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水滸伝
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水滸伝の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 21~40 2/4ページ
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この作品を読まずして何を読むのか? くだらないマーケティング本や成功術ノウハウ本など、この作品を前にして存在する意味がありません。 この北方大水滸伝シリーズを読むことで、「人とは何処から生まれ、何を考え、何処へ進み、どう終わるか。 」 「人」のすべてが物語られています。 日本の文学史に残る名作です。 | ||||
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文庫本でも持ってるけど、kindle版だと何時でも読めるし、かさばらないからGOOD。 北方水滸伝は何度読み返しても飽きない。 | ||||
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血湧き肉躍る。 また友情や同士という形での繋がり。 想いを持った人々の、これから始まる戦いの序章と言った感じで、先が楽しみです。 | ||||
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北方謙三版水滸伝ですが、全巻読むのにかなり掛かります。が、この一巻から最初の数ページでぐいぐいストーリーに引き込まれます。 豪傑達が暴れるシーンや生い立ち、濡れ場とそして死に様は流石ハードボイルド作家北方謙三!という感じ。 著者は何かのインタビューでこの「水滸伝」を書く動機に強くキューバ革命の影響がある、と仰っていました。なるほど少数精鋭の男達が清い志を胸に多勢に無勢ながら猛進してゆく様は読んでいて納得すると同時に熱いものが込み上げて来ます。 そして国とはどうあるべきか? というこの人類の永遠のテーマとも言えるものを投げかけ、豪傑達と共に傷つきながら読み進めます。 水滸伝の最大の魅力として豪傑であると同時にそれぞれ持つ弱さ。 その弱さに翻弄されながらも、揺れ動く心を繋ぎとめる一条の光のような志。 しかし、終盤に差し掛かるとその志さえ揺れ動き―・・・ 男と女、家族、人間とは、国とは、壮大なスケールを志というものに集約させながら見事に書ききっていると思います。 お馴染みの王進、花和尚、林沖、九紋龍などの名シーンも書かれており以前からの水滸伝ファンの方も楽しめると思います。 | ||||
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友人に「読み出したら止まらなくなる」と言われてその場でKindle版を購入した。結局僕はこの一冊で終わってしまった。登場人物の個性よりキャラが立っているので、こういう作品は漫画で読んでみたい。 | ||||
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腐敗した国に対し集結し立ち上がる漢たち。 テーマはシンプルだが一人一人の主役達がそれぞれ別の魅力を持っており 自然と物語に引き込まれる。 個人的に好きなところは登場人物たちが決して自己を律した善人ばかりでないところ。 ある者は過去単なる乱暴者であったり、別のある者は恵まれた境遇の金持ち、 またある者は自分のために殺人を犯した過去があったりと英雄とは程遠い者もいる。 これらをとりまとめ、どのようにして巨大な国家組織と戦っていくのか続きが気になる。 1巻ではまだ仲間も少なく拠るべき場所もない。 曙光(しょこう)・・・前途に見え始めた明るいきざし まさしくサブタイトル通りの第一巻。今後の展開に期待。 | ||||
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いつかはこの時が来るとは思っていたが、北方謙三版の水滸伝は私にとって避けては通れない男の物語である。 むかし、吉川英治や横山光輝の漫画で読んでいたが、終わりまでよんだ記憶がない。 今度は最後まで読み上げてみせるぞ。 | ||||
