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生存者ゼロ
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生存者ゼロの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
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とんでもなく恐ろしいことが次々に起きているのに(実際人々が蟻に襲われる シーンなどはかなり怖いのですが)全体の恐怖感が希薄で読み進めても 鳥肌が立つようなことが一度もありませんでした。私が鈍いだけでしょうか? また富樫の「神がナンタラカンタラ・・・」という自己陶酔のしつこい語りは 作者の思い入れがあるのかもしれませんが、ただ鬱陶しいだけでした。 どうでもいいことですが、ヘリが墜落したのに彼と弓削がなにごともなかった かのように生き残っていることの説明がなかったのはなんだかなあと思いました。 それにしても、参考文献が10冊程度なのに自衛隊のことから生物学のことまで あそこまで些細に書けるとは、著者の博学にはちょっとびっくりしました! (ヘリ他の自衛隊装備についての描写は無駄に詳し過ぎましたが・・・) | ||||
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このミスだと思って購入したら、このミス大賞だった。 ここでまずガッカリ。しかし読み始めてみるとなかなかおもしろい。 と思い始めて半分ほど読んだ所で飽きました。なんとか最後まで読んだけど。 なぜ謎の解明を小出しにしない?途中まで読んだ地点で一切謎の糸口がつかめない。 せめて伏線をちりばめてくれれば、もうちょっと飽きずに読めたのに。 主人公らしき自衛隊の男性と細菌学者の二人の葛藤だけ延々描かれるだけ。 その部分も「何回その話出すんだ?」というレベルで、近い人を失ったシーンを書いた後に 回想やら他人の口からで何度も蒸し返す。 読者はそのシーン忘れたと思ったの?覚えてるよ、ちゃんと。 そして政府が無能ってシーンも一度書いたの覚えてますよ? なのに何度連呼するのよ、政府は無能って。 一度や二度なら、同意で終わるのに何度も書かれると「なにか主張のある方なのかな?もしあるのならそれをメインで もしくはノンフィクションでお書きになればどうですか?」と言いたくなる。 さらに主人公二人に感情移入が出来れば退屈しないのだけど どうにもそれも出来ない。 謎が解明されないと、北海道民全員の命が危険にさらされる!というのに自衛官と細菌学者は いつまでも失った人のことを引きずるだけ。北海道全域というスケールが大きな話なのに焦点が小さすぎる。 後半に登場する女性も失った父親に関して激高したり、どう考えても死んでいる祖母に関していつまでも自衛官のことを恨んだりと もう話がどんどん小さくなっていく。てか、人間が小さい。 近い人を失った悲しみは判るのですが、今にも死ぬかもしれない人たちのことを考えると 死んだ人たちを悲しんだり怒ったりしてる時間が勿体ないし、それでページ稼ぎしてるのかと疑いたくなる。 途中で細菌学者は神と会話している、とか言い出す始末。 「すべては予言通りだ」とか言ってる部分がありますが神から直接聞いたのなら、預言じゃないか?(どうでもいいけど) それでもこれは伏線で、最後に細菌学者が宿主だと判明して すべてを納めるかすべてを終わらせるのか、と思っていたのに最終的にはなぜかちょっとまともに戻ってしまう。 そして宿主というどんでん返しも披露せずに終わってしまう。 終章の文章は序章の文章と合体させると、細菌学者も自衛官も自殺した自衛官も 細菌学者の奥さんが死亡する原因となる細菌に感染していて 内なる声(神様の声とか)が聞こえていたのかな? 北海道を襲った原因は収まったものの、今度はこちらで世界は危険に晒される未来が暗示されて終了。 終盤に北海道民がパニックになって逃げて、暴徒化するシーンがあるので 細菌学者と同じように好戦的状態になっている、つまり同じ細菌に感染したという伏線なのか? 北海道を襲った原因の細菌と彼らが感染している細菌が同じものなのか別のものなのか じっくり読み返せば判るのかもしれませんが、その気はないです。 | ||||
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ハリウッドB級映画の原作?。 独りよがりなキャラばかりで、忖度することを知らない。さらに他人を馬鹿にするのが大好き。 政府を無能にするのは良いけど、その中にもまともな人を配置するべきじゃなかったかな。細菌学者をまともに活躍させた方が良かったと思う。 本屋で宣伝してるのを見てどれだけ面白いんだろうと思ったのに…… | ||||
