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ファイナル・ターゲット



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ファイナル・ターゲットの評価: 4.46/5点 レビュー 24件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.46pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 21~24 2/2ページ
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No.4:
(5pt)

最後の最後まで気を許せない!

過剰なまでにストイックで己れの哲学を貫くプロの暗殺者ヴィクターの孤独な闘いを描いた傑作冒険小説。

続編となるとパワーダウンする作品も多いが、この作品は違う。明らかに前作よりもハードで、スピード感が増している。

ストーリー展開も見事であり、終盤にヴィクターのロマンスが描かれ、ハッピー・エンドかと思われるのだが… もし、そうだったら、つまらぬ作品だったろう…

CIAに利用され、次々と危機に陥るヴィクターの孤闘… 本当に最後の一行までハラハラさせてくれる。

第三作の翻訳が待ち遠しい!
ファイナル・ターゲット (下) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:ファイナル・ターゲット (下) (ハヤカワ文庫 NV)より
4150412804
No.3:
(5pt)

孤独でストイックな暗殺者

プロの暗殺者ヴィクター・シリーズの第二弾。冒頭から繰り広げられるアクションに次ぐアクション。マニアックな銃火器に関する描写。冒険小説、アクション小説好きにはたまらない。

CIAから複数の暗殺依頼を受けたヴィクター。難無く最初の暗殺は成功するものの次々と危機的な状況に陥る…CIAは一体何を企んでいるのか。ヴィクターの運命は…

孤独でストイックな暗殺者ヴィクターの姿は、映画『トランスポーター』のフランクにも似ている。スティーヴン・ハンターが描くボブ・リー・スワガーが生粋のガンマンなら、トム・ウッドが描くヴィクターは冷酷な殺人マシーンといったところだろうか。幾度とも無く陥る生命の危機を知恵と技術で乗り切るヴィクターはクレイグ・トーマスが『闇の奥へ』で描いたパトリック・ハイドを思い出させる。

面白い!
ファイナル・ターゲット (上) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:ファイナル・ターゲット (上) (ハヤカワ文庫 NV)より
4150412790
No.2:
(5pt)

期待に違わず(原題:The Enemy)

前作「パーフェクトハンター」の続編。

ある諜報機関の命を受けて暗殺をこなすプロの暗殺者ヴィクター。

仕事を完遂する直前に、何者かの邪魔が入ってしまう。暗殺する側から一転追われる身となったヴィクターだが、背後には様々な人物たちの思惑が渦巻いていた、

という話。

前作同様、早いテンポで進むストーリー、バタバタと消えていく登場人物、派手な銃撃戦、無駄なお色気シーンのない展開。

どれも素晴らしく、この手の小説が好きな人ならぐいぐい引き込まれます。そして、様々な国を舞台に展開する話もこの作品の魅力で、今回もそれが発揮されています。

前作を読んでいなくても単体でも読めます。前作を楽しめた方は、本作も間違いなく楽しめます。

非常なヴィクターの縦横無尽な戦いを堪能できるでしょう。
ファイナル・ターゲット (上) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:ファイナル・ターゲット (上) (ハヤカワ文庫 NV)より
4150412790
No.1:
(4pt)

かなり良かったです

スピーディな展開で終わった上巻に続いて、下巻もめまぐるしく展開します。

15カ国を股に掛け、ヴィクターは縦横無尽に敵を追い詰めて行くが、多数の敵達がヴィクターの命を狙って刺客を放っていた。

果たしてこの殺戮ゲームの最後の勝者は誰か!という話になっています。

とにかく、下巻も登場人物が次々を消えていきますが、アクションシーンが途切れることは殆どありません。期待通りのアクション大作になっています。

スティーブン・ハンターが背景をじっくり書き込んで、濃密なアクションシーンを少し書くタイプとすれば、トム・ウッドはひたすらのアクション作家、という感じです。

アクション小説好きには100%お勧めできます。

次回作「The Game」の翻訳も是非一刻も早くして欲しいものです。
ファイナル・ターゲット (下) (ハヤカワ文庫 NV)Amazon書評・レビュー:ファイナル・ターゲット (下) (ハヤカワ文庫 NV)より
4150412804

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