コインロッカー・ベイビーズ

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評判

コインロッカー・ベイビーズの評価:

4.13/5点 レビュー 178件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全321件 301〜320 16/17ページ
No.21
(5pt)

読みませんか?

体温と鼓動と、肌をひりひりと焼くような陽射しと、
そういったあらゆる鮮やかな感覚が溢れ返る本です。この本は私の中でのナンバーワンです。
10代、20代、30代…
読むたびにその時の自分なりの何かが躍動しようと
足掻くのを確認させてくれる作品です。
是非、読んでみてくださいませんか?
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.20
(5pt)

 最上級の近未来小説

村上龍が一発屋でなかったことを証明する作品。
「ブルー」を越えるため、「海の向こうで戦争がはじまる」
への批判の怒りを昇華させた渾身の書き下ろし。
 文体は極めて精緻でやや固いが、物語のフレームを
支えるのに十分な役目を果たしている。
 読み出したら止まらない。社会への鬱屈したエネルギーとめまぐるしくリアルな人物像が村上の原点である
ことを再確認させる時代が生み出した傑作。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.19
(5pt)

キクとハシの情熱

ハシは至福感を音に求めたように、キクはある高みを超える自分を想像して何かに溶け合おうとした。そんな感じだ。二人の感情と情熱。コインロッカーから始まった彼等の人生は情熱と共に力強く消えて行く。村上龍の傑作!スタイリッシュに現実を描く様はさすが。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.18
(5pt)

うねり、燃える原色の匂い

「全力だ!」
村上龍のエネルギー溢れた作品を読むと、そんな気分になる。
途方もなく広がる想像力と、ゴーギャンの絵が更に激しくなったような、
原色の生物の息吹と色と匂いが立ち上り、句読点すらもどかしいように
疾走する文体は洗練という形とは遠い。
無論、それが村上龍の最大の武器である彼の生理であり、
力強い才能のコアだと思う。10年以上前、初めて「コインロッカーベイビーズ」を読んだとき、
僕は細胞が叫びだすような興奮を感じた。
コインロッカーへの置き去りの子供、崩壊した東京、破滅へと向かう
ストーリー。
現実化すると単なる破滅的なテロリズムだろう。
でも、閉塞から抜け出せない今の日本に少しでも元気を出すためならば、この飛び切り危険でパワフルな虚構に引き込まれてもいいと思う。
元気を出すためも、鬼才村上龍が若干30歳で描いた本作が多くの
人に読まれることを望みたい。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.17
(5pt)

私のいちばん本です

この本は語り尽くせない思い入れがあります。私が読書に目覚めるきっかけとなった唯一の本です。村上龍の作品では後にも先にもこれ以上のものはありませんでした。何度読み返しても、また感動してしまうんです。この感情はなんだろう??感動させようとしている話ではないと思うけど、感動してしまうんだ。見事に。最も「ガツーーーン!!」ときたのは、キクという主人公が走ることに目覚めるシーン。私自身運動の喜びを知らない人間だったのに、まるで自分の体が目覚めたように、ビリビリと伝わってきました。その描写がすばらしかったです。他にも運動の描写がたくさん出てきます。どれもこれも体が震えるほどの感情を呼びました。ほんっとにこれ以上の本はないと思うんだけどなあ・・・。でも、友人に貸したり、プレゼントしたりしたけれど、ちょっとキツイっていう人も多かったです。設定が、なさそうで、でもリアルだし、におってきそうな描写が多いです。テーマも重いです。村上龍独特の文ですよね。匂ってくる感じです。重油の匂い、新宿の公園の匂い、ワニの匂い、アネモネの匂い、ハシの匂い・・・それぞれ匂いを感じます。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.16
(4pt)

ココロして読まないと辛くなる

村上龍の頭の中はどうなっているんだろう?と本気で考えてしまった。
じっくり読むと言葉の洪水に押しつぶされそうになる。
幼児期の愛と憎しみの力を垣間見たような気がする
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.15
(5pt)

