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キネマの神様
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キネマの神様の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.32pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全124件 61~80 4/7ページ
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この作者の作品は初めてだったがとても楽しめた、作中の映画も知らない作品も多かったので 観てみようと思う | ||||
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出来すぎたストーリー展開、次々に舞い降りる奇跡、それこそ映画を見ているようなそんな一冊。 映画の素晴らしさを、ゴウちゃんの言葉を通じて、これでもかとばかりに素直に、率直に、訴えかけてくれます。そこに家族愛がふんだんに散りばめられ、読後感はまさに感動映画のエンドロール。 この本を読んで名画座に行きたくなった人、多数いるんでしょう(もちろん当方もその1人です)。 ニュー・シネマ・パラダイスにフィールド・オブ・ドリームス、名画座で見てみたいですね。 久しぶりに心から感動する一冊でした。ありがとう。 | ||||
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この本には、四十歳にして年収一千万円の課長職を投げうって、自分の道を探し求める主人公の生き方や、その父の借金まみれの人生からの脱出劇といった人生ドラマの側面は、当然あるのですが、私はとにかく「映画を愛する」情熱を感じてやみませんでした。 私も一時期年間三百本近くの映画を劇場で見ていました。その原点は、学生時代に通った「名画座」でした。同時代では見られなかった「名画」の多くをその場所で見ました。 最近では、そうした「名画座」は名古屋の街からほぼ消滅しました。私自身も。映画をTVやDVDで見ることが多くなってしまいました。でも、やっぱり映画は大画面で見たい。それは今も変わらない気持ちです。家を建て直す時、なんとかホームシアターを作りたいと思ったのですが叶いませんでした。 この本を読んでいて、学生時代のことをつくづく思いだしました。感受性の強かった時代のことで、大笑いしながらも感動して涙を流し、エンドロールが終わっても席を立てなくなっていました。今は、そんな感動はなかなかありません。人間的に感受性が弱くなったのかも知れませんし、映画自体にそれだけの作品が少なくなったのかも知れません。 今は、年に十本位しか劇場に足を運べていませんが、あの当時の感動をもう一度感じたいと思いながら、この本を置きました。 | ||||
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テンポよく読めて最後がハッピーエンド。 単純に「最高!」と気持ちよく読了。涙も流せてスッキリしました。 「観るたびに思う。映画は旅なのだと。」 読み始めてすぐの言葉です。 読書も旅であり、名画ですね。 離れて暮らす両親にも会いたくなるし、映画も見たいし本も読みたい。 やりたいことが増えてしまう良い本でした。 | ||||
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タイトルの通り英語好きにはグッと来る小説なのだけど、ある程度、新旧洋邦の有名な映画や監督、俳優を知らないと何の事やらとなってしまうかも。 本日は〜でも思ったけれど、原田さんは根っからの『小説家』ではないからなのか、『小説とは』という概念をあまり意識させない物語を書かれる方だなあと思う。 事件は起きるけれど、基本的には最初から最後までどこかハッピー。すべてが順調に、上手くいく。長い人生において、そういう時期って誰しもあると思うんだけど、そういう時期を切り取ったような物語。心地良い涙を流せる一冊でした。 | ||||
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原田マハさんの作品はどれも好きですが、この作品は私の中で一押しです!色々な映画が出てきて読み終わった後に映画が無性に観たくなります。親子愛、友情愛に感動しました。心がほんわかする作品です。 | ||||
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心に沁みる文通。ネット時代が叶えてくれた奇跡の交流ですね。ちょっと都合良くいきすぎかもと思うところもあったけど、おじいさんふたりのやりとりが素敵すぎて気持ちをしらけさせない。しばらく余韻に浸りたい。 | ||||
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マハさん、(^^)いいですねー、文庫また、電子書籍も、購入しました(^^)、スマホ依存症かなー お父さんと、娘また、あー良いなー、 ありがとうございます! | ||||
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家族の再生の話かと思いきや、壮大なスケールへと展開する。マハさんらしく、でも決してありふれないストーリーでした。ふっと微笑んだり、涙したり、読んだ後の幸せ感は堪りません。 | ||||
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根が単純なせいか、つんのめるようにページを捲り、一気に読み進め、そして読み終えました。何故、もっと早く読まなかったんだろうと思わせてくれる作品でした。 | ||||
