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夜は短し歩けよ乙女
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	夜は短し歩けよ乙女の評価:
	
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.87pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
		※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
		未読の方はご注意ください
	
	全439件 241~260 13/22ページ
	
	
	
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| 語り口や文体が独特で、古い言い回しが多いが、別に気にはならなかった。 たぶん苦手な人はいると思う。でもそれ以上に楽しく読める人も多いと思う。 私としては、森見ベスト1です。  | ||||
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| 森見さんの作品はどれを読んでも面白い。 いつでも読んでいると、京都の大学生になりきってしまう。 「東京大学物語」の小説版といっては失礼極まりないが 分かりやすいかな? 女性視点の場面の多いこの小説も、 かなり男性よりでそこがまた面白い。  | ||||
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| ファンタジックな内容ですが、とってもリアルという、現実とファンタジーの境界線をゆらゆらする断片が、キラキラとしている。京都に住んだ事のある、しかも学生時代を過ごしたことのある人には、とても「そうそう、、」と分かる感覚だと思います。もし、京都を知らない人でも、観光地としての「京都」ではなく、アンダーグラウンドでは、こういうような(ファンタジーなので、全くがその通りではなくても)京都の一面があるんだって、感じられるんじゃないかな、という作品。ここでは、実は今でもこういうファンタジックな時間が、水面下でリアルに流れています。どこまでがリアルなのか、多分、それは想像以上のラインです。もしそれを、分からなくて、「こんなの全て不思議ちゃんじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、それはしかたがない。だって、ここの空気を知らないか、想像力が及ばなかっただけ。でも確かにここでは、この物語が「リアルや」と思える時間が確かに流れていて、そういう空気感を表現している著者、さすがです。 | ||||
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| 最初は普通の現代小説かと思っていたら、 途中から「あれ!?」と(笑)絶妙な非現実さと乙女の誠実さ、 先輩の変態さ加減が非常に良い雰囲気を出していて、 思わず一気読みしてしまった。 文体、言い回しもユニークで良いです。 読後、思い返すたびにわくわくします。 ちょっぴり不思議な人情溢れるお話です。  | ||||
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| まずアニメ版の『四畳半神話大系』を観て下さい。「まぁ、悪くない」「結構、イケる」などという感想を持たれた方は、小説版の『四畳半神話大系』を読んで、「わたし、この世界観、好きかも」なんて思い始めたら、即急かつ速やかに、本書を、お読み下さい。保証します。 ただし前著も、そうなんですが、京都の地理が、ちょっとでも頭に入ってないと想像し難いのかなぁ、なんて思ったりもしています。 てゆうか、京都を全く知らなくても、これらの小説を読んだ後に、京都を観光すると、また違った感動があるのかも。それはそれで羨ましい・・。  | ||||
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| 好き嫌いが別れそうな本だというのは理解できる。でも、自分のツボには100%ジャ ストミート。 とにかく京大ライフに嫉妬してしまう。京都で青春を、そして恋愛を謳歌できること がこのうえなく羨ましい。 自分も、こんなにピュアな純情恋愛をしてみたい。すべてが自分の憧れそのもの。 いったい自分はこの貴重な青春をどれほど無駄にしてるのだろうと、空なくなる。  | ||||
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| 作者の偉いの知れない得意な力量に圧倒される作品。素直に面白いかどうかと言われると、別にハラハラしながら最後まで固唾をのんで読めるというわけではないので1点マイナスにしたが、それはきっと私の狭量の問題なのだろう。文章の巧みさ、それでいて個性的なリズム、言い回し。文学作品としてはかなりレベルが高いと思う。話はいささか不可解だが、この作者にとってそれはあまり関係なのだろう。 | ||||
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| あぁ何と素敵な物語。 本書にはこの言葉が1番相応しいだろう。 世界観に馴染めるかどうかそれは人それぞれだが試しに読んでみてもハズレではない作品である。  | ||||