素晴らしいです。

私は言葉がうまくないのであれなんですが
この作品は、村上龍さんの作品で最も好きな作品です。
なんていうのかな。【アイタタ】っていう感じです。
心に痛い作品、読んでるという行為なのに
実感として、感じてしまっているかのような・・・そんな感じがしました。
何度読んでも、同じです。
絶対お勧めします。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.14
(5pt)

過去と現在

私が生まれた年この物語も産声をあげました。未来だった物語が現実になってきています。誰もが未来に幸せを見ていただろう時代に村上龍は廃れて行く未来を感じていました。過去に書かれた現在の話し。どこかいろいろな事件に重なって見えるのでは?ぜひ手にとってみてください。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.13
(5pt)

不思議な世界

村上龍の描く不思議な世界。近未来風であり過去風でもある。残虐な内容の中にも心に残る何かを感じ取ってください。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.12
(4pt)

圧倒的なパワー

読んでいて気が変になりそうだった。圧倒的なパワーに押されそうになった。憎むこと。嫌うこと。破壊しようと思うこと。リアルで身近さを感じてしまい、少し怖かった。幸せを感じられることが、幸せなんだと気がついた。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.11
(5pt)

人生の指南書

あらすじを簡潔にすればコインロッカーに捨てられたふたりの少年の成長記。私にとっては数ある村上作品の中でも最高傑作です。今となっては比較的初期の作品ということになりますが、何度読み返しても新鮮。「自分の欲しいものがわかってない奴には、一生それが手に入れられない」という当たり前の真実を私に教えてくれた1冊です。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.10
(5pt)

村上龍の最高傑作!!

コインロッカーに捨てられた二人の嬰児。キクとハシは、失った何かを取り戻さなければならない、胎内で聞いたあの音を、世界を破壊する『ダチュラ』を。 現代の子供達が抱える心の闇を救うことなど、大人には絶対出来ない。理解さえ出来ない。 この本は、中高生にこそ読んでほしい。高校生である僕を救ってくれたように、ここには何かがある。SFと文学の融合による村上龍の最高傑作。
コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)より
4061831585
No.9
(5pt)

龍をこれから

龍を読むならこの本から入って欲しいです。
読書が苦手だった自分は一生懸命この本を読み終わり、その時の衝撃は計り知れなかった。
もっと、読みやすい著者の本はあります。だけど、がんばって衝撃を味わって欲しい。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.8
(4pt)

青春小説

あの時代特有の青春小説だったのではないかという感想を抱いています。
文学的にドウコウ言うのは難しい一冊です。
も面白いからぜひ見て欲しい。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.7
(4pt)

ちょっとしたエログロ・パンク小説。

村上龍、村上春樹のW村上は、日本で一番手に取られやすい
作家の本だと思う。大体10代後半くらいから手に取る人が
多いんではないか。斯く言う私も、そのくらいの歳に村上龍の
「限りなく透明に近いブルー」を手に取っていた。が、タイトルの
美しさだけに気をとられて、殆ど読んでいなかった。

それから10数年経ち、20代後半(30くらいだったか)にとある
ロックバンドが(ファンでもなんでもない)このタイトルをアマチュア
の時にバンド名として付けていたと知った。そのVoは当時、それくらい
この「コインロッカーベイビーズ」に衝撃を受けたらしい。(分かる気がする)
私は、村上龍の作品の中でこの本だけ拒絶していた。こういうタイトルの
事件が昔あった事実は既に知っていたし、内容が酷くダークだろうなぁと
勝手に猜疑していた。不気味で気持ちが悪そうで手に取らなかった。
そういう人結構多いのでは…。

この本は、恥ずかしながら本格的に読んだ村上龍の作品だった。
これ以外は殆ど真剣に読んでいない。本立てや本棚のお飾りだった。
600pくらいある、いわば長編の部類に入ると思うが、私は上・下に
分かれた昔の物を買っていたが、本屋で新装版になって装丁がかなり
綺麗になり、上下巻合併の一冊として分厚く売られていて、中に目を通すと
文字が大きくなっている。(長編物には嬉しい)過去のタイプの物は文字が
滅茶苦茶小さく読み辛いので、此処(amazon)で新装版を買い直した。

