コインロッカー・ベイビーズ

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評判

コインロッカー・ベイビーズの評価:

4.13/5点 レビュー 178件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全321件 161〜180 9/17ページ
No.161
(4pt)

コインロッカーの孤独な子供、キクとハシ。出だしから気分悪く

出だしから気分悪くコインロッカーの孤独な子供、キクとハシ。 美少女モデル、アネモネ。 謎、ダチュラ。 退廃的な街、未来のイメージ
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.160
(2pt)

ドキドキハラハラはするのだが…

ア●トークを見て、最後まで読んでみた。 が、私には合わなかった。 文字がとにかくビッシリで、読むのが大変だった。 その上、生々しい描写や、痛々しい表現がしょっちゅう出てくるので、心が折れかけた。 最後まで読めばきっと何かあると思ったんだけど、ハッキリとした終わり方では無くガッカリだった。 私は作品に物語性を求めてしまうので…あまり楽しめませんでした。 純文学に慣れていて、想像力が豊かな方向けかと思います。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.159
(5pt)

『コインロッカーベイビーズ』感想

村上龍の『コインロッカーベイビーズ』という小説を読んだ。この小説は村上龍が1980年に出版した作品で、彼の三作目の小説でもある。
 この話はコインロッカーで生まれたキクとハシという2人の少年を主人公とする物語だ。2人が10代の少年へと成長した後、ハシは生みの母を捜し、キクはワニを飼っている少女アネモネと出会う。やがて、ハシは生みの母親を探し出すが、キクがそれを殺してしまう。そして、キクとアネモネは東京中の人間を皆殺しにするために、ダチュラという毒薬を東京中に撒く。
 とりあえずの感想としては、面白かった。 
 奇妙な話だ。不思議な話だ。他の本を読む時とは違う感じだ。
 ストーリーじゃなくて、文章のリズムが良かった。言葉に溺れそうな気がした。文字に吸い込まれそうに感じた。
 印象に残ったのは、キクが母親を殺してしまったところだ。帰るところがないキクとハシの複雑な感情が波のように押し寄せてきた。薄い赤が全体に広がってきて、砂が擦れる音が聞こえた。そんな印象の場面だ。
 また、ハシが妻をさしてしまう場面も印象的だ。白い空に包まれているような感じのする場面だ。どうしてこんなことをするのだろう。ハシは狂ってしまった。そして、僕も。
 物語を全部読み終わった後は、重いんだけど何かに浮かんでいるような感じがした。乾いた悲しみの砂に溺れそうな小説だと感じた。
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4062764164
No.158
(4pt)

新装版出てたんですね

文字が大きくなって一冊にまとまっているし懐かしくて買いました。村上龍を読むなら先ず本書からがいいと思います。
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4062764164
No.157
(1pt)

つまらないの一言

「限りなく透明に近いブルー」を読んだとき、24歳の若者が書いたとは思えない内容、文章のエネルギーを感じたものだが、本作に至ってはそれが萎びてしまったような印象。ただただ暴力的・性的なものを不快に表現しているだけ。こんなのは文学じゃない。独特で軽快なリズムのある文章は評価できるが、それがけっして読書自体を捗らせる効果をともなっていない。読後に感じられるものはなにもなく、時間を浪費させてしまうだけだ。

筆者は学生時代ジャン・ジュネなどに傾倒したらしいが、世界観を模倣しただけで内容が伴っていない。もう一歩踏み込んだ思想ないし哲学が必要なのではないだろうか。
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4062764164
No.156
(1pt)

読まなきゃ良かった

某テレビ番組で紹介してたので読んでみたが、途中から苦痛になった。
自分の問題かもしれないが、風景とか情景がこれほど想像できない作品は初めて。
途中何度も心が折れそうに。しょうがなく最後まで読みました。
二度と読まない。
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4062764164
No.155
(5pt)

