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キネマの神様
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キネマの神様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 121~124 7/7ページ
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映画への愛がある。 主人公とその父親、そしてその友人。 転職先の社長とその仲間達。 そして海の向こうにいる素晴らしいライバル 色々な思いが映画と言う共通項の中で一つになっていく。 感動のラスト、 最初があまり期待していなかった分、いい意味で裏切られました。 とにかくおススメです。 | ||||
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つい最近、全世界がワシントンDCのモールで目撃したことは、 21世紀を見ずに去った人間にとっては奇跡に近いものだっただろう。 その奇跡は、 ブログ、FACEBOOK、YouTubeなどの (少々古臭い言い方で言えば)WEB2.0的なるものが 少なからず推力になって起こしたことは疑いようがない。 名画座。 キネ旬を思わせる映画誌。 ナニワ節な老人たち。 親子の情と絆。 この物語が素材にしているものは、 僕たちが20世紀から引きずってきたノスタルジーである。 ノスタルジーとは人間の心の奥底に澱のように張り付いている「思い」だ。 映画というもの自体、 夢だの希望だの幸福だの愛だの後悔だの絶望だの、 常に人間の周りにある「思い」を 様々な物語の形でパッケージ化したものだ。 澱のように張り付いて、 どうしようもなく現代化できない人間たちの「思い」の塊に、 作家は、デジタルネットワークという 最も現在的な推力を与える。 20世紀だったら無名の「思い」は 伝わる前に忘れ去られていたかもしれない。 でも今、人間の「思い」は、 それが熱く強いものである限り、 たとえ無名であれ、稚拙であれ、素人臭くあれ、 瞬く間に光速のネットワークに乗って、 地球の裏側や、一生訪れることのない場所へ届き、 その場所にいる人の胸に届き、 やがて奇跡のようなものを呼び起こす。 そういう意味では、 鉄腕アトムも、猫型ロボットも、 月への移住もいまだに実現してはいないけれど、 僕たちは確実に未来へやってきた。 この未来は、決して悪いもんじゃない。 作家は穏やかな物語の中で、そう語る。 どんなにクルマが売れなくても、 どんなに毎日、新聞紙面が悲鳴を上げていても、 人間が奇跡を起こせる「思い」を持っている限り、 世界はまだ大丈夫。 常に前を向いて物語を終える作家、原田マハ。 前の向き方の、スケールが大きくなった。 | ||||
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これぞ小説という展開で、どんどん引き込まれていきました。 作者の思いもとてもよく伝わってきました。 映画をテーマにした内容ですが、仕事をすることの意味などいろいろな要素があります。 好きな仕事をしている人たち。うらやましかったです。 映画も人を幸せにする、小説も人を幸せにする。元気をもらいました。 観ていない映画がたくさん。映画館にはなかなか行けないけど、がんばって観よう! ラストは電車で読みましたが、涙をこぼさずに、鼻水をたらさずに読み進めるのが大変でした。 でも「ゆうちゅうぶ」、笑えました! | ||||
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原田マハさんの小説には、悪意のある人って出てこない。 その辺がけっこう気にいってて、この本の中にもやっぱりそんな人はいない。 こんなのありえない〜でしょ・・・なんてコトをさらりと書いちゃう。 図書館で座りこごちのよいソファーで読んでたら、ポロポロきちゃって、ヤバイ、これはヤバイとそそくさと出てきました(笑)いいよねぇ この人のお話は。最近ハマってます。 | ||||
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