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2013年の『このミステリィーがすごい!』大賞受賞作。 これを、『このミス・・・』年間ランキングの一位と勘違いしていた。 『このミス・・・』大賞とはこのミス主催のアマチュアコンテストのことであった。 実際、作者は建設会社に勤める一サラリーマンである。 それを考えると、いやそれを考えなくとも前半の出来栄えは驚嘆すべきものだった。 世界を見回してもこれほどまでに怪異性に満ちたパンデミック物はそうないであろう。 加えて緻密かつ圧倒的迫力で書きあげた筆力。 これは、とんでもない新人が現れたぞ。 と、思いかけたら、核心の種明かしでズッコケてしまった。 いくらなんでもそりゃないよ~ 以降、それに連動して人物描写も文章もがさつになっていく。 とくに紅一点の昆虫学者の描写がひどい。 一流学者でありながら知性とは程遠いガキのような振る舞い。 ハイテンションで読み進めていたのがいっぺんで冷めてしまった。 そして最後は東宝怪獣映画並みに稚拙な物語に変わり果ててしまう。 やはり素人は素人なんだなと思った。 | ||||
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発想及びストーリー展開自体は面白いがかなり無理がある。内容自体は薄っぺらいし、文章自体も重みがない。この作者が言わんとしていると思われる正義感のようなものもやはり非常に薄っぺらく幼稚で有り読んでいて不愉快になる。全体的に極めて安っぽい小説という印象である。三流パニック映画でも、見ている間はそれなりにアクションやストーリー展開を楽しめるが、鑑賞後には時間を無駄にした感が非常に強く出てくる。この小説にも同じようなことが言える。最後まで読み通せたので星2つにしたが、あまりの安っぽい内容に本はすぐに処分してしまった。 | ||||
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〇〇に食い荒らされた遺体ならば、検死すれば感染症かどうかすぐに判断できる。体液に溺れて逃げ遅れたり死んだ〇〇〇〇が、被害者の遺体の中から見つかるはず。被害者が苦しみもがく過程で潰されたり、自動車のタイヤに潰されたりした大量の〇〇〇〇の死体が現場に残っているだろう。住民もろとも街を焼き払わなくても、〇虫剤があればいいので、北海道〇協や、札幌近郊の〇薬散布会社やイカ〇消毒などの協力があれば自衛隊の戦車砲や機関銃は使わずに済む。費用対効果の面でも通常兵器やガソリンやジェット燃料は高くつきすぎる。防護服を食い破る〇〇〇〇を防ぐのにスキマをガムテで目張りするという案もマヌケだ。アー〇製薬のゴ〇ジェットを大量にもっておくほうが時間稼ぎできるだろう。リアリティを出すためにオタクっぽい専門用語が羅列されてましたが多すぎておなかいっぱい。その割には南米のグンタイアリにライオンが喰いころされるとか・・・神様のくだりに至ってはもうわけわかりませんでした。 | ||||
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この程度の作品で大賞になるということで、「このミス」のレベルがよくわかる作品です。 文庫でも支払ったお金がもったいなく感じたが、「このミス」のレベルがわかった教科書代と思いました。 | ||||
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駄作。説明が多すぎる。ストーリー以前に文献から突っ込みました感満載で結局のところメカニズムがほぼわからないです。設定にも無理がありすぎるしミステリーじゃなくただのc級SF。久しぶりにこんなひどいの読みました。なんでこれが大賞なの?第二のジェノサイドっていう感じですね。登場人物にも感情移入できないし最後の意味もまったくわからないです。やたらと長いし。勢いで読むにはいい作品だと思います、勢いでなら。なので星2つ。普段から本を読む人には絶対勧めません | ||||
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廻田達は割と遠くでうごめくシロアリを傍観する余裕があるが それまでに対峙してきたプラントの人間含め道民や警察官に至るまで 誰も虫という事すら発せず死んでいったのが不思議で仕方がない | ||||
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つまらなかったです。途中から読むのが辛かったです。 サラリーマン作家だから仕方がないのでしょうか。 B級の劇画のような安っぽい筋書。人物描写も浅く、何の感情移入もできない。 いろいろ調べて書いてみましたって感じがしました。 | ||||
