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人魚姫 探偵グリムの手稿



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【この小説が収録されている参考書籍】
人魚姫  探偵グリムの手稿
人魚姫: 探偵グリムの手稿 (徳間文庫)

人魚姫 探偵グリムの手稿の評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

誰が王子様を殺したの

有名な「人魚姫」がミステリーに!ということで読んでみました。原典があくまで人間側の視点で締めくくられているのに対して、こちらは人魚姫の家族側の視点(プラス第三者の探偵役・グリム氏)を主軸に展開するのが新鮮です。ただ、読んだあと感動できるかというとちょっと微妙。あくまでスピンオフとして」気楽に楽しむのが正解かも。
人魚姫  探偵グリムの手稿Amazon書評・レビュー:人魚姫 探偵グリムの手稿より
4198635722
No.1:
(4pt)

新たな「人魚姫」の童話。

童話「人魚姫」を読んで、
「こんな不条理な話があるか」と苛立ったことのあるひとには
小気味いい一作。
あの童話を新解釈でミステリにしてしまう北山氏の手腕はさすが。
もともとファンタジックな作風の彼に童話をリメイクさせたら
こんな風になるのだな、こりゃ誰も敵わないなあと感心させられた。
もちろん北山ファンお待ちかねの物理トリックも出てきます。
ただ、いつもの「城」シリーズに比べるとその仕掛けはごくシンプルだけど。

本作はタイトルがそのまま「人魚姫」なので、
「この童話面白いよ」とか言いつつそのへんの本好きな小学生に
読ませてみたい気がする。
本物の童話に触れる前に、その子供が一番に触れる「人魚姫」を本作にしてみたい。
それはそれで面白いんじゃないかと思った。

ちなみに童話「人魚姫」の原作者は、言うまでもなくアンデルセンです。
人魚姫  探偵グリムの手稿Amazon書評・レビュー:人魚姫 探偵グリムの手稿より
4198635722

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