。 | ||||
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同じ出来事を違った立場からの話にするというのが新鮮な感じがしました | ||||
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とてもよかった。人生史上最高の小説。登場人物のキャラの良さ、ユーモアの緻密さ、言葉選び。どれをとっても完璧でした。 | ||||
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はじめは「何?これ?!」と本を置いてしまいそうになりましたが、読み進めていくうちに登場人物皆が愛おしくなり、独特な世界が心地よくなりました。 | ||||
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素晴らしい恋愛小説だ。技法的には、マジックリアリズムあるいはシュールリアリズムというべきだろうか。京大「詭弁論部」OBの老人たちと楽しく夜を過ごす京大一年生の「黒髪の乙女」と、京大三年生のサークルの「先輩」の二人が主人公。日常の出来事と心境を交互に日記のように書いていき、春から冬にかけての一年間が、春の夜の酒飲み会、夏の古本市、晩秋の京大大学祭、クリスマスイブ前後の風邪猛威の苦境という、春夏秋冬の京大と京都が描かれる。天然ボケ少女の「乙女」と、過剰な自己反省ばかりの屈折した旧制高校生的キャラの「先輩」、この二人の主人公の人物造形が絶妙で、ついに二人の間に恋が生まれる。 本作の魅力は、ありそうもない奇妙な人たちの只中にぶち込まれた天然ボケ少女が、臆することなく心を開き、その屈折した奇妙な人々と肯定的な関係を作っていくところにある。そしてそのことが彼女のアイデンティティになってゆく。おそらく本当の意味での「愛されキャラ」とは、この「黒髪の乙女」のような女性を言うのだろう。また「先輩」も、「自分は軟派ではなく硬派」だと言い張る旧制高校生的キャラで、とても滑稽なのだが、しかし彼もまた、他者に対して臆せずに心を開いてゆくところが、「黒髪の乙女」と共通している。現代の京大の一年生と三年生に、そんな女子と男子がいるだろうか? ふつう考えるといそうもないけれど、いや、いるかもしれない、きっといるだろうと思わせるところが、シュールに造形された京大と京都という人間関係の空間性なのだ。 そもそも恋愛の核心は、その出会い自体を二人が喜びと感じるという点にある。これは九鬼周造の『いきの構造』や『偶然性の問題』が明らかにしたことであるが、九鬼もまた京都で祇園に入り浸っていた祝祭気分に溢れるオヤジである。恋の本性は、まったき偶然であるその出会いを、当事者が必然と感じるパラドックスにある。『夜は短し歩けよ乙女』の本当の主題は「出会い」であり、あっと驚くようなどんな出会いも、それが肯定的なものとして、出会った者どうしのアイデンティティになっていく。「黒髪の乙女」が作中で繰り返し口にするのが「縁」という語であり、最後は、彼女の生まれて初めてのデートで、今出川通の喫茶店「進々堂」(実在するのだ) で「先輩」と会う。進々堂のドアを開けて彼に近づく彼女の言葉で、物語は終わる。「かくして先輩のそばへ歩み寄りながら、私は小さく呟いたのです。こうして出会ったのも、何かの御縁」 | ||||
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先輩の紳士振ろうとする態度が最高よかった。 「人事を尽くして天命を待て」 間違いないですね。 | ||||
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キャンパス、京都の街、走ってる乗り物 全てを思い出させてくれました。 これに近い人たち、いますよ〜 | ||||
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特になし | ||||
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私の好みではありませんでした。 本じたいはきれいでした。 | ||||
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独特な世界観、想像力をかきたてられる情景描写、京都を舞台に繰り広げられるドタバタラブコメ。人を選ぶ本かなとは思ったが、私個人的にはとても面白かった。 李白さんと黒髪の乙女の飲み比べに始まり、古本市での先輩の奔走、学園祭の青春闇市呼ばわりにはついつい笑ってしまい、最後の京都に風邪が流行る章は一気に駆け抜けていく感じは読了後、爽快感がありました。文学的にバカバカしいことを繰り広げている雰囲気はまさに大学生に読んで欲しい作品だなという印象です。 | ||||
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