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水滸伝といえば、定番であり、いまでは古典ともいえる、吉川英治版で慣れ親しんだ方が多いのは、三国志と同じかもしれません。しかしながら、もともと水滸伝は、明代に羅貫中がまとめてから、600年間の間に数えきれないバージョンが作られてきた伝奇歴史小説。正史がもとである三国志よりも、新たな作品として入りやすいのではないでしょうか。多彩な梁山泊の登場人物たちに独自のエピソードと深い心情描写で奥行きを与え、魅力的な敵役を育て上げ、単純な勧善懲悪には終わらない葛藤と、息をのむ戦いを描く。北方謙三氏の真骨頂ではないかと思います。全19巻の大作です。個人的には、前半の宋江や魯智深の旅中での多くの人との出会いや、宋と梁山泊の情報機関同士の暗闘など、オリジナルエピソードが、むしろ楽しかったです。途中からは、続編である「揚令伝」を読みたくもなり、どんどん読み進みました。最後の10ページは、いい意味で期待通り。他の方のレビューでは、戦闘シーンのリアリティなどは好みが分かれるようですが、通読して、損はないと思います。 | ||||
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最高です。生き方が変わります。じっくりじっくり人生を考えましょう。 | ||||
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物語は宋の時代です。 普通の水滸伝とは大きくストーリーが異なるのですが、私は北方氏の水滸伝の方が好きです。 なぜなら、登場人物それぞれの視点で物語が書かれてるからです。 本家ではあまり活躍しなかった人物は、本書では死にざままでかっこいいこともあります。 ただ、北方氏の時代小説に言えることですが、途中から同じパターンの繰り返しで読むのが辛くなりました。(特に戦闘シーン) | ||||
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吉川英治氏の三国志・水滸伝を愛読していましたので 今まで手を出さずにいました。 某ビジネス雑誌に筆者の楊家将・血涙が紹介されており 試しに楊家将を読み始めたところ、北方ワールドにはまってしまいました。 その後、水滸伝は飛ばしていきなり楊令伝に進んだのですが…。 ついに本編に手を出してしまいました。 それぞれが抱えた思い、戦闘シーンのスピード感 は筆者ならではのリアリィティがあるように 思います。 全19巻なのでkindle版があることは大変助かります。 岳飛伝も早くkinndle化お願いします。 | ||||
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戦いの場を求める者、役人に恨みのある者、働く場所を求める者。 替天行道の旗の元に集まった人々には、様々な背景があります。 全ての人間が、志を持っているわけではない。 けれど、一人ひとり辿っていくと、宋江と晁蓋という二人の人物に辿り着きます。 全ては、政治の腐敗を憂えた宋江が、世直しの檄文を記した事から始まります。 村の保正(名主)でありながら義賊のような事を行っていた晁蓋がそこに加わり、世直しの志は各地へ拡がっていきます。 少しずつ同志が集まり、梁山泊という組織が出来上がっていく過程には、老若男女問わず心が躍らされるのではないでしょうか。 槍の達人、弓の名手という武術に優れた軍人だけでなく 公文書偽装の為に、他人の文字を真似るのが上手い者や印鑑職人がいたり ただ人を治療するのが生きがいの変わり者の医者がいたり・・・・・ 登場人物の一人ひとりがこの物語の中に息づき、色を添えています。 志や夢を追い求めた男達の生き様に、胸が熱くなること間違いなしです。 | ||||
