月の影 影の海 十二国記

評判

月の影 影の海 十二国記の評価:

4.57/5点 レビュー 221件。 B ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.57pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全664件 281〜300 15/34ページ
No.384
(3pt)

新潮文庫で再刊行!!

内容は他のレビューにお任せして…

講談社ホワイトハート版も持っているのですが、書き下ろしの表紙&挿絵という事で新潮文庫版を購入しました。
期待のイラストは・・・あれ?迫力が無い・・・
画家は山田彰博さんでホワイトハート版と同じなんですが線が細く、遠目の構図になっているので人物や妖魔が小さく表情が分かりづらくなってしまっています。動きもあまり無い。表紙は綺麗で満足なだけに残念。
残念ですが華胥の夢から、だいぶ間が空いたので山田彰博さんの作風も変わっちゃったんですね・・・

新潮文庫は表紙がビニール加工されていない為、ボロボロになりやすいのが難点なのでビニールのブックカバーをかけた方が良いかな。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.383
(3pt)

新潮文庫で再刊行!!

内容は他のレビューにお任せして…

講談社ホワイトハート版も持っているのですが、書き下ろしの表紙&挿絵という事で新潮文庫版を購入しました。
期待のイラストは・・・あれ?迫力が無い・・・
画家は山田彰博さんでホワイトハート版と同じなんですが線が細く、遠目の構図になっているので人物や妖魔が小さく表情が分かりづらくなってしまっています。動きもあまり無い。表紙は綺麗で満足なだけに残念。
残念ですが華胥の夢から、だいぶ間が空いたので山田彰博さんの作風も変わっちゃったんですね・・・

新潮文庫は表紙がビニール加工されていない為、ボロボロになりやすいのが難点なのでビニールのブックカバーをかけた方が良いかな。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.382
(3pt)

新潮文庫で再刊行!!

内容は他のレビューにお任せして…

講談社ホワイトハート版も持っているのですが、書き下ろしの表紙&挿絵という事で新潮文庫版を購入しました。
期待のイラストは・・・あれ?迫力が無い・・・
画家は山田彰博さんでホワイトハート版と同じなんですが線が細く、遠目の構図になっているので人物や妖魔が小さく表情が分かりづらくなってしまっています。動きもあまり無い。表紙は綺麗で満足なだけに残念。
残念ですが華胥の夢から、だいぶ間が空いたので山田彰博さんの作風も変わっちゃったんですね・・・

新潮文庫は表紙がビニール加工されていない為、ボロボロになりやすいのが難点なのでビニールのブックカバーをかけた方が良いかな。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.381
(3pt)

主人公が右往左往する気持ちが分かる巻

十二国記、月の影 影の海(下)です。

この巻は、主人公・陽子が壁落人という海客に出会
ったり、楽俊という半獣に助け導かれるなどして、
こちらの世界について本格的に知り始める巻です。
その中で、陽子が自分が生まれ育った向こうの世界
で命を狙われた理由、旅の中で陽子を苦しめてきた
蒼猿の正体も判明していきます。同時に読者の心の
もやもやも朝霧のように晴れていきます。

読みどころ3つ挙げますと、

(1)景麒「ずいぶんとお変わりになった」
(2)景麒「本当にお変わりになった」
(3)陽子「――許す」

最後に、この巻は、陽子が今後残るか残らないか
を決めかねた状態で、景麒を救出に出向いて終わ
りを迎えるので迷いが生じます。この巻を区切り
の巻とみるか繋ぎの巻とみるか、判断を誤れば、
次の巻の味わいに雑味が生じてしまうので。
月の影 影の海(下) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) (講談社文庫)より
4062647745
No.380
(3pt)

主人公が右往左往する気持ちが分かる巻

十二国記、月の影 影の海(下)です。

この巻は、主人公・陽子が壁落人という海客に出会
ったり、楽俊という半獣に助け導かれるなどして、
こちらの世界について本格的に知り始める巻です。
その中で、陽子が自分が生まれ育った向こうの世界
で命を狙われた理由、旅の中で陽子を苦しめてきた
蒼猿の正体も判明していきます。同時に読者の心の
もやもやも朝霧のように晴れていきます。

読みどころ3つ挙げますと、

(1)景麒「ずいぶんとお変わりになった」
(2)景麒「本当にお変わりになった」
(3)陽子「――許す」

最後に、この巻は、陽子が今後残るか残らないか
を決めかねた状態で、景麒を救出に出向いて終わ
りを迎えるので迷いが生じます。この巻を区切り
の巻とみるか繋ぎの巻とみるか、判断を誤れば、
次の巻の味わいに雑味が生じてしまうので。
月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈下〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550725
No.379
(3pt)

