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本日は、お日柄もよく



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【この小説が収録されている参考書籍】
本日は、お日柄もよく
本日は、お日柄もよく (徳間文庫)

本日は、お日柄もよくの評価: 3.92/5点 レビュー 346件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全35件 21~35 2/2ページ
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No.15:
(3pt)

流行小説の宿命

タイトルからして、平凡な女の子が結婚式のスピーチ上手を目指して努力し、成長する、みたいな「しゃべれどもしゃべれども」系の話かと思っていました。もちろん、口べたな子が友人の結婚式に出たのをきっかけに……といった、その手のエピソードはあるのですが、それは冒頭3分の1で終わり。その結婚式で、政治家のスピーチライターの女性に会い、彼女に導かれて民主党の政治家答弁のゴーストライターになる、みたいな話へ。

小泉純ちゃんが郵政民営化と格差社会の出現の責任を取らされ、国会で問い詰められて敗退し、民主党が取って変わる、といった2009年の事件を元にしています。名前が一字違いくらいなので、そのまま、あの政変だとわかる。しかし、しかしですね。その民主党は、ソマリアの海賊退治に日本の大切な自衛隊をアフリカくんだりまで行かせ、さらに東日本大震災で原発事故を放置し放射能を垂れ流すという、あまりにしょぼい醜態をさらしたことを知っている身には、「これが本当だとしたら、ゴーストライターにスピーチ書かせている場合じゃねえ、ちゃんと政治しろ」と言いたくなってしまう。
……と思ったら、これ、2009年に書かれているんですね。だから、民主党バンザイ、スピーチライターよくやったね、みたいな内容になっているんだ。
 当時読んだら、「政変の陰に一介のスピーチライターの女性あり」という感じで痛快だったろうなあ……。

 民主党ヨイショして、その1年後にあんな震災が起こるとは、まさか著者は思わなかったろうけど、選挙で政党があっさりかわることを思えば、著者はかなりリスクの高い題材を選んだといえる。
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No.14:
(3pt)

言葉の力、ここにあり

スピーチを題材にした小説。結婚式から政治演説まで、聴衆を引き込むスピーチとそれが生まれる過程での主人公の成長。スピーチの研究をしたくなりました。
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No.13:
(3pt)

オススメされて

友人に勧められて、これが1番だと言われ読んでみました。が、原田さんの中ではイマイチな作品でした。私にとってはという意味で。
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No.12:
(3pt)

最初の10頁だけで十分

冒頭の披露宴の場面だけで、スピーチに重要な項目が記載されています。
これを参考にスピーチしたら、周りからとても良い評価を頂きました。

ただ、物語としてはいまいちです。
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No.11:
(3pt)

期待し過ぎてしまったのかも…。

人にすすめられたので読んでみましたが、自分にとっては感動するほどではなかったです。
期待し過ぎてしまったのかもしれません。
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No.10:
(3pt)

普通。

普通でした。もし原田マハさんの作品が好きなら読んでみて損はないと思います。お仕事をされている方であれば、モチベーションにはなります。
登場人物がエリートばかりです。具体的には書かれていませんがなんとなく読めば伝わってきます。身近にいそうなタイプというよりは頭よさそうな向上心豊かなタイプの登場人物たちです。筆者も高学歴なので、こういう世界も知っているのでしょうか、、、会社も某大手広告代理店の名前に似ているのでエリートってこんな感じなのかなーっと想像してしまいました。
話は中盤でちょっとダラダラする場面があります。立候補の話のあたりです。そこでちょっと飽きてしまいそうでした。最後は納得のいく終わり方でよかったです。
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No.9:
(3pt)

前半は☆4.5、後半は…

主人公が親友の結婚式でスピーチをするまでがピーク。
そのあとはイケメンエリートに気に入られ仕事で抜擢されるもなぜか政治に関わっていって唐突に幼馴染の候補のスピーチライターに?さらに彼が当選?
今読むとやはり「民衆党」「政権交代」が薄ら寒い。スキルを磨く様子もなく、後半はどんどん適当な政治物語のようになりどんどん失速。
既出ですが、政治は絡めずもっと日常的なハレの舞台での話しでよかったんじゃないのかな?
さらにそのとどめは最後の4年後の結婚式!意地悪なイケメンエリートと結婚して子供が生まれた幼馴染やら妊婦の親友やら大円団!は間違いなく蛇足だった。
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No.8:
(3pt)

結婚式のスピーチは面白い

言葉を生業にする小説家が、スピーチライターを題材にするのは勇気がいるはず。その勇気は称えたいくらいだ。

たしかに、結婚式のスピーチは退屈なのが多いのでプロの指南は有効。結婚式の話はとても面白いし参考になる。

だけど、広告と選挙の話はイマイチ。

キャッチコピーがいいか悪いかは結果論の場合が多い。企業は、キャッチコピーを作る能力ではなくて、広告枠を抑える力と、ネームバリュー(によるアリバイ作り)で広告代理店を選んでいるのが実態。

政治家のスピーチは日本でも上手くて当たり前の時代。当たり前なので、「自分の党をぶっ壊す」とか「国境に隣国の金で塀をつくる」といった過激なスピーチでないと受けなくなっている。
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No.7:
(3pt)

