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阪急電車
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阪急電車の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.15pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全303件 181~200 10/16ページ
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近畿の私鉄阪急電車の今津線を舞台とした話。 心温まるいくつかの話を今津線の流れに沿ってつなぐ手法がすごい。 「陰日向に咲く」のように、小さな出会いがある人にとっては重要なものであり、 そんな出会いの積み重ねが人を作っていくんだなーと思える。 甘ずっぱい恋愛模様が読んでいて恥ずかしくなる話。 | ||||
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大好きな作家さん。 そして映画化されると聞き手に取りました。 阪急沿線の駅ごとにお話を作る着想が まずは、素晴らしい(拍手!パチパチ!!) 話のテンポも非常によく ストーリーも笑える面白さで、 女子高生の彼氏話のくだりでは、 通勤途中に読んでいたにも関わらず、 人目もはばからず笑ってしまうほどでした。 これで映画も楽しみになりました。 一部エッセンスを強調すれば感動の涙も誘えそうですね♪ | ||||
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阪急電鉄今津線という,マイナーな路線の各駅を舞台とした短編集.各駅の風景を切り取りながら,各話の主人公が次の話の主人公と関わっていて数珠つなぎになるという面白い構成です. 恋の育みに心暖まり,生き方を変える決意にしんみりとし,孤立しつつも凛とした人を励ます言葉に自分も励まされたような気分になる.読後にほっこりとした暖かい気分にしてくれる、素敵な16の短編です. | ||||
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有川さんの大ファンである私は、全ての著書を読んでいるが、この小説はちょっと違う。阪急今津線の電車が物語の重要なシークエンスとなっており、様々な登場人物の目を通して物語が交錯していく。 読んだときに、登場人物に感情移入して一人称的な読み方が良いのか、全編を通して三人称的な読み方が良いのかは読み手の感じ方かもしれないが、やはり読者が本人になりきって、喜び、悲しんだほうが、楽しいかもしれない。 さりげない場面で、第三者から主人公へと登場人物がバトンタッチしていく様はさすが有川先生。ラストの展開も巧みな技である。 登場人物として積極的に感情移入して、読後に全編を通して読者がホッとできるストーリーである。 | ||||
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久しぶりに小説を読みましたが、各駅で起こるドラマにどんどん吸い込まれるように読んでしまいました。 とても面白い良い小説でした。 何と言っても、私自身が宝塚で生まれ育ったので、出てくる駅や図書館など行ったことのある場所が多く、知ってるだけに非常に入り込みやすかったです。 小学生の頃は、本気で阪急電車の運転士になりたかったので、阪急電車というタイトルだけで目に止まり読みましたが、微笑ましい素敵なストーリーでした。 本棚に残しておきたい一冊です。 んー、地元に帰りたくなったなぁー | ||||
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タイトルが懐かしくて、読んでみました。 沿線を舞台にしたいろんな男女の物語。 何か甘酸っぱくてきゅんときてしまいました。 | ||||
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有川浩さんの作品を初めて読みました。優しい気持ちにさせてくれる素敵な作品でした。読みながら、この本と一緒に阪急電車に乗りたいなと思わせてくれる有川さんの文章がとても好きです。シンプルな言葉を絶妙のタイミングで使って、物語の中に心を引き寄せる言語センスは最高です。読み終えたときに、有川さんの文章にもっと触れていたいと思う気持ちの良い文章でした。 物語は阪急電車を舞台に一駅間での偶然の出会いやすれ違いが、それぞれの人の生き方に変化をもたらすという連作短編小説です。図書館での出会いから恋が始まるほんわりとした話だけでなく、同僚に恋人を寝取られた女性の復讐話や、恋人から虐待をうけている女性の話などの辛いことも描かれています。その中には日頃見かける不快な出来事、そしてそれは自分自身にも身に覚えのある話もあります。それらの不愉快な出来事に対しても、いい按排で治めるのが旨い。優しさを含んだ厳しい言葉でいさめてくれる。そして、ひと時の出会いによって助けられた人が、他の人を助けるという幸せの連鎖も私は好感を持って読みました。 徒花スクモさんの懐かしさ感じる可愛い電車の表紙、そして児玉清さんの解説も含めて素晴らしい作品です。有川浩さんの文章にあてられた甘いコメントですが、素直に「いい本に出会えました」といえる本です。 | ||||