主人公が右往左往する気持ちが分かる巻

十二国記、月の影 影の海(下)です。

この巻は、主人公・陽子が壁落人という海客に出会
ったり、楽俊という半獣に助け導かれるなどして、
こちらの世界について本格的に知り始める巻です。
その中で、陽子が自分が生まれ育った向こうの世界
で命を狙われた理由、旅の中で陽子を苦しめてきた
蒼猿の正体も判明していきます。同時に読者の心の
もやもやも朝霧のように晴れていきます。

読みどころ3つ挙げますと、

(1)景麒「ずいぶんとお変わりになった」
(2)景麒「本当にお変わりになった」
(3)陽子「――許す」

最後に、この巻は、陽子が今後残るか残らないか
を決めかねた状態で、景麒を救出に出向いて終わ
りを迎えるので迷いが生じます。この巻を区切り
の巻とみるか繋ぎの巻とみるか、判断を誤れば、
次の巻の味わいに雑味が生じてしまうので。
月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(下) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240531
No.378
(3pt)

人間を知る一助になるファンタジー本

十二国記、第一巻 月の影 影の海(上)です。

この巻は、最近、見ている本人以外には理解されないで
あろう悪夢にうなされるようになった赤髪の少女が異世
界に連れ去られ、連れていかれた先で打って変わって、
捨てられたかのように放っておかれる。少女はその世界
で、出会う人出会う人にだまされだまされ、結果、人間
不信になるが、物語の中で鍛えあげた剣の腕と絶対に元
の世界に帰るという強い意思の力で自分の前に現れる困
難を蹴散らして行く。主人公にとってものすごく不条理
な巻です。そのため、主人公と同じぐらい、読者も何が
起きているのか、何のためにこんな困難と対さなくては
ならないのかと思い悩む巻です。

読みどころ3つ挙げますと、

(1)男「充分お待ち申し上げた。これ以上の余裕はない」
(2)男「私としてもこんな主人は願い下げ」
(3)鞘を失う。

読んでいて、心が晴れやかになる部分がものすごく少ない
ため、陰鬱な気分で終始読まなくてはならない巻です。で
すが、人間というものを理解するのに格好のテキストにな
る本であり、著者の文才が作品に絶妙な照りを与えている
ので何と言っていいのか・・・魔性の魅力のある巻といった
ところです。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.377
(3pt)

人間を知る一助になるファンタジー本

十二国記、第一巻 月の影 影の海(上)です。

この巻は、最近、見ている本人以外には理解されないで
あろう悪夢にうなされるようになった赤髪の少女が異世
界に連れ去られ、連れていかれた先で打って変わって、
捨てられたかのように放っておかれる。少女はその世界
で、出会う人出会う人にだまされだまされ、結果、人間
不信になるが、物語の中で鍛えあげた剣の腕と絶対に元
の世界に帰るという強い意思の力で自分の前に現れる困
難を蹴散らして行く。主人公にとってものすごく不条理
な巻です。そのため、主人公と同じぐらい、読者も何が
起きているのか、何のためにこんな困難と対さなくては
ならないのかと思い悩む巻です。

読みどころ3つ挙げますと、

(1)男「充分お待ち申し上げた。これ以上の余裕はない」
(2)男「私としてもこんな主人は願い下げ」
(3)鞘を失う。

読んでいて、心が晴れやかになる部分がものすごく少ない
ため、陰鬱な気分で終始読まなくてはならない巻です。で
すが、人間というものを理解するのに格好のテキストにな
る本であり、著者の文才が作品に絶妙な照りを与えている
ので何と言っていいのか・・・魔性の魅力のある巻といった
ところです。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.376
(3pt)

人間を知る一助になるファンタジー本

十二国記、第一巻 月の影 影の海(上)です。

この巻は、最近、見ている本人以外には理解されないで
あろう悪夢にうなされるようになった赤髪の少女が異世
界に連れ去られ、連れていかれた先で打って変わって、
捨てられたかのように放っておかれる。少女はその世界
で、出会う人出会う人にだまされだまされ、結果、人間
不信になるが、物語の中で鍛えあげた剣の腕と絶対に元
の世界に帰るという強い意思の力で自分の前に現れる困
難を蹴散らして行く。主人公にとってものすごく不条理
な巻です。そのため、主人公と同じぐらい、読者も何が
起きているのか、何のためにこんな困難と対さなくては
ならないのかと思い悩む巻です。

読みどころ3つ挙げますと、

(1)男「充分お待ち申し上げた。これ以上の余裕はない」
(2)男「私としてもこんな主人は願い下げ」
(3)鞘を失う。

読んでいて、心が晴れやかになる部分がものすごく少ない
ため、陰鬱な気分で終始読まなくてはならない巻です。で
すが、人間というものを理解するのに格好のテキストにな
る本であり、著者の文才が作品に絶妙な照りを与えている
ので何と言っていいのか・・・魔性の魅力のある巻といった
ところです。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.375
(5pt)