ジェットコースターのような疾走感

メディアで紹介されていて思わず購入しました。
読書はあまりしない方で、たまに話題の本とか買っていたのですが、数十ページ読んでそのまま積んでいる本が数多く…どれも小難しい設定で展開が遅く、読み進めるのが苦痛でした。
しかし、この作品は最初からフルスロットル。疾走感に満ち溢れており、一気に読破しました。

世界観としては非現実と現実との間の紙一重なところです。なぜか実際にあってもおかしくないな、と思わせるのが凄いところです。
もし、一歩間違えたらオカルトかパロディになりそうなところを、現実的にリンクさせるところが本作の魅力ではないでしょうか。
読者をジェットコースターに乗せて散々振り回したあげく、最後は宙に放り出したような暴力的な作品で、
あの作品は何だったんだ?!という本は今までこの一冊だけです。
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4062764164
No.154
(3pt)

腸のなかの虫ケラたち

何かと話題になる村上龍という人のことが気になって、初めて読んでみたのが本書である。

素直に、上手かった。
確かに都会の奇怪さやサビれた炭鉱島の雰囲気が出ていて良い。
変態タクシー運転手、化学汚染された都会のハザード・エリア、
股間に押し付けた後のヌルヌルしたカエルの卵、孤児院、鰐、
同性愛、銃で吹き飛ばされた頭、脱獄、雨音の安らぎ、朝のサービスエリア、そして何より真夏のムッとするコインロッカー。
こうしたモチーフが織りなす戦後日本のどこか空虚でグロテスクな感じがよく表されている。
さらにストーリーのテンポ、緩急の取り方が抜群に上手い。

その一方で、この人は手先の上手さだけなのではないかと意地悪く勘ぐってみたくなる。
職人的な巧みさこそあれ、心の奥底から吐き出されたという感じがしない。
正直、作中の登場人物の中で感情移入できる人がいなかった。
どのキャラクターも、作者が観念の中で勝手にそう思い込んでいる通りの表情を見せる。
それがまるで、カカシの顔の上にマジック描きした「へのへのもへじ」を見せられているみたいだった。
それになんだかクサいアクション映画みたいなラストには共感できない。
ガキんちょの主人公たちの、ひとりよがり。

エンターテイメント小説としては確かに一流かもしれないけど、
この本に、思想的な深み、みたいなものを期待するべきではないのかもしれない。
全体として、まるで怪しいオジサンがやってる寄生虫博物館みたいだった。
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4062764164
No.153
(3pt)

悪くはないけれど

何かと話題になる村上龍という人のことが気になって、初めて読んでみたのが本書である。

素直に、上手かった。
確かに都会の奇怪さやサビれた炭鉱島の雰囲気が出ていて良い。
変態タクシー運転手、化学汚染された都会のハザード・エリア、
股間に押し付けた後のヌルヌルしたカエルの卵、孤児院、鰐、
同性愛、銃で吹き飛ばされた頭、脱獄、雨音の安らぎ、朝のサービスエリア、そして何より真夏のムッとするコインロッカー。
こうしたモチーフが織りなす戦後日本のどこか空虚でグロテスクな感じがよく表されている。
さらにストーリーのテンポ、緩急の取り方が抜群に上手い。

その一方で、この人は手先の上手さだけなのではないかと勘ぐってみたくもなる。
職人的な上手さこそあれ、心の奥底から吐き出されたという感じがしない。
正直、作中の登場人物の中で感情移入できる人がいなかった。
どのキャラクターも、作者が観念の中でそう思い込んでいる通りの表情を見せる。
そこに薄っぺらさを感じてしまった。
それになんだかクサいアクション映画みたいなラストには共感できない。
ドッカーン、ブァーアって、ちょっとなあ。

私にはついていけなかった。
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4062764164
No.152
(1pt)

理解不能。

まず何を伝えたいのか分からない。
無駄な描写が多すぎる。
また、少し意識に残らせるような文章はあるが伏線でもなんでもない。
ある場面から急展開するのかと思い、全く面白みのない、暗く、気分の悪くなるだけの500ページを、買ってしまった本なので必死に読みましたが最後まで、心ひかれる場面無く終了。

なぜここまで評価が高いのか本当に理解に苦しみます。
これほどまで、読んで、時間を無駄にしてしたと思わせる本を読んだのは初めてで狼狽しました。
あまりにもみなさんが高評価すぎて、共感ができないのでわざわざ最低評価で書かせていただきました。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.151
(4pt)

ファンなら

村上龍のファン向けかな!?
彼独特の表現が好きな方は是非!

