コインロッカー・ベイビーズ

【この小説が収録されている参考書籍】

評判

コインロッカー・ベイビーズの評価:

4.13/5点 レビュー 178件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.13pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全321件 241〜260 13/17ページ
No.81
(5pt)

これぞマスターピース

むらの多い村上龍の最高傑作。圧倒的なストーリーテリングには感嘆するしかない。彼の持つ資質が最高に良い方向に花開いている。それにしても ここで頂点を極めた村上龍は その後 長い長い低迷に入っているというのが 小生の偽らざる村上龍感である。是非 これを乗り越える作品を書いて欲しい。
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.80
(5pt)

なお・・☆

すっごいよかったです。人の紹介で読んだのですが、キクとハシとアネモネ・・色々取り巻く世界。衝撃的な所もありましたが、ピュアで繊細で忘れているものを思い出しながら引き込まれていく。そんな感じの
本でした。お勧めします・・
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.79
(5pt)

 ストーリーは衝撃のラストへ・・・

上巻を読んだ方はもう下巻を読まずにはいられない気持ちだと思います。
キクとハシの描写間隔が短くなり、ラストまで物語が一気に
突き進む快感は一度体験すると、村上龍の虜になってしまいます。
 また「アネモネ」は村上の描く理想の女性の原型になったことも
興味深いです。
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.78
(5pt)

鳥肌たちました

村上作品特有の、どろどろとした喉の奥に絡み付いてくるような文章はもちろん。この作品の評価すべきところは主人公2人の距離間でしょう。上下巻一気に読めば分かりますが、始めはキクとハシの描写が長く間隔を置いて書かれていますが、後半部分に向かっては互いの描写が知らず知らずの間に入れ替わり村上ワールドが広がっています。2人についての描写の間隔を詰めていくことで、そこに2人の距離感がリアルに生まれてくるのです。本当に、それに気がついたときは鳥肌が立つ勢いでした。「ライン」でのリレー式な描写も興味深いですが、『距離感』がこれほどリアルに浮き立たせるなんて本当に素晴らしいと思います。
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.77
(5pt)

村上龍のベスト

コインロッカーに捨てられた二人の赤ん坊が拾われ、育っていくにつれて近未来的世界で起きる様々な出来事。「母なるものの喪失」そこから始まる彼らの冒険は現代の日本の小説の中でも異色の出来になっており、村上龍の最高傑作と言っても過言ではないとおもう。うん、たぶん結構かなり面白い。「本を読むのは好かん」と言う14歳がいたらまず本作を読んでみるといい。本作を面白く感じたら村上龍の他の本やエッセイを読み進めるなり自分で他の本を探すなりするといいとおもう。それで何か物足りなく感じたらジュネや谷崎などを読んでみると良い。
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.76
(4pt)

楽しくも龍さんらしい

村上龍3作目だったかと思います。なんかかっこいい文章、勢いのある内容。激流のようだ、と誰かが言っていました。韓国でも人気のセンセーショナルな本です。
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.75
(5pt)

運命の年

東京の片隅で、この年1980年に、この本を読んでいた。村上龍の長編としては、3作目だろうか。なかなか、作品を書いてくれないのでジリジリしているところに、いきなり上下巻で出版された。すごく、うれしくどきどきしながら読んだ事をおぼえている。内容については、全く予想した村上龍ワールド。詳細については書かないことにするが、私の中に、何か、へらへら生きていてはいけないという意識を芽生えさせてくれた作品である。この年の秋、ジョン・レノンが射殺されたことも、私の中で、この作品をより印象深いものにした。
コインロッカー・ベイビーズ 下 Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ 下より
4061168681
No.74
(5pt)

俺たちは、コインロッカー・ベイビーズだ。

私はハシ、キク、アネモネ、その他登場人物のどれに対しても自分を重ねることができない。
それでも彼らの狂気に触れるのは非常に心地よく、それに身を任せたくなる。
誰しも心の中に持っているであろう退廃的ななにか、を刺激して止まない。
それがこの作品の魅力だと感じました。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.73
(3pt)

これを超えることはたぶんできない。

龍さんのその後の作家としての原点です。

これをモチーフにふくらませて何作も書いていますが、

これを超えることはおそらくできない。

これと、『69』を読めば龍さんは修了です。

これを超える一冊をオイラはいつか読みたい。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.72
(4pt)

心臓の音に見えるは青い海。

東京というのは、

暴力的なエネルギーに満ち溢れていて

近代的なイメージの反面、

今にも崩れてしまうんじゃないかという危惧も抱かされる。

きっとそれは、

東京という場所に住んでいる人々の影響も大きいのだろうけど。

村上龍の初期作にして、

とてつもない問題的傑作。

彼が描く東京とそこに住む人々の情景は、

何とも現代的で脆くて尖ってて壊れやすい。

キクとハシの物語を軸に

美少女アネモネやその他大勢を巻き込んで

東京というとてつもない怪物にダチュラの砲弾をぶちこんでやる。

心臓の音が聞こえるかい?

