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ファイナル・ターゲット



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ファイナル・ターゲットの評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(8pt)

ヒリヒリの暗殺アクション

1作目も読んだが、2作目の方が断然面白い。

主人公は1作目が原因でCIAからの指示で暗殺をしていく。その暗殺がどんな意味をもつのか分からず淡々と暗殺をしていくのだが、それが実は暗黙でビジネスラインが分かれている二つの世界的武器売買組織。
その暗殺によって二つの巨大武器売買組織に亀裂が入っていくのだが、そのギリギリの関係バランスと緊張感。暗殺毎に微妙に展開していく関係は読む手を止められなくなる。そして案の定の展開もあり期待は裏切りません。
暗殺者が主人公なので正義は無いが良質なアクション小説をお望みの方は是非。

本作では、決着しなかったが暗殺時に居合わせ手を出した別組織は次回以降に繋がるのか。

タカタソン
HU0OGV5Q
No.1:
(7pt)

これほどの暗殺者は、久し振り!

冒険小説界の大型新人と言われるトム・ウッドの第二作は、前作に続く暗殺者ヴィクターの冒険アクション小説だ。前作「パーフェクト・ハンター」が大ヒットしたということで(未読)、同じ路線で、緊迫感とアクションをさらに高めたということのようだ。
CIAから世界的な兵器密売買の大物ディーラーに絡む暗殺を依頼されたヴィクターは、様々な困難な状況に直面しながら持ち前の技術、体力、知力を総動員して仕事を遂行して行く。そして、これが終れば自由の身になるという確約の下に最後のターゲットを指示されるが、そのターゲットは思いもかけない人物だった。それでも着実に仕事をこなして行くヴィクターの周りに謎の組織が出没し、行く手を阻もうとする。果たして、ヴィクターは最後の任務を無事に果たして自由の身になれるのか?
最初から最後まで、ヴィクターの超人的な暗殺者ぶり、スナイパーぶりに圧倒される。いわば、ゴルゴ13とランボーを合わせたような活躍ぶりなのだ。
暗殺と国際的な陰謀を絡めたサスペンス・アクションといっても、フォーサイス「ジャッカルの日」よりラドラム作品の方が好き、という方にオススメしたい。

iisan
927253Y1

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