内容は面白かったです。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.150
(4pt)

今のところ…

まだ途中までしか読めていませんが、なかなか面白いです。
前半には結構過激な描写があるので、飽きません。
私は、「小説」となると、淡々と日常を書いているような内容よりは、ある程度過激な内容の方が好きなので。
映画になると、ほのぼぼ系の方が良かったりもしますが…。
この小説の内容も良く知らず購入しましたが、良かったです。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.149
(3pt)

難しい

まだ途中ですが、難しいですね。気持ちも少し暗くなります。。。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.148
(5pt)

衝撃的なキャラと展開の連続!

今まで呼んだ中で最高に良かった小説と言える作品!
最初から引き込まれ、
予測不可能なキャラたちが予測不可能なストーリーを展開する。
キャラも、プロットも、語りもすばらしい。
読むべし!
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.147
(5pt)

1980の世界

まず本書に載っている解説について。
他の方のレビューを見ると、金原ひとみ氏の解説の評判が悪いが、
僕はあの解説(未読の方にはなんのことやらだろう)はアリだと思う。
作家の経歴やエピソードを書き込むことだけが解説の仕事ではないのだから。

内容について。
説明不要の傑作である。
コインロッカーの孤独な子供、キクとハシ。
美少女モデル、アネモネ。
謎、ダチュラ。
退廃的な街、未来のイメージ。
これは単なる不良の文学ではない。
あらゆる方向に放たれたヴィジョンであり、我々が受けとるべき戯れの表現である。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.146
(5pt)

新しいことを始める人たちに向けたスパイシーな作品

本書を読んだのはもう十年以上も前になるが、改めて読み直して感じたことは
アルコール度数の高いウイスキーを飲んだ後の酩酊感に似ている。
それは言葉とその情景の情報量に、読者が受け取れる許容量を圧倒してしまう
からだ。

作者の文脈には、読者を興奮状態に惹きし快感を刺激する作用が意図的に仕組
まれている様に思われる。それがこれだけ長い長編小説であるにもかかわらず
ひといきに読めてしまう要因に感じられる。

作品は復讐の話だが、そのグロテスクな内容および登場人物とはかけ離れて奇
妙なくらいに人間の信頼関係を緻密に描いている。昔、追い詰められた状態の
なかで本書を初めて読んだとき、キクやハシの境遇と自分を重ね背中を押され
るような勇気をもらったことを思い出します。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.145
(2pt)