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| はじめに書いておきますが、この著者の他の作品はまだ読んでおらず、本屋でなんとなく買ってみたのがこの本だったので、他の作品でも同じ文体なのかはわかりません。 この作品に出てくる独特な言い回しが私は好きです。もちろん全ての意味がわかるわけではなく、ときどき「?」となる表現もあります。でも、これを例えに持ってくるのか、など、言葉遊びのような感じがして面白くなります。 読んでいるとふっと笑ってしまうところもあり、作品としても好きです。 ★が一つ足りない理由は、最後の章の竜巻で飛ばされ云々の展開に納得がいかなかったためです。他のレビューをみるとファンタジーだということが書いてあったので、それならまあありかとは思いますが、最後の章だけいきなりぶっ飛んだ感がありました。 「ちょっと不思議でわけのわからない感じが好き」な人は気に入ると思います。ただそうでない人は片っ端から批判したくなるような作品だと思います……。  | ||||
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| 新たに誕生した、まさに現代の傑作ラブコメ。とにかく「読んで楽しい」本です。 ベースはきわめてピュアな恋愛小説なのですが、いかんせん登場人物が曲者ぞろいで、これでもかと言うほど奇想天外な騒動を巻き起こします。現実も非現実もごっちゃになった、それこそ「御都合主義」な出来事が次から次へと繰り広げられる様は、エレクトリカルパレードか、はたまたボリショイサーカスか(笑) とにかく、登場するキャラすべてが愛らしく、「リアリティーなんて糞くらえ」とばかりのストーリーが、何とも愉快痛快なのです。笑いのセンスもすごくいいですね(合う合わないはあると思いますが…)。 しかもそんな「何でもあり」な世界の中でも、恋愛小説としてのキモはきちんと抑えられています。いや、かえってメチャクチャな舞台の中でだからこそ、ぶれることのない一途な思いが強調され、胸がきゅんと切なくなる感じがするんですよね。個人的には、第三章(学園祭の話)の中に出てくる劇中劇での告白のシーンなんか、すごく好きです。もちろん、ラストシーンも。 中村佑介さんの装画もいいですね。ここまで具体的なイラストって、ともするとイメージに合わなくて読む時の邪魔になりかねないんですが、今回はばっちりはまっていると思いました。  | ||||
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| 独特の世界観が廻る巡る物語。 まるで黒髪の乙女とそれを追いかけてる先輩、 独特の強い個性やくせを持つ登場人物たちが 起こす摩訶不思議な出来事に 私自身が巻き込まれ京都の街を練り歩いてるような 錯覚を起こす楽しい物語でした。 人間関係が繋がっていくのが面白い。 現実離れしてるけどどこか甘酸っぱい。 個人的には文化祭の話が一番好きで、 緋鯉のぬいぐるみを担ぎながら走り回る 彼女の姿が非常に鮮やかに浮かんできました。  | ||||
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| 2006年に出た単行本の文庫化。 幻想的で視覚的な情景描写と、とぼけた味わいの地の文が魅力。変な風景、おかしな人物、わけのわからないアイデアや出来事が、これでもかというくらい緻密に描かれていく。そのあたりをじっくり味わうのが楽しい。 あと、京都と京大関係者にはおすすめ。青春の日々を思い出すことができるだろう。 ただ、ストーリーとしてはないに等しいので、読んでいてちょっと飽きが来る。 また、女性が読むと冷笑するような内容なのではという疑いも。  | ||||
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| 森見ワールドという言葉があるようだが、 まさにその独特の世界観こそが本書の魅力。 現代の京都を舞台にしながら、 読んだ瞬間にノスタルジックでほの甘い 不思議な空間が立ち現れる。 最初の数ページで興味を惹かれたならば、 おそらくその後もノンストップだろう。 文章、構成ともに至福を味わうことができる。 この才能は希有だと思う。 日本的な良さ、ジブリ的な良さが詰まっている。  | ||||
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| お友だちから紹介されて手にとって、すっかりファンになってしまいました。 女の子のちょっとした心のひだとか、とってもうまく表現されていて、 こういう世界って私は好きだなあって感じて、楽しく読ませていただきました。 寝る前とかにもちょっと読み返したりして、そういうば小学生の頃は読書が大好きだったなあって そのときの自分がまだ生きてたような気持ちになりました ちゃんとした感想になってませんね・・・でも、これからも、読み返していくだろうなって思います  | ||||