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印象的な冒頭の一行。 これは、北方謙三氏の挑戦宣言なのです。すなわち、原典や凡百の翻案を凌駕して屹立するような水滸伝を現代の読者に提供しようという。この頭は魯智深のもの。原典に登場する花和尚(入れ墨坊主)という陽気な乱暴者と違って、実は密命を帯びたオルガナイザー。このあたりから読者は北方流の構成力の冴えに感嘆せざるを得ません。 孤高の教育者である王進も、伏線っぽくデビュー。水滸伝、楊令伝、岳飛伝という大水滸伝構想の中で特異な役を果たす運命の星のもとに生まれています。何が偉いのか全く説得力にかけていた宋江は、共産党宣言にあたる「替天行道」という小冊子を書き、頭が悪いはずの盧俊義は、密かに資金調達のための闇ルートをコントロール。充分な経済的ロジスティックスはできています。 面白いのは公孫勝で、原典のような妖術使いの道士ではなく、きわめてリアルに心身を極限までトレーニングして、暗闘/諜報/調略の道を切り開きます。いっぽう梁山泊戦士の中でもっとも人気の高い男も公孫勝とウマが合わないという人物配置で登場。 ビジョン、オルグ、兵站、戦略・戦術、闘争力、闇の活動、通信といった重要分野を担う中核メンバーがパズルを組み合わせるようにつながってゆく様子は痛快。最後のページはまさしく曙光であり、この時点ですでにカタルシスをおぼえるという趣向になっています。 | ||||
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いや〜、長かった。且つ途中からそれほど引き込まれない。 通勤時間を使って読んでいましたが、4ヶ月かかってなんとか終えました。 (しかも途中、必殺速読(単なる飛ばし読み)炸裂で。) 途中、10巻あたりからとにかく苦痛。でも読み始めたので最後までは行きたい、という葛藤。 最初の3、4巻くらいと19巻(最終巻)読めば、話しも分かるし良いかと思いました。 真ん中は、少し戦っては作戦会議、戦力1000だの2000だのぐだぐだ話して、 また戦って作戦会議、ってな感じで、ちょっとだらだら感あり。 こういうのが好きな人は面白いのでしょうが、私はいらないのでは?と思いました。 もっとぎゅっとコンパクトにできそう。 元々、大人になってからというもの実用書やビジネス書ばかりで、小説でも読みたい、とは言え 貴重な時間を割くわけですから、それなりの書物がいいなと以下のような欲張った基準を何とな く自分の中で設けて本を探していました。 '@教科書に載るような歴史的に有名な物語 'A人生に対する示唆が得られるような深い内容 'B娯楽としてめちゃくちゃ面白い ということで、吉川英治氏の三国志を読んだら、まあまあ面白かったので、「では次は水滸伝か な」と短絡的に思ったわけです。初めは、北方氏水滸伝を読むのを躊躇していました。オ リジナルとかなりかけ離れていることは既に分かっていたので、'@はないなということで。 しかし、余りにも多くの方が絶賛しているので、'Aか'Bを期待して20巻セットで購入、読み始め たわけです。 文体としては、吉川英治氏のそれよりは会話も多く、司馬遼太郎氏のように時代説明的な解説が入ってストーリーの腰を折らないし、名前には適宜忘れたころにカナがふられ、出来事も誰かの回想として振り返りがあるなど、読者を迷わせず、すらすら読める工夫がされており、確かに読みやすいです。ただ、あれだけ長いと、さすがに戦いの描写などもワンパターンさが浮き彫りになり、途中飽きてきます。 内容はと言えば、私はあまり面白いと思えませんでした。 期待が相当高かった分、余計かも知れませんが、まあ、学生運動で盛り上がった方々か、 若く感受性豊かな方々には大変面白いかも知れませんが、 私のように40代サラリーマン、日々の現実的な悩み多し、みたいな人には浅すぎるのではないでしょうか。 故に、'B娯楽として楽しめるか?という点になるわけですが、長すぎて途中飽きる。 後、どうせ創作の物語なのであれば、もっと面白い本はたくさんあると思います。例えば、スラムダンク、ワンピースとか読んでいたほうが面白い。 登場人物も性格が概ね一緒、勿論、なんとか色々な性格の違いを出そうとする筆者の努力は分かりますが、皆、大体まじめで「志」があって「いつでも死ねる!」みたいな人ばかり。 不真面目な人にどのように「志」を持たせるか、みたいなテーマがあればよかったと思いが、既に皆「志」を持っているか、なくても、「仲間がいる!」みたいな。 エロティックな描写も時折混ぜ込み、大衆心理をよく掴んでいるなーと関心しつつも、これだけ長い物語である必要もなく、且つ、内容もテーマも浅く、それ程引き込まれなかったです。 正直「水滸伝」という歴史的小説の名前を使って、このような書き方をして良いのか?と若干の怒りさえ覚えます。 とは言え、全くつまらなかったともいえないので、星2つ。 勿論、「楊令伝」「岳飛伝」も読まないと思います。 | ||||
