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(短編集)
1922
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1922の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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スティーヴン・キングの短篇や中篇が個人的には好きである。本作『1922』には、農夫が息子と妻を殺す中篇「1922」と、悪魔との契約を語る短篇「公正な取引」が収録されている。前者は、1922年、妻を殺害し井戸に投げ捨てたという男の告白から始まる。共犯者は14歳の息子である。トウモロコシ畑の農場主であった男は、優しくて気が弱い息子を時間をかけて説得して、事を成した。しかし、この時から彼らの身に不測の事態が次々と襲いかかってくる・・・そして息子は静かに変化していく・・・。この凄まじい不測の事態の数々は、直接読んでお楽しみください。1992では、亡霊をあるものに化身させて、底なしの恐怖に読者を導いていく。後者は、友人の不幸をブラック・ユーモア(黒い笑い)で徹底的に塗り潰す話である。スティーヴン・キングの描く世界は、おぞましい事態と暗く容赦のないものである。その引き締まったダークな語りはキングの充分なコントロールのもとにあるが、読者は、彼の物語に強く惹きつけられるでしょう。 | ||||
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