何かありそうで何もない小説

他のレビューは概ね評価が高いが、果たしてそんなに優れた小説だろうか? 才能がほとばしる文章にだまされてしまうが、中身が何もない話だとぼくは思う。とにかく奇をてらった場面が次々に現れるが、ただ作者の才能がほとばしるイメージを次々に見せつけられているだけ。でも話の展開の辻褄の合わないところや無駄なところが暴力によって片付けられてしまうのは、妙に現実的である。暴力は小説作品の欠陥をも暴力的に片付けていってしまう。この小説に価値があるとすれば、そこだろう。作者は暴力的な描写によって、作者の限界や怠慢をも暴力的にうやむやにしてしまうことができるのだ。それを知った、この小説で。
キクとハシの子ども時代と、キクとアネモネの出会い、このあたりまでは言葉と描かれた世界がぴったりとはまっていて、魅力的だった。でもキクが函館の刑務所に入りそれから南の島へ行く展開があまりに最初にあった作品の世界観から離れてしまっているようにぼくは思う。それと、この作品は幻想的な場面とリアリズムの場面が奇妙に並立していて、それが一貫性のなさを感じさせる。でもそれを目指したのなら前半は成功しているといえる。前半の現実と幻想が奇妙に入り交じっているような世界観には混沌こそがふさわしい。でも後半はダチュラを探しに行くという一貫したストーリーの展開がかえって当初の作品の世界観を台無しにしてしまっているようにぼくは思う。
他のレビューにあるようにコインロッカーに捨てられた子の悲しみや憎しみをこの作品から読み取ろうとするなら、作者は自分の感受性に頼りすぎているようにぼくは思う。混沌がこの小説の世界観であるなら、破壊や絶望に対して再生や希望もあるはずで、そういう多面的な視点がこの小説には足りないように思う。ただ鋭敏な感受性のままに破壊しまくり殺しまくり、を書いてもそれを興奮して読みすごいと勘違いするのは少年少女だけだろう。


コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.144
(2pt)

何かありそうで何もない小説

他のレビューは概ね評価が高いが、果たしてそんなに優れた小説だろうか? 才能がほとばしる文章にだまされてしまうが、中身が何もない話だとぼくは思う。とにかく奇をてらった場面が次々に現れるが、ただ作者の才能がほとばしるイメージを次々に見せつけられているだけ。でも話の展開の辻褄の合わないところや無駄なところが暴力によって片付けられてしまうのは、妙に現実的である。暴力は小説作品の欠陥をも暴力的に片付けていってしまう。この小説に価値があるとすれば、そこだろう。作者は暴力的な描写によって、作者の限界や怠慢をも暴力的にうやむやにしてしまうことができるのだ。それを知った、この小説で。
キクとハシの子ども時代と、キクとアネモネの出会い、このあたりまでは言葉と描かれた世界がぴったりとはまっていて、魅力的だった。でもキクが函館の刑務所に入りそれから南の島へ行く展開があまりに最初にあった作品の世界観から離れてしまっているようにぼくは思う。それと、この作品は幻想的な場面とリアリズムの場面が奇妙に並立していて、それが一貫性のなさを感じさせる。でもそれを目指したのなら前半は成功しているといえる。前半の現実と幻想が奇妙に入り交じっているような世界観には混沌こそがふさわしい。でも後半はダチュラを探しに行くという一貫したストーリーの展開がかえって当初の作品の世界観を台無しにしてしまっているようにぼくは思う。
他のレビューにあるようにコインロッカーに捨てられた子の悲しみや憎しみをこの作品から読み取ろうとするなら、作者は自分の感受性に頼りすぎているようにぼくは思う。混沌がこの小説の世界観であるなら、破壊や絶望に対して再生や希望もあるはずで、そういう多面的な視点がこの小説には足りないように思う。ただ鋭敏な感受性のままに破壊しまくり殺しまくり、を書いてもそれを興奮して読みすごいと勘違いするのは少年少女だけだろう。


コインロッカー・ベイビーズ(上) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上)より
4061168649
No.143
(5pt)

最近の芥川受賞者が安っぽく見えてしまう84年の秀逸作品

単行本を古本で読了。

21世紀以降の受賞者の作品を読んできたが、このスピード感に勝る作品は無い。

石原氏が以前選考委員をなさってた時「最近は〜」が口癖だった。

この作品は84年のものである。

「最近は〜」と言いたくなるのも頷ける。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.142
(5pt)

最近の芥川受賞者が安っぽく見えてしまう84年の秀逸作品

単行本を古本で読了。

21世紀以降の受賞者の作品を読んできたが、このスピード感に勝る作品は無い。

石原氏が以前選考委員をなさってた時「最近は〜」が口癖だった。

この作品は84年のものである。

「最近は〜」と言いたくなるのも頷ける。
コインロッカー・ベイビーズ(上) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上)より
4061168649