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ノンストップ!
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ノンストップ!の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.13pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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いやー、久々に堪能しましたね。正にタイトル通りのノンストップで一気読みしました。翻訳が手馴れていて実に 見事。翻訳くさくなく最高。原書で読むのもまた良しと思い、早速アマゾンに原書をオーダーし、いま100頁ぐらいのところを読んでいるところ。こんな面白い小説はないと、サイモン・カーニックの本を数冊購入したけれど、 この「ノンストップ」がいまのところ最高じゃないかな。最後にもう一度、海外ものは翻訳臭さがどこかにあるものだけれど、訳者佐藤耕士の邦訳は天下一品、ばっしりこの訳者の名前を私の脳味噌にインプットさせていただきました。 | ||||
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書店で偶然手に取ってみて購入したのだが、これは拾いものだった。 何度も読み返したり、深読みしたりする類の小説ではないが、娯楽小説としては抜群に面白かった。 平凡なサラリーマンが突然身に覚えのない犯罪に巻き込まれ、24時間の逃走を繰り広げる。 内容を要約すればこれだけの話ではあるのだが、 「なぜ逃げなきゃいけないのか?」「何の事件に巻き込まれてるのか?「犯人は誰なのか?」 と言った謎が最初は明かされず、わけのわからないまま次々と事件が起こっていくので次の展開が気になって仕方ない。 映画とかでもよくある設定の逃走劇で、「ありがちだ!」との批判もあるだろうが、この設定は抜群に面白い。 主人公がわけのわからないまま危険な事件に巻き込まれ逃亡、戦闘を繰り返す。 確かによくある設定だろうが、面白いものは面白いし、爽快感がある。 娯楽小説はこうでなくちゃね。 プロットがどうだとか、設定がどうだとか、評論家気取りで難しい事を言いたい人には向いてないんだろうが、楽しく読書したい人にはオススメ。 この作家の他の作品も読んでみたくなった。 | ||||
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ハイスピードを先に読み、 面白かったので購入しました。 こちらのほうが主人公が平凡なので、 より不条理感があり面白い気がします。 結末がすっきりしませんが。 ベッドで眠くなるまで読む習慣なのですが、 やめどころがなく、一気読みしてしまいました。 時々閉じてじっくり味わうようなストーリーではありません。 緊迫した感覚を維持したまま、 アクション映画を観るように読み通してしまわないと、 魅力が半減すると思います。 | ||||
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某掲示板で勧められており、Amazonのレビューで確認した所高評価だった為購入しました。 ありふれたプロットに単調な文章とセリフの連続で、読者を惹きつける要素は何一つありません。 小説の内容からは原題・邦題に掲げているような無慈悲さや疾走感は感じられず、表現力・文章力の低い作家さんなのだと認識しました。 今後この作者の作品を手に取ることはないです。 | ||||
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タイトル通り、物語はノンストップで進む。 作中は二日なので、中断するなら そこしかない。 | ||||
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平凡なサラリーマンに、突如理不尽で理解不能な恐怖が次から次へと襲い掛かる話である。 ノンストップとのタイトルどうり、息も継がせぬバイオレンスを読ませる著者の意図は成功してる。 が、この物語の基底にある犯罪のプロットに深みがないのが物足りない。 登場する殺し屋が二流のハリウッド映画に登場するプロトタイプなのが笑わせる。 話題作だが読んでなかったから読んでみたが、話題作にあまり期待しないほうがいいようだ。 | ||||