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ひとつの映画について、80歳の映画好きおじいさんと伝説の評論家のバトルが素晴らしい。 ネットが始まった頃のうきうきした気持ちを思い出し、一気に読みました。 | ||||
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読んだ後、映画を観に行きたくなりました。テンポ良く話が進むので、一気に読みました。 | ||||
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映画評論家、映画雑誌編集者、映画館(名画座)の館長など。 “鑑賞する側”の人々の、映画にまつわる、温かい「つながり」の物語。 本作においても原田マハさんにすっかり号泣させられてしまいました... なにはともあれ「ゴウ」さんこと、円山郷直の映画評論が素敵すぎる。 ゴウさんの日常生活のだらしなさと映画に対する一途な言動、そして、終始、主人公の歩(あゆみ)目線で語られることによる間接的な心象描写などが絶妙に相俟って、ゴウさんの映画評論に、深みや温かさ、柔らかさを与えてくれているように思います。 また、それは、視点の異なる異国の評論家との対決によって、より一層引き立つ。 この対立構造は、テアトル銀座と建設予定のシネコンにも当てはまり... これらの対立構造がバランスよく散りばめられ、物語に心地よいリズムを与える。 そして何より、全ての登場人物の(おそらくは誰よりも作者の)、映画への愛情・想いが、温かい「つながり」「物語」を創り出していく。 立場や境遇、生まれ育った環境、言葉、文化。 それぞれにそれぞれ違ったものを持ち、異なる価値観で生きている。 でも、ヒトの創りし映画は、「キネマの神様」は、それを乗り越え、人々をつないでいく。 やっぱり、映画っていいなぁ... そう、改めて実感させられる、心に残る一冊です。 | ||||
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楽園のカンヴァスで原田マハさんのファンになり、次にこれを読みました。 期待を裏切らぬ素晴らしい1冊でした。 子どもの寝顔を見ている時の幸せ、気のおけない友人と過ごす時間の幸せ、そんな日常の何気ない幸せは間違ってないのだと強く感じさせてくれました。 そしてもちろん、"良い本に出会えた時" も幸せですね! | ||||
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予定調和で出来過ぎたストーリーなのに、気持ちよくページが進んでいく。 それもテーマは読者に論客も多いだろう映画(評)だ。小説としての難易度は決して低くないはず。 ありふれた言葉で言えば、著者の映画に対する愛情だろう。決して表面的ではなく、迎合的ではなく、だけれども共感できる映画評が根底にあってこの小説が成り立っている。 映画を語りだすと、熱くならなければ嘘だけど、最後は「そうなんだよなぁ」って共感しながら枝豆をつまむのはこの上なく心地がいい。読みながらそんな感覚を覚える。 | ||||
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展開の面白さ、文章の流れ、すべてにおいて惹きつけられました。途中で左上のページ数が気になってしまうのは、この素晴らしい物語に、まだ幕を閉じてほしくないから。私もキネマの神様に感謝します。 | ||||
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映画を愛する人にとって、たまらない本である。人と人の交流が、映画を通じて深まり、意外な結末に至る。読んで希望が湧いてきた。 | ||||
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映画(キネマ)がテーマのお話しですが、そんなこと関係なくだれでも楽しめるこころ暖まるお話しです。 原田ハマさんの本では、今のところこれが一番好きです。 | ||||
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波に乗るととんとん拍子にことが大きく進んでいきます。 こんなうまい具合には…だが、それでいいのです。 なにしろ”神様”の話なのですから。 大手デベロッパーで課長の地位まで上っていた歩は、もともと映画大好き人間で、 シネコンを中心とする施設にかかわっていましたが、社内のいざこざで退職します。 彼女には、子供の頃から映画に目がないが麻雀にも夢中で借金をしてばかりいる困った父親がいます。 父親の”病気”なんとかしなくては……。 ところが、堂々巡りのように思われた過程で 歩は、斜陽の老舗映画雑誌社に誘われることになります。 それだけではありません。 かかわる人たちが少しずつ まるで”神様”の手によってでもいるかのように 明るい方向へ回り始めます。 半分近くまで読んだあたりから大きな展開を見せ始め 先へ先へとページをめくらざるを得ない状況に。 べたな展開だと思いながらも、最後はほんとうに素直な気持ちで感動します。 好きなことをとことん愛していると ほんとうに”神様”が動いてくれるのかもしれない、と 幸福感に包まれる素敵な小説です。 映画ファンならだれでも知っている映画のタイトルばかり出てきますが キーポイントとなるあの映画……また見たくなりました。 | ||||
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よい作品です。 ネットでの書き込みの応酬や、映画評など、小説にされるとクスクスプーな感じになってしまう作品が多い中、そうならないのは作者の力量でしょう。 映画好きのお父さんにプレゼントして欲しい一冊。 | ||||
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