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キネマの神様
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キネマの神様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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道徳の教科書に載るような、24時間テレビで放送されるような、そんな物語。 家族、友情、古き良きものを残す、あるものを愛する心(この本では映画)が奇跡を起こす。そんな言葉がこの本からは連想される。 | ||||
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ストーリーの陳腐さはこの作者の持ち味というか、それで売れているのだからとやかく言いませんが…。 本当に映画が好きならフィールド・オブ・ドリームスやシネマ・パラダイスといった名作のあらすじにとどまらず、崇高なるラストシーンまで事細かにバラします?。ぜーんぶ解説します?、小説で。 ラストに向けての長い長い旅路を見る人それぞれが辿ったあとに訪れる感情なのに…。 映画未見(でこれから観ようとする)の人が気の毒。 映画愛じゃなくて、自分の父親への個人愛を書いて陶酔しているとしか感じられませんでした。 | ||||
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公開中の映画の原作ということで読みました。ストーリーは映画とはまるで違っていました。原田マハさんの綴る文章は柔らかなリズムがあって、心地いいです。 が、徐々に気持ち悪くなっていきました。主人公が会社をやめざるを得ない試練から始まりますが、その後は善人と善意のオンパレード。世の中こんなだったら誰も苦労しないよ、と思います。だから読者はホッとする? 私は絵空事で慰めてもらってもなあ、と思いました。 それにしても、作中人物の文章も結局は作者の文章なのに、それを「映画へのリスペクトが素直に現れていて、一気に読んでしまった」とか、自分で絶賛するような構造になっているのって、自分で気恥ずかしくならないのだろうか、小説家ってナルシストが多いとは思うけど、この作品の自己陶酔はまったく気持ち悪かったです。 | ||||
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作品はよいとおもいます!折角新品を購入したのに、包装が良くなかったのか、カバーが少し切れていて残念。店舗できちんと確認し、購入した方がよいのかなと思いました。 | ||||
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ニューシネマパラダイスを未見のかたは要注意です。ネタバレがあります。登場人物のキャラクターに魅力がなく、最後まで感情移入できなかった。 | ||||
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映画鑑賞歴ウン十年ですが、小説はほとんど読みません。映画と小説は「兎に角ちがいます」としか言えないんですが。 この小説を読んでいて、面白くなってきたのはローズバッドという人物が登場して以降。それ(その頁)までは、どこかで観た(マンガなどで読んだ)ような話。そしてふたたび、どこかで観たような光景を描いて小説は終わりました。 以前より、喫茶店のマスターと常連さんからマハさんが面白いと聞いていて、志村けんさん逝去(平積みになった文庫には志村さんら4人の主要キャストの載ったオビがついていました)をキッカケに、とりあえずこの本を手に取りました。 私も某サイトで映画の感想などを、毎日のように書いています。 ケヴィン・コスナーの映画についてゴウ氏が書く内容に近いものは、そのサイトにも(連日)溢れています、映画への深い愛情は、この小説のように報われることは無いということを私は知っているつもりです。ですから、この小説のエンディングがたいへん空虚なものに感じました。 もう十五年くらい前の作品であり、インターネットの世界は日進月歩でしょうから、単に「かつて夢想し得たことが、現在においてはおよそあり得ないものとなった」だけなのかも知れません。私がたまたま "不幸な読者" であるに過ぎないということであれば、それも仕方のないことですね、ただ評価の星を少なくして、ただただ(現在大半が閉鎖状態におちいっている)映画館の営業再開を待望するばかりです。 | ||||
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四十を前に、突然会社を辞めた娘。映画とギャンブルに依存するダメな父。二人に舞い降りた奇跡とは―。壊れかけた家族を映画が救う、奇跡の物語。 | ||||
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『楽園のカンヴァス』から原田さんのファンになり、随分その著作を 読んでいますが、キャラター描写が妙に立ちすぎていて違和感を感じました。 特にギャンブル依存の父親とそれを支える糟糠の妻、無職・独身の娘。 これはかなり苦しく悲惨な状況ですが、周りの温かい人たちに囲まれて その辛さをやり過ごす‥といった感じで妙に明るいのです。 多分筆者は巧妙にそのギャンブル依存の悲惨さから目を背けるために、 リアリティのない家族になってしまったんですよね。 結果、ギャンブルから足を洗い映画批評でその父親が救われていく過程に 読んでいても引き込まれないのです。 だってもともと救われている(かのように見える)主人公なので。 途中から三浦しおんさんの著作に似ているーなんとなく映像化を 念頭に書かれた本のように感じました。 ちなみに読みどころであるはずの映画批評自体の部分も 心を動かされることはありませんでした。 | ||||