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時間にして3時間程度でしょうか?あっという間に読み終わりました。 今から20年前に住んでいた門戸厄神、そして毎日のように利用した今津線。自分にとってはまるでその場にいるかのような、臨場感あふれる本でした。いや、正確には、阪急にに乗って車内をぼーっと眺めて、その目に映る老若男女の動きと、そこから感じる愛や人情を汲み取ろうとしている自分を思い浮かべていました。今津線はあっという間だけれども、おしゃれな宝塚と、こてこてな西宮を結んでいるから、いろんな人が沢山いたことを思い出しました。宝塚ファミリーランドに行くファミリー客、甲子園や競馬場に向かうおじちゃん、厄神さんにお参りするご老人方、関西学院のおしゃれな学生、そして、宝塚歌劇団を観に行く多くの女性達、、、。 実のところ、北口〜甲東園までは、震災前と震災後でずいぶん印象は変わりましたが、震災前も震災後も変わらない、電車から見えるあの穏やかな情景を忘れることはありません。もう一度、田んぼの横を通って歩いた門戸厄神駅から今津線に乗って、宝塚、北口に繰り出す生活をやりたいな、と思わせてくれた一冊です。 | ||||
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阪急電車という首都圏の人間にはいまいちなじみが無い電車の路線を舞台に さまざまな人の人生が交差する、不思議な小説です。 一気に読み終わる事ができますが、ところどころに仕掛けてある読者への問いかけ のようなエピソードが自分の人生のある一点を思い起こさせてくれます。 幼児期、高校生、大学生、恋愛が生まれる時期 恋愛初期、別れ、中年期そして老年期…。そしてそれぞれの時期を代弁する登場人物が他の人物に働きかけるエピソードは 自分の中の葛藤のような気もしないではありません。 でも単純に 恋愛って素晴らしいと思っておきます。 | ||||
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映画化されると聞いて読みました。 一足早い春を感じました映画も是非観に行きたい。 | ||||
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読みやすい本でした 有川浩さんの本ははじめて読んだのですが図書館戦争のアニメをみておもしろかったので買ってみました 自分の回りでも自分がしらないだけで色々な人間のストーリーがあるのかと思うとワクワクしました また機会があれば有川さんの本を読みたいと思いました | ||||
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人ってみんなつながってるんだなぁって思った!嫌なことがあっても他の人に助けられた経験って誰にでもあると思う(*^^*)そーゆー時ってなんかほんの小さな幸せでもすごい自分の人生に影響したりして☆これからは小さな幸せを見逃さないように生きていきたいなと思わされた作品です(^-^)b心がポカポカします◎ | ||||
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実家に帰る電車の中で一気に読んだょ。 緻密な構想で、各駅でのストーリーが少しずつ繋がってぃて。 自分も同じ電車に乗ってる気になっちゃったり(笑) 自分の今後の生き方について考える今日この頃。 色んな生き方がぁるよなぁって再実感。 読み終わって、自分も前に進まなきゃなって思った。 | ||||
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関西弁なのでとても読みやすくておもしろかった。電車の中など、自分の学生時代にタイムスリップしたみたいな感覚に なって、すべてにおいて頷けたし、川のオブジェが震災の後に作られて、それがライトアップされる、と震災16年目目前に知って それも書かれていたのですごい感動してしまった。 わたしは実際、この阪急宝塚線をのったことないんですけど、ぜひ機会を作って一人でぶらっと乗ってみたいと思ってます。 読んだ後、母に貸したら母も絶賛してました。60代にもウケた本です。 | ||||