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| 表紙のイラストを見てください。 タイトルを見てください。 裏表紙の説明文を読んでください。 それから最初の数ページを試し読みしてください。 つまり、何が言いたいのかというと、 この小説は「そういう小説」なんです。 それで、「思ってたのと違う!」「文学性が」と言われてもそれは作者に責任はありません。 また、ペダンチックな文体が気に入らない、インテリぶってるなどといった批判がありますが、 それなりに小説(明治の文豪の作品など)を読んでいる方からすると、 恐らくこの方の文章はタイヘン読みやすいものと思われます。 それは作者が読者との距離を縮めようとした結果によるものでしょう。 この作品には思想性やドロドロの訴求力はありません。 ですが、それが逆に読書に興味を持ち始めた方にとっては、手に取りやすいでしょうし、 内容は割愛しますが、これだけ多くの若者読者に愛される作品です。 つまり、それだけの魅力がこの作品にはあるということです。 ただ、他のレビュアーが指摘するように ヒロインの造形、擬音、オモチロイなどのカタカナ言葉がちょっと気持ち悪かったです。 この方の作品は基本、マニアモノにならないようにズラシを入れてくれるんですが、 この作品では一線を越えてしまったような気がします。 作者は描いてて恥ずかしくないのかと読んでる際に、常々思って物語に集中できませんでした。 まとめになりますが、 この方の作品は読書に興味を持ち始めた方に「読書ってオモシロ!」と思わせる魅力ある物が多いです。 また、この方の作品を読んでいくうちに文豪の作品に抵抗がなくなってきたり、思わぬところで、 この作品にでてくる語彙が役立ったりなど、若い学生(特に女性)さんは読んで損のない作品です。 是非興味のある方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか?  | ||||
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| 初出が2005年ごろだからもう6年前ごろの京大生か。恋愛苦手、自己主張もちょっと苦手、大学の友達もそんなに多くない、でも頭の中ではいろいろ彼女のことを想い、ちょっとだけ行動してみる。彼女は疑うことを知らない無垢だけど 他人の目を気にしないマイペース、お酒はやたら強い。そんな二人のやり取りを京大周辺の情景に溶け込ませ、テンポよく話が進む。どろどろした恋愛やお涙シーンなどなく、それでいてドキドキする。読んでいて気持ちがイイ。 | ||||
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| 「、、、偏屈王は、俺だ。」 きぃやあああーーー!! よくもそんな埃をかぶった昔々の少女漫画にでてきたとしても身悶えするようなシチュエーションで恥ずかしげも無く、、、よくぞ言った! 四畳半の隅っこで悶々としてるだけかと思いきや、ちゃんと成長してくれちゃって嬉しい驚き。こーのらぶこめ男が!!  | ||||
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| 著者の本は3作目。 『恋文の技術』とも 共通する京都の町や、達磨が登場。 森見さん好きとしては、 それだけでツボにはまってしまいました。 現実と幻(夢)が交錯していく 森見ワールドと表現しても過言ではない オリジナリティがあふれる世界。 解説の羽海野チカさんのマンガもお勧めです。 京都の町を飛び出す日は来るのか、 そのときは緋鯉に乗って飛んでいくのかな??  | ||||
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| 根底はピュアな恋物語だけど、そんな簡単な言葉では片付けたくない! 不思議な疾走感があって、読んでいるとワクワクしてきて、笑えて、 あっという間に読み終えました。 主人公の「黒髪の乙女」が可愛くて仕方ない☆ 文体が独特で、いったいいつの世界の話? と時々わからなくなるけど、そこはファンタジー。 でも携帯でメールしてたり、風邪ひいて熱さまシート貼ってたり リアルな描写が入ってきて、現実的に捉えてみたり。 現実とファンタジーを行き来する感覚もまた楽しかったな〜。 登場するキャラクターが皆、濃すぎて変な人たちばかりで。 でもみんな、実際にいたら会ってみたくなるような愛すべき人たちばかりなんです。 個人的には第3章の学園祭のエピソードが大好き! あんな学園祭が実際に行われていたら、絶対行ってみたい。 「お腹の底があたたくなる」という表現が時々出てくるけど、 この本はまさにそんな1冊。 可愛くてあったかくて、読むと幸せな気持ちになります。  | ||||
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| 京都が舞台のファンタジーです。 SFと現実の中間にあるような物語展開。 切れのいい文体で、トントン進んでいく恋の物語。 僕と黒髪の乙女の2人の視点で交互に、日記のように 語られていきます。 一歩を踏み出せない男の子が、あこがれの黒髪の乙女 の視界に偶然を装って入ってはいくが、純粋無垢な 彼女はただ単純に、よく会う男性としてしか見ない。 そんな、すれ違いをどのように埋めていくのか というお話。 男の子の恋にガツガツ向かっていくんだけど 間接的なところに青春の香りがする。 黒髪の乙女の、行動が、 普通はありえないようなものなんだけれど 頭の中の彼女は、とってもかわいい。 小説の中の女の子がこんなにも かわいいと思ったのは初めてです。  | ||||
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