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とてもかび臭くて読む気がしません。 虫干ししてみましたがダメでした。 残念です。 | ||||
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わかりやすい脚本に、わかりやすくキャラ立ちされた人物たちのおかげで、読み易さはあり、300ページほどの物語ですが、時間もかからずに読み進められました。 ですが、ありきたりなストーリーに、少し痛々しい人物たちに、興ざめてしまったと感じます。また、大絶賛されているゴウちゃんの映画感想もそこまで心温まるような、人間味あるようなものでもないとも感じました。 気晴らしに読むには良かったのですが、内容の濃いような物語にも思えず、私はあまり気にいることはなかったです、批判しているわけではないのですが… むしろ、さいごの片桐はいりの執筆の方が惹きつけられました。完全に好みの問題ですね。 | ||||
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あちこちで描き尽くされたようなステレオタイプの人物が次々と登場し、 都合良くその役割を果たして出来過ぎな奇跡が次々と起こりみんなの心がひとつになるという何とも安っぽく押し付けがましい感動作でした。 出てくる映画作品も特に意外性もひねりも無いベタなモノばかり。 この作品がこんなに高評価なのもこれまた奇跡なり。 | ||||
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同著者の「楽園のカンヴァス」にいたく感動し、本当に面白い本を読んだという満足感にあふれていて、またああいう気持ちになりたいと思って手に取りました。私は映画好きなので、きっと楽しめる本だろうと。 しかし、無職になった主人公がなんだかいくらで仕事しているんだか雑誌のライターに収まるあたりから、どうも都合よく話が流れ始めて、父親が書いたブログが日本だけでなく海外でまで…とかそのあたりもジャンジャン都合よく話が流れるので、どうも面白いとまでは言えない本でした。 父親とローズ・バッドの絆の部分は確かに感動するんだけれど、でもローズ・バッドが実は…とかいうところも、それはどうかなぁと思うような設定だったし、そもそもギャンブル依存がそう簡単には治らないと思うので、なんか楽観的すぎる。 無職の彼女、依存症の父親、あまりに簡単に解決してしまっているのが残念。 | ||||
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こちらでの評価がすごく高いので期待して購入しました。確かに、話のテンポが良く、読みやすい本でした。しかし、内容はずいぶんと現実離れしたもので(それが小説というものと言われれるかもしれませんが)、全くといっていいほど感情移入(感動)できませんでした。ここまで評価が高いのはなぜなんだろう?と思わずにはいられませんでした。 | ||||
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自分はどちらかと言うと映画好きの分野に入るだろうと思いますが、この作品は全く気に入りませんでした。 40近い大企業のキャリアウーマンが映画好きの父の感想メモをネットにアップしたら有名映画雑誌から直ぐに連絡が来て入社?父が映画の感想をブログに書いてたら大人気?なんですかね、このリアリティ皆無のストーリーは。。。 父が書いてるブログ本編が文中にも出てきますが、まさに「感想」であり映画評論からはかなり遠いものに感じます。それでもその「感想」が面白ければまだいいのですが。。 こんな「感想」が映画ファンの間でネットで話題になる、ってどこのファンタジーですかね?「映画好き」「ネット」の描かれ方にリアリティを全く感じませんでした。 | ||||
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39歳独身、一流企業管理職を退いて映画情報誌の編集者となった主人公と、ギャンブル狂の父親が映画を通して救われるという話。 映画の紹介については確かに、素敵な表現もあったのですが、ストーリーそのものは非常に軽薄に感じた。 一流企業と言わずとも一般企業で働いた人が、こんなに無鉄砲で非現実的な行動に出るものだろうか? 以前勤めた会社の後輩 川野辺と会うシーンなどは、非現実的なことを言う主人公と対峙する川野辺の言い分に分があるものの、「鼻の穴をおっぴろげている」といったような見かけの描写だけで、川野辺が不快な人物と印象づけようとしているように感じた。高峰編集長のスポンサーに対する態度も一貫性がない。 編集長の息子が引きこもりを脱して、髪を切ったらイケメン、しかも態度に主人公への好意をにじませている、年下の同僚はぶっきらぼうだがいざというとき頼りになり、こちらも主人公への好意をにじませているなど、「本気でいってるの…?」というシーンが満載で、終盤一気読みでした。 本作に登場する映画には以前観たものも多くありましたが、「映画が主役の小説がこのような内容で、映画好きはこれでいいのか?!」というのが感想です。 | ||||
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面白おかしくしたいあまりに、大人をなめたような非現実的な設定、叙述がかなりある。筆達者でエンターテインメントの要素を盛り込む腕は確かだが、もっとまじめに、信憑性のあるものにして貰いたい。童話ではない。子供だましみたいな、マトモな大人をなめた作品である。 | ||||
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