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英国の新鋭ミステリー作家サイモン・カーニックの第5作。それにしても、つけもつけたりこの邦題『ノンストップ!』。まさにジェットコースターの勢いのサスペンス劇である。 ’10年、「週刊文春ミステリーベスト10」海外部門で第8位、「このミステリーがすごい!」海外編で同点第15位。講談社の文庫情報誌『IN★POCKET』の’10年11月号「2010年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」で「総合」第11位、「翻訳家&評論家が選んだ」部門第8位にランクインしている。 ‘ぼく’ことトーマス(通称トム)・デビット・メロンは35才。<イージー・ソフトウェア・サービス>でセールス・マネージャーをつとめ、妻とふたりの子供を持つ普通の男。5月後半の曇った土曜日の午後3時1分。疎遠になっていた幼なじみの弁護士ジャックからの、何者かに襲われて断末魔の、しかも‘ぼく’の住所を相手に告げる電話から‘ぼく’の平穏な生活は一気に崩壊する。 子供たちを義母に預け、何度かけても携帯が留守電になる妻の勤め先の大学の研究室に向かうが、そこでナイフを持った男に襲われる。身に覚えのない殺人の容疑で逮捕される。ここまでわずかに50ページ。あとは一気呵成だ。釈放されると今度は謎の集団に拉致される。覆面捜査官と名乗る男に救われ、別荘に赴き妻と出会ったのもつかの間、子供たちが誘拐され、またまた襲撃を受ける。 各章の場面転換のたびに、その最後の1行が、衝撃的な疑問と疑惑を噴出させ、読者に息つく暇を与えなかったり、‘ぼく’、敏腕警部補、変態殺し屋の3つの視点があったりというカーニックの演出の手腕に、ページを捲る手が止まらない。 それだけではなく、ストーリーの合間に見せる、‘ぼく’の、疑いながらも妻を想う気持ちと子供たちへの愛情や、心に傷を負った警部補が法を犯す心情などの情念が垣間見えるところも読みどころのひとつだ。 そして、24時間の逃亡と追走と脅迫の果てに訪れる“どんでん返し”と、いくつもの殺人が絡んだおぞましい真相。 本書は、ただの『ノンストップ!』逃走劇だけではない、英国で40万部のヒットとなったのもうなずける、重層的で実に読み応えのあるミステリーである。 | ||||
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こういう「やめられない止まらない」作品は大好物! 本書が面白かったので、新潮社から出てる過去の作品も読んでみました。 『ノンストップ!』→『殺す警官』→『覗く銃口』。 ちょうど、5作目→1作目→2作目という順番。 登場人物が再登場してるんですよね。 あれれ?と振り返れば『覗く銃口』で大活躍したギャラン刑事が『ノンストップ!』では故人になっていたり… 『ノンストップ!』で黒後家蜘蛛と呼ばれたティナ元刑事も『覗く銃口』に脇役で出てたり。 翻訳されていない3作目、4作目で何が起こったのか気になって仕方がない。 4作目は1作目の続編だというし、1作目の「殺す警官」の後任として2作目以降同じ職場に配属されるのが、本作ではすでに故人のギャラン刑事だし。 『ノンストップ!』の最後に生き残ったミステリアスな人物も、たぶん次作以降に再登場して活躍するんだろうな〜 もちろん本作だけ読んでも十分楽しめます。 読ませる勢いは本書がダントツだけど、他の作品のほうがクライムノベルの色合い濃くて、読み終えた後も忘れられない。 どっちの出版社でも構わないから全作翻訳出版してくれないかしら? | ||||
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この手の小説は 一定の空いた時間に退屈しのぎに読むのが正道だろうが(通勤電車の苦痛逃れとか)本書のように 情報機関と傭兵と小児愛の本場イギリスが舞台だと フィクションだとはいえノンフィクションみたいな感じがして来て、興奮した気分になります。 個々のアクション場面はノンストップの名に恥じないスリルの連続です。 「あんたら市民は俺達がその汚い物をさわって、カーペットの下に押し込んでやってるから気がつかないだけなんだよ」 なんともカッコイイ台詞です。今日もイギリスでは魑魅魍魎達とエージェントの暗闘が繰り広げられてるのでしょうか? 他のカーニックも読みたくなりました! | ||||
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年末にはいつもミステリーをいくつか読むことを楽しみにしていますが、タイトルに惹かれて読んでみました。 主人公は突然生命を狙われる展開になり、さらには妻の秘密に翻弄され誠にお気の毒なのですが、関連する人物の多様さも含めて盛り沢山な内容が、物語の上ではわずか2日間の出来事。まさにノンストップにこれでもか、とイベントが押し寄せてきて、読む側としては何日も掛けるわけにはいきません(笑)。 他に書いていらっしゃる方もいますが、こういう目にあった主人公の心情が丹念に描かれています。物語のスリルに面白かったと感じる以上に、読後は自分が主人公と同じ状況ではどうするのかを考えさせられました。 | ||||