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この手の小説は、よく調べてあって、かつ読みやすいことが大前提なのかな、と思いますが、この小説は読みにくかったな・・・。自衛隊のこととか、すごくよく調べてあるのは素晴らしいのですが、詳しすぎて文字数稼ぎにしかなってない部分が多々。あと「映画化決定」を前提に書かれている感じが全体に出すぎていて、躍動感はあるのですが話が流れている感じがしませんでした。 これがデビュー作ということなので、書き馴れてらっしゃらないということは大目に見ますが、エンタメ分野ではほとんどの作家さんが「デビュー作=最高傑作」なことを考えると、これはちょっと残念な感じがしました。アフリカの僻地、自衛隊の特殊部隊、細菌研究施設等、非日常的な舞台設定をよく調査検証しましたね、というところは評価したいと思いますが、その頑張りをうまく包み隠すほどの余裕がなかったというところでしょうか。これだけの長編を一発でキメるのって難しいですよね。 | ||||
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まず、なぜこれがミステリに分類されているのか、これが一番の謎でした。 出だしから3分の1辺りまでは、冗長な部分はありますが割と疾走感もあり面白く読み進めました。 富樫氏が黙示録狂いになってきた辺りからだんだん怪しい雰囲気になってきました。 富樫氏と廻田氏の関係性は面白かったです。 ぽっと出の昆虫学者が関わってきてからは、完全にあーあ・・・という感じです。 細菌・ウイルス系のパンデミックならともかく、生態による攻撃であれば、絶対に痕跡は残るはずです。 遺体の損傷が激しいとはいえ、その痕跡すら検出できない脳無し揃いなんだなあ・・・と 遠い目をしてしまいました。というか全体的に、調査がどこもかしこも甘いんですよね・・・ 政治家以外も無能揃いだなあと。 あと、パニック時の定石なんでしょうが、町ごと薙ぎ払え!系ももう飽きました。 建物や乗り物の表現が細かすぎて、却って想像しづらいところが多かったですが、全体的に文章は読みやすかったと思います。 今後に期待したいです。 | ||||
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みなさん書かれているとおりの所感です。現場検証で死因が感染症か○○○○かわからないんですかね??? あと、ヒロインキャラがいきなり主人公の三佐が極秘プロジェクトで詰めているマンション?に直で電話かけてきたり…(そんなバ○な)。頻発する自衛隊装備・重機への過剰な描写・言及とかも暑苦しかっただけです(すべて飛ばし読み)。「須らく」の典型的誤用も残念!買わずに図書館で借りて正解でした。 | ||||
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本当にお金を無駄にした感じ。 最初は、皆さんがおっしゃる通り、ワクワクして 読んだけど、最後はもう読む気力を振り絞るのに 必死になった。自衛隊ってこんな事するの? 簡単に病院で自殺出来るの?ヤク中の学者に 頼る国家っている?ってずっと?が抜けない。 自衛隊の専門用語から官僚の長ったらしい名前が 続く所は、もう読みたくなかった… 犯人も、え?って…ガッカリ。もう、ガッカリ。 古本屋行き決定。買って読んだ時間が勿体無い。 | ||||
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全体的にガチャガチャした文章です。 メリハリがなく、ただ疲れます。 想像を膨らませたいのに、細かく書きすぎて逆に分かりづらくややこしい書き方をされ本を読む楽しみが半減してしまいました。 スピード感があるようなないような。。。 もっと謎の部分を緻密に作り込んでいるのかと思いきや、最後はダラダラとしてしまう。 ミステリーでもないような、何といえばよいのか…最後まで読むのが苦痛なフェードアウトストーリー。 言ってしまえば、久々のハズレ。 ブックカバーを付ける気にもなれず。 本屋さんで何故イチオシされているのか、今でも理解できずにいます。 主人公を一人に絞った方が良かったのでは? | ||||
