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狛犬ジョンの軌跡



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【この小説が収録されている参考書籍】
狛犬ジョンの軌跡
狛犬ジョンの軌跡

狛犬ジョンの軌跡の評価: 3.25/5点 レビュー 20件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(1pt)

惨憺たる漢字間違い

犬の物語なのに性別に「雌雄」を使っている。
「雌雄」は鳥類など、一見しただけでは性別不明の場合に用いる。「隹」は、そもそも「鳥」の意味で、「牡」の旁の「土」は勃起した男性器を意味するので、そういう外性器を持つ動物に使用しなければならない。つまり「牡牝」でないと駄目。
「雄馬」「雌馬」などと書いたら競馬ファンに馬鹿にされること請け合い。
狛犬ジョンの軌跡Amazon書評・レビュー:狛犬ジョンの軌跡より
4334928609
No.4:
(1pt)

イヌ要素ゼロ

主人公が拾ったのは外見は犬ですが中身は狛犬なので犬感はゼロです。主人公に好意を抱く女性がでてくるたび、“女が発情して濡れた性器の臭いがする”と男性週刊誌のように表現するのでこの上なく気色悪いです。そんなに濡れてばかりいる女いるんですかね…。デートのときは替えのパンツがいりそうですね。
ストリーがほとんどなく、主人公が他人をくさしているのが相当を締めます。作者が自分の好き嫌いを主人公に語らせてるのでしょう。最初は興味深く読んでいましたが、しつこすぎてうんざり。世の中には気に食わない人間はいくらでもいるでしょう。そういうのはチラシの裏にでも書いていてください…。
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4334928609
No.3:
(2pt)

結局何が言いたいのか…。

始めから終わりまで、結局何が言いたいのか解らず…。
まぁ、謎の犬が出て来て、独り身の主人公が面倒を見ることになり、振り回される流れは面白かったが、そもそも正体ばれてるし。展開も想像の範囲を越えなかったので、意外性もなく終わりました。
もう少し劇的な展開を期待してたので、星2です。
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No.2:
(1pt)

タイトルと表紙に中身がついてきてない。

初めて読んだ作家です。犬好きと表紙の凛々しさに惹かれました。ですが、中身は自分とは合いませんでした。キャラクターに魅力がない。主人公の好き嫌いが最初に書かれる箇所が多いのですが、言い出した時点からキャラクターがというよりこれは作者の好き嫌いなんじゃないか?というものを感じてしまい、違和感でした。その後もことある度に主人公が俺はこういうのが嫌いだと口にするのですが、ウザくなってきます。それでもジョンと出会って変わっていくのかと思いきやまったくなく。辛い主人公でした。また、性描写が気になりました。そういう本だと思っていなかったため、露骨な下ネタや性描写が嫌でした。別に必要ないんじゃないか、違う言葉に置き換えられるのでは?という気に。表現上仕方がないのかもしれませんがあまり気分の良いものではありませんでしたし主人公は幼少期に犬と過ごしていたようですが、ジョンに対する態度がとても犬を可愛がっていた青年とは感じられませんでした。ジョンの語りと終盤の公園の展開は良かったです。ですが、全体的に物足りない。話が動き出すのは半分以上過ぎてから。そこまでは主人公の生活を見ているだけ。ジョンとの奇妙な生活が魅力的に表現されているわけでもなく。展開も驚くようなものでもなく。正直斜め読みで結末を見届けるために読んでいた状態。狛犬という設定が生かされなかった気がします。狛犬から生物になったことが全然描かれていなくて。奇妙な犬と狛犬が直でドッキングしただけで、その間の過程が全然なかったように感じました。狛犬ジョンが魅力的なだけに残念な作品です。
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No.1:
(2pt)

作者の好き嫌いを主人公に語らせているだけの小説

垣根涼介氏は、ワイルドソウルや君たちに明日はないなど、のすばらしい著書があり、好きな作家の一人ですが、
ここ何作かは、駄作が続いているなぁ、という気がします。

この作品は、狛犬に擬人的に語らせながら、主人公の私生活や人間観を描いていく部分が主ですが、
「オイオイ、たんに作者の好き嫌いを連ねているだけじゃね?笑」と突っ込みを入れたくなります。
垣根さん個人や彼の人間観察眼に興味があればまだ読めるかもしれないですが、そうでなければおそらく読んでいて苦痛かと。
さすがに読みすすめていて「はいはい。もうわかったから。そうですね」と呆れて口にでてしまいました。
仕事感、恋愛観、人生観、人との関わり方、などなどを、33歳である建築士をする主人公の生活を描きながら論じられていますが、共感できなければ面白くもなく、押し付けがましさを感じます。

ストーリー的には、狛犬の来歴に迫っていくようなミステリー的な要素もありますが、淡々とした私小説に強いて小さな山場を加えたという程度で、物語を面白くする要素にはなりえていません。狛犬の描写もあまり多くなく、魅力を感じたり親近感を感じることもありませんでした。
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