中途半端かなぁ…

楽園のカンヴァスがとても面白かった記憶があったので、今回書店で手に取り購入しました。

いまいち話にのめりこめず、幾度も中断してしまったため完読するのに時間がかかってしまいました。冒頭の結婚式のシーンは面白く、これからどんな風にスピーチライターという職業が描かれるのだろう、どういう風にこと葉は成長するのだろう、と期待を持ちましたが。。スピーチライターという職業についてはさらりと描かれるのみで、あとは人間関係、政権交代に焦点が移ってしまっている印象でした。

政権交代の話については、嫌でも現実の与党野党を意識せざるを得ません。また、妊婦のたらい回しなど、現実に問題となっているトピックをもりこんでいますが、一方で、こと葉やその他の登場人物が現実離れしたキャラクターなので(皆完璧すぎるほどいい人達)、そのギャップがこの本を読んでいて気持ち悪い原因かと思います。

また、最近この小説がお仕事小説としてよく宣伝されていますが、そんなに仕事に焦点を当てているのか甚だ疑問です。恋愛小説としてはあまりにも薄っぺらいし、少女漫画的小説として読むにはやや読みにくい。ちょこちょこ社会的問題提起もしていますが、それもさらっと出てくるだけで、特に筆者の意見が感じられるわけでもない。

以上より、なんとも中途半端で、読んだ後にモヤっとする本でした。たしかにスピーチ内容は心に響くものもあり、今後スピーチの機会があれば教えを取り入れようと思いましたが。まぁあまり世に知られていないスピーチライターという職業をピックアップしているため、また、題名にとてもセンスがあるため、読む前に期待しすぎてしまいました。
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4198629854
No.6:
(3pt)

主人公の設定に疑問。

幼なじみの結婚、伝説のスピーチライターとの出会い、主人公の成長……

前半部分は主人公の心理描写が繊細に描かれていて、何かにとりつかれるようにこれに人生を懸けてみたいと感じるまっすぐさはとても素敵だと感じた。

選挙選の辺りから、主人公に感情移入しづらくなった。政治に対しての無知さを痛感し、短期集中詰め込みでストンと吸収して心に響くスピーチが書けるようになるというのは現実的でない気がする。

政治を扱うなら、政治を扱うで主人公にはもともとある程度の知識があるという設定にしたのならもっともっと話が広がるし、深みが出たのではないかと感じた。
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4198937060
No.5:
(3pt)

期待したほどではなかったけど、良作

原田マハ作品を2-3読んで、気に入ったのでこちらを購入しました。題名を知っていたので期待して読みましたが、思っていたよりも軽めの作品で、肩透かしを食らった感じです。題材は面白かったです。
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No.4:
(3pt)

うるうるきてしまいました(..)

このての本はあまり読まないのですが、仕事に、プライベートに、悩んでる時期なのでふと手に取ってしまいました。
途中何度もうるうるして、読み終わった後も心があったかくなる、そんなお話しでした。
“今”を大事に生きたいなぁ、とか、結婚したいかも、とか思えた1冊です!(^-^)
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No.3:
(3pt)

作品としては、並みなのかも

あまりにもベタな登場人物たちやストーリー展開で
ちょっとがっかり。
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No.2:
(3pt)

今となっては、民主党のスピーチ・ライターでは。。

ライト・ノベルにおさまらず、芸術の世界の作品もおもしろい作家です。

政権交代を取り入れたばかりに2013年の今となっては、政権運営できなかった民主党のイメージがじゃまになります。

言葉をだいじにする秀逸のラブ・ストーリーだったのに。。残念です。

ある意味、続編を期待します。。たとえば、

震災を経験し3年半後、悪政で下野した民衆党のスピーチライターだったブラックな過去を持つ(シングルマザーになった)主人公が、

ふたたび言葉で人を勇気づけるストーリー! なんてね。
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No.1:
(3pt)

現実がちらついて集中できない……

ひょんなことからスピーチライターを目指す、ごくごく平凡なのOLの話。
さまざまな場面でのスピーチを挟み込みながら、主人公の成長がテンポよく描かれている。

スピーチの言葉も、登場人物たちのセリフも練られていて、ああ、いい言葉だなあ、と思えるものがいくつもある。
しかし、私の心にはなぜか響かなかった。
それらの言葉が小説に根をおろしていないように思えてしまった。

その原因の一つが、この小説に描かれている政治的なエピソードだろう。
巻末には実在する団体とは関係ないと書かれてはいるが、どうしたって政権交代をめぐる二つの政党をイメージせずにはいられない団体が登場する。
小説の中で高らかに「政権交代」を訴えれば訴えるほど、現実に政権交代してからのニュースが頭をちらちらとよぎり、むなしさに襲われ、小説の中の高揚感と気持ちが寄り添えないのだ。
(これは原田さんのせいではないけれど、でも、できればもっと、現実とは違う設定だったら、と思ってしまった)

また、与党の存在自体や政策を、打倒すべき「悪」として描くのは、あまりにも単純化されすぎではないだろうか。郵政民営化とか後期高齢者医療制度とか、問題はあるかもしれないが、ベターな方法を探る中で決められたこと。現実の難しさを一切無視して、イメージだけで、「悪」として扱っている気がしてしまった。
雰囲気だけで片付けず、きちんと調べたうえで描いてほしかった。

よくできている話だなあ、よくできたスピーチだなあ、と終始、遠くから眺めるように、冷静に最後まで読みとおしてしまったことが本当に残念。平凡な主人公が、偉大なお師匠さんに才能を見いだされ、ライバルと力を尽くして戦うという、少年漫画のような王道ストーリーは楽しく読んだのだが。
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