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片道15分の阪急今津線。 すれ違う乗客たちが紡ぐ、ほっこりとした胸キュンストーリー。 魅了されました。 新しい恋の始まりから、 結婚式で復讐をはたした女性まで。 登場人物も子どもから大学生から、おばあさんまで、 みんな魅力的。 たまたま同じ電車に乗り合わせただけだけれど、 少しずつつながっていて、 少しずつすれ違っていて。 春にでも、ゆっくりと阪急電車に揺られたくなっちゃうじゃないですか。 “やだな、と翔子は小さな声で呟いた。 「いいもの見ちゃった」恋の始まるタイミングなんて。” | ||||
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いくつもの人々の出会いを阪急電車とその沿線で語られているが、東京に住んでいても、大阪の電車を想像できる温かいお話で良かった。 恋愛の話がほとんどだが、読んでいてどれも応援・共感してしまう内容。 それぞれの話に繋がりがあり、電車の折り返しになぞらえて話も半年後へと綴られていく話のもっていきかたが自然と入れてうまい!とも思った。 これは一押しの本であることは確か! | ||||
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「長篇小説」とのことですが、構成としては、短編集のようなかんじ。 個人的に、短編集は登場人物に深く踏み込まないうちに終わってしまう気がして、あまり好きではないのですが…この作品は別。 章ごとに主人公が変わるが、別の章においても脇役として登場する。同じ車両で同じ時間を共有する登場人物たちが、それぞれ違った背景をもちながら、違った目線で、ひとつの出来事を捉える。それがとても面白い。 2011年4月に映画化が決定しているようで、思わず検索してみた。映画版のストーリー紹介を見ると、結婚式帰りのOL・DV彼氏をもつ女子大生・孫と犬を連れて乗車する祖母がメインになる模様。 ただ、小説の方は、愛すべき登場人物は他にもいる。各章の登場人物たちは実にいい味を出している。 たしか、ダ・ヴィンチ(2011年1月号)の文庫ランキングの3位に入っていた。 その評価に見合う面白さのある作品だと思う。 | ||||
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はじめてこの作者の本を読みました。 うん、読みやすい。 そしてああっという間の物語 だけど何か残る。。(とてもいい意味で) 1つ辛口で言わせてもらえばこの物語のような事は 今の電車では絶対遭遇しないお話 少なくともこの物語の中にいる素敵な方々のような人には 今だ残念ながらお会いした事がないですね だから何か残るのかな? | ||||
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とても面白かった。 電車の中で偶然乗り合わせた他人との触れ合い、心温まるストーリーの数々。 それぞれのストーリーが、電車と共に流れて行く…。 阪急今津線の沿線に住みたくなってしまいました。 | ||||
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率直に面白かったです。 私は、有川さんの『図書館戦争』シリーズに撃沈してます。 あれ、あまり得意じゃなくて、いずれ文庫になったら再読し てみようとは思ってはいますが… ベタ甘っていうのですか? ツンデレ? そういうの、さすがに40のあれもこれも体験してきた女性に は通用しないのです(って私に夢がなさすぎか)。 ですが、この短編集は良かった。 特に2篇めが痛快〜♪ 彼氏をとられた女性が復讐する話し…個人的にとても好きで す。ちゃっかり女、いるよなぁ、こういうオンナ、、、と思 いながら読みました。 白いドレスで、元彼氏の結婚式で新郎の視線をくぎ付けにす る。そしてすっきり立ち去る。いいね、いいねぇ〜と拍手喝 さいを送りたいほど。 まあ、電車の中であれほどのコミュニケーションが成り立つ かどうか、という賛否は置いておいて… (私個人としては、そこまでリアリティを求めなくても良い かなと思ってはいます。だって、小説だもの) レビューで『義を尽くしているかと問われる小説だ』と拝見 しましたが、なるほど、この小説のすっきり感はそこにある のですね。 お孫さんと一緒のおばあちゃんもそう、花嫁を威嚇した元カ ノもそう(じゃない部分もあるけれど、義を裏切られた訳だ からいいよね)で、なるほどなるほど…という感じ。 彼氏と彼女のべたべた感は、かつての新井素子さんに通じる ものがあり、若いころ新井素子さんに傾倒した私としては、 違和感なし。こういうツンデレ?って若いころは可愛く見え てよかったけどな。 時代も違うか〜… 40のおばちゃんは、若い子カップルのべたべたに鷹揚です。 言葉でべたべたしてる分にはね(後は手をつないだり、肩抱 いたりくらいまではOK。キスはダメ〜)。 読後感もとても良くて、気持ち良い小説でした。 他の小説も読んでみようと思わせる程度の魅力がありました よ。食わず嫌いかな、と、クジラの彼、と、レインツリーの 国の2冊、買いました。 楽しみです♪ | ||||
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