僕らは<コインロッカー・ベイビーズ>だ。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.71
(5pt)

今だからこそ読んで欲しい小説

キクとハシはどちらも能動的な存在で、自分の中の衝動などを満たす

ためには自分で動き、また世界とそれぞれの形で関わっていくのが

最近の小説によくある無気力的な人間像と一線を画しているように

思えます。

ラストはそれまでの緻密さに比べ、比喩的な印象を与えますが、それに

より作品が説得力を失うと言うことはなく、寧ろ強まっているように

思えます。

単行本のほうでは、あとがき(?)として村上龍氏の言葉が収録されて

いるのでそちらを読むと、より楽しめると思います。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.70
(5pt)

圧倒的なエンディング

一つのキーワードとともに紐解かれる生きていくことの意味。

早く結末が知りたくて、どんどん読んでしまいました。

ありえない境遇の主人公二人、なぜかかっこよくて自分自身に置き換えて読んでしまいました。

なぜか現実感を感じてしまう村上龍の描写能力に脱帽です。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.69
(3pt)

何かと話題になる

村上龍の代表作。
 物語は衝撃のラストへ向かう。作品としての価値は本当に認めるんだけど、やっぱり好きになれない。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.68
(3pt)

強烈なパワー

コインロッカーに捨てられた二人の男の子の物語。二人は双子として引き取られ、兄は棒高跳びの選手、弟は歌手として成功するが…強烈なパワーを感じさせるストーリー。村上龍独特の世界が展開されてゆく。物語の構造は、共生虫とよく似ている。たぶん、共生虫はこの物語をベースとして書かれたのだろう。何らかの問題を抱えた主人公が、強力な力を持った毒物や薬を求めて旅をし、それを獲得して使い、周りの環境を変化させる。心に問題を抱えた人間が自分を変えるためには、強力な外部からの力が必要だということだろうか。この物語で著者は、コインロッカーに捨てられた子供の怒り、心の葛藤などを描きたかったのだろう。その手段として、殺人や性描写など、過激な表現を使ったのだと思われる。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.67
(5pt)

癒しなど存在しない

コインロッカーに捨てられた、という傷を持つキク。しかし彼は傷を癒してくれる人や共同体を探したりはしない。それらは、傷を癒したようにごまかしたり、束縛や圧迫による新たな傷を作り出すだけだからだ。だから彼は東京を破壊する。トラウマから自由になるために。自分を傷という檻に閉じ込めようとする世界を、人を、全てのものを破壊する。
 違った方向から自由を求めるキクとハシが最後に重なるその瞬間までが鮮烈に刺激的にシャープに、圧倒的なスピード感で描かれている。
 純粋で無垢な、そして美しく力強いエネルギーを感じて、掴み取れ!
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.66
(5pt)

これぞマスターピース

むらの多い村上龍の最高傑作。圧倒的なストーリーテリングには感嘆するしかない。彼の持つ資質が最高に良い方向に花開いている。それにしても ここで頂点を極めた村上龍は その後 長い長い低迷に入っているというのが 小生の偽らざる村上龍感である。是非 これを乗り越える作品を書いて欲しい。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.65
(5pt)

なお・・☆

すっごいよかったです。人の紹介で読んだのですが、キクとハシとアネモネ・・色々取り巻く世界。衝撃的な所もありましたが、ピュアで繊細で忘れているものを思い出しながら引き込まれていく。そんな感じの
本でした。お勧めします・・
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.64
(5pt)

 ストーリーは衝撃のラストへ・・・

上巻を読んだ方はもう下巻を読まずにはいられない気持ちだと思います。
キクとハシの描写間隔が短くなり、ラストまで物語が一気に
突き進む快感は一度体験すると、村上龍の虜になってしまいます。
 また「アネモネ」は村上の描く理想の女性の原型になったことも
興味深いです。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.63
(5pt)

鳥肌たちました

村上作品特有の、どろどろとした喉の奥に絡み付いてくるような文章はもちろん。この作品の評価すべきところは主人公2人の距離間でしょう。上下巻一気に読めば分かりますが、始めはキクとハシの描写が長く間隔を置いて書かれていますが、後半部分に向かっては互いの描写が知らず知らずの間に入れ替わり村上ワールドが広がっています。2人についての描写の間隔を詰めていくことで、そこに2人の距離感がリアルに生まれてくるのです。本当に、それに気がついたときは鳥肌が立つ勢いでした。「ライン」でのリレー式な描写も興味深いですが、『距離感』がこれほどリアルに浮き立たせるなんて本当に素晴らしいと思います。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593
No.62
(5pt)

村上龍のベスト

コインロッカーに捨てられた二人の赤ん坊が拾われ、育っていくにつれて近未来的世界で起きる様々な出来事。「母なるものの喪失」そこから始まる彼らの冒険は現代の日本の小説の中でも異色の出来になっており、村上龍の最高傑作と言っても過言ではないとおもう。うん、たぶん結構かなり面白い。「本を読むのは好かん」と言う14歳がいたらまず本作を読んでみるといい。本作を面白く感じたら村上龍の他の本やエッセイを読み進めるなり自分で他の本を探すなりするといいとおもう。それで何か物足りなく感じたらジュネや谷崎などを読んでみると良い。
コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)より
4061831593