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最近、エボラ出血熱やデング熱などの感染症が話題になっているので そういう類の話かと思って読んでみました。 読みやすく先がドンドン気になってとりあえず読んでいる間は楽しめます。 細菌テロを思わせる滑り出しで面白そうだと思ったのですが、、、、。 細菌が死因と思いきや。。。という発想はユニークでよいのですが 最終的な解決策が「はぁ〜?」とずっこけるレベルの御都合主義。 主要な登場人物がどいつもこいつも恨み節、泣き言、ヒステリーと うんざりしてくるほどのキャラばかり。さらに背景が薄っぺらく 感情移入できません。 ただ、国の有事において右往左往し責任のなすり合いと ミスリードで事態を悪化させる政府というのは、非常に現実味が ありました。 | ||||
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まず今作がこのミス大賞を受賞する意味がわからない。 B級エンタメ小説としては充分面白いし、暇つぶしに読むには 少し長すぎるものの分かりやすくて良いと思うのだが、なんせミステリーでも なんでもない。 ネタバレしても別に問題のないよくあるモンスターパニック物なのだ。 仮に映画化したら確実にB級特撮映画になるだろう。 自衛隊がマシンガンで○○と撃ち合う。 そこにSF映画的な科学者が絡んでくる。 ただそれだけの物語で、ミステリー要素もホラー要素も薄い。 バカミスでもなく、ジャンル自体が別物。 バイオハザード系のクリーチャー退治のお話をノベライズ化したものだと思って読めば普通に面白いです。 タイトルもなぜこれに改題したのかよく分からない。 わりとよくできたB級アクション小説でした。ちゃんちゃん。て感じ。 | ||||
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設定に無理がありすぎ。 ウイルス感染症の疑いによる大量死を主軸に話が進み、途中で真相が明らかになるのですが、最初に被害を受けた町に何も痕跡がないのはどう考えても不自然。 ラストで自然発生的に犯人の天敵が現れるのも都合いい。 主人公と思った学者は途中から狂いだし(ドラッグ中毒)、代理的に主役浮上した自衛官はキャラが薄すぎてどこでなにしたか読者が覚えられない。 最初に発見されたウイルスも解析はひとつの研究機関だけが任され、その担当者の適当ぶりがストーリー内関係者と読者をミスリードする安直な展開。 ラストは欧州の出血熱感染をちょろっとほのめかし、結局何が言いたいのかわからない。 | ||||
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私は中盤で「要するに○○モノかよ!」と本を床にたたきつけた。「じゃあ、○○業者に電話して処理して貰えばいいだけじゃねぇか!810円返せ!」と四つん這いになって泣いた。ネタバレになるので、詳しく書くことはできないのが残念だ。 宣伝には「誰か映画化して」なんて書いてあるが、こんなの映画にしたら、映画館で暴動が起きるだろう。ご都合主義満載の酷い作品。こんな作品に賞を与えるなんて正気とは思えない。 | ||||
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ミステリー大賞という肩書きがなければもしかしたら楽しめたかもしれないです。 前半はダスティンホフマン主演のアウトブレイクを思い出させるパンデミックもの。幾つもの謎がでてきて、自衛官や科学者など、事件に関係する登場人物を悩ませていく。そして、ミステリーは前半まで。 後半は、ある生物と遭遇することでそれまで分からなかった謎が一気に解け、展開もガラッとホラーパニック変わる、といった感じでした。 この時点までの展開はよかったです。もしかしたらミステリー大賞に選んだ人もここまでしか読んでないのかも知れません。 パニック物で期待するのは、人類が未知の脅威に遭ったとき、どの立場のどんな人物がどんな行動をするのか、だと僕は勝手に思ってます。残念なことに、この作品はその部分が一番面白くなかったです。 特に大臣とか部長とか、主人公の上司にあたる人物の描写が単純というか一面的というか...。 まるで、物分かりの悪い平社員の愚痴を延々聞かされているようなそんな印象でした。 これのせいで終盤はもう流し読みで、最後まで読みました。 逆に事件のパンデミックの正体の描写は驚くほど細かくて、Wikipediaをまるまる写したかのごとく細かい説明でした。正直なにを言っているのか分からなかったです。引用するのは構わないですが読者にも分かるように噛み砕いて説明してもらわないと、どれだけ設定を作り込んでいても小説ではとても伝わらないです。 あれを理解できるのは理系の限られた分野の人だけです。 おすすめしません | ||||
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