私は町田康が好きで小説、エッセイ含め何冊も読んでいるが
この村上の文章はかなり「断片的」な書かれ方で(情景を切り取って
継ぎ接ぎにした様な感覚)読み辛さを感じていたが、慣れればこちらの方で
爽快感すら感じた。町田康より少し、いや同等くらいの
エロ・グロ表現が文章に飛び交う。
(ホモ、オカマのオンパレードには多少退きましたが)
結構好きな方です。80年代初頭に書かれたとは思えないくらい
古臭さをあまり感じません。街(東京)を破壊してしまいたいと思い
行動に出るキクの描写は、良くあるSFパンクアニメにも似通ってると感じました。
折角長期に及び主人公達に絡んだ登場人物(脇役)を、さっさと何事も無かったように
消し去るのも新鮮でした。小難しい専門的な描写もあり、作者自体が取材を兼ねての
旅行をしていたのも分かります。

疑問に思う点は、ハシは「変態のオカマの浮浪者を煉瓦で叩き殺した」
とありますが、後の文では「人も殺した事がない」と出てきます。
殺した時点で警察に捕まらないのも矛盾。
またニヴァを刺す(未遂)のに、これまた警察に捕まりません、何故?
ニヴァが庇っていたとしてもです。キクは受刑者だったのに…。

長編なので読むのに時間が掛かりましたが、読後感が悪いと良く
目にしますが、私は寧ろその逆。本の裏表紙に「毒薬のようで清清しい」
とありますが、それに同意します。救いようが無いのではなく、キク
・ハシ・アネモネ達、コインローカーベイビーズの集団は、東京と言う
コインロッカーにダチュラ(意思表示又、存在意義)を終末的に浴びせかけたのでしょう。
反社会的だなとは思いましたが、払拭しきった感じがしました。

上下巻分かれたタイプの解説(三浦雅士)と、新装版の解説(金原ひとみ)
は読まない方で無難です。作品の雰囲気が壊れます。前者は訳の分かり
辛い例えを延々と綴り(解説がダラダラと長い)、後者は中1の読書感想文のよう。
後者にはこれで作家とは驚きました。
(金原ひとみの「文章」自体初めてだったので)

この本は10代、20代の中高生、大学生の人生経験の浅い人達には
不向きだと思う。特にかなり男目線で書かれた文章が目立ち(差別表現など)
それらを理解するには若い女性には難しいし、経験がそこそこ要ります。

作品自体は長編の割りに、比較的入り込むと読みやすいです。
好きな部類の作品ではありました。この作品では「山根」の存在と
「ミスターD」の関西弁がツボに入ってしまって(笑、面白かった。(自分は西の人間なんで)
これを機に、他の村上龍作品も真剣に読んでみます。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.6
(5pt)

混沌とした世界の、確かな夢の輝き。

この本は、まさにこの本、私が求めていたのはこれだ、と思えるような作品だった。

キクとハシという人間が主人公の物語、といえるだろう。アネモネははたして主人公と言えるのだろうか?
キクは少年期、とにかくやんちゃだった。何かとかこつけて灰皿を投げたりする。しかし積極的に行動しようとする、主体としての性格を備えている。対するハシは消極的、客体的な印象を受けた。人と接することの恐怖というか、常に成り行きまかせではきはきせず、自我を流されがちな少年という印象だ。
しかしキクとハシ、つまり「主体と客体」が正面衝突したとき、客体が何どこぞへと吹っ飛んでいく。そしてハシは、キクという革新的な主体、ただ一つの目標を持つ輝きが自らに反射してきたとき、その光の中で、「主体的な」行動を始める。主体と客体のアウフヘーベン(止揚)ともいえるだろう。ともかく、完全な客体は棄却している。

そして、ラストの場面には、カオスな世界の中を謳歌する「ゼロ世界の夜明け」をうかがわせる、そんな気風が感じられた。

中学生、高校生には必読の一冊。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.5
(5pt)

無題

いつか読みたいと思ってたのが新装版になったということで、いい機会だと思い購入しました。

 「限りなく〜」のほうはどうしても読みにくく途中で挫折したのですが、こちらのほうは最後まで読めました。
特徴のある文章なのですが、リズムがあり、どんどん引き込まれていく感じがしました。先に先にと読み進んでいきます。