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読み始めは、よくある巻き込まれスリラーの一つかと対して期待もしていませんでしたが、読み進むうちにどんどんドライブがかかってきました。 たしかに邦題どおり、ノンストップのスリラーが展開されますが、ただ力押しに進めるのではなく、巧みに緩急をつけて物語りにサプライズを提供してくれています。 ネタばれになるので詳しくは書けませんが、例えば登場人物の立場に新しい要素を付け加えることによって物語にまったく異なる視点を持ち込ませたり、予定調和から外れた行動を取らせることで良くある話とは違った緊張感を与えたりといった物語作りの巧みさに冴えが見えます。 他の著作とゆるいシリーズ物になっているようなので、是非他も翻訳して欲しいと思います。 | ||||
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現代英国のクライム・ノヴェル界を引っ張る期待の若手カーニックの第5作にして本国で初のベストセラーとなった出世作です。本書は訳題の通りに冒頭から謎また謎の連続で手に汗握りながら最後まで息も吐かずに読み進められる最速のサスペンス小説であるのは間違いありません。しかし意外な事に読み終えると著者の本質がどうやら別の部分にありそうだという事実に気づかされます。 土曜日の午後ロンドン郊外の自宅にいたトムに突然旧友ジャックから切迫した電話がかかり、彼は謎の追跡者達にトムの住所を告げた後で殺されてしまう。何故なのか全く理由が解らぬまま身の危険を感じたトムは幼い娘と息子を連れて間一髪車で家を飛び出す。その後妻のキャシーと連絡を取るべく職場の大学を訪れたトムはオフィスで妻の同僚女性の殺人事件に遭遇し、駆けつけた警察から疑われ容疑者として拘束される。一方、高名な首席判事の不審な自殺の謎を調べていたNCS(国家犯罪対策局)のマイク・ボルト警部補は、弁護士ジャックの殺人に事件との接点を見つけトムに辿り着くが彼は既に釈放された後だった。 影で暗躍する大物が雇った凶悪なプロの殺し屋レンチに追われる平凡な素人証券マンのトムが途中で落ち合った妻を守って必死で戦う場面やボルト警部補が犯罪者に取った警察官らしからぬ行動や意外な犯人を含む犯罪の背景が読み所だと思いますが、最後に判明する謀略の全貌は残念ながら案外に平凡で大きな驚きは感じませんでした。それよりも心に残ったのは、恋人だった男性刑事の自殺に疑いを抱き続ける元女刑事ティア、数年前に謎の自動車事故で妻を失った悲しい記憶を抱えて生きるボルト警部補、そして中々真実を話さない妻に疑惑を抱きながらも決して見捨てずに家族の絆を守ろうと努める主人公トムの愛すべき性格です。派手な筋書きとは別に家族の絆や人間のふれあいの部分をしっかりと書き込む著者の今後更なる活躍を期待します。 | ||||
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帯に書いてある通り物語はどんどん展開していく。ジェットコースター小説と言えばジェフリー・ディヴァー並みとでもいえるかもしれない。ただ物語が主人公の一人称と他の登場人物の三人称から書かれているので、読む側の視点が定まらない。また主人公の夫婦関係も絡んできて内容が複層的になってくるので、スピード感は感じるがプロットの捻りやどんでん返しのようなワクワク感は感じられない。 最後の方で、主人公夫婦の行く末は暗示されるが、登場人物の一人も再登場して、重要な証拠を持ち去る結末もすっきりしない。この後味の悪さが英国的小説の持ち味なのか… ただ解説を読むと作者の小説世界はロンドンを舞台に構築されていて、登場人物たちがゆるやかに繋がっているとのことらしい。とすればすっきりしない結末が、どこかの事件の発端なるのか。そう考えると、新しい作品や前作を読んでみようかという気にさせる。 ところでタイトルの「ノンストップ!」は小説の展開スピードを言っているのだろうが、原題の「RELENTLESS」の方が、登場人物たちの状況をよく表しているのではないかと思う。 | ||||
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いや〜普段購入前に後書きを読まないことが多いので、新発掘の英国作家の翻訳本のつもりで 読み進んでいたのだが、あんまり面白いので、他にどんな作品を書いているのかと、後ろを見たら、 なんとあの、私の好きな「殺す警官」「覗く銃口」などを書し、<次代のノワールの帝王>と呼ばれた、 あのカーニックだった!これまで新潮文庫出版だったので、まさか文春とは.. 思わず得した気分になりました。それで納得しました。 相変わらずのハイテンション、迷路の中を疾走する心細さと全て理解出来たときのカタルシス、あっとおどろく裏切り、 おもしろいはず。 値段も手頃、是非ご一読を、きっと面白いと思われます。 それより、「殺す警官」に続編が出ているとは..どっか出版予定はないのか? 今是非読みたい本となりました。 | ||||
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