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ボディーファーム: SRO5



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【この小説が収録されている参考書籍】
SROV - ボディーファーム (中公文庫 と)

ボディーファーム: SRO5の評価: 3.73/5点 レビュー 22件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.73pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全22件 21~22 2/2ページ
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No.2:
(4pt)

房子さん、パワーダウン?

待望の最新刊ということで早速の一気読みだったのですが・・・
これはちょっと期待はずれだったかも。
まず、『SRO3(房子編の第二弾)』と比較すると「房子さん超容赦ねー!
スゲー!なハチャメチャノリ」が弱まっています。房子さんの更なる
超モンスターっぷりを期待すると、拍子抜けするでしょう。
慣れてしまったせいかもしれませんが、鬼畜面でも、狡猾面でも
明らかにパワーダウンしているように感じました。
じゃあ、「SRO VS 房子の手に汗握るバトル、知力を結集した戦い」
を堪能できるのかというと、そうでもありません。相変わらず、
「メンバーそれぞれの特性を活かして、じわじわと真相へ〜」ではなく、
トントン拍子にさくっと真相へ迫ってしまいます。
以下、不満点はこんな感じです↓

・いかにも何かありそうな「占い師とその助手」、そんだけ?
・いかにも何かありそうな「宗教っちくな環境保護団体」、そんだけ?
・ハリーと坊や(男の方)が空気
・坊屋久美子、キーパーソンになるのかと思ったら、ラストの◯◯
 を除いてほぼ空気
・麗子さん絡みの話も、もう少し(良い意味で)絶望感を出した方が
 良かったような(房子さんの怖さがイマイチ伝わってこなかった)
・房子さんの秘密(ボディファーム)、あまりインパクトはなかった
・レイプから逃れた女、そんだけ?(絶対に後で惨殺されると思った)

しかし、さすがにもう、房子さんメインの話は作れないですよね。
SRO6での新たな敵が房子さんを超えられるのか、ある意味楽しみではあります。
特に「尾形さんのあれ」が一体、どんな展開になるのか???
坊やが旅行中に遭遇した事件ってのも、おそらく詳細は次回作で
出てきますよね。
「宗教っちくな環境保護団体」も、本作だけの登場だとは思えない
ですし。

ということで、次回作への期待を込めて星4つです。
SROV - ボディーファーム (中公文庫 と)Amazon書評・レビュー:SROV - ボディーファーム (中公文庫 と)より
4122057671
No.1:
(5pt)

シリーズ最高傑作!

ついにシリーズ第五弾。最凶、最悪のシリアルキラー近藤房子とSROの死力を尽くした闘いが描かれる。SRO室長の山根新九郎の推理と近藤房子の悪知恵の対決の息詰まる対決が凄い。

副題のボディーファームからパトリシア・コーンウェルのケイ・スカーペッタ・シリーズの『死体農場』を連想したのだが、この作品に描かれるボディーファームはそんな生易しいものじゃない。

果たして、近藤房子の凶行を山根は止める事が出来るのか?テンポも良く、ストーリーも非常に面白く、シリーズ一番の長さなのに一気読み。ラストには新たな驚愕も用意されている。シリーズ最高傑作と言って良いだろう。

未だに復帰出来ない木戸沙織も気になる。そして、…

シリーズはまだまだ続きそうだ。
SROV - ボディーファーム (中公文庫 と)Amazon書評・レビュー:SROV - ボディーファーム (中公文庫 と)より
4122057671

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