 暗い感じがひたすら続きます。読んでいて唯一心安まるところが刑務所の中の場面という・・。
読み終わった後も、なんとなくモヤモヤします。もう一度読みたくなるような本ではないです。
ですが、なんか物凄い本を読んでしまったぞ、という気分になります。何とも説明できないのですが、

 解説については、他の方のレビューにある通りです。あんた誰なんだよ、突っ込みたくなります。
解説は、解説をする場所であり、自分語りの場では無いということを知ってほしいと思います。

 物語自体はとても良かったです。また機会があれば他の村上龍の作品を読んでみたいと思います。

 

 


新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.4
(5pt)

20代で読んでおきたい一冊!

文学としても、エンターテインメント小説としても傑作です。
お話は、スピーディに超展開!
登場人物の心の中より、登場人物たちが置かれた状況や環境の描写に力が入っています。
いわゆる「日本文学」が、主人公の心の中の独り言が多く、登場人物たちの移動距離が短い――のに対して、コインロッカー・ベイビーズは、主人公たちは、どんどん場所を変え、環境を変え、行動していきます。
20代のうちに読んでおきたい一冊です!
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.3
(5pt)

金字塔なんだろうな

天才と評されるには、「作品群」を残すことが条件と、村上龍氏はどこだかのエッセイで書いた。

芥川賞受賞作「限りなく透明に近いブルー」(24歳)
芥川賞選考で賛成票を投じた吉行淳之介氏が評した「因果なことに才能がある。」
芥川賞選考で反対票を投じた瀧井孝作氏が評した「私はこの人の尚洗練された第二作第三作をまちたかった。」

本作は、選考委員の評価は賛否どちらからも正しかったことを証明したのだろう。

芥川賞を受賞した4年後(28歳)に本作。

更に7年後に「愛と幻想のファシズム」(35歳)
更に7年後に「五分後の世界」(42歳)
翌年に「KYOKO」(43歳)
その2年後に「オーディション」、「イン・ザ・ミソスープ」(45歳)
更に3年後に「共生虫」、「希望の国のエクソダス」(48歳)
そして5年後に「半島を出よ」(53歳)
「歌うクジラ」は更に5年後(58歳)

30年以上に亘って一線でこれだけの品質の作品を世に出し続けることがどれだけすごいことか。

芥川賞を取りました。
「海の向こうで戦争が始まる」(好きな作品なのですが)を書きました...。
で終わったら、掃いて捨てるほどいる「一発屋」の芥川賞作家と同じ。

サザンオールスターズの「いとしのエリー」
マドンナの「クレイジー・フォー・ユー」
たとえが適切かはわからないが、音楽でいえばそういった位置づけの作品なのでは?と私は思っている。

広く支持されたデビュー作とは違う作風で、より高い能力を知らしめることができるか否か。
天才と一発屋の分かれ道はそこなのだろう。

40年後の龍氏の現在の作品と比すと計算されつくした作品ではない印象がある。
ただし、粗さも強引さもそれが魅力であり、何より、キク・ハシ・アネモネという三人のメインキャストに息吹を与えることに成功した時点で、本作は成功したと言っていいのだろう。

新装版で一冊になったことは大変良い。

ただし、解説が金原ひとみ氏である必要はなかった。解説と自己表現は全く別のもの。
村上龍氏の作品で、彼女の文学的表現を読むつもりはなかった。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164
No.2
(4pt)

漢字が多いです

コインロッカーに捨てられた子供が、親に頼らずに奮闘して明るい人生を切り開いていく話かと思いきやその考えはちょっと生ぬるかったようです。
 ページにびっしり書かれた文章は、状況をつかむのに骨が折れました。それでも最後まで読んだのはハシのグニャグニャ世界に引き込まれ、キクのグシャグシャ世界はそのまま最後まで突っ走るのかどうか知りたかったからです。ラストには少しだけ次の入り口が見えたような気がしました。
新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 新装版 コインロッカー・ベイビーズ (講談社文庫)より
4062764164