2日で全シリーズを読破した作品

ハマったら最後です。

続きを読みたくて仕方がなくなるはずです。

先生、早く続きを・・・。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.374
(5pt)

2日で全シリーズを読破した作品

ハマったら最後です。

続きを読みたくて仕方がなくなるはずです。

先生、早く続きを・・・。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.373
(5pt)

2日で全シリーズを読破した作品

ハマったら最後です。

続きを読みたくて仕方がなくなるはずです。

先生、早く続きを・・・。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.372
(5pt)

すばらしい作品です

大切な人に進められて全巻大人買いしました。

まず、こちらの「月の影、影の海」から…本当にすばらしいのひとことです。
主人公陽子の物語が心や五感に突き刺すように訴えてきます。
葛藤と生きる術、つらくとも諦めない精神など…。

惜しまれるのは学生の頃この本と出合いたかったなと思いました。
進めてくれた大切な人に感謝しつつ、ずっと手元に置いておきたい1冊です。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.371
(5pt)

すばらしい作品です

大切な人に進められて全巻大人買いしました。

まず、こちらの「月の影、影の海」から…本当にすばらしいのひとことです。
主人公陽子の物語が心や五感に突き刺すように訴えてきます。
葛藤と生きる術、つらくとも諦めない精神など…。

惜しまれるのは学生の頃この本と出合いたかったなと思いました。
進めてくれた大切な人に感謝しつつ、ずっと手元に置いておきたい1冊です。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.370
(5pt)

すばらしい作品です

大切な人に進められて全巻大人買いしました。

まず、こちらの「月の影、影の海」から…本当にすばらしいのひとことです。
主人公陽子の物語が心や五感に突き刺すように訴えてきます。
葛藤と生きる術、つらくとも諦めない精神など…。

惜しまれるのは学生の頃この本と出合いたかったなと思いました。
進めてくれた大切な人に感謝しつつ、ずっと手元に置いておきたい1冊です。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.369
(4pt)

「漢字」の世界のファンタジー

NHKのアニメでその名は知りつつも、これまで読んだことのなかった「十二国記」。
タイトルからはどれが第1作か分からないシリーズですが、本作品がシリーズ本編として最初に発表されたもの、ということで読んでみました。

著者が「あとがき」で、ファンタジーをあまり読んだことがない、と書いているのと同様、私もファンタジー小説はあまり読んだことがありません。
記憶にあるものとしては、「後宮小説」(酒見賢一著)と、「グインサーガ」シリーズ(栗本薫著)の最初の10冊、くらいでしょうか。

と言うわけで、多くの作品と比較しての感想は述べることはできませんが、この作品の大きな特徴は日本と同じ「漢字」国である、中国を思わせる幻の国を舞台としていることです。
「後宮小説」もそうですが、「漢字」で表記できる中国を小説の舞台とするのは、ある意味で「日本的」なファンタジーになっていると言えましょう。

物語の途中で、人名や物の名前が、登場する際には、「ケイキ」「タイホ」「ランカ」など、カタカナで表記されます。
「景気?」「逮捕?」「欄干?」と何のことか、と思わせますが、物語が展開していく中で、どんな「漢字」が当て嵌まるのか、主人公に知らされます。
すると、それがこの物語の世界観に見事に合致していているのです。
さらにそれが、主人公に待ち受ける運命にも繋がっていて、妙に納得させられてしまうのでした。

物語の展開は、中嶋陽子という普通の女子高生が、異世界に迷い込んでしまい、苦難を乗り越えていく、というもので、当初ティーンエイジャー向けに書かれたという経緯からすると、感情移入しやすい設定なのだろうとは思いますが、もっと上の世代にも十分通用する小説となっていると思います。

久々にイラスト入りの小説を読みましたが、「楽駿」については、イラスト入りで正解ですね(この意味、読んだ方にだけ分かっていただければ…)。
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.368
(4pt)

「漢字」の世界のファンタジー

NHKのアニメでその名は知りつつも、これまで読んだことのなかった「十二国記」。
タイトルからはどれが第1作か分からないシリーズですが、本作品がシリーズ本編として最初に発表されたもの、ということで読んでみました。

著者が「あとがき」で、ファンタジーをあまり読んだことがない、と書いているのと同様、私もファンタジー小説はあまり読んだことがありません。
記憶にあるものとしては、「後宮小説」(酒見賢一著)と、「グインサーガ」シリーズ(栗本薫著)の最初の10冊、くらいでしょうか。

と言うわけで、多くの作品と比較しての感想は述べることはできませんが、この作品の大きな特徴は日本と同じ「漢字」国である、中国を思わせる幻の国を舞台としていることです。
「後宮小説」もそうですが、「漢字」で表記できる中国を小説の舞台とするのは、ある意味で「日本的」なファンタジーになっていると言えましょう。