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読後思うこと。男に生まれて良かったと思った。 戦のシーンでは、状況イメージが上手くできない箇所もあり 残念なところもったが、好漢たちの人間模様や心理描写は心 の琴線に触れまくる。 男なら読んじゃいなよって、薦められる本だ。 | ||||
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タイトルの通りです。 水滸伝の物語を知らない人は決して後書きを見てはいけません、 随所にネタばれがあります、ある巻のあとがきには物語の結末が書かれています。 | ||||
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某ゲームをやる前の前知識として、水滸伝をとりあえず読んでみました。 が……予想以上に凄く面白い!! 地の文が大目なのに、何故か状況がスルスルっと頭の中に入ってきます。 登場人物たちが様々な難関にぶち当たり、それを乗り越えて行く……その過程もとても丁寧に描かれています。 「志」を語る人々の目(この場合、台詞?)の熱いこと熱いこと!「燃える」とはこの事か!? 最初に登場人物一覧を見ると、主要人物の余りの多さに眩暈がすると思います。 が、そこで挫けないで欲しい。 1人1人のキャラクターが個性豊に描かれ、彼らの思う「志」を語ってくれるので、読み進めるうちに自然と登場人物を覚えています。 この先の展開が楽しみ!早速二巻を購入せねば←ゲーム代が消えそうだwww | ||||
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「水滸伝」の骨格や設定を借りて新たに肉付けした、まったく別の「水滸伝」。 古くから、兪万春:蕩寇志(結水滸伝)、馬琴:傾城水滸伝 などの亜流本の多いことを 鑑みれば、現代的な改編本が書かれることは大いに歓迎したいです。 人物の思考や言動などは現代人に近く、支那独特の文化や生活習慣を感じさせる 場面もほとんどないので、リアリティや異国浪漫を求めてはダメです。 ただでさえ強い梁山泊の漢達。1人で100人からの敵を倒すのは当たり前。 "死域"とよばれる、生死を越えた状態で更に超人的な力を発揮したりと、娯楽要素満載。 しかし"本家"の妖術描写は隠密戦闘に設定を換えてあったり、妙な処でリアル志向。 とはいえ、ラノベとは次元を異にする硬派で骨太な構成と、圧倒的な筆力が最大の魅力。 無茶な描写は多々あれど、細かいことはどうでもよいくらい無類におもしろいです。 | ||||
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腐敗政治と戦う、中国の漢たちの革命物語です。 有名な物語ですが、水滸伝は一人一人の個別の物語で、 時系列もよくわからず、ひとつの物語としてまとまってはいなかったのですが、 北方さんが全部ばらばらに分解し、時系列など調べ、再構築した最高傑作です。 小説に出てくる漢も漢ですが、気の遠くなる、前人未踏の仕事(革命)をした北方さんも漢でしょう。 世の中には読むに耐えない、三流本が星の数ほどありますが、これは本物です。 読まないと後悔しますよ。 自分も戦場にたった気になり、体感できます。 活字きらいの私は、これで小説が好きになりました。 でも本物しか読みたくありません。 日本の革命児よ! 漢の生き様、心の有り様を学べ! そして君も漢になれ! | ||||
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「頭ひとつ出ていた。」 これから始まる壮大なストーリーを期待させるのに十分な書き出しで始まります。 登場人物が多く、最初は名前を覚えるのが大変でしたが、 読んでいるうちに引き込まれました。 登場人物が痛快に強く、それでいて人間味をうまく表現しています。 これで19巻も続くのかと心配になるくらいの濃度の濃い内容が詰まっています。 他の人のレビューを読むと9、10巻あたりで挫折される方もいるみたいなので、 その辺りが峠なんでしょうかね。 私は今4巻の途中ですが、面白いです。 | ||||
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