物語の途中で、人名や物の名前が、登場する際には、「ケイキ」「タイホ」「ランカ」など、カタカナで表記されます。
「景気?」「逮捕?」「欄干?」と何のことか、と思わせますが、物語が展開していく中で、どんな「漢字」が当て嵌まるのか、主人公に知らされます。
すると、それがこの物語の世界観に見事に合致していているのです。
さらにそれが、主人公に待ち受ける運命にも繋がっていて、妙に納得させられてしまうのでした。

物語の展開は、中嶋陽子という普通の女子高生が、異世界に迷い込んでしまい、苦難を乗り越えていく、というもので、当初ティーンエイジャー向けに書かれたという経緯からすると、感情移入しやすい設定なのだろうとは思いますが、もっと上の世代にも十分通用する小説となっていると思います。

久々にイラスト入りの小説を読みましたが、「楽駿」については、イラスト入りで正解ですね(この意味、読んだ方にだけ分かっていただければ…)。
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523
No.367
(4pt)

「漢字」の世界のファンタジー

NHKのアニメでその名は知りつつも、これまで読んだことのなかった「十二国記」。
タイトルからはどれが第1作か分からないシリーズですが、本作品がシリーズ本編として最初に発表されたもの、ということで読んでみました。

著者が「あとがき」で、ファンタジーをあまり読んだことがない、と書いているのと同様、私もファンタジー小説はあまり読んだことがありません。
記憶にあるものとしては、「後宮小説」(酒見賢一著)と、「グインサーガ」シリーズ(栗本薫著)の最初の10冊、くらいでしょうか。

と言うわけで、多くの作品と比較しての感想は述べることはできませんが、この作品の大きな特徴は日本と同じ「漢字」国である、中国を思わせる幻の国を舞台としていることです。
「後宮小説」もそうですが、「漢字」で表記できる中国を小説の舞台とするのは、ある意味で「日本的」なファンタジーになっていると言えましょう。

物語の途中で、人名や物の名前が、登場する際には、「ケイキ」「タイホ」「ランカ」など、カタカナで表記されます。
「景気?」「逮捕?」「欄干?」と何のことか、と思わせますが、物語が展開していく中で、どんな「漢字」が当て嵌まるのか、主人公に知らされます。
すると、それがこの物語の世界観に見事に合致していているのです。
さらにそれが、主人公に待ち受ける運命にも繋がっていて、妙に納得させられてしまうのでした。

物語の展開は、中嶋陽子という普通の女子高生が、異世界に迷い込んでしまい、苦難を乗り越えていく、というもので、当初ティーンエイジャー向けに書かれたという経緯からすると、感情移入しやすい設定なのだろうとは思いますが、もっと上の世代にも十分通用する小説となっていると思います。

久々にイラスト入りの小説を読みましたが、「楽駿」については、イラスト入りで正解ですね(この意味、読んだ方にだけ分かっていただければ…)。
月の影 影の海(上) (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) (講談社文庫)より
4062647737
No.366
(5pt)

壮大なファンタジー【十二国記】

序章 月の影 影の海<上>

「誰からも嫌われたくない」
場当たりで優等生な日常を送ってきた[主人公・陽子]が
[ケイキ]と出会い、異世界で平穏とは縁遠い日々を強いられる。

胸が苦しくなるのは自分の考えに「甘え」があるからなのだろうか?
上巻の内容は重い。が、一旦惹き込まれたら抜け出せない。

<上巻>を読み終わる頃には<下巻>が読みたくなり、
<下巻>を読み終えた時、<全シリーズ>が読みたいと思った。

発刊されて何十年も経つのにまだ完結してないようですが、
未だに続巻を待ち続ける人の声が多い人気のシリーズ。

とてもお勧めです
月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海〈上〉 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)より
4062550717
No.365
(5pt)

壮大なファンタジー【十二国記】

序章 月の影 影の海<上>

「誰からも嫌われたくない」
場当たりで優等生な日常を送ってきた[主人公・陽子]が
[ケイキ]と出会い、異世界で平穏とは縁遠い日々を強いられる。

胸が苦しくなるのは自分の考えに「甘え」があるからなのだろうか?
上巻の内容は重い。が、一旦惹き込まれたら抜け出せない。

<上巻>を読み終わる頃には<下巻>が読みたくなり、
<下巻>を読み終えた時、<全シリーズ>が読みたいと思った。

発刊されて何十年も経つのにまだ完結してないようですが、
未だに続巻を待ち続ける人の声が多い人気のシリーズ。

とてもお勧めです
月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫) Amazon書評・レビュー: 月の影 影の海(上) 十二国記 